根管再治療後の歯茎の腫れ・膿。治療が失敗だったのか? (米国)
相談者:
ののさん (34歳:女性)
投稿日時:2011-09-18 13:07:37
参考:過去のご相談
*専門医にて根管再治療後の歯茎の腫れ・痛みについて (アメリカ)
昨日、根管再治療後に歯茎の腫れと痛みについて相談させていただいたものです。
治療はアメリカにて、神経治療専門医のところで先週火曜日に行いました。(#30)
金曜夜から歯茎の腫れと痛みで眠れなかったのですが、今朝(土曜朝)には少し痛みが和らいできました。
ただし腫れは残ったままで、顔も腫れています。
土日にかかっていることもあり、取り急ぎ担当医と連絡を取り、症状を説明したところ、抗生物質を処方され、今朝から飲んでいます。
又、自分の指で押して膿を出すようにも指示されました。
痛みが伴うのでなかなか膿を押し出すことはできなかったのですが先ほど(土曜夕方)に漸く押すとでてきました。
夜のブラッシングの時にも押すとまだ出てきました。
腫れはあるものの、歯茎の強い痛みはだいぶ落ち着いてきています。
以前の書き込みなどを見ると、自分で押して出すのはあまり良くないと書いてあったのですが、担当医の指示なのでやりました。
膿は白い穴から出る…とよくネットなどで見ましたが、私の場合は、穴は見当たらず、歯と歯茎の境目から出てきました。
そこでお聞きしたいのですが、このように根管再治療後に歯茎がはれ膿がでるのは、根管再治療が失敗したということなのでしょうか?
因みに今も残る痛みは、歯の根の方に感じる痛みではなく、歯茎がはれている痛みに感じ、治療前に感じた痛みとは違う痛みに変わっています。
どうぞ、よろしくお願いします!
*専門医にて根管再治療後の歯茎の腫れ・痛みについて (アメリカ)
昨日、根管再治療後に歯茎の腫れと痛みについて相談させていただいたものです。
治療はアメリカにて、神経治療専門医のところで先週火曜日に行いました。(#30)
金曜夜から歯茎の腫れと痛みで眠れなかったのですが、今朝(土曜朝)には少し痛みが和らいできました。
ただし腫れは残ったままで、顔も腫れています。
土日にかかっていることもあり、取り急ぎ担当医と連絡を取り、症状を説明したところ、抗生物質を処方され、今朝から飲んでいます。
又、自分の指で押して膿を出すようにも指示されました。
痛みが伴うのでなかなか膿を押し出すことはできなかったのですが先ほど(土曜夕方)に漸く押すとでてきました。
夜のブラッシングの時にも押すとまだ出てきました。
腫れはあるものの、歯茎の強い痛みはだいぶ落ち着いてきています。
以前の書き込みなどを見ると、自分で押して出すのはあまり良くないと書いてあったのですが、担当医の指示なのでやりました。
膿は白い穴から出る…とよくネットなどで見ましたが、私の場合は、穴は見当たらず、歯と歯茎の境目から出てきました。
そこでお聞きしたいのですが、このように根管再治療後に歯茎がはれ膿がでるのは、根管再治療が失敗したということなのでしょうか?
因みに今も残る痛みは、歯の根の方に感じる痛みではなく、歯茎がはれている痛みに感じ、治療前に感じた痛みとは違う痛みに変わっています。
どうぞ、よろしくお願いします!
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-09-18 13:26:12
>そこでお聞きしたいのですが、このように根管再治療後に歯茎がはれ膿がでるのは、根管再治療が失敗したということなのでしょうか?
根管治療が終了していたのなら失敗したという事になります、治療の途中なら治療中にはその様な事が起こることも有ります。
ただ医療は100%の成功を保証できるものではありません。
根管治療が終了していたのなら失敗したという事になります、治療の途中なら治療中にはその様な事が起こることも有ります。
ただ医療は100%の成功を保証できるものではありません。
相談者からの返信
相談者:
ののさん
返信日時:2011-09-18 13:42:30
回答2
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-09-18 13:51:03
相談者からの返信
相談者:
ののさん
返信日時:2011-09-18 15:07:20
細見先生、回答ありがとうございます。
根管再治療が失敗だったことは本当に残念です。
担当医に再度週明けに見てもらい、今後の治療方法について相談してみます。
その前に又少し教えていただきたく。
最悪なケースを考え、抜歯となった場合、その後の治療方法としては、何がありますでしょうか?
ブリッジ
インプラント
義歯
この3つの他に何か方法はありますでしょうか?
お金と時間があればインプラントを選択したいのですが、
・近いうちの妊娠を希望している
・現在アメリカに住んでいるか1年後には日本に帰国しているかもしれない(はっきりとした時期は未定。早まるかもしれない)
という2つの理由から、インプラントでは日本帰国してからのメンテナンスのこともあると不安がありますし、治療期間も半年はかかると予想していますので、もし帰国がインプラントの治療途中になってしまったら…と考えるとどうなのかな、と思っています。
宜しくお願い致します!
根管再治療が失敗だったことは本当に残念です。
担当医に再度週明けに見てもらい、今後の治療方法について相談してみます。
その前に又少し教えていただきたく。
最悪なケースを考え、抜歯となった場合、その後の治療方法としては、何がありますでしょうか?
ブリッジ
インプラント
義歯
この3つの他に何か方法はありますでしょうか?
お金と時間があればインプラントを選択したいのですが、
・近いうちの妊娠を希望している
・現在アメリカに住んでいるか1年後には日本に帰国しているかもしれない(はっきりとした時期は未定。早まるかもしれない)
という2つの理由から、インプラントでは日本帰国してからのメンテナンスのこともあると不安がありますし、治療期間も半年はかかると予想していますので、もし帰国がインプラントの治療途中になってしまったら…と考えるとどうなのかな、と思っています。
宜しくお願い致します!
回答3
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-09-18 15:14:06
相談者からの返信
相談者:
ののさん
返信日時:2011-09-18 15:37:02
回答4
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-09-18 16:08:04
>インプラントには将来的にするということで、仮に義歯という事は選択可能なのでしょうか?
可能です。
>抜歯後すぐに、インプラントの処置をしないと成功率も下がるのでしょうか?
ほとんど変らないと思います。
可能です。
>抜歯後すぐに、インプラントの処置をしないと成功率も下がるのでしょうか?
ほとんど変らないと思います。
回答5
湯浅です。
回答日時:2011-09-18 17:23:40
すいません。
厳密な定義が決まっているのではないのですが、気になりましたので。
根管治療を終了したが、症状がある→根管治療の失敗
と言い切れません。
たとえば、癌の手術で、病巣をすべて取りきって、手術は成功しましたと言われたとします。
しかし、短期間で再発することもあります。
これは、手術の失敗ではありません。
診断・治療方針が間違っていたということでもありません。
よって、「失敗」という表現が、今回も合うかどうかはわかりません。
それこそ、まっすぐな単根で、マイクロでほとんど覗くことができ、膿みもなく、中が綺麗で、しっかりと根管充填ができても、症状がでてしまうことがあります。
これは、根管治療という処置は成功だが、残念ながら、病気が治らなかったとも言えます。
何度も書きますが、この表現の厳密な定義がないので、異論のある方もみえると思いますが、「根管再治療が失敗」という表現は、一概に断定できるものではないということをご理解ください。
厳密な定義が決まっているのではないのですが、気になりましたので。
根管治療を終了したが、症状がある→根管治療の失敗
と言い切れません。
たとえば、癌の手術で、病巣をすべて取りきって、手術は成功しましたと言われたとします。
しかし、短期間で再発することもあります。
これは、手術の失敗ではありません。
診断・治療方針が間違っていたということでもありません。
よって、「失敗」という表現が、今回も合うかどうかはわかりません。
それこそ、まっすぐな単根で、マイクロでほとんど覗くことができ、膿みもなく、中が綺麗で、しっかりと根管充填ができても、症状がでてしまうことがあります。
これは、根管治療という処置は成功だが、残念ながら、病気が治らなかったとも言えます。
何度も書きますが、この表現の厳密な定義がないので、異論のある方もみえると思いますが、「根管再治療が失敗」という表現は、一概に断定できるものではないということをご理解ください。
回答6
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-09-18 18:32:41
こんにちは。
同じ海外からです。
>神経専門医は、次はいつもの歯科医のところで予約をとりクラウンをつけてもらうように!と治療後に言っていたので、根管治療は終了していたんだと思います。(治療は1回で終わりでした)
>根管再治療が失敗だったことは本当に残念です。
次にクラウンを着けられるご予定は何時ごろでしょうか?
また、
現在は仮クラウンのようなもので歯を保護、又は噛み合わせを低くされて歯を保護していますでしょうか。
個人的には、術後の経過観察で、「治癒時間」という要素が作用して、はじめて根管治療の成果を論じなければならないと考えておりますので、今の段階で失敗かどうかを論ずるのはまだ少し早いのではと感じています。
次の補綴治療までにある程度の時間があれば、それまでに症状の改善等含めて、しばらく観察されてみては如何でしょうか。
本来であれば、最終的な補綴治療の前にリコールしていただき、根管治療後の再評価をするのが理想的であると言えます。
>抜歯後すぐに、インプラントの処置をしないと成功率も下がるのでしょうか?
仮に、骨などの周囲組織にも感染が波及され、根尖病巣があるような場合は、抜歯した後に即時インプラントを回避することが一般的には多いです。
感染源を取り除き、周囲組織の再生回復を待ってからインプラントを行う事が殆どです。
参考になれれば幸いです。
同じ海外からです。
>神経専門医は、次はいつもの歯科医のところで予約をとりクラウンをつけてもらうように!と治療後に言っていたので、根管治療は終了していたんだと思います。(治療は1回で終わりでした)
>根管再治療が失敗だったことは本当に残念です。
次にクラウンを着けられるご予定は何時ごろでしょうか?
また、
現在は仮クラウンのようなもので歯を保護、又は噛み合わせを低くされて歯を保護していますでしょうか。
個人的には、術後の経過観察で、「治癒時間」という要素が作用して、はじめて根管治療の成果を論じなければならないと考えておりますので、今の段階で失敗かどうかを論ずるのはまだ少し早いのではと感じています。
次の補綴治療までにある程度の時間があれば、それまでに症状の改善等含めて、しばらく観察されてみては如何でしょうか。
本来であれば、最終的な補綴治療の前にリコールしていただき、根管治療後の再評価をするのが理想的であると言えます。
>抜歯後すぐに、インプラントの処置をしないと成功率も下がるのでしょうか?
仮に、骨などの周囲組織にも感染が波及され、根尖病巣があるような場合は、抜歯した後に即時インプラントを回避することが一般的には多いです。
感染源を取り除き、周囲組織の再生回復を待ってからインプラントを行う事が殆どです。
参考になれれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
ののさん
返信日時:2011-09-19 13:43:59
細見先生
回答ありがとうございました。
インプラント治療を将来的に、その前に義歯、というステップでも問題なさそうなので良かったです。
湯浅先生
回答ありがとうございました。
治らなかったら=失敗と表現してしまいました。
担当の先生もきっとしっかり処置をしてくれたのだと思います。
病気が治らなかった、という風な捉え方をしようと思います。
王先生
回答ありがとうございます。
次にクラウンをつける時期ですが、なるべく早くにと思っていました。
が、只今まだ歯茎の腫れもありますし、膿がでている状態なので、もう一度神経専門医の先生に診てもらい、相談し、クラウンの時期を考えようと思っています。
神経治療は以前のクラウンを取り外さず中央に穴をあけて行ったようです。
今はその穴に白い仮のかぶせモノを詰めている状態です。
ただ、やっぱり結局、根管治療をしても今回は病気が治らなかったということで、又、今回のように急に痛みだしたりすることがいつ起こるかわからない状態ということですよね?
もしそうなら、このままクラウンをつけても、遅かれ早かれ同じ症状が出てくるのならば、クラウンは付けずに違う方法を考えた方がいいのかな?と素人ながらに思ってしまうのですが…。
>個人的には、術後の経過観察で、「治癒時間」という要素が作用して、はじめて根管治療の成果を論じなければならないと考えておりますので、今の段階で失敗かどうかを論ずるのはまだ少し早いのではと感じています。
今回、根管治療後に歯茎の腫れ・痛み→膿がでてきたわけですが、治癒時間が作用した場合には、きれいに菌が取り除かれた、ということもできるのでしょうか?
膿=病気が治らなかった(失敗?)とならないということでしょうか?
>本来であれば、最終的な補綴治療の前にリコールしていただき、根管治療後の再評価をするのが理想的であると言えます。
神経治療専門医の先生は、治療は完了と言っていました。
その後、歯茎の腫れと痛みの症状が出ました。
最終的な補綴治療とはもう一度根管治療をやり直すということでしょうか?
それともこの歯茎が膿んでいる状態で様子を見て、其れが改善されれば、今回の根管治療の結果がよかったのかだめだったのかがわかる、ということでしょうか?
私の理解力が余りないために、くどい質問になってしまい申し訳ありません。
今後、高いクラウン代をかけて、この歯にクラウンをつける必要があるのか、もしくはそれをあきらめ、違った治療を考えた方がいいのか、のヒントを頂ければ幸いです。
宜しくお願いします!
回答ありがとうございました。
インプラント治療を将来的に、その前に義歯、というステップでも問題なさそうなので良かったです。
湯浅先生
回答ありがとうございました。
治らなかったら=失敗と表現してしまいました。
担当の先生もきっとしっかり処置をしてくれたのだと思います。
病気が治らなかった、という風な捉え方をしようと思います。
王先生
回答ありがとうございます。
次にクラウンをつける時期ですが、なるべく早くにと思っていました。
が、只今まだ歯茎の腫れもありますし、膿がでている状態なので、もう一度神経専門医の先生に診てもらい、相談し、クラウンの時期を考えようと思っています。
神経治療は以前のクラウンを取り外さず中央に穴をあけて行ったようです。
今はその穴に白い仮のかぶせモノを詰めている状態です。
ただ、やっぱり結局、根管治療をしても今回は病気が治らなかったということで、又、今回のように急に痛みだしたりすることがいつ起こるかわからない状態ということですよね?
もしそうなら、このままクラウンをつけても、遅かれ早かれ同じ症状が出てくるのならば、クラウンは付けずに違う方法を考えた方がいいのかな?と素人ながらに思ってしまうのですが…。
>個人的には、術後の経過観察で、「治癒時間」という要素が作用して、はじめて根管治療の成果を論じなければならないと考えておりますので、今の段階で失敗かどうかを論ずるのはまだ少し早いのではと感じています。
今回、根管治療後に歯茎の腫れ・痛み→膿がでてきたわけですが、治癒時間が作用した場合には、きれいに菌が取り除かれた、ということもできるのでしょうか?
膿=病気が治らなかった(失敗?)とならないということでしょうか?
>本来であれば、最終的な補綴治療の前にリコールしていただき、根管治療後の再評価をするのが理想的であると言えます。
神経治療専門医の先生は、治療は完了と言っていました。
その後、歯茎の腫れと痛みの症状が出ました。
最終的な補綴治療とはもう一度根管治療をやり直すということでしょうか?
それともこの歯茎が膿んでいる状態で様子を見て、其れが改善されれば、今回の根管治療の結果がよかったのかだめだったのかがわかる、ということでしょうか?
私の理解力が余りないために、くどい質問になってしまい申し訳ありません。
今後、高いクラウン代をかけて、この歯にクラウンをつける必要があるのか、もしくはそれをあきらめ、違った治療を考えた方がいいのか、のヒントを頂ければ幸いです。
宜しくお願いします!
回答7
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-09-20 04:33:52
こんばんは。
私のほうこそ説明不足で失礼致しました。
>次にクラウンをつける時期ですが、なるべく早くにと思っていました。
確かに、根管治療を終えた歯(クラウンで修復しないといけないほど歯質が残っていない歯や、噛み合わせの力が強く掛かる位置にある歯)は出来るだけお早めに最終補綴物であるクラウンで保護されたほうがいいと言えますし、辺縁漏洩といいまして、仮蓋の部分からの再汚染を極力下げるためにも早期的に被せたほうが良いという考えもあります。
但し、これは根管自身の問題が解決し、炎症がある程度消褪しているという条件付きです。
>が、只今まだ歯茎の腫れもありますし、膿がでている状態なので、もう一度神経専門医の先生に診てもらい、相談し、クラウンの時期を考えようと思っています。
その様になさって下さい。
私も、それが一番宜しいかと思います。
>神経治療は以前のクラウンを取り外さず中央に穴をあけて行ったようです。
>今はその穴に白い仮のかぶせモノを詰めている状態です。
仮の被せものには色々な種類があります。
ここでの白い仮のかぶせものが何なのかは分かりませんが、長期的に経過観察する場合であれば、二重、三重と、違う耐久性の高い材料で仮蓋されたほうが理想的だと言えます。
>今回、根管治療後に歯茎の腫れ・痛み→膿がでてきたわけですが、治癒時間が作用した場合には、きれいに菌が取り除かれた、ということもできるのでしょうか?
>膿=病気が治らなかった(失敗?)とならないということでしょうか?
今回の排膿の原因が何から起因し、また、今まで治療に至った患歯の状態と、現在の根管治療後の状態の情報が少ないのでコメントし辛いです。
一回のみの治療だということですが、一回で処置を終わらせる事が多いアメリカに於いても、感染根管の場合では、もう少し治療回数を増やされている先生が多いのですが。
>最終的な補綴治療とはもう一度根管治療をやり直すということでしょうか?
いいえ、最終的な被せ物(クラウン等)を製作する治療の事を指しております。
>それともこの歯茎が膿んでいる状態で様子を見て、其れが改善されれば、今回の根管治療の結果がよかったのかだめだったのかがわかる、ということでしょうか?
ある程度の評価は下せられるかと思いますが、それが全てではありません。
根管治療の予後診査は臨床診査、レントゲン診査を行い、総合的に下すものです。
触診で根尖部に圧痛があるかどうか、打診痛があるかどうか、咬合痛があるかどうか、レントゲン上で透過像(根尖病巣など)が縮小してきているかどうか・・・・を検査して再評価します。
>今後、高いクラウン代をかけて、この歯にクラウンをつける必要があるのか、もしくはそれをあきらめ、違った治療を考えた方がいいのか。
先ずは、症状が消褪するまでは高いクラウンは避け、可能であれば仮クラウン(プラスチック製)で経過を観察なさるのが宜しいかと思います。
では、お大事になされてください。
私のほうこそ説明不足で失礼致しました。
>次にクラウンをつける時期ですが、なるべく早くにと思っていました。
確かに、根管治療を終えた歯(クラウンで修復しないといけないほど歯質が残っていない歯や、噛み合わせの力が強く掛かる位置にある歯)は出来るだけお早めに最終補綴物であるクラウンで保護されたほうがいいと言えますし、辺縁漏洩といいまして、仮蓋の部分からの再汚染を極力下げるためにも早期的に被せたほうが良いという考えもあります。
但し、これは根管自身の問題が解決し、炎症がある程度消褪しているという条件付きです。
>が、只今まだ歯茎の腫れもありますし、膿がでている状態なので、もう一度神経専門医の先生に診てもらい、相談し、クラウンの時期を考えようと思っています。
その様になさって下さい。
私も、それが一番宜しいかと思います。
>神経治療は以前のクラウンを取り外さず中央に穴をあけて行ったようです。
>今はその穴に白い仮のかぶせモノを詰めている状態です。
仮の被せものには色々な種類があります。
ここでの白い仮のかぶせものが何なのかは分かりませんが、長期的に経過観察する場合であれば、二重、三重と、違う耐久性の高い材料で仮蓋されたほうが理想的だと言えます。
>今回、根管治療後に歯茎の腫れ・痛み→膿がでてきたわけですが、治癒時間が作用した場合には、きれいに菌が取り除かれた、ということもできるのでしょうか?
>膿=病気が治らなかった(失敗?)とならないということでしょうか?
今回の排膿の原因が何から起因し、また、今まで治療に至った患歯の状態と、現在の根管治療後の状態の情報が少ないのでコメントし辛いです。
一回のみの治療だということですが、一回で処置を終わらせる事が多いアメリカに於いても、感染根管の場合では、もう少し治療回数を増やされている先生が多いのですが。
>最終的な補綴治療とはもう一度根管治療をやり直すということでしょうか?
いいえ、最終的な被せ物(クラウン等)を製作する治療の事を指しております。
>それともこの歯茎が膿んでいる状態で様子を見て、其れが改善されれば、今回の根管治療の結果がよかったのかだめだったのかがわかる、ということでしょうか?
ある程度の評価は下せられるかと思いますが、それが全てではありません。
根管治療の予後診査は臨床診査、レントゲン診査を行い、総合的に下すものです。
触診で根尖部に圧痛があるかどうか、打診痛があるかどうか、咬合痛があるかどうか、レントゲン上で透過像(根尖病巣など)が縮小してきているかどうか・・・・を検査して再評価します。
>今後、高いクラウン代をかけて、この歯にクラウンをつける必要があるのか、もしくはそれをあきらめ、違った治療を考えた方がいいのか。
先ずは、症状が消褪するまでは高いクラウンは避け、可能であれば仮クラウン(プラスチック製)で経過を観察なさるのが宜しいかと思います。
では、お大事になされてください。
回答8
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-09-20 08:38:27
ご相談ありがとうございます。
先生方の回答通り、今すぐに最終的な補綴をする段階ではなさそうです。
また、根管治療の結果に問題が出ても、それがすぐに失敗すぐ抜歯と決まったわけではありません。
根の治療の専門家であれば処置に抜かりはないと思いますが、結果が思わしくないことは不思議ではありませんし、再治療の見込みもないわけではありません。
そして、その次の処置として外科的に治療する方法も一般的には残されています。
ただ根にヒビなどが入り始めていると残すことは困難です。
CTスキャンなどで確認する方法もあります。
痛みが治まってきたようですが、ごくまれにそのまま治るのかもしれません。
ご担当の先生と相談しながら経過を見てもいいかもしれません。
感染がなくなれば多少の痛みくらいは我慢をして、出産帰国等々の兼ね合いで、本格的な治療が始められるまでその歯を使うという選択もあります。
その場合は治療で開けたクラウンの穴だけをふさぐ簡単で安い治療で十分です。
もちろん手で押して膿を出すことはとても危険ですからしない方が良いでしょう。
その指示をうけたことは少々疑問です。
これからの生活のことを含めてよくご相談してみてはいかがでしょうか。
先生方の回答通り、今すぐに最終的な補綴をする段階ではなさそうです。
また、根管治療の結果に問題が出ても、それがすぐに失敗すぐ抜歯と決まったわけではありません。
根の治療の専門家であれば処置に抜かりはないと思いますが、結果が思わしくないことは不思議ではありませんし、再治療の見込みもないわけではありません。
そして、その次の処置として外科的に治療する方法も一般的には残されています。
ただ根にヒビなどが入り始めていると残すことは困難です。
CTスキャンなどで確認する方法もあります。
痛みが治まってきたようですが、ごくまれにそのまま治るのかもしれません。
ご担当の先生と相談しながら経過を見てもいいかもしれません。
感染がなくなれば多少の痛みくらいは我慢をして、出産帰国等々の兼ね合いで、本格的な治療が始められるまでその歯を使うという選択もあります。
その場合は治療で開けたクラウンの穴だけをふさぐ簡単で安い治療で十分です。
もちろん手で押して膿を出すことはとても危険ですからしない方が良いでしょう。
その指示をうけたことは少々疑問です。
これからの生活のことを含めてよくご相談してみてはいかがでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
ののさん
返信日時:2011-09-21 14:24:11
王先生
さがら先生
ご回答本当にありがとうございました。
詳しく説明してくださり深謝です。
再診行ってまいりましたが、事前にご回答いただいていたおかげで、ちゃんとこちらの意思も伝えることができ、又、質問もちゃんとして、納得することができました。
1回の根の治療で(しかも1時間程度)なんだか短時間過ぎる、膿を手で押すなんて?!と少し不安なことも残りますが、クラウンをつけるかどうか、1か月様子を見ることになりました。
今後の治療に関しても、納得するまで相談しながら行っていきたいと思います。
又、只今痛みはほぼなくなってきています。
噛むことでの痛みもなくなり、歯茎の奥の方で感じて痛みも亡くなりました。腫れていた顔を触ると歯茎が痛かったのですが、今日でそれもなくなりました。
今後自分の状態にもよく注意していきたいと思います。
どうもありがとうございました!
又、ご相談させていただくことがあるかと思いますが、その時はどうぞ宜しくお願い致します。
さがら先生
ご回答本当にありがとうございました。
詳しく説明してくださり深謝です。
再診行ってまいりましたが、事前にご回答いただいていたおかげで、ちゃんとこちらの意思も伝えることができ、又、質問もちゃんとして、納得することができました。
1回の根の治療で(しかも1時間程度)なんだか短時間過ぎる、膿を手で押すなんて?!と少し不安なことも残りますが、クラウンをつけるかどうか、1か月様子を見ることになりました。
今後の治療に関しても、納得するまで相談しながら行っていきたいと思います。
又、只今痛みはほぼなくなってきています。
噛むことでの痛みもなくなり、歯茎の奥の方で感じて痛みも亡くなりました。腫れていた顔を触ると歯茎が痛かったのですが、今日でそれもなくなりました。
今後自分の状態にもよく注意していきたいと思います。
どうもありがとうございました!
又、ご相談させていただくことがあるかと思いますが、その時はどうぞ宜しくお願い致します。
タイトル | 根管再治療後の歯茎の腫れ・膿。治療が失敗だったのか? (米国) |
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質問者 | ののさん |
地域 | 海外 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
根管治療後の痛み 根管治療に関するトラブル 歯科治療後の歯茎の痛み アメリカ(米国) 痛みがある状態での治療終了 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。