右上2番の歯根のう胞が再発。治療方法の選択について

相談者: こーせいさん (31歳:男性)
投稿日時:2011-09-26 19:14:59
こんにちは。
今回相談させていただく内容は、前歯差し歯)の歯根のう胞についてです。


2007年に右上2番(差し歯)歯根のう胞の治療をしました。
今回、同じ場所で再発がありました。
前回は痛みがありましたが、今回はとくに痛みはありません。


現在行っている歯科医が言うには、前回、別の歯科医が行った治療は神経をとっており、しっかりと治療されているとのこと。

現状として膿が見えており、膿の範囲も広く、あまり良くない状態だと言われました。
従来の根を取るやりかたでは、膿の範囲が大きくと不可能といわれました。



治療方法として

@差し歯と右上2番の両方を抜き、膿を取り除いたあと、抜いた歯を戻す
 (メリット、痛みがない)
 (デメリット、差し歯が傷つき、右上2番も折れる場合がある)
↑歯科医おススメ


A歯茎を切り、膿を取り除く方法
 (デメリット、痛みを伴う)


どちらかを選択する、というものでした。



私としては、差し歯が傷つき、右上2番が折れた場合抜歯の可能性もあるということで@のやり方では行いたくないと思っています。
ただ、Aですと痛みがひどいといわれ悩んでいます。


そこで質問ですが、上記の2つの治療法以外にも方法はあるのでしょうか?

また、@、Aしかない場合は、どちらを選択したほうが良いのか、双方のメリット、デメリットをより正確に交えて教えていただけないでしょうか?

宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-09-26 19:23:18
@は意図的抜歯再植術でAは歯根端切除術でしょうか。


前回の治療がもし歯根端切除術なら今回同じことをしても効果は薄いように思います。

ということでAを主治医は提案したのではないでしょうか?


@も全く痛みが伴わないとは言えませんよ

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-09-26 20:36:33
僕も細見先生が書かれているように

「@は意図的抜歯再植術でAは歯根端切除術

と想像して書かせていただきます。



>右上2番も折れる場合がある

これって、痛いの何のと言うよりもめちゃめちゃリスク高いですよね?
(折れたら使い物になりませんから…)


であれば、Aを選ばれた方がよろしいような気がします。


ただ、厳しい言い方ですが、同じ先生がやってもダメなような気がします。

当サイトで何度も書かせていただいておりますが、僕も以前は「嚢胞摘出(歯根端切除術)」は口腔外科の範疇だと思っておりました。
ただ、最近は単に「摘出すればいい」ではなく「根管治療の延長で考えなければいけない」と思うようになり、今では「歯内療法の範疇(外科的歯内療法)」と考えるようになりました。


なので、できればAを選択する場合、根管治療の得意な先生にマイクロスコープを使って処置をされる事をお勧めいたします。



ただし、必然的に「転院」もしくは「紹介」という形になってしまうので、現在の担当の先生にお任せすると言う事であれば、担当の先生の提案された@を受けられる事をお勧めいたします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こーせいさん
返信日時:2011-09-26 20:51:25
細身先生

早速の返信をありがとうございます。
前回の治療が歯根端切除術かどうかは分かりません。。

前回の治療がもし歯根端切除術であれば、今回同じ治療をしても効果が薄いとのこと、分かりました。


@でも痛みが伴うことがあるのですね。

もう少し考えてみます。
ありがとうございました!
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こーせいさん
返信日時:2011-09-26 21:01:57
タイヨウ先生

返信ありがとうございます。

そうですね、やはり@で「歯が折れてしまう可能性」というのは非常に怖いですよね。
そこが一番考えなければならないポイントだと改めて認識しました。


転院も考えていますので、マイクロスコープを使って治療しているところを探してみようと思います。
明日、歯科大学の付属病院に行ってみようと思います!


ありがとうございました。



タイトル 右上2番の歯根のう胞が再発。治療方法の選択について
質問者 こーせいさん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
歯根端切除術
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
意図的再植
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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