歯根端切除術の穴はふさがないのでしょうか?
相談者:
治してもらいたい・・・さん (32歳:女性)
投稿日時:2011-09-27 15:28:08
前歯の治療で悩んでいます。
10年ほど前、前歯を10本セラミックにしました。
(治療も含め、審美歯科で全部くっついている感じです。)
2年程前に、違和感を感じ近所の歯医者(口腔外科もあり)で見ていただいて治療していただきました。
たぶん根幹治療だと思います。
半年ほどたって、また違和感を感じたので、また見て頂いたところ、同じ歯と隣の歯の根に膿があるので手術したほうがいいと説明を受けました。
このサイトで勉強した感じでは、歯根端切除のような説明をしてくださったのですが、
術後の穴はそのままで、消毒を繰り返し三ヶ月程すれば穴も自然治癒すると伺いました。
塞いでしまうより、再発する確率が低くなる、ということでした。
歯根端切除とはそういうものが一般的なのでしょうか?
穴を開けたままで、大丈夫なのでしょうか?
本来なら、歯を削って中から治療する所だけれど、
@セラミックの歯なのでもったいないということと
Aはずして治療しても歯が崩壊して抜歯の可能性があるから
という理由から、手術を勧められています。
説明も親切にしてくださったのですが、手術に踏み切れずにいます。
前歯は、痛みなどまったくありませんが、冷たいもの(アイスなど)でパキッと音がし、このままで大丈夫なのかも不安原因です。
歯根端手術をしてしまったら、今後また前歯に問題があった時は、はずして新たに付けなおすという選択肢はなくなりますか?
無理を承知で、はずしての治療をお願いしたほうがいいのか、悩んでいます。
少しでも自分の歯を残す可能性として、アドバイスご意見などお聞かせいただければと思います。
専門用語等、勉強不足で曖昧な説明で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
10年ほど前、前歯を10本セラミックにしました。
(治療も含め、審美歯科で全部くっついている感じです。)
2年程前に、違和感を感じ近所の歯医者(口腔外科もあり)で見ていただいて治療していただきました。
たぶん根幹治療だと思います。
半年ほどたって、また違和感を感じたので、また見て頂いたところ、同じ歯と隣の歯の根に膿があるので手術したほうがいいと説明を受けました。
このサイトで勉強した感じでは、歯根端切除のような説明をしてくださったのですが、
術後の穴はそのままで、消毒を繰り返し三ヶ月程すれば穴も自然治癒すると伺いました。
塞いでしまうより、再発する確率が低くなる、ということでした。
歯根端切除とはそういうものが一般的なのでしょうか?
穴を開けたままで、大丈夫なのでしょうか?
本来なら、歯を削って中から治療する所だけれど、
@セラミックの歯なのでもったいないということと
Aはずして治療しても歯が崩壊して抜歯の可能性があるから
という理由から、手術を勧められています。
説明も親切にしてくださったのですが、手術に踏み切れずにいます。
前歯は、痛みなどまったくありませんが、冷たいもの(アイスなど)でパキッと音がし、このままで大丈夫なのかも不安原因です。
歯根端手術をしてしまったら、今後また前歯に問題があった時は、はずして新たに付けなおすという選択肢はなくなりますか?
無理を承知で、はずしての治療をお願いしたほうがいいのか、悩んでいます。
少しでも自分の歯を残す可能性として、アドバイスご意見などお聞かせいただければと思います。
専門用語等、勉強不足で曖昧な説明で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-09-27 16:24:02
>歯根端切除とはそういうものが一般的なのでしょうか?
>穴を開けたままで、大丈夫なのでしょうか?
開窓療法と言う方法ですね。
僕はやったことはありませんが、教科書的には「アリ」の方法ですね。
>塞いでしまうより、再発する確率が低くなる、ということでした。
んんん…。
外科的な発想と言うか…。^_^;
再発するかどうかは塞ぐか塞がないかではなく、原因となる感染物質をしっかり除去できたかどうかにかかっていると思うのですが…。
それと、どうなんでしょう?
術後の傷の具合とか…。
担当の先生に、術後の症例写真とか見せていただいてはいかがでしょうか?
(僕はやった事が無いので開窓療法の術後を知らないんですよね…)
>穴を開けたままで、大丈夫なのでしょうか?
開窓療法と言う方法ですね。
僕はやったことはありませんが、教科書的には「アリ」の方法ですね。
>塞いでしまうより、再発する確率が低くなる、ということでした。
んんん…。
外科的な発想と言うか…。^_^;
再発するかどうかは塞ぐか塞がないかではなく、原因となる感染物質をしっかり除去できたかどうかにかかっていると思うのですが…。
それと、どうなんでしょう?
術後の傷の具合とか…。
担当の先生に、術後の症例写真とか見せていただいてはいかがでしょうか?
(僕はやった事が無いので開窓療法の術後を知らないんですよね…)
回答2
回答日時:2011-09-27 19:18:21
こんばんは。
自分なら他をあたります。
タイヨウ先生が書かれた通り、「外科的発想」(と書くと外科の先生に怒られると思いますが・・もちろん皆さんが、という訳ではないです)で、根管治療を専門でしている先生は同じ様にはまず考えません。
のう胞除去の発想なのでしょうが、これは(文面を見る限りでは)感染根管による根尖病変っぽいですから、それなら根管の中を清潔にすることが原因除去になります。
(のう胞と言う推測なのかも知れませんね)
自分だったら、セラミックを外さずにピンポイントで最小限の穴を開けて出来ないかをまず考える様な気がします。
難しい方法ですが、マイクロスコープやCTがあると"比較的"安全に行えます。
もしくはセラミックの精度に問題があれば除去も考えるかも知れませんが、いきなり歯根端切除を選択するのは本当に稀ですね。
セラミックも、かなり危険な設計の様ですし・・
それでももしも外科から行う場合、歯根端切除+逆根管充填はセットで、粘膜は閉じます。
参考⇒(歯科相談室)歯根端切除術
いきなり難しい選択を迫られている様に感じるかも知れませんね。
少し端折って書きましたので、また分かりにくい点があれば書いて下さい。
お大事にどうぞ。
自分なら他をあたります。
タイヨウ先生が書かれた通り、「外科的発想」(と書くと外科の先生に怒られると思いますが・・もちろん皆さんが、という訳ではないです)で、根管治療を専門でしている先生は同じ様にはまず考えません。
のう胞除去の発想なのでしょうが、これは(文面を見る限りでは)感染根管による根尖病変っぽいですから、それなら根管の中を清潔にすることが原因除去になります。
(のう胞と言う推測なのかも知れませんね)
自分だったら、セラミックを外さずにピンポイントで最小限の穴を開けて出来ないかをまず考える様な気がします。
難しい方法ですが、マイクロスコープやCTがあると"比較的"安全に行えます。
もしくはセラミックの精度に問題があれば除去も考えるかも知れませんが、いきなり歯根端切除を選択するのは本当に稀ですね。
セラミックも、かなり危険な設計の様ですし・・
それでももしも外科から行う場合、歯根端切除+逆根管充填はセットで、粘膜は閉じます。
参考⇒(歯科相談室)歯根端切除術
いきなり難しい選択を迫られている様に感じるかも知れませんね。
少し端折って書きましたので、また分かりにくい点があれば書いて下さい。
お大事にどうぞ。
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-09-27 19:58:28
その「穴はそのまま」というのが、開窓療法なのか、歯根端切除後に逆根充しない事なのかが分かりません。
その先生なりに多くの成功を経験されてきた術式かもしれません。
既に回答された内容(たぶん一般的な意見)を踏まえて、相談なさってください。
その先生なりに多くの成功を経験されてきた術式かもしれません。
既に回答された内容(たぶん一般的な意見)を踏まえて、相談なさってください。
回答4
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-09-28 03:42:33
治してもらいたい・・・ さまこんばんわ。
根尖病変があって歯根端切除を勧められたようですね、その際の術式の説明のように思います。
実際に診察したわけではないので推測にはなりますが、個人的には先ず根管治療を試みると思います、その上で治りが良くない時に外科的な処置を考えると思います。
いきなり歯根端切除はしないほうがいいと考えています、出来るだけ過剰な介入はしないほうがいいのではないでしょうか、参考にななれば幸いです、お大事になさいませ。
歯根嚢胞 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=89
根尖病変があって歯根端切除を勧められたようですね、その際の術式の説明のように思います。
実際に診察したわけではないので推測にはなりますが、個人的には先ず根管治療を試みると思います、その上で治りが良くない時に外科的な処置を考えると思います。
いきなり歯根端切除はしないほうがいいと考えています、出来るだけ過剰な介入はしないほうがいいのではないでしょうか、参考にななれば幸いです、お大事になさいませ。
歯根嚢胞 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=89
相談者からの返信
相談者:
治してもらいたい・・・さん
返信日時:2011-09-29 22:28:36
たくさんの貴重なご意見ありがとうございました。
「開窓療法」という方法なのですね。
教科書的には「アリ」という事で、微妙なニュアンスが伝わりました!
一般的には、やるだけやってみてから手術の選択で、いきなり手術の選択は考えた方がいいのですね。勉強になりました。
歯医者さん嫌いで、やっとの思いで通えた歯医者さんでしたので、なるべく今の歯医者さんで治療したいと考えてましたが、
渡辺先生の「自分なら他をあたる」の言葉で勇気をもらいました。
他の歯医者さんで根管治療をしていただけるか、診察していただこうと思います。
あきらめないで、自分の歯を少しでも長く持たせられるように今からでもがんばってみます。
このサイトに出会えて、本当によかったです。
回答くださった先生方に感謝いたします。
ありがとうございました。
「開窓療法」という方法なのですね。
教科書的には「アリ」という事で、微妙なニュアンスが伝わりました!
一般的には、やるだけやってみてから手術の選択で、いきなり手術の選択は考えた方がいいのですね。勉強になりました。
歯医者さん嫌いで、やっとの思いで通えた歯医者さんでしたので、なるべく今の歯医者さんで治療したいと考えてましたが、
渡辺先生の「自分なら他をあたる」の言葉で勇気をもらいました。
他の歯医者さんで根管治療をしていただけるか、診察していただこうと思います。
あきらめないで、自分の歯を少しでも長く持たせられるように今からでもがんばってみます。
このサイトに出会えて、本当によかったです。
回答くださった先生方に感謝いたします。
ありがとうございました。
タイトル | 歯根端切除術の穴はふさがないのでしょうか? |
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質問者 | 治してもらいたい・・・さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 歯根端切除術 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。