6歳、受け口の矯正開始時期と歯科医院選び

相談者: ゆうとママさん (31歳:女性)
投稿日時:2011-10-26 15:53:44
6歳の娘の受け口について質問させてください。

まだ歯は1本も抜けてません。
完全に下の歯が出ているわけではありませんが、気持ち少し出てるかなといった感じです。
上下の歯が同じ位置くらいでかみ合ってます。


私も小学生の時に受け口の矯正をしています。
身内に受け口だった人がいると早期治療をしたほうがいいとききました。

まだ1本も抜けてない状態から矯正したほうがいいのでしょうか?
それとも、上下の歯が数本抜けてからのほうがいいですか?



それから、床矯正を行ってるところでは、調整料や、作り直しも込みで30〜40万のところが多いですが、たまに1装置6万くらいで、調整料はその都度・・というところを見かけます。

それはご自身で判断をと言われてしまうかもしれませんが、どのくらい作り変えが必要で、通院もどのくらいの頻度でするのかわからないので、どちらのほうが患者にとっていいのか分かりません。

同じような技術であったらどちらのほうがいいでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-10-26 17:29:51
まだ現段階では判断が難しいかもしれませんね。

ただ、遺伝的に可能性が高いとすれば、経験豊かな先生の判断で早めに上顎拡大するのも一案だと思います(個人的意見)。
もし前歯咬み合わせが浅いケースだとしたら、少し気をつけるべき面はありそうです。


6万円の装置は幾つ位必要となりそうか、予めお尋ねになってください。
装置の種類は様々で全く予想出来ません。

矯正専門医の方が良いと思います。

回答 回答2
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2011-10-26 17:39:12
とりあえずまず矯正歯科にてご相談ください。


すぐ開始するのかしばらく待つのかは、その相談された先生のご意見を参考にしてください。

矯正がいいのかどうかは、どんな症状、上下顎がどんな骨格的関係にあるかなどを診断した上で、治療目標を決め、それに見合った装置を使うという順序で考えるべきだと思います。



藤森先生がお書きのように遺伝的な問題があるようですから、長期的展望に立った上でお考え頂いたほうがいいかもしれません。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-10-26 20:51:57
ゆうとママさまこんばんわ。

お母さんが反対咬合で小学生の時に矯正治療の経験があってお嬢さんも軽い反対咬合な訳ですね。


現在乳歯列ということですがいつからどのような方法で治療するのがいいかについては、文面からだけではなんともいえないところです。

現在軽い反対咬合でお母さんも子どものころ反対咬合の矯正治療をなさって現在きれいに治っているとしたら、それほど骨格性のひどい反対咬合でないかもしれません。


もしそのように判断できるなら個人的には乳歯列の間にチンキャップをお勧めいたします、ただし子どもさんが受け入れてくれて少なくとも就寝時には装着していただく必要があります。

もし一日中装着する事が出来るようならおそらく3〜4ヶ月もすれば治ってしまうように思います。


いずれにしろ正確な診断の上矯正装置の選択が必要だと思います、参考になれば幸いです。



お母さんが反対咬合で成人の矯正治療をして子どもさんも骨格性の反対咬合でチンキャップで治している症例 
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=116

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-10-26 23:10:36
お子さんの治療は色々な方法がかんがえられますが、方法よりもお子様の良くなる姿を具体的に示してくれる矯正の先生を探されることが大切です。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-10-27 01:27:27
矯正歯科で、精密検査・診断を受けられることをお勧めします。


反対咬合」といっても、

@ 歯の位置(歯槽性)の問題なのか、
A 土台である顎骨(骨格性)の問題なのか

で必要となる矯正治療内容は、全く異なります。


つまり、ご質問の「床タイプの装置」がお子さんにとって適切な治療であるのかも、精密検査を受けなければわかりません。


下顎骨のバランスに問題がなく、上顎前歯が内側に萌出してしまったような「歯槽性反対咬合」では、簡単な装置(たとえば、床タイプの装置など)で短期間に治療が終わることもあります。

しかし、骨格性下顎前突症に起因した反対咬合の場合には、経年的に上下顎骨のバランスは崩れていく傾向にあり、長期的な視点で治療計画を考える必要があります。


一般的に、上顎骨の前方成長は、12歳〜14歳ぐらいでほぼ終了するのに対して、下顎骨の成長は、男性で18歳〜22歳、女性で16歳〜18歳ぐらいまで継続します。

こどもの矯正治療(1期治療)」で反対咬合が一時的に改善したとしても、顎骨成長がほぼ終了してから開始する「仕上げの矯正治療(2期治療)」が開始される時点では、反対咬合が再発していることも珍しくありません。


また 下顎前突症では、「下顎骨成長量を正確に予測する」ことや、「こどもの矯正治療(1期治療)で下顎骨成長を抑制する」ことが困難であるため、将来的な顎骨成長が過大であった場合には、顎矯正手術が必要となる場合もあります。

顎矯正手術を避けるために、闇雲に通常矯正治療を続けてしまうと、治療期間が10年〜20年以上かかって、なお、良好な治療結果を得られないというような悲劇が起きてしまうことも珍しくありません。



個人的には、1期治療は「半年〜1年間」、2期治療は「1年〜2年以内」に終了し、経過観察期間を長くすることが理想的と思っています。
   
「時間効率」と、「予知性(治療の確実さ)」に配慮した長期的な治療計画を呈示するような矯正歯科をおすすめします。



 

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-10-27 09:48:46
堀内先生の意見に同意です。
受け口の場合、成長終了まで視野に入れた治療計画が必要になります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆうとママさん
返信日時:2011-10-27 14:37:38
皆様詳しい説明ありがとうございました。
 
一度レントゲンを撮ってもらい、骨格に問題があるものなのか調べたいと思います。


その上で、早期の治療が必要か否か決めたいと思います。



タイトル 6歳、受け口の矯正開始時期と歯科医院選び
質問者 ゆうとママさん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
小児矯正(子供の矯正)
子供の歯列矯正
下顎前突(受け口)
回答者




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