妊娠希望。アマルガムと14Kとポーセレン、どれが一番よい選択肢?

相談者: あっちゃん2011さん (38歳:女性)
投稿日時:2011-11-21 12:32:21
参考:過去のご相談
前歯の虫歯、着色が気になるのでレジン以外の治療方法はないですか?



いつもこちらでの勉強させていただいております。

今、奥歯虫歯の治療中(左上7)です。
その歯は、元から金属の詰め物がされていて、一部分詰め物が取れていて、虫歯もありそうだから…と金属を除去し、やり直しとなりました。

今度型をとり、その次に詰め物をすることになると思います。

保険診療内で…ということになれば、アマルガムになりますよね。


実は今妊娠を希望しているのですが、こちらのサイトで先生方のご意見を読ませていただき、「アマルガムの妊娠への影響は心配しなくてよい。」と私なりに理解しました。

でも、やはり多少不安が残ってしまい…もし心配のない詰め物があるなら(自費でも)、そちらをお願いしようかなと思っています。

そこでお聞きしたいのですが、

14Kインレー
ポーセレンインレー

ではどちらの方が、今後妊娠した時でも、安心して過ごすことができますでしょうか?
強度などの他の観点からも、アドバイスいただけたら大変うれしいです。

14Kというと金にパラジウムを混ぜたものになり、金属ということではアマルガムと一緒になるので、どっちもどっちなのかな…と思う部分もあります。(無知で申し訳ありません。)

アマルガム、14Kインレー、ポーセレンインレーでしたら、私の場合どれが一番よい選択肢でしょうか?

お忙しいとこと大変申し訳ありませんが、どうぞ宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-11-21 12:59:57
保険診療内で…ということになれば、アマルガムになりますよね。

形状などにもよりますが、金銀パラジウム合金、レジン充填も選択肢になり得ます。


>アマルガム、14Kインレーポーセレンインレーでしたら、私の場合どれが一番よい選択肢でしょうか?

この3種類の中でということでしょうか。

それぞれのメリット、デメリットを、費用も含めご担当の先生からよくご説明いただき、ご自身でお決めになるのがよいのではと思います。
他にも選択肢があるかもしれません。

妊娠云々は、あまり関係ないものと思われます。

回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-11-21 13:00:16
保険診療内で…ということになれば、アマルガムになりますよね。

パラインレーや欠損の形によっては、レジンでも対応できるかもしれません。


14Kインレーに限定する必要はないと思います、高カラット金合金も選択肢に入れてはどうでしょうか。

ポーセレンインレーだけではなく、白い材料ならハイブリットインレーも有ります。

個人的には、高カラット金合金のインレーが一番好みです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あっちゃん2011さん
返信日時:2011-11-21 13:24:24
小林先生、細見先生
ご回答、ありがとうございます。

保険診療でも、パラインレー(金銀パラジウム合金)など、アマルガム以外のものもあるのですね。
前回説明を受けた時に、「金属で…」とおっしゃっていたので、おそらく私の場合、レジンは選択肢にないのかもしれません。

通っている歯科医院のHPに、上記3種(アマルガム、14Kインレー、ポーセレンインレー)しか記載がなかったので、その3種類の中でしか選べないものと思っていました。

通常記載がないものでも、扱っていらっしゃるのでしょうか?

先生方は、妊娠中の方に治療されることもあると思うのですが、アマルガムを使用されることもありますか?

また「神経を抜くか、抜かないかぎりぎり位深い」と先生がおっしゃっていたのですが、パラインレー(金銀パラジウム合金)を使用することは通常可能なのでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-11-21 13:41:00
あっちゃん2011さん、ご返信ありがとうございます。

>記載がないものでも、扱っていらっしゃるのでしょうか?

HPのアップ時にはなくても、現在は扱いがあることもあります。

ただ、細見先生や私のクリニックには、他のご用意がありますよという意味です。
もちろん、細見先生と、私のところでは、扱う素材が違うことが想定されるかと思います。
混乱させてしまいましたでしょうか。
お掛かりの歯科医院とよくご相談ください。


アマルガムを使用されることもありますか?

歯科大学の学生実習の時にはありましたが、卒業して歯科医師になってからは、一度もありません。


>「神経を抜くか、抜かないかぎりぎり位深い」と先生がおっしゃっていた

パラインレー(金銀パラジウム合金)の使用自体は可能かとは思いますが、 そういった場合、私のクリニックでは、熱伝導性の良い金属は使わないことが多いようです。

回答 回答4
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-11-21 13:59:35
妊娠中の方に治療されることもあると思うのですが、アマルガムを使用されることもありますか?

私も小林先生同様、卒後アマルガムは使った事が有りません、理由はアマルガムは非常に使いにくい材料で、私には上手く扱えないからです。

アマルガムが上手な先生の充填は、パラインレーよりずっと綺麗に入っています。
またアマルガムは充填後に、膨張する数少ない(唯一の?)材料です。

また銀イオンの作用により、虫歯菌が増殖せず2次う植になりにくい材料です。
この様に良い点も多数ある事を知っておいて下さい。


>また「神経を抜くか、抜かないかぎりぎり位深い」

適切なベースをすれば問題有りません。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-11-21 14:56:35
>通常記載がないものでも、扱っていらっしゃるのでしょうか?

>先生方は、妊娠中の方に治療されることもあると思うのですが、アマルガムを使用されることもありますか?

私は今時珍しいアマルガム大好き歯科医です。

私は皆さんと逆でパラのインレーを扱いません。
パラインレーで、自分のアマルガム充填より良好な適合を得る技術が、私には無いからです。

保険だとアマルガムかレジン充填、それもできないようなケースではパラのクラウンにします。

妊婦さんに限らずどなたにも使用しますが、自分の知る限り問題が起こったことはありません。


担当医の得意な方法の中から選択するのが良いと思います。


ご参考まで・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あっちゃん2011さん
返信日時:2011-11-21 16:36:25
小林先生、細見先生、杉原先生
ご回答、ありがとうございます。

私の不安だった点、知りたかった点など、全て知ることができたように思います。

アマルガムにもいい点がたくさんあるのですね。
そして、アマルガム自体使用する医院と使用しない医院があることなど、今回初めて知ることができました。

今度どの詰め物にするか、担当医によく相談してから決めたいと思います。
本当にありがとうございました。



タイトル 妊娠希望。アマルガムと14Kとポーセレン、どれが一番よい選択肢?
質問者 あっちゃん2011さん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 保険のインレー(銀・金属)
お勧めの詰め物・インレー
妊娠希望・不妊治療中
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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