前歯の差し歯を交換したいが、コアを除去する際に根が割れる可能性が・・
相談者:
35yさん (35歳:女性)
投稿日時:2011-11-29 21:36:21
15年以上前に虫歯で前歯4本、2個繋がりの保険適用で裏が銀の差し歯なのですが、年月と共に差し歯自体が黒いのと歯茎の後退で境目が黒く露出もして隙間もあり、少し疼く様な痛みもあったりで審美目的のセラミッククラウンにして貰おうと歯科に通い始めました。
初診という事もありとても丁寧な説明もあり信頼しています。
詳しい検査をする前から、前歯の差し替えには根が割れる危険性がある事を説明されました。
前歯にはより太くしっかりした土台が入っているはずだから、という事です。
実際レントゲンを撮ってみて先生が驚愕しました。
想像以上に太く長い土台が入っている上に土台に突起物が…
土台一体型の差し歯である事を知らされました。
つまり、クラウンのみの差し替えは不可能で土台ごと取り外さなければならない、太く長いので根が割れる危険が大。
となると抜歯→ブリッジ
(当初安価なエンジェルクラウンを希望)
ブリッジにはジルコニアか保険の今と同じ歯…
しかも根の治療が不完全で、先生の見立てでは子供用の溶ける薬を使っているのではという事です。
その上土台と根の間に隙間がある、これは不幸中の幸いでスポッと取れる可能性もある。
どのみちかなりの大工事になる、と先生が頭を抱えていました。
選択肢として
@無理やり土台を形成、根の治療なし
A根が割れる危険を冒しすべて取り除く
@の場合土台は金属になる訳で、折角セラミックにしても審美性に劣る。
しかし先生は当初から(セラミックを希望しているにも係わらず)見栄えは変わりませんと保険の歯を勧めてきます。
Aは先生がこちらの方を勧めてきます。
もちろん根が割れる危険を覚悟の上で。
@は不完全な根の治療をそのままにしたくないし、腫れたり異常があった時に歯茎の切開治療になると更に大変な事になると言われました。
長くなりましたが。
私の不安は、抜歯が嫌。
保険の歯も嫌。
ジルコニア等の高い歯も無理。
と、とても我儘な物です。
次回までに方針を決めて来て下さいと言う事なのですが、やはり土台を取る時に根が割れる危険性は高いのでしょうか?
抜歯になって前歯がブリッジになる事への抵抗がかなりあります。
レントゲン見ずに判断は難しいと思いますが、根との隙間をプラスに考え割れずに取れる可能性はあると思いますか?
やはりこればかりは実際にやってみないと割れるか割れないかは分からないものですか?
返答に困ると思いますが不安で仕方ありません。
もし似たような症例があればお答え戴けると安心です。
初診という事もありとても丁寧な説明もあり信頼しています。
詳しい検査をする前から、前歯の差し替えには根が割れる危険性がある事を説明されました。
前歯にはより太くしっかりした土台が入っているはずだから、という事です。
実際レントゲンを撮ってみて先生が驚愕しました。
想像以上に太く長い土台が入っている上に土台に突起物が…
土台一体型の差し歯である事を知らされました。
つまり、クラウンのみの差し替えは不可能で土台ごと取り外さなければならない、太く長いので根が割れる危険が大。
となると抜歯→ブリッジ
(当初安価なエンジェルクラウンを希望)
ブリッジにはジルコニアか保険の今と同じ歯…
しかも根の治療が不完全で、先生の見立てでは子供用の溶ける薬を使っているのではという事です。
その上土台と根の間に隙間がある、これは不幸中の幸いでスポッと取れる可能性もある。
どのみちかなりの大工事になる、と先生が頭を抱えていました。
選択肢として
@無理やり土台を形成、根の治療なし
A根が割れる危険を冒しすべて取り除く
@の場合土台は金属になる訳で、折角セラミックにしても審美性に劣る。
しかし先生は当初から(セラミックを希望しているにも係わらず)見栄えは変わりませんと保険の歯を勧めてきます。
Aは先生がこちらの方を勧めてきます。
もちろん根が割れる危険を覚悟の上で。
@は不完全な根の治療をそのままにしたくないし、腫れたり異常があった時に歯茎の切開治療になると更に大変な事になると言われました。
長くなりましたが。
私の不安は、抜歯が嫌。
保険の歯も嫌。
ジルコニア等の高い歯も無理。
と、とても我儘な物です。
次回までに方針を決めて来て下さいと言う事なのですが、やはり土台を取る時に根が割れる危険性は高いのでしょうか?
抜歯になって前歯がブリッジになる事への抵抗がかなりあります。
レントゲン見ずに判断は難しいと思いますが、根との隙間をプラスに考え割れずに取れる可能性はあると思いますか?
やはりこればかりは実際にやってみないと割れるか割れないかは分からないものですか?
返答に困ると思いますが不安で仕方ありません。
もし似たような症例があればお答え戴けると安心です。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-11-29 21:46:48
>土台を取る時に根が割れる危険性は高いのでしょうか?
実際に診ていないので可能性が高いか低いかは解りませんが、一般的にコアを外す時に根が割れる事は有ります。
>根との隙間をプラスに考え割れずに取れる可能性はあると思いますか?
先日受けたエンドセミナーで、歯内療法専門医の先生が超音波で外せば根破折の可能性がぐっと低くなると云っていましたが。
>やはりこればかりは実際にやってみないと割れるか割れないかは分からないものですか?
その通りです、残念ながら実際にやってみなければ解りません。
実際に診ていないので可能性が高いか低いかは解りませんが、一般的にコアを外す時に根が割れる事は有ります。
>根との隙間をプラスに考え割れずに取れる可能性はあると思いますか?
先日受けたエンドセミナーで、歯内療法専門医の先生が超音波で外せば根破折の可能性がぐっと低くなると云っていましたが。
>やはりこればかりは実際にやってみないと割れるか割れないかは分からないものですか?
その通りです、残念ながら実際にやってみなければ解りません。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-11-29 21:50:40
35yさまこんばんわ。
上顎前歯4本をやり直したいと考えて歯科医に診てもらったところ、ポストクラウン?でなおかつ感染根管になっているとのことのようですね。
実際に拝見したわけではないので断定は致しかねますが、個人的な経験ではポストを抜くとき歯根破折を起こしたことはありません。
また感染根管なら根管治療のやり直しが必要です。したがってポストの除去を引き受けていただけるDrを探されてやってもらうしかありません。
参考になさってください。
ポストを除去した症例T
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2069
ポストを除去した症例U
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2190
上顎前歯4本をやり直したいと考えて歯科医に診てもらったところ、ポストクラウン?でなおかつ感染根管になっているとのことのようですね。
実際に拝見したわけではないので断定は致しかねますが、個人的な経験ではポストを抜くとき歯根破折を起こしたことはありません。
また感染根管なら根管治療のやり直しが必要です。したがってポストの除去を引き受けていただけるDrを探されてやってもらうしかありません。
参考になさってください。
ポストを除去した症例T
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2069
ポストを除去した症例U
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2190
回答3
脇田歯科(愛知県一宮市)の脇田です
回答日時:2011-11-29 22:11:54
お気持ち、お察しいたします。
しかしながら、御相談の内容から推察しますと、35y 様の歯は、ポストを除去する際に歯が割れるリスクは確かにありますので、積極的に治療なさるのでしたら、覚悟は必要です。
もしふみきれないのであれば、当面、現状のまま様子を見ざるをえないですね。
しかしながら、御相談の内容から推察しますと、35y 様の歯は、ポストを除去する際に歯が割れるリスクは確かにありますので、積極的に治療なさるのでしたら、覚悟は必要です。
もしふみきれないのであれば、当面、現状のまま様子を見ざるをえないですね。
相談者からの返信
相談者:
35yさん
返信日時:2011-11-29 22:43:50
細見先生早速の回答有難うございました。
次回再度先生とじっくり相談して決めたいと思います。
山田先生丁寧な回答有難うございます。
症例も拝見させて頂きました。
確かに根の奥に黒い丸い影もあり治療の必要性も説明されました。
それが感染根管というものですね。
それ以外に(説明が下手でしたが)コアの周りをぐるりと1mmくらいでしょうか?隙間がありました。
それが幸いするかもと言われましたし、医師もかなり頭を抱えていましたが、とても親身に対応して頂いたので先生を信頼してお任せするしかないと思いました。
山田先生が歯根破折を起こした事が無いというので今すぐにでも転院したいくらいですが(汗)
細見先生のおっしゃる通り、やはりリスクは覚悟するしかないようですがかなり不安です。
(話はずれますが、今までの歯医者は何の説明も報告も無くただされるがままで前歯をした歯科もこうします、しました。の説明も一切無かったです。
今の先生もこのやり方は今後の事を一切考えない強引なやり方だと言っていました。)
両先生の様な優しい先生もいるのだととても安心しました。
有難うございました。
脇田先生もご回答有難うございました。
やはりリスクは避けて通れそうにないですね(汗)
今通っている先生も折角高い歯を入れても問題があった時、結局はずす事になるからリスク覚悟で徹底治療を勧めています。
怖さは増す一方ですが先生を信頼してやってみようと思います。
有難うございました。
次回再度先生とじっくり相談して決めたいと思います。
山田先生丁寧な回答有難うございます。
症例も拝見させて頂きました。
確かに根の奥に黒い丸い影もあり治療の必要性も説明されました。
それが感染根管というものですね。
それ以外に(説明が下手でしたが)コアの周りをぐるりと1mmくらいでしょうか?隙間がありました。
それが幸いするかもと言われましたし、医師もかなり頭を抱えていましたが、とても親身に対応して頂いたので先生を信頼してお任せするしかないと思いました。
山田先生が歯根破折を起こした事が無いというので今すぐにでも転院したいくらいですが(汗)
細見先生のおっしゃる通り、やはりリスクは覚悟するしかないようですがかなり不安です。
(話はずれますが、今までの歯医者は何の説明も報告も無くただされるがままで前歯をした歯科もこうします、しました。の説明も一切無かったです。
今の先生もこのやり方は今後の事を一切考えない強引なやり方だと言っていました。)
両先生の様な優しい先生もいるのだととても安心しました。
有難うございました。
脇田先生もご回答有難うございました。
やはりリスクは避けて通れそうにないですね(汗)
今通っている先生も折角高い歯を入れても問題があった時、結局はずす事になるからリスク覚悟で徹底治療を勧めています。
怖さは増す一方ですが先生を信頼してやってみようと思います。
有難うございました。
タイトル | 前歯の差し歯を交換したいが、コアを除去する際に根が割れる可能性が・・ |
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質問者 | 35yさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
クラウンの作り直し・再治療 土台(コア)の除去・交換 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。