侵襲性歯周炎初期治療後の再発の可能性について
相談者:
歯を守りたいさん (38歳:女性)
投稿日時:2011-12-10 21:50:14
参考:過去のご相談
*重度歯周病(侵襲性歯周病)治療。エムドゲイン、矯正について
歯茎の腫れ、歯の動揺があり重度の侵襲性歯周炎と診断されSRPと歯周外科を1箇所行いました。
20歳ごろより常に歯茎が腫れたり、歯磨きで出血していたのですが、今はそれがうそのように腫れや出血も全くなく動揺も感じなくなりました。
ただ、歯石を取っても良くなるのは一時的でやっぱり再発するものなのでしょうか?
また、侵襲性歯周炎の場合にはそのリスクは普通の歯周病より高いのでしょうか?
治療開始から3ヶ月経過しています。
再発を繰り返してどんどん骨や歯が無くなってしまうのかとても不安です。
どんなことに気をつけたらこれ以上の進行を食い止めれますか?
また、歯磨きやきちんと噛むことで少しでも歯槽骨や歯茎が戻ってくることはないのでしょうか?
*重度歯周病(侵襲性歯周病)治療。エムドゲイン、矯正について
歯茎の腫れ、歯の動揺があり重度の侵襲性歯周炎と診断されSRPと歯周外科を1箇所行いました。
20歳ごろより常に歯茎が腫れたり、歯磨きで出血していたのですが、今はそれがうそのように腫れや出血も全くなく動揺も感じなくなりました。
ただ、歯石を取っても良くなるのは一時的でやっぱり再発するものなのでしょうか?
また、侵襲性歯周炎の場合にはそのリスクは普通の歯周病より高いのでしょうか?
治療開始から3ヶ月経過しています。
再発を繰り返してどんどん骨や歯が無くなってしまうのかとても不安です。
どんなことに気をつけたらこれ以上の進行を食い止めれますか?
また、歯磨きやきちんと噛むことで少しでも歯槽骨や歯茎が戻ってくることはないのでしょうか?
回答1
回答日時:2011-12-11 00:00:39
こんばんは。
ここまでの治療、大変だったと思いますが頑張られましたね。
さて、
>歯石を取っても良くなるのは一時的でやっぱり再発するものなのでしょうか?
>侵襲性歯周炎の場合にはそのリスクは普通の歯周病より高いのでしょうか?
>再発を繰り返してどんどん骨や歯が無くなってしまうのかとても不安です。
>どんなことに気をつけたらこれ以上の進行を食い止めれますか?
>歯磨きやきちんと噛むことで少しでも歯槽骨や歯茎が戻ってくることはないのでしょうか?
・・と言ったご不安に対して、主治医の先生や担当の衛生士さんからはどの様に説明されていますか?
個々の状況によって色々な予測が立ちますし、性格に合わせて色々な表現があると思います。
今後も予防のパートナーとして長くお付き合いしていって頂く訳ですから、ネットなどで無責任な第三者に意見を求めず、直接十分に会話をして、コミュニケーションを取る様にしていって下さいね。
お大事にどうぞ。
ここまでの治療、大変だったと思いますが頑張られましたね。
さて、
>歯石を取っても良くなるのは一時的でやっぱり再発するものなのでしょうか?
>侵襲性歯周炎の場合にはそのリスクは普通の歯周病より高いのでしょうか?
>再発を繰り返してどんどん骨や歯が無くなってしまうのかとても不安です。
>どんなことに気をつけたらこれ以上の進行を食い止めれますか?
>歯磨きやきちんと噛むことで少しでも歯槽骨や歯茎が戻ってくることはないのでしょうか?
・・と言ったご不安に対して、主治医の先生や担当の衛生士さんからはどの様に説明されていますか?
個々の状況によって色々な予測が立ちますし、性格に合わせて色々な表現があると思います。
今後も予防のパートナーとして長くお付き合いしていって頂く訳ですから、ネットなどで無責任な第三者に意見を求めず、直接十分に会話をして、コミュニケーションを取る様にしていって下さいね。
お大事にどうぞ。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-12-11 01:31:25
歯を守りたいさまこんばんわ。
重度の侵襲性歯周炎と診断されたわけですね。
>歯石を取っても良くなるのは一時的でやっぱり再発するものなのでしょうか?
歯磨きができるようになっていれば再発しないと思います。
>侵襲性歯周炎の場合にはそのリスクは普通の歯周病より高いのでしょうか?
侵襲性歯周炎という診断をしたことはないので何とも言えませんが、歯周病としては同じだと思います。
>どんなことに気をつけたらこれ以上の進行を食い止めれますか?
プラークのコントロールと力のコントロールです、力のコントロールは咬合調整ということになるので主治医にやってもらうことになります。
プラークコントロールはすなわち歯磨きですから歯磨き練習ということになります、参考になれば幸いです。
重度の侵襲性歯周炎と診断されたわけですね。
>歯石を取っても良くなるのは一時的でやっぱり再発するものなのでしょうか?
歯磨きができるようになっていれば再発しないと思います。
>侵襲性歯周炎の場合にはそのリスクは普通の歯周病より高いのでしょうか?
侵襲性歯周炎という診断をしたことはないので何とも言えませんが、歯周病としては同じだと思います。
>どんなことに気をつけたらこれ以上の進行を食い止めれますか?
プラークのコントロールと力のコントロールです、力のコントロールは咬合調整ということになるので主治医にやってもらうことになります。
プラークコントロールはすなわち歯磨きですから歯磨き練習ということになります、参考になれば幸いです。
回答3
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2011-12-11 09:13:02
>どんなことに気をつけたらこれ以上の進行を食い止めれますか?
いろいろお調べになるのも含め、ご自身での判断をなさらず、お掛かりの歯科医院と向き合うことをお勧めします。
渡辺先生も仰っていますが
「直接十分に会話をして、コミュニケーションを取る」
これに尽きると思います。
いろいろお調べになるのも含め、ご自身での判断をなさらず、お掛かりの歯科医院と向き合うことをお勧めします。
渡辺先生も仰っていますが
「直接十分に会話をして、コミュニケーションを取る」
これに尽きると思います。
回答4
歯科医師の松山です。
回答日時:2011-12-11 20:22:23
前回の質問から見てみましたが、個人的には侵襲性歯周囲炎の可能性は低いと思います。
年齢ですが多くはもう少し若い年齢で発症します。
もちろん症状に気が付いていたが、放置していたとなると別ですが。
診ないで、確立論で論じるのはよくないことですが、そもそも侵襲性歯周囲炎は少ないものです。
細菌検査をしたということですが、もし侵襲性歯周囲炎ならば、前回の回答でありましたように、細菌が検出されなかったことは、疑問です(ポピュラーでない菌に限定すれば別ですが)。
検体の採取法が関わりますが、正しい方法で、PCR法で行えばあり得ないことです。
治療ですが、抗生物質等の投与でなければ早期の治癒は望めないことがほとんどですから、この点からも疑わしいです。
臨床的には局所的に歯並びが悪いときに、歯周囲炎になりやすいことは経験しますが、歯並びが悪いと歯周病になりやすいという、エビデンスはないということになっていると、思いました。
ですから矯正治療は部分矯正が必要ということくらいしかないと思います。
以上は診ないでコメントしているわけですから、参考にとどめてください。
担当医によく説明をしてもらってください。
年齢ですが多くはもう少し若い年齢で発症します。
もちろん症状に気が付いていたが、放置していたとなると別ですが。
診ないで、確立論で論じるのはよくないことですが、そもそも侵襲性歯周囲炎は少ないものです。
細菌検査をしたということですが、もし侵襲性歯周囲炎ならば、前回の回答でありましたように、細菌が検出されなかったことは、疑問です(ポピュラーでない菌に限定すれば別ですが)。
検体の採取法が関わりますが、正しい方法で、PCR法で行えばあり得ないことです。
治療ですが、抗生物質等の投与でなければ早期の治癒は望めないことがほとんどですから、この点からも疑わしいです。
臨床的には局所的に歯並びが悪いときに、歯周囲炎になりやすいことは経験しますが、歯並びが悪いと歯周病になりやすいという、エビデンスはないということになっていると、思いました。
ですから矯正治療は部分矯正が必要ということくらいしかないと思います。
以上は診ないでコメントしているわけですから、参考にとどめてください。
担当医によく説明をしてもらってください。
相談者からの返信
相談者:
歯を守りたいさん
返信日時:2011-12-12 13:01:10
渡辺先生
山田先生
小林先生
松山先生
お返事ありがとうございました。
かかりつけ先生からは、細菌は歯磨きを徹底的にすることでコントロールしていくとのことです。
また、奥歯にこすった後がついていることと、前歯がフレアアウトしているので力のコントロールのため矯正をした方が良いと言われています。
それから、上の片方の奥歯3本が上下にも動揺しているので抜歯すると言われています。
セカンドオピニオンで状態を見てもらった際に、抜歯しない方法もできそうと言われかかりつけの先生にもその旨を報告しましたが、やっぱり温存は難しいとい言われました。
次は、矯正の先生を紹介して頂いてそこで本当に抜歯するかどうかが決ります。
それまでに歯茎をなるべくいい状態にしておきたいと思いました。
最近になって「歯は抜くな、削るな、切るな」と書いてある本を読んでしまったので、余計に抜歯したくないという気持ちが強くなりました。
ちかじか歯磨きに力を入れている歯医者さんにセカンドオピニオン(2人目です)に行く予定があります。
そこでもう一度意見を聞いたうえでかかりつけの先生、矯正の先生と相談してどうしていくか決めたいと思います。
ちなみにかかりつけは、歯周内科のある歯医者ですが、菌がでなかったので内科療法はおこなってません。
SRPが終わったところでクラビットという抗生物質は5日間くらい飲みました。
松山先生のおっしゃるように侵襲性歯周囲炎じゃなければいいなと思います。
ありがとうございました。
山田先生
小林先生
松山先生
お返事ありがとうございました。
かかりつけ先生からは、細菌は歯磨きを徹底的にすることでコントロールしていくとのことです。
また、奥歯にこすった後がついていることと、前歯がフレアアウトしているので力のコントロールのため矯正をした方が良いと言われています。
それから、上の片方の奥歯3本が上下にも動揺しているので抜歯すると言われています。
セカンドオピニオンで状態を見てもらった際に、抜歯しない方法もできそうと言われかかりつけの先生にもその旨を報告しましたが、やっぱり温存は難しいとい言われました。
次は、矯正の先生を紹介して頂いてそこで本当に抜歯するかどうかが決ります。
それまでに歯茎をなるべくいい状態にしておきたいと思いました。
最近になって「歯は抜くな、削るな、切るな」と書いてある本を読んでしまったので、余計に抜歯したくないという気持ちが強くなりました。
ちかじか歯磨きに力を入れている歯医者さんにセカンドオピニオン(2人目です)に行く予定があります。
そこでもう一度意見を聞いたうえでかかりつけの先生、矯正の先生と相談してどうしていくか決めたいと思います。
ちなみにかかりつけは、歯周内科のある歯医者ですが、菌がでなかったので内科療法はおこなってません。
SRPが終わったところでクラビットという抗生物質は5日間くらい飲みました。
松山先生のおっしゃるように侵襲性歯周囲炎じゃなければいいなと思います。
ありがとうございました。
タイトル | 侵襲性歯周炎初期治療後の再発の可能性について |
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質問者 | 歯を守りたいさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病(歯槽膿漏)治療 侵襲性歯周炎(若年性の歯周病) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。