親知らず抜歯による顔面の歪みへの影響
相談者:
ぱうさん (37歳:女性)
投稿日時:2011-12-13 09:51:06
親知らずの抜歯によって、顔の歪みはどう変わるかについて質問です。
目立つほどではありませんが、親知らずが生えてきた頃から顔の歪みが気になるようになりました。目の高さは左が高く右が低い、口角は左が低く右が高い、歯並びは口角と同じ、右上がり、また、前歯の中心は右によっている、という歪み方です。
つまり、顔の右側が左側に比べ小顔にみえます。
左上の親不知(左上8番)が虫歯になったので、抜歯することになりました。
左上親知らずがなくなることによって、歯並びが左にずれ、歯の中心が顔の真ん中に改善されたり、歯の高さが変わることで、顔の歪みが改善する可能性はあるでしょうか。
補足
親知らずを抜歯することによって、隙間ができると、歯の位置がずれる気がするのですが、そのようなことはないのでしょうか。
目立つほどではありませんが、親知らずが生えてきた頃から顔の歪みが気になるようになりました。目の高さは左が高く右が低い、口角は左が低く右が高い、歯並びは口角と同じ、右上がり、また、前歯の中心は右によっている、という歪み方です。
つまり、顔の右側が左側に比べ小顔にみえます。
左上の親不知(左上8番)が虫歯になったので、抜歯することになりました。
左上親知らずがなくなることによって、歯並びが左にずれ、歯の中心が顔の真ん中に改善されたり、歯の高さが変わることで、顔の歪みが改善する可能性はあるでしょうか。
補足
親知らずを抜歯することによって、隙間ができると、歯の位置がずれる気がするのですが、そのようなことはないのでしょうか。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-12-13 10:16:54
>親知らずの抜歯によって、顔の歪みはどう変わるかについて質問です。
ぱうさんの年齢からすると骨格性の成長は終わっていますので、親知らずを抜いたからと云って歪みが解消するという事は無いと思います。
抜歯の前後で変わらないと思いますよ。
ぱうさんの年齢からすると骨格性の成長は終わっていますので、親知らずを抜いたからと云って歪みが解消するという事は無いと思います。
抜歯の前後で変わらないと思いますよ。
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2011-12-13 10:37:16
親知らずが生えてきて、あるいは、抜歯時の炎症により顔が腫れて・・・
というのは時折みられます。
そのための腫れなのであれば、消退することがあるかもしれません。
細見先生も仰っていますが、骨格性の顔の歪みとなると、改善は難しいかと思います。
というのは時折みられます。
そのための腫れなのであれば、消退することがあるかもしれません。
細見先生も仰っていますが、骨格性の顔の歪みとなると、改善は難しいかと思います。
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-12-13 11:03:48
>親知らずが生えてきた頃から顔の歪みが気になるようになりました。
時期を同じくして二つの事象が起これば、通常、多くの人は、やはり各々に因果関係を推測しますよね。
「顔が歪んできたから、親知らずが生えてきた」
ではなくて、
「親知らずが生えてきたから、顔が歪んできた」
と考えられたのですよね?
私個人は、親知らず生えること(抜くこと)が、それほど大きな影響を与えているとは思っていませんが、色々な意見はあるはずです。
文面より、もし他に大きな影響が無ければ、’右片側咀嚼’を推測します。
仮にそうでしたら、例えば、「右でばかり咬むから、顔が変わってきた」と考える人がいらっしゃるかもしれませんね。
時期を同じくして二つの事象が起これば、通常、多くの人は、やはり各々に因果関係を推測しますよね。
「顔が歪んできたから、親知らずが生えてきた」
ではなくて、
「親知らずが生えてきたから、顔が歪んできた」
と考えられたのですよね?
私個人は、親知らず生えること(抜くこと)が、それほど大きな影響を与えているとは思っていませんが、色々な意見はあるはずです。
文面より、もし他に大きな影響が無ければ、’右片側咀嚼’を推測します。
仮にそうでしたら、例えば、「右でばかり咬むから、顔が変わってきた」と考える人がいらっしゃるかもしれませんね。
回答4
回答5
相談者からの返信
相談者:
ぱうさん
返信日時:2011-12-13 23:12:19
回答6
天神デンタルクリニック(福岡市中央区)の児玉です。
回答日時:2011-12-14 07:31:12
博多の児玉です。
>左ではうまく噛めないほどでした
>左側咀嚼を心がけることは続けて
心がけることは大切ですが、毎食時意識しての食事は大変ですね。
私の経験では片側咀嚼の治療をすると意識しないでも噛めるようになります。
ただしこれは特殊な治療法であることをお断りしておきます。
>左ではうまく噛めないほどでした
>左側咀嚼を心がけることは続けて
心がけることは大切ですが、毎食時意識しての食事は大変ですね。
私の経験では片側咀嚼の治療をすると意識しないでも噛めるようになります。
ただしこれは特殊な治療法であることをお断りしておきます。
回答7
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-12-14 09:17:38
全くの個人的意見ですが、咀嚼側を意図的に変更することは慎重にする必要があると思います。(
良好な結果が得られる場合はあると思います / 伊藤先生が大変お詳しいはずです)
もし、左で噛みにくいから右で噛むよになった経緯があったとしたら、無理に変更しようとされないほうが無難だと思いますよ。
私の回答3について、私個人は、「右でばかりで咬むから(原因)、記載されたように顔が変わってくる(結果)」とは考えていません。
色々な意見があろうかと思われますが・・。
良好な結果が得られる場合はあると思います / 伊藤先生が大変お詳しいはずです)
もし、左で噛みにくいから右で噛むよになった経緯があったとしたら、無理に変更しようとされないほうが無難だと思いますよ。
私の回答3について、私個人は、「右でばかりで咬むから(原因)、記載されたように顔が変わってくる(結果)」とは考えていません。
色々な意見があろうかと思われますが・・。
相談者からの返信
相談者:
ぱうさん
返信日時:2011-12-14 12:11:43
児玉先生
ありがとうございます。
片側咀嚼の治療があるのですね。
はじめて知りました。
逆に言うと、そう単純なことではないということなのですね。
勉強になります。調べてみたいとおもいます。
藤森先生
ありがとうございます。
藤森先生のおっしゃった文脈は理解したつもりです。
思い浮かぶ仮説の数が少ないと、因果関係を安易にリンクさせやすいということかと思います。
てっとりばやく原因を特定したがる気もちになります。
左側で噛むことは、摸索の中のひとつの試みです。
自己満足に終わるかもしれませんが、なにか自分でできる対策をとりたくなる心情も事実です。
その対策にリスクがあるとは、これまで考えもしなかったので、勉強になります。
ありがとうございます。
片側咀嚼の治療があるのですね。
はじめて知りました。
逆に言うと、そう単純なことではないということなのですね。
勉強になります。調べてみたいとおもいます。
藤森先生
ありがとうございます。
藤森先生のおっしゃった文脈は理解したつもりです。
思い浮かぶ仮説の数が少ないと、因果関係を安易にリンクさせやすいということかと思います。
てっとりばやく原因を特定したがる気もちになります。
左側で噛むことは、摸索の中のひとつの試みです。
自己満足に終わるかもしれませんが、なにか自分でできる対策をとりたくなる心情も事実です。
その対策にリスクがあるとは、これまで考えもしなかったので、勉強になります。
回答8
回答日時:2011-12-14 14:34:27
親知らずが原因で、顔の歪みが生じる可能性はほとんどないと思います。
したがって親知らずを抜いて顔の歪みが治ってくる可能性もほとんどないと思います。
右側咀嚼を試みられるのは結構ですが、時として顎関節症状を惹起することがありますので、少しづつ試していってください。
右の奥歯でかむというより横の歯(右の4番5番部分)で噛むという気持ちで取り組まれたほうががいいとおもいます。
ただ、あまりにも気にしすぎることは、精神的にも健全ではありません。
大好きなスイーツを目の前にしたときに、まず右で噛まなければという気持ちが起きるのは不自然です。
思わず口に入れ、噛みながら(あるいは飲み込んでから)右で咬むということを考える程度が精神的には健全だろうと思います。
ある程度慣れてきたら、左右平等に噛むように心がけたほうがいいとおもいます。
したがって親知らずを抜いて顔の歪みが治ってくる可能性もほとんどないと思います。
右側咀嚼を試みられるのは結構ですが、時として顎関節症状を惹起することがありますので、少しづつ試していってください。
右の奥歯でかむというより横の歯(右の4番5番部分)で噛むという気持ちで取り組まれたほうががいいとおもいます。
ただ、あまりにも気にしすぎることは、精神的にも健全ではありません。
大好きなスイーツを目の前にしたときに、まず右で噛まなければという気持ちが起きるのは不自然です。
思わず口に入れ、噛みながら(あるいは飲み込んでから)右で咬むということを考える程度が精神的には健全だろうと思います。
ある程度慣れてきたら、左右平等に噛むように心がけたほうがいいとおもいます。
回答9
天神デンタルクリニック(福岡市中央区)の児玉です。
回答日時:2011-12-14 23:14:08
博多の児玉です。
右側咀嚼をするのは原因があります。
その原因を取り除かないで左で食べれるようになるには時間と根気がいると思います。
また左で食べることは出来る様になっても、次に左で美味しく食べるにはさらに時間がかかると思います。
食事は美味しさを味わってこその食事ではないでしょうか。
個人で取り組む場合は原因を取り除かないので伊藤先生も書かれたように、気楽に気長に取り組まれるのがいいと思います。
右側咀嚼をするのは原因があります。
その原因を取り除かないで左で食べれるようになるには時間と根気がいると思います。
また左で食べることは出来る様になっても、次に左で美味しく食べるにはさらに時間がかかると思います。
食事は美味しさを味わってこその食事ではないでしょうか。
個人で取り組む場合は原因を取り除かないので伊藤先生も書かれたように、気楽に気長に取り組まれるのがいいと思います。
タイトル | 親知らず抜歯による顔面の歪みへの影響 |
---|---|
質問者 | ぱうさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 親知らずその他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。