歯根のう胞摘出手術で逆にのう胞が広がってしまうことはある?
相談者:
のんかさん (35歳:女性)
投稿日時:2011-12-15 01:37:09
こんにちは。
子供の頃、歯を折ったことが原因で、前歯2本の神経を取り、かぶせ物をした状態でしたが、半年ほど前から、左側の歯の歯茎が腫れ、押すと膿が大量に出てくるようになりました。
歯医者で左側の前歯の抜歯と右側の根管治療のやり直しを薦められ、抜歯&インプラントの予約まで取っていたのですが、それほどひどくない右の前歯の根管治療で訪れた地元の病院で「左の前歯を抜く前に外科的治療を試してみたら」と薦められ、抜歯がまぬがれるならと、だめもとで、右の前歯の根管治療を受けた後、左の前歯ののう胞摘出手術を受けました。
歯の治療だからと軽い気持ちで受けたのですが、想像以上の恐怖と痛みでした。悪い左の前歯だけでなく、両隣の歯も切開して手術されたようで、かなり広範囲にわたりキズがあります。
手術後に告げられたのは歯の根っこにほとんど骨が残っておらず、手術をしてみたが、あまり良くない状態だということでした。
現在、左の歯は膿が止まったものの、かなりぐらぐらしていて、いずれ抜歯になるのだと思います。
もともと抜歯する予定の歯だったので、左の前歯のあきらめはついていたのですが、問題はそれまでそれほど問題のなかった右の前歯が術後に大きなしこりができて、時折痛みを感じるようになってしまったことです。
@まだ術後1月なのですが、根管治療および、のう胞摘出手術で逆にのう胞が広がってしまうことはあるのでしょうか。
A歯茎のキズが思ったよりも大きく、歯茎がだいぶ上がってしまい、かぶせ物の境目がむき出しになってしまっています。
隣の歯の隙間の歯肉もなくなって、かなり隙間ができています。
この状態は時間がたてば改善するのでしょうか。
歯茎の状態がひどいのと、右の歯まで抜歯になってしまったらどうしようと、眠れないほど悩んでいます。
どうぞよろしくお願いいたします。
子供の頃、歯を折ったことが原因で、前歯2本の神経を取り、かぶせ物をした状態でしたが、半年ほど前から、左側の歯の歯茎が腫れ、押すと膿が大量に出てくるようになりました。
歯医者で左側の前歯の抜歯と右側の根管治療のやり直しを薦められ、抜歯&インプラントの予約まで取っていたのですが、それほどひどくない右の前歯の根管治療で訪れた地元の病院で「左の前歯を抜く前に外科的治療を試してみたら」と薦められ、抜歯がまぬがれるならと、だめもとで、右の前歯の根管治療を受けた後、左の前歯ののう胞摘出手術を受けました。
歯の治療だからと軽い気持ちで受けたのですが、想像以上の恐怖と痛みでした。悪い左の前歯だけでなく、両隣の歯も切開して手術されたようで、かなり広範囲にわたりキズがあります。
手術後に告げられたのは歯の根っこにほとんど骨が残っておらず、手術をしてみたが、あまり良くない状態だということでした。
現在、左の歯は膿が止まったものの、かなりぐらぐらしていて、いずれ抜歯になるのだと思います。
もともと抜歯する予定の歯だったので、左の前歯のあきらめはついていたのですが、問題はそれまでそれほど問題のなかった右の前歯が術後に大きなしこりができて、時折痛みを感じるようになってしまったことです。
@まだ術後1月なのですが、根管治療および、のう胞摘出手術で逆にのう胞が広がってしまうことはあるのでしょうか。
A歯茎のキズが思ったよりも大きく、歯茎がだいぶ上がってしまい、かぶせ物の境目がむき出しになってしまっています。
隣の歯の隙間の歯肉もなくなって、かなり隙間ができています。
この状態は時間がたてば改善するのでしょうか。
歯茎の状態がひどいのと、右の歯まで抜歯になってしまったらどうしようと、眠れないほど悩んでいます。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2011-12-15 02:09:53
のんかさん、こんにちは
>@まだ術後1月なのですが、根管治療および、のう胞摘出手術で逆にのう胞が広がってしまうことはあるのでしょうか。
拡がってしまうということはないと思いますが、症状の変化に注意して経過を見てください。
悪化するようなら早めの受診が必要だと思います。
>A歯茎のキズが思ったよりも大きく、歯茎がだいぶ上がってしまい、かぶせ物の境目がむき出しになってしまっています。
>隣の歯の隙間の歯肉もなくなって、かなり隙間ができています。
>この状態は時間がたてば改善するのでしょうか。
術後一ヶ月ということなら残念ながらこれ以上はこれは改善しない可能性が高いと思います。
>右の前歯が術後に大きなしこりができて、時折痛みを感じるようになってしまったことです。
手術をした後には瘢痕といって組織が硬くなります。
しこりはおそらくこれに当たるものではないかと推測します。
瘢痕であれば徐々に改善してくると思います。
また痛みの程度ですが何もしなくても痛みがある状態や腫れてくる状態であれば早めに歯科医院を受診してください。
お大事にしてください。
>@まだ術後1月なのですが、根管治療および、のう胞摘出手術で逆にのう胞が広がってしまうことはあるのでしょうか。
拡がってしまうということはないと思いますが、症状の変化に注意して経過を見てください。
悪化するようなら早めの受診が必要だと思います。
>A歯茎のキズが思ったよりも大きく、歯茎がだいぶ上がってしまい、かぶせ物の境目がむき出しになってしまっています。
>隣の歯の隙間の歯肉もなくなって、かなり隙間ができています。
>この状態は時間がたてば改善するのでしょうか。
術後一ヶ月ということなら残念ながらこれ以上はこれは改善しない可能性が高いと思います。
>右の前歯が術後に大きなしこりができて、時折痛みを感じるようになってしまったことです。
手術をした後には瘢痕といって組織が硬くなります。
しこりはおそらくこれに当たるものではないかと推測します。
瘢痕であれば徐々に改善してくると思います。
また痛みの程度ですが何もしなくても痛みがある状態や腫れてくる状態であれば早めに歯科医院を受診してください。
お大事にしてください。
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2011-12-15 08:50:27
のんか さん、おはようございます。
>歯の治療だからと軽い気持ちで受けた
ご自身としては想定外の状態になってしまわれたのですね。
術前の説明とご理解が不足していたのかもしれません。
@のう胞が広がったというより、炎症が広範囲に及んでしまったようですね。
Aこのまま時間が経っても、何もしなければ改善は難しいかもしれませんね。
現状と、今後の見通しについて、主治医の先生によく説明していただくことをお勧めします。
>歯の治療だからと軽い気持ちで受けた
ご自身としては想定外の状態になってしまわれたのですね。
術前の説明とご理解が不足していたのかもしれません。
@のう胞が広がったというより、炎症が広範囲に及んでしまったようですね。
Aこのまま時間が経っても、何もしなければ改善は難しいかもしれませんね。
現状と、今後の見通しについて、主治医の先生によく説明していただくことをお勧めします。
回答3
川崎歯科クリニック(中野区大和町)の川崎です。
回答日時:2011-12-15 10:10:47
はじめまして。
のんかさん、手術、たいへんでしたね。
さて、私も、畑田先生・小林先生と、同じ意見です。
補足的に、お話をします。
@≫≫ 『のう胞』は“膿の袋”です。手術により、取ります。
取り残しがあることはありますが、それが、大きくなることはないです。
“炎症”や“瘢痕”の影響でしょう。
A≫≫ 歯周病と同じで、“悪かった歯肉(不良肉牙)がなくなる”または、“引き締まった”ため、です。
1か月も経過していたら、その状態で現状維持(もとにはもどらない)と考えられます。
ご参考までに。
かかりつけの先生に、受診・相談してみましょう。
お大事になさって下さい。
のんかさん、手術、たいへんでしたね。
さて、私も、畑田先生・小林先生と、同じ意見です。
補足的に、お話をします。
@≫≫ 『のう胞』は“膿の袋”です。手術により、取ります。
取り残しがあることはありますが、それが、大きくなることはないです。
“炎症”や“瘢痕”の影響でしょう。
A≫≫ 歯周病と同じで、“悪かった歯肉(不良肉牙)がなくなる”または、“引き締まった”ため、です。
1か月も経過していたら、その状態で現状維持(もとにはもどらない)と考えられます。
ご参考までに。
かかりつけの先生に、受診・相談してみましょう。
お大事になさって下さい。
相談者からの返信
相談者:
のんかさん
返信日時:2011-12-16 16:50:59
畑田先生 小林先生 川崎先生
早速のご回答ありがとうございました。
相変わらず歯の状況は好転しておりませんが、専門の先生方の親身な分析を拝見することができ、精神的にかなり落ち着きまた。
次回の予約を待って、先生に相談してみようと思います。
本当にありがとうございました。
早速のご回答ありがとうございました。
相変わらず歯の状況は好転しておりませんが、専門の先生方の親身な分析を拝見することができ、精神的にかなり落ち着きまた。
次回の予約を待って、先生に相談してみようと思います。
本当にありがとうございました。
タイトル | 歯根のう胞摘出手術で逆にのう胞が広がってしまうことはある? |
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質問者 | のんかさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療その他 根の病気・異常その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。