生活断髄歯と抜髄歯をレントゲン等で見分けることは不可能か

相談者: ねこぶたさん (33歳:女性)
投稿日時:2012-01-14 08:18:46
こんにちは。

銀歯を白い詰め物にするため、審美歯科に通い始めました。どの審美歯科に
すべきか迷うところがあり、以前こちらで相談させて頂きました。


どこの審美歯科に通うか迷っています

結局上記で相談させて頂いたC病院に通い始め、上記にも記載した
根の治療がうまくいっていない」という歯の治療を始めました。

結果なのですが、開けてみたところ、根4本のうち2本は抜髄しており残り2本は生活断髄法による処置のため神経が半分残っていたそうです。
(根の治療の途中で私が少し痛いと言ったこと、そして先生が根の蓋?を開けて血が出てきたことでわかったそうです)



今回蓋を開けてしまったため、もしかするとせっかく残した神経が
細菌感染して痛みが出て神経が死ぬ可能性があり、その場合抜髄するそうです。

神経を半分だけ残していてもその部分だけ生きているだけでそんなにメリットはないようで、抜髄して薬を詰めてもたいして変わらないようなことをおっしゃっていました。


根4本のうち抜髄しているものとしていないものが混在することはあまりないそうで、歯の再治療は最初の治療に比べて難しく、また歯科医オリジナルの方法で治療されていることもあったりするため
再治療時にはわからないことも多くこのようなことになったそうです。

(この歯もセメントで充填されていたり、普通ではしないようなことがされていたようです)



痛み止めを頂き、激痛がでているということはありませんが、今まで全く無症状だったのにもかかわらず、今は鈍痛のような感覚があります。
(歯と歯を噛み合わせると、鈍い痛みというかうずくような感じがあります)

起きてしまったことなので仕方ないとあきらめていますが、痛みが全くなかった歯が痛むようになってしまい非常にショックです。



そして一番ショックだったのが、レントゲン上他の奥歯(2,3本)も同様のものがあり、これらも開けてみないとわからないとのことだったのです。

それらの治療時には細心の注意を払って神経には触れないようにしますのでとのことでしたが、あと2,3回も今回と同様に、何も痛みのない歯をゴリゴリ削って根の蓋を開けた結果痛みがでたり神経が死んでしまうかと思うと本当に嫌です。

本来であればやる必要のなかった抜髄と根の治療をやらなければいけないと思うととても辛いです。
(私は歯医者が大の苦手で、今回も痛くない金属部分をゴリゴリ削るだけでかなりのストレスで、胃が痛むようになってしまいました)



そこで以下の質問があります。

生活断髄歯は、削って開けてみないとわからないものでしょうか。
レントゲンやCT等の他の手段でその可能性があることを判断することはできないのでしょうか。


・今回審美歯科で上記のような治療を行っていますが、審美歯科でこのような治療をやっていいものなんでしょうか。
内容的に審美歯科というより一般歯科のような気がしまして、審美歯科はこのような治療はあまり得意ではない等あるのではないかと少し心配です。
(先生はちゃんと説明を行ってくれるのですが)

上記で相談した歯の隣の抜髄歯が深い虫歯になっており、歯肉切開と虫歯部分除去の上、生活幅径を守るため顎の骨を数ミリ削るオペも行うことになっています。


・このまま同様の治療を、他2,3本の奥歯についても行うしかないのでしょうか。
他の手段はないのでしょうか。
痛みは全くありません。


私は過去の虫歯治療の結果、治療していない歯はないぐらいの状態です。
だからこそ、なるべく歯を大切にとっておきたく、年をとって歯を抜かなければならいような事態はなるべく避けたいと思っています。

長くなってしまいましたが、ご回答の程よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-01-14 08:29:43
生活断髄歯は、削って開けてみないとわからないものでしょうか。
レントゲンやCT等の他の手段でその可能性があることを判断することはできないのでしょうか。


レントゲンは影絵です、物体の質量によって影の濃さが決まります。

生活している歯髄と失活してしまった歯髄の差はほとんどないと思います。

レントゲンでは判らないと云うのが答えになると思います。
(ただ総合的に判断して生活歯髄切断ではないかと想像する事は有ります)



>今回審美歯科で上記のような治療を行っていますが、審美歯科でこのような治療をやっていいものなんでしょうか

審美歯科と云う標榜科名は有りません、基本的に審美が得意な、或いは審美に力を入れている歯科と云う事です。
歯科医が一般歯科治療を行なっているので何ら問題は無いです。



>このまま同様の治療を、他2,3本の奥歯についても行うしかないのでしょうか。
>他の手段はないのでしょうか。
>痛みは全くありません。

これは実際に診てみなければ判断できません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-01-14 08:31:39
こんにちは、

>・生活断髄歯は、削って開けてみないとわからないものでしょうか。
レントゲンやCT等の他の手段でその可能性があることを判断することはできないのでしょうか。

>根4本のうち2本は抜髄しており残り2本は生活断髄法による処置のため神経が半分残っていたそうです。

ん〜、実際レントゲンを見てみないとよく分らないのですが、4本の神経管のうち2本を残すという術式はあまり聞いたことがないですね。


通法の生活歯髄切断法であればレントゲンで判断することが出来ます。
http://eedental.fine.to/eeblog/2011/10/post-364.html
(4本全て取るか、4本全て残すかになります)

前の先生オリジナルと言われればそんな気もします^^;
(診ていないので推測ですよ)



>内容的に審美歯科というより一般歯科のような気がしまして、審美歯科はこのような治療はあまり得意ではない等あるのではないかと少し心配です。
>(先生はちゃんと説明を行ってくれるのですが)

どの先生も根管治療は毎日することなので心配ないと思いますよ^^

ただ、根管治療は得意・不得意が大きくある分野の治療なのも確かです。



>このまま同様の治療を、他2,3本の奥歯についても行うしかないのでしょうか。他の手段はないのでしょうか。
>痛みは全くありません。

病変が無ければそのまま根の方は触らないというのも1つです。


痛みが出ると心配になってしまいますが、しっかりと説明をしてくれる先生であれば、一度今の不安を相談された方がいいと思いますよ^^

おだいじに

 




タイトル 生活断髄歯と抜髄歯をレントゲン等で見分けることは不可能か
質問者 ねこぶたさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療その他
審美歯科・美容歯科その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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