歯茎が腫れた右下7番、インプラントをすべきか否か
相談者:
きーさん (41歳:女性)
投稿日時:2012-01-14 00:42:06
参考:過去のご相談
※少し違和感のある銀歯の交換について
お世話になります。
右下7番(銀歯)の歯茎が腫れ、歯磨き時などに該当部に触れると少し痛みを感じました(1/9)。
その後、違和感はあるものの腫れはひき、痛みもなくなりましたが、念の為、1/13に歯科を受診しました。
膿をかき出し、薬を塗布して治療終了。
右下7番については、2年ほど前に同じ歯科を受診した際、右上7番も銀歯で、噛む力を強いせいなのか、銀歯が磨耗してきているので強度のある金歯へ替えてはどうかという指摘を受けておりました。
ところが、今回は、インプラントを勧められました。
このままでは、また歯茎が腫れる度に同様の治療を繰り返すばかりで銀歯を抜かないと根本的な解決にはならない。
ブリッジは隣のセラミックの歯を削ることになるのでお勧めではない。
今なら土台を打ち込める骨があるが、この先インプラントが出来ない状態になることも考えられるので早めに決断した方がいい、今やれば一生ものと言われました。
上下銀歯であることは気にしていましたので、今の銀歯がそろそろ寿命なら保険適用外のクラウンに替えようかとは考えていました。
歯茎が腫れたのは初めてで、風邪をひいたりして免疫力が落ちたことが原因かもと思っていたので、正直インプラントの話はショックでした。
問題の歯をご覧いただいていませんし、稚拙な説明だけですが、先生方もインプラントをお勧めになりますでしょうか。
ご助言の程、宜しくお願い致します。
※少し違和感のある銀歯の交換について
お世話になります。
右下7番(銀歯)の歯茎が腫れ、歯磨き時などに該当部に触れると少し痛みを感じました(1/9)。
その後、違和感はあるものの腫れはひき、痛みもなくなりましたが、念の為、1/13に歯科を受診しました。
膿をかき出し、薬を塗布して治療終了。
右下7番については、2年ほど前に同じ歯科を受診した際、右上7番も銀歯で、噛む力を強いせいなのか、銀歯が磨耗してきているので強度のある金歯へ替えてはどうかという指摘を受けておりました。
ところが、今回は、インプラントを勧められました。
このままでは、また歯茎が腫れる度に同様の治療を繰り返すばかりで銀歯を抜かないと根本的な解決にはならない。
ブリッジは隣のセラミックの歯を削ることになるのでお勧めではない。
今なら土台を打ち込める骨があるが、この先インプラントが出来ない状態になることも考えられるので早めに決断した方がいい、今やれば一生ものと言われました。
上下銀歯であることは気にしていましたので、今の銀歯がそろそろ寿命なら保険適用外のクラウンに替えようかとは考えていました。
歯茎が腫れたのは初めてで、風邪をひいたりして免疫力が落ちたことが原因かもと思っていたので、正直インプラントの話はショックでした。
問題の歯をご覧いただいていませんし、稚拙な説明だけですが、先生方もインプラントをお勧めになりますでしょうか。
ご助言の程、宜しくお願い致します。
[過去のご相談]
回答1
飯田歯科(堺市南区)の飯田です。
回答日時:2012-01-14 01:23:57
一度腫れただけで抜歯の判断は・・状況に依りますね。
歯根が破折していれば別ですが、今回の状況ではあまりかんがえられませんね。
一度なぜ抜歯しないといけないかの理由をお尋ね下さい。
根の治療が問題であれば再治療で改善するかもしれませんし、単に免疫力が落ちている状態であれば、再治療しなくても良いかもしれませんね。
歯周病が問題であれば、その進行程度によります。
しかし、初めて腫れたのであれば手入れの仕方を指導してもらったり、歯石を除去してもらうことにより改善する可能性はあります。
そして、歯周病が問題であれば現在のお手入れの状態でインプラントが、一生ものと断言するのは理屈が通りません。
もう一度担当医と良くご相談されてはいかがでしょう。
ご参考になりましたら幸いです。
歯根が破折していれば別ですが、今回の状況ではあまりかんがえられませんね。
一度なぜ抜歯しないといけないかの理由をお尋ね下さい。
根の治療が問題であれば再治療で改善するかもしれませんし、単に免疫力が落ちている状態であれば、再治療しなくても良いかもしれませんね。
歯周病が問題であれば、その進行程度によります。
しかし、初めて腫れたのであれば手入れの仕方を指導してもらったり、歯石を除去してもらうことにより改善する可能性はあります。
そして、歯周病が問題であれば現在のお手入れの状態でインプラントが、一生ものと断言するのは理屈が通りません。
もう一度担当医と良くご相談されてはいかがでしょう。
ご参考になりましたら幸いです。
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2012-01-14 05:53:17
きー さん、おはようございます。
>歯茎が腫れたのは初めて
きー さんご自身は、今回初めてと思っていらしても、2年以上前から、徐々に進行していたトラブルがあったのかもしれません。
抜歯については、ある意味、タイミングが重要です。
後生大事に残した為に、その後の治療が困難になることもあります。
治療の後、定期健診を続けることで、長く残せる場合もあります。
その見極めが大事かと思います。
>今やれば一生もの
40歳代の方に、一生ものとは、私にもよく分かりません。
飯田先生も仰っていますが、なぜ抜歯しないといけないか、改めてご相談下さることをお勧めします。
>歯茎が腫れたのは初めて
きー さんご自身は、今回初めてと思っていらしても、2年以上前から、徐々に進行していたトラブルがあったのかもしれません。
抜歯については、ある意味、タイミングが重要です。
後生大事に残した為に、その後の治療が困難になることもあります。
治療の後、定期健診を続けることで、長く残せる場合もあります。
その見極めが大事かと思います。
>今やれば一生もの
40歳代の方に、一生ものとは、私にもよく分かりません。
飯田先生も仰っていますが、なぜ抜歯しないといけないか、改めてご相談下さることをお勧めします。
回答3
脇田歯科(愛知県一宮市)の脇田です
回答日時:2012-01-15 05:08:28
抜歯すべきかどうかは、残念ながら、わかりかねますが、病気を放置するのは健康上好ましくありません。
どのようにして病気を治すのかを、まず検討する必要があります。
抜歯で病気を治す場合は、その後に歯を入れる方法の1選択肢としてインプラントもあるかもしれません。
どのようにして病気を治すのかを、まず検討する必要があります。
抜歯で病気を治す場合は、その後に歯を入れる方法の1選択肢としてインプラントもあるかもしれません。
相談者からの返信
相談者:
きーさん
返信日時:2012-01-17 22:24:39
先生方 早速ご回答いただきましてありがとうございました。
本日、再診でしたので、抜歯の必要性について聞いてまいりました。
問題の歯に造影剤を注入してレントゲンを撮ったところ、かなり深い部分まで白くなり、骨が溶け出していると説明されました。
このままでは広範囲にわたって骨が溶けてしまい、結果歯も抜け、骨もなくなってしまうので、早めの抜歯とインプラントを勧めるとのことでした。
インターネットで「歯の周囲の骨が溶けた状態からは、どんな名医でも抜歯という治療しかできません。」との記述を見つけ、抜歯は致し方ないかなと思っています。
そこで、抜歯後の選択として、やはりインプラントが最善の方法なのかについて、お聞きしたいと思います。
今日の話では、一押しはインプラントなのですが、私の骨の状態もあり、100%成功する可能性は無いと言われました。
100%は無いものなのでしょうか。
費用もかかるわけですし、抜歯したものの、結局ブリッジしかだめですね、ということなら、抜歯せずにこのまま様子を見てからブリッジにしても遅くは無いような気がするのですが・・・。
何度も恐れ入りますが、再度ご意見をお聞かせください。
宜しくお願い致します。
本日、再診でしたので、抜歯の必要性について聞いてまいりました。
問題の歯に造影剤を注入してレントゲンを撮ったところ、かなり深い部分まで白くなり、骨が溶け出していると説明されました。
このままでは広範囲にわたって骨が溶けてしまい、結果歯も抜け、骨もなくなってしまうので、早めの抜歯とインプラントを勧めるとのことでした。
インターネットで「歯の周囲の骨が溶けた状態からは、どんな名医でも抜歯という治療しかできません。」との記述を見つけ、抜歯は致し方ないかなと思っています。
そこで、抜歯後の選択として、やはりインプラントが最善の方法なのかについて、お聞きしたいと思います。
今日の話では、一押しはインプラントなのですが、私の骨の状態もあり、100%成功する可能性は無いと言われました。
100%は無いものなのでしょうか。
費用もかかるわけですし、抜歯したものの、結局ブリッジしかだめですね、ということなら、抜歯せずにこのまま様子を見てからブリッジにしても遅くは無いような気がするのですが・・・。
何度も恐れ入りますが、再度ご意見をお聞かせください。
宜しくお願い致します。
回答4
飯田歯科(堺市南区)の飯田です。
回答日時:2012-01-17 23:20:18
きーさん、こんばんは。
≫抜歯後の選択として、やはりインプラントが最善の方法なのかについて、お聞きしたいと思います。
きちんとした治療をしてもらえるのなら、絶対にインプラントがお勧めです。
かみ合わせを維持する本数を確保したほうが良いですし、ブリッジだと自分の歯を削る量も多いですし、片方のみセメントがはずれて虫歯が進行したり進行しても気がつかないでさらに自分の歯が減ってしまうようなことも起こりやすいからです。
≫今日の話では、一押しはインプラントなのですが、私の骨の状態もあり、100%成功する可能性は無いと言われました。
≫100%は無いものなのでしょうか。
≫費用もかかるわけですし
抜歯後の適切な時期に診査してもらい、その時の骨の状態を診断してもらっては如何でしょうか?
その時に骨が十分であれば、そして全身状態に問題がなければ通常は100%成功するでしょうし、骨が少なく骨造成によるリスクがあるのであれば、その確率をお聞きしてそこで判断されたら如何ですか?
≫抜歯せずにこのまま様子を見てからブリッジにしても遅くは無いような気がするのですが・・・
かなり骨欠損が進行しているのが事実であれば、ぎりぎりまで放置するのはお勧めできません。
根の先まで進行すると一気に骨も吸収してしまい、その後の回復も少なく骨量が少ない状態が一生続く可能性が高いからです。
ブリッジでもくぼみがあると違和感が出る場合もありますし、将来他の歯も抜歯になり入れ歯になった場合でも、入れ歯は骨で支えるのでその骨がないと安定しません。
ご参考になりましたら幸いです。
≫抜歯後の選択として、やはりインプラントが最善の方法なのかについて、お聞きしたいと思います。
きちんとした治療をしてもらえるのなら、絶対にインプラントがお勧めです。
かみ合わせを維持する本数を確保したほうが良いですし、ブリッジだと自分の歯を削る量も多いですし、片方のみセメントがはずれて虫歯が進行したり進行しても気がつかないでさらに自分の歯が減ってしまうようなことも起こりやすいからです。
≫今日の話では、一押しはインプラントなのですが、私の骨の状態もあり、100%成功する可能性は無いと言われました。
≫100%は無いものなのでしょうか。
≫費用もかかるわけですし
抜歯後の適切な時期に診査してもらい、その時の骨の状態を診断してもらっては如何でしょうか?
その時に骨が十分であれば、そして全身状態に問題がなければ通常は100%成功するでしょうし、骨が少なく骨造成によるリスクがあるのであれば、その確率をお聞きしてそこで判断されたら如何ですか?
≫抜歯せずにこのまま様子を見てからブリッジにしても遅くは無いような気がするのですが・・・
かなり骨欠損が進行しているのが事実であれば、ぎりぎりまで放置するのはお勧めできません。
根の先まで進行すると一気に骨も吸収してしまい、その後の回復も少なく骨量が少ない状態が一生続く可能性が高いからです。
ブリッジでもくぼみがあると違和感が出る場合もありますし、将来他の歯も抜歯になり入れ歯になった場合でも、入れ歯は骨で支えるのでその骨がないと安定しません。
ご参考になりましたら幸いです。
回答5
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2012-01-18 06:22:01
きー さん、ご返信ありがとうございます。
医療の世界に100%ということはありません。
ご参考までに。
参考⇒インプラントの成功率
ただ、飯田先生も仰っている、「かなり骨欠損が進行しているのが事実であれば、ぎりぎりまで放置するのはお勧めできません」には同意見です。
その後、抜歯後の適切な時期に診査してもらい、その時の骨の状態を診断していただくことで、100%に少しでもインプラント治療の成功率を近づけることを目指しましょう。
医療の世界に100%ということはありません。
ご参考までに。
参考⇒インプラントの成功率
ただ、飯田先生も仰っている、「かなり骨欠損が進行しているのが事実であれば、ぎりぎりまで放置するのはお勧めできません」には同意見です。
その後、抜歯後の適切な時期に診査してもらい、その時の骨の状態を診断していただくことで、100%に少しでもインプラント治療の成功率を近づけることを目指しましょう。
相談者からの返信
相談者:
きーさん
返信日時:2012-01-19 22:37:47
再度のご回答をいただきまして、ありがとうございました。
インプラントが現在の最善の方法だと納得できました。
治療に対してはまだ不安がありますが、主治医とコミュニケーションをとって成功率100%を目指します。
インプラントが現在の最善の方法だと納得できました。
治療に対してはまだ不安がありますが、主治医とコミュニケーションをとって成功率100%を目指します。
タイトル | 歯茎が腫れた右下7番、インプラントをすべきか否か |
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質問者 | きーさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 41歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定 抜歯:7番(第二大臼歯) インプラント治療法 歯茎(歯ぐき)の腫れ |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。