７歳、上下顎前突の診断で矯正予定。ヘッドギアの使用に疑問
相談者：
まーやんまーやんさん (27歳：女性)
投稿日時：2012-01-19 10:39:54
こんにちは
今回、子どもの矯正治療について疑問点がありましたので、ご相談させて下さい。
子どもは7歳なのですが、歯科医院で上下顎前突と診断されました。
下あごが小さく、歯が前方に出ているとのことです。
治療としては、子どものうちはとくに装置を使って矯正をしないで、大人になってから歯を抜いてから治すとのことです。
ひょっとしたら下あごが大きくなって欲しいのでヘッドギアを使うかもしれないと言われました。
ヘッドギアって上の歯につける装置ですよね。
それで、なぜ下あごが成長するのか理解できませんが・・・・
ともあれ、せっかく子どもの時から矯正を始めるのに、何もしない（ヘッドギアは使うかもですが）のはいいのかなと思いまして・・・
口もとが出ているので、その横顔の出ている感が気になっていて矯正を始めようと思ったのですが・・・・
アドバイスを頂けると嬉しいです
よろしくお願いいたします
今回、子どもの矯正治療について疑問点がありましたので、ご相談させて下さい。
子どもは7歳なのですが、歯科医院で上下顎前突と診断されました。
下あごが小さく、歯が前方に出ているとのことです。
治療としては、子どものうちはとくに装置を使って矯正をしないで、大人になってから歯を抜いてから治すとのことです。
ひょっとしたら下あごが大きくなって欲しいのでヘッドギアを使うかもしれないと言われました。
ヘッドギアって上の歯につける装置ですよね。
それで、なぜ下あごが成長するのか理解できませんが・・・・
ともあれ、せっかく子どもの時から矯正を始めるのに、何もしない（ヘッドギアは使うかもですが）のはいいのかなと思いまして・・・
口もとが出ているので、その横顔の出ている感が気になっていて矯正を始めようと思ったのですが・・・・
アドバイスを頂けると嬉しいです
よろしくお願いいたします
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時：2012-01-19 10:51:53
まーやんまーやんさま、こんにちわ。
お子さんが上下顎前突と診断され、矯正治療を考えていらっしゃるのですね、実際に拝見したわけではないので断定はできませんが、個人的には外科矯正をせずに、かなり不正咬合が改善できそうなら、成長が残っている今から矯正治療をしたほうがいいように思います。
また将来的には、４本抜歯症例として治すことも考えておいたほうがいいかもしれません、いずれにしろご自身が疑問に思っていることに納得いく説明をしていただけるＤｒを探されて、相談してみるのがいいように思います。
参考になれば幸いです。
お子さんが上下顎前突と診断され、矯正治療を考えていらっしゃるのですね、実際に拝見したわけではないので断定はできませんが、個人的には外科矯正をせずに、かなり不正咬合が改善できそうなら、成長が残っている今から矯正治療をしたほうがいいように思います。
また将来的には、４本抜歯症例として治すことも考えておいたほうがいいかもしれません、いずれにしろご自身が疑問に思っていることに納得いく説明をしていただけるＤｒを探されて、相談してみるのがいいように思います。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信相談者：
まーやんまーやんさん
返信日時：2012-01-19 10:58:51
山田 豊和先生
アドバイスをありがとうございます
子どものうちから治療を始めた方がいいとのことですが、使うかもしれないと言われたヘッドギアのことでしょうか？
将来、歯を抜くのはしょうがないとは思っていますが、子どものうちにどんな治療が出来るのかなと思いまして・・・
よろしくお願いいたします
アドバイスをありがとうございます
子どものうちから治療を始めた方がいいとのことですが、使うかもしれないと言われたヘッドギアのことでしょうか？
将来、歯を抜くのはしょうがないとは思っていますが、子どものうちにどんな治療が出来るのかなと思いまして・・・
よろしくお願いいたします
回答2山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時：2012-01-19 11:19:59
こんにちわ。
実際に拝見してはいないので、どのような方法がいいかはわかりかねますが、検査をしてその分析をして治療計画を立てることになります。
そしてその結果を説明して理解していただいて、治療を始めることになります、すぐに始めるか経過観察をするかは分析結果と患者さん次第ということになります。
お子さんの場合は、どのあたりまで進んでいるのでしょうか。
実際に拝見してはいないので、どのような方法がいいかはわかりかねますが、検査をしてその分析をして治療計画を立てることになります。
そしてその結果を説明して理解していただいて、治療を始めることになります、すぐに始めるか経過観察をするかは分析結果と患者さん次第ということになります。
お子さんの場合は、どのあたりまで進んでいるのでしょうか。
回答3
ひたちの矯正歯科医院(茨城県牛久市)の秋山です。
回答日時：2012-01-19 11:24:47
上下顎前突とは、上下顎骨もしくは上下前歯歯軸がともに突出している症状をさすのですが、下あごが小さい（上あごよりも後方に位置している？）と診断されたのでしょうか？
この辺が不確かなのでお答えしづらいのですが、ヘッドギアを使用する目的として、上顎大臼歯を後方に移動させ上下の奥歯（第一大臼歯）関係を適切な状況に位置づけたり、上顎骨の前方成長を抑制し下顎骨との相対的位置関係を是正することがあげられます。
＞ひょっとしたら下あごが大きくなって欲しいのでヘッドギアを使うかもしれないと言われました
（記載が重複しますが）主治医の発言を私なりに解釈するならば、上顎と比較して後方位にある下顎を上顎の前方成長を抑制することによって、相対的に前方に位置づけるということだと思います。
＞せっかく子どもの時から矯正を始めるのに
治療には適正なタイミングがあり、早期治療が全て良いのではありません。
オーバートリートメントを避け、患者さんにできるだけ負担をかけないような治療計画を立案し、それにのっとり経過観察を行うのも良いと思います。
この辺が不確かなのでお答えしづらいのですが、ヘッドギアを使用する目的として、上顎大臼歯を後方に移動させ上下の奥歯（第一大臼歯）関係を適切な状況に位置づけたり、上顎骨の前方成長を抑制し下顎骨との相対的位置関係を是正することがあげられます。
＞ひょっとしたら下あごが大きくなって欲しいのでヘッドギアを使うかもしれないと言われました
（記載が重複しますが）主治医の発言を私なりに解釈するならば、上顎と比較して後方位にある下顎を上顎の前方成長を抑制することによって、相対的に前方に位置づけるということだと思います。
＞せっかく子どもの時から矯正を始めるのに
治療には適正なタイミングがあり、早期治療が全て良いのではありません。
オーバートリートメントを避け、患者さんにできるだけ負担をかけないような治療計画を立案し、それにのっとり経過観察を行うのも良いと思います。
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時：2012-01-19 13:17:36
7歳で、上下顎前突と診断されたのですね。。。
個人的には、歯並びや咬み合わせが悪くなる原因は、遺伝的要素もありますが、機能的な要素が非常に大きいと思っています。
成長期真っ只中にあるお子さんの場合、歯科医が成長方向や機能異常を上手に改善誘導してあげれば確実に綺麗になっていくと思って治療をしています。
子どもの矯正に関しては、歯科医によってアプローチ法がかなり異なっているものです。
お友達などに評判を聞かれ、何軒か他にもご相談に行かれてみてはいかがでしょうか?
ちなみに私は、筋機能訓練矯正装置（Ｔ４Ｋを主体にした簡単なトレーナー類）とＭＦＴを主に使って（必要ならば拡大装置も併用）、育成矯正をしています。
みなさん見違えるように綺麗になられています。
せっかくの成長期を、上手に利用した治療を行ってくれる歯科医院を探してみて下さい。
個人的には、歯並びや咬み合わせが悪くなる原因は、遺伝的要素もありますが、機能的な要素が非常に大きいと思っています。
成長期真っ只中にあるお子さんの場合、歯科医が成長方向や機能異常を上手に改善誘導してあげれば確実に綺麗になっていくと思って治療をしています。
子どもの矯正に関しては、歯科医によってアプローチ法がかなり異なっているものです。
お友達などに評判を聞かれ、何軒か他にもご相談に行かれてみてはいかがでしょうか?
ちなみに私は、筋機能訓練矯正装置（Ｔ４Ｋを主体にした簡単なトレーナー類）とＭＦＴを主に使って（必要ならば拡大装置も併用）、育成矯正をしています。
みなさん見違えるように綺麗になられています。
せっかくの成長期を、上手に利用した治療を行ってくれる歯科医院を探してみて下さい。
回答5
回答日時：2012-01-19 13:54:52
下顎が小さく、上下前歯の唇側傾斜がある状態と解釈しました。
おそらく骨格的には上顎前突タイプだと思われます。
このような場合には、口唇閉鎖不全が認められるものと想像します。
舌癖がある可能性も高いと思います。
このような方の矯正治療は、顎骨の成長発育のコントロールを目的に早めに開始しようとする先生と、顎骨の成長コントロールはしても無駄だと考える先生がいます。
私は成長のコントロールは可能だという立場ですから、早めに手がけます。
ただしこれには確固たるエビデンスはありません。
だからといって装置をすぐ装着するかどうかは分かりません。
ひょっとすると、MFTなどで舌位の改善や口唇力強化に努めるかもしれません。
状況によっては、機能的矯正装置を使っていただくかもしれません。
これは一期治療に当たり、当然二期治療（4本抜歯の可能性もある）を前提として治療開始します。
このほか、鼻気道疾患があるかどうかを確認してもいいと思います。
鼻気道疾患があると口呼吸、舌の前方位、口唇閉鎖不全が生じ、上下顎前突様顔貌になりがちです。
この時期に、ヘッドギアを好んでお使いになる先生も大勢います。
おそらく骨格的には上顎前突タイプだと思われます。
このような場合には、口唇閉鎖不全が認められるものと想像します。
舌癖がある可能性も高いと思います。
このような方の矯正治療は、顎骨の成長発育のコントロールを目的に早めに開始しようとする先生と、顎骨の成長コントロールはしても無駄だと考える先生がいます。
私は成長のコントロールは可能だという立場ですから、早めに手がけます。
ただしこれには確固たるエビデンスはありません。
だからといって装置をすぐ装着するかどうかは分かりません。
ひょっとすると、MFTなどで舌位の改善や口唇力強化に努めるかもしれません。
状況によっては、機能的矯正装置を使っていただくかもしれません。
これは一期治療に当たり、当然二期治療（4本抜歯の可能性もある）を前提として治療開始します。
このほか、鼻気道疾患があるかどうかを確認してもいいと思います。
鼻気道疾患があると口呼吸、舌の前方位、口唇閉鎖不全が生じ、上下顎前突様顔貌になりがちです。
この時期に、ヘッドギアを好んでお使いになる先生も大勢います。
相談者からの返信相談者：
まーやんまーやんさん
返信日時：2012-01-19 16:02:38
| タイトル | ７歳、上下顎前突の診断で矯正予定。ヘッドギアの使用に疑問 |
|---|---|
| 質問者 | まーやんまーやんさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 27歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
歯列矯正の治療法 小児矯正(子供の矯正) 子供の歯列矯正 上顎前突(出っ歯) 下顎前突(受け口) |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
