再根管治療しても再びフィステル、大学病院なので通院にストレス

相談者: junshunaさん (42歳:女性)
投稿日時:2012-01-27 11:51:49
@A歯科にて 7・8年以上前に虫歯治療抜髄5,6番連結銀クラウン

AB歯科にて 4年ほど前に虫歯のため?再治療5,6番個別に銀クラウン、6番は根管治療やり直し?
→その後ほどなくして6番あたり違和感腫れが出てき始めたが、歯科への不信感・不安感・恐怖感から通えず結果放置→

B某大学病院歯科にて 1年ほど前から6番の3回目根管治療開始
→根管治療途中からはフィステルも痛み膿などが止まり仮歯を被せてから、違和感痛み腫れが出始めた  B歯科治療後の状態と似ている
→仮歯 壊れたため受診 やはりフィステルが出来ていた


ちなみに、現在の残歯は上下ともに左右6番まで(24本)です。

左上6番は一応目に見える破折はないとのこと(仮歯にしてから一回激痛が起こり、折れたかと思ったことがありますが)

  

仮歯が壊れて受診したのがおとついのことで、明日がもともとの予約日になっており、受診します。
そこで、自分が何を選択すべきなのか悩んでおります。


現在の某大学病院では、この根管治療に関しては歯科保存科にかかっております(最初しばらくは総合診療科だったが、相談して転科)。

担当医曰く、今まで数回根管治療を行ってきていて今回の状態というのは、データ的に言っても再度根管治療を行っても予後が悪いと思われる。

長い根管治療期間が苦痛である等であれば、抜歯インプラント OR 部分入れ歯 OR ブリッジ の選択 のようです。。

あちらからは、提案も何もないのですが、こちらからお聞きすると、第一選択肢は再び根管治療のようです(あとは抜歯だから?)。



そこで質問です。
まずはこの歯は、根管治療をすることを第一選択肢とするのは妥当でしょうか?

(抜歯しかないのであれば、私もこの選択肢しかとりあえずないのですが、通院のストレスは大変なものだったので。。医師とのコミュニケーションの難しさ。
仮歯が何回もとれて駆けつけなければならないこと。
予約が一ヶ月以上先にしかとれないが、そんなに間が空き続けて本当に大丈夫なのか?心配事ばかり)。

また根管治療をしてみることは通院の大変さ以外のデメリットはないのでしょうか?


そして根管治療以外の選択肢は、抜歯して他のものを据える という以外にないのでしょうか?
(根管治療を第一としても、その後の治療の青写真がほしいです)

必要とあれば考えなければいけないのですが、できるだけ入れ歯もインプラント(できるとしても)も避けたいです。


抜歯したままでは、噛み合わせの問題〜顎関節症 などの問題が出る可能性があるので良くないとの話で、こちらのHPで勉強させていただいたこととも同じようですが。

この歯の持ち主である自分としては、この左上6番は、噛む力が強く加わらないようにかみ合わない状態に低くしておくことで、抜歯しないで様子を見ていくことはできないのだろうか?と思っています。

根管治療中のこの一年間は、その状態であれば、フィステルは収まっていたので。
銀クラウンは取り外しが簡単なように被せてもらうということも可能なのでしょうか?
仮歯とクラウンの中間のような処置というか。。

何か、抜歯の前にできることはないか?
ほかに何かお気づきの点あれば、アドバイス等いただけると助かります。


歯のことは、長年トラブルで悩みすぎてもう分からなくなりつつあるので、妥当でないことを書いているかもしれません。

わかりにくい質問になってしまったかもしれませんが、ご回答いただければ幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-01-27 12:02:07
根管治療をすることを第一選択肢とするのは妥当でしょうか?

そうですね、感染根管治療が第一選択になると思います、次は抜歯の前に歯根端切除等の外科的歯内療法もあります。



>噛む力が強く加わらないようにかみ合わない状態に低くしておくことで、抜歯しないで様子を見ていくことはできないのだろうか?と思っています。

根管内の感染がコントロール出来なければ意味がありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: junshunaさん
返信日時:2012-01-27 12:24:39
細見先生。早速お答え頂いて、ありがとうございます。

やはり、まずは再び根管治療 ということですね。


書き方が分かりにくくて申し訳ありません。

>噛む力が強く加わらないようにかみ合わない状態に低くしておくことで、抜歯しないで様子を見ていくことはできないのだろうか?と思っています。

は、根管内の感染がコントロール完了後の根管治療後の選択肢だとしてもあり得ないでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-01-28 10:42:41
>根管内の感染がコントロール完了後の根管治療後の選択肢だとしてもあり得ないでしょうか?

んんん、考え方次第だとは思うのですが…。


車も自転車も乗らないと錆びちゃいますよね。
実は歯も機能していない(咬んでいない)と汚れが溜まりやすくなるんですよ。

汚れが溜まりやすい → 虫歯歯周病のリスクが高くなる

と考えるのが普通です。


なので

「機能しない歯を残しておくメリット」
歯槽骨の吸収を防ぐ、入れ歯アンカーにする、くらいしか思いつきません)



「痛みの再発」
「虫歯や歯周病のリスク」
咀嚼能力の低下」
咬み合わせの変化」
顎関節に対する負担」

などのデメリットを天秤にかけると…と言う感じです。


担当の先生としっかり相談されてください。

回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2012-01-28 18:49:03
>ちなみに、現在の残歯は上下ともに左右6番まで(24本)です。
>左上6番は一応目に見える破折はないとのこと(仮歯にしてから一回激痛が起こり、折れたかと思ったことがありますが)

>やはりフィステルが出来ていた


負担過重から歯根破折の可能性がある気がします。
これは見てもわからないことがほとんどで、レントゲンでもわかりにくいケースがあります。

不幸中の幸い?通院間隔が長いので、根管治療をしながら、ようすを見たらいかがですか。
月単位で、はっきりしてくることがほとんどです。  

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: junshunaさん
返信日時:2012-01-29 00:21:39
櫻井先生

使わない自転車の例え、とてもわかりやすかったです。
使われない状態での歯は、デメリットのほうが多くなるかもですね。

選択に生かせるお話です。
ありがとうございます。



松山先生

>不幸中の幸い?通院間隔が長いので、根管治療をしながら、ようすを見たらいかがですか。
>月単位で、はっきりしてくることがほとんどです。  

ポジティブな考え方、素敵です。
本日、受診の際、ちょうどそのような方向で行くことを、決めたところでした。
ありがとうございます。

はい、レントゲンでは破折は認められませんでしたが、やはり可能性はあるし様子見ていくことでしかわからないね、という話になりました。
私も腹をくくれてよかったです。



本日、受診の際、今回の質問を担当医にぶつけてみましたところ、根管治療が成功して終わった場合、強く当たらないように補填物で調整はできるかもね、補填科の先生の考え方次第になるだろうけど、というお話になりました。
補填物を外せるような接着も可能だろうと。

また、様子を見ながらいくのならフィステルと共に生きていく?のもありだと。
それで周りの骨が溶けていくというのも、それほどないだろうから、と。


私も、それも苦し紛れの1つの選択(抜歯しかない場合)と思っていたので、いろいろ気が楽になりました。

最悪、抜歯しかないのだったら、そうするしかないのだし、と。
また、抜歯をするときにしても、その悪い根だけを切って残りの根を生かす方法もありますよと、予後が5年くらいというデータのものですけど、と。そのときの状況次第では、選択肢の一つになるかもです。

一本まるごと抜歯の場合でも、即座にインプラント等を入れなければいけないこともなく、影響についてしばらく様子見ていからでも遅くないでしょうと。


先生方のご意見から、デメリットのことも踏まえながら、根管治療をしていきながら様子を見て、先生ともよく話しあうようにしようと思います。

先生方、ありがとうございました。
こんなにすばやく回答を頂けるなんて、本当に有りがたかったです。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-01-29 06:56:47
大学病院だと歯科保存科と歯内療法科は別れている場合があります。
歯科保存科より歯内療法科の方がいいように思います。

あと6番あたりに違和感があるから必ず6番とは限りません。
5番の可能性もあると思います。




タイトル 再根管治療しても再びフィステル、大学病院なので通院にストレス
質問者 junshunaさん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療に関するトラブル
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
歯根破折
歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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