[写真あり] ジルコニアクラウン裏側根元部分が白く不透明な仕上がり
相談者:
aaa1さん (38歳:女性)
投稿日時:2012-02-05 16:52:29
はじめまして。
以下長文ですが、お願い致します。
●先日、前歯2本をジルコニアクラウンにしたのですが、歯の裏側の付け根付近に白い不透明な付着物があるのに気が付きました。
下記の事例と同様かと思われます。
<〔写真あり〕前歯のジルコニアクラウンの裏側に色むらがあり気になる>
出来上がった本歯を見せられた際、表側も裏側も自然な形に見えましたし、装着後に裏側がそのような見え方になるとの事前の説明がなかったので、本付け後に上記のことに気づきました。
私としては、歯の裏側も自然な見え方になることを期待していたので、事前に説明があれば自然な見え方になる方向で方策を相談することができたのに、と残念でなりません。
担当医の説明では、ジルコニアが露出している部分もセラミックで覆うと歯の厚みが増してしまうのでということでした。
この歯にする前もセラミック(陶器)の差し歯だったのですが、それは裏側の付け根までセラミックで覆われていました。
それでも舌の当たり具合や発声などに何の支障もありませんでしたので、なぜ事前に説明してくれなかったのか、と思ってしまいました。
(その他、担当医はジルコニアには強度があるなどのメリットをあげていました。)
●また、今回付けた前歯2本のうち1本の裏側に歯茎との間に隙間があり、指や舌で触るとひっかかりがあったので、修正するようにお願いしたところ、担当医はプラスティックでその部分を埋めました。
担当医の説明は、<表側は歯茎に入れ込んでいるが、裏側は歯と歯茎の接点をぎりぎりにしている。裏側も歯茎に入れ込んでしまうと、炎症などの原因になる>というものでした。
私の疑問は、前歯2本のうち一方はそのような隙間やひっかかりはないので、一方だけこのような隙間やひっかかりがあるのは何らかのミスではないのかということと、プラスティックで埋めているが、変色や耐久性に問題があるのではないかということです。
そして、プラスティックで埋めてしまうと歯茎が「下りて」こないと聞いています。表側の歯茎の下がり方に影響しないのか不安です。と言いますのも、本歯ができる前の仮歯の成形で1年近くかかっており、その間ずっとプラスティックの仮歯をはめていたので歯茎が「上がって」しまっているのです。
●質問としては、以下の4点になりますが、とにかく「自然な見え方の歯になる方策」があれば教えて頂ければ幸いです。
1.ジルコニア露出部分を目立たなくする方法はありますか?
(担当医との話し合いでは、ステインをつけてわざと汚してみるという案が出ていましたが、逆に目立ってしまうということはないでしょうか?
また何もしなくても、時間の経過とともにある程度目立たなくなっていくという可能性はあるのでしょうか?)
2.目立たなくできないのであれば、作り直したいと思っているのですが、担当医の言うように厚みがでるとか、自歯への影響などデメリットはどのようなものがあるでしょうか?
なお担当医は、厚みを持たせるのは歯の周囲で、歯の中央部はへこませる形にすると言っていました。
このようにした場合、舌のひっかかりや発音、見え方への影響は大丈夫でしょうか?
また、作り直す際の注意点などがあればお訊かせ願えればと思います。
(ジルコニアとセラミックの組みわせによる現在の本歯の色合いは気に入っています。)
3.裏側にできた隙間について、担当医の説明および処置は妥当なものなのでしょうか?
4.費用の目安を知りたいです。[現在までの経緯]作り直す前は、前歯2本のうち1本はセラミックの差し歯で、一方はラミネートのべニアでした。
(※この差し歯は現在の病院ではなく、他の病院で作ったものです。)
差し歯の色とラミネートの歯の色が合っていなかったので、当初は差し歯の作り変えだけで色を合わすことができるというお話だったので、お願いしました。
しかしその後、ラミネートの歯との色合わせが難しいということになり、ラミネートの歯も差し歯にすることになりました。
これは当初の予定にはなかったことなので、材料費だけにしましょうというお話でした。この「材料費」がいくらぐらいのものなのか、ということが知りたいです。
以上、ご回答を頂けますでしょうか?
よろしくお願い致します。
以下長文ですが、お願い致します。
●先日、前歯2本をジルコニアクラウンにしたのですが、歯の裏側の付け根付近に白い不透明な付着物があるのに気が付きました。
下記の事例と同様かと思われます。
<〔写真あり〕前歯のジルコニアクラウンの裏側に色むらがあり気になる>
出来上がった本歯を見せられた際、表側も裏側も自然な形に見えましたし、装着後に裏側がそのような見え方になるとの事前の説明がなかったので、本付け後に上記のことに気づきました。
私としては、歯の裏側も自然な見え方になることを期待していたので、事前に説明があれば自然な見え方になる方向で方策を相談することができたのに、と残念でなりません。
担当医の説明では、ジルコニアが露出している部分もセラミックで覆うと歯の厚みが増してしまうのでということでした。
この歯にする前もセラミック(陶器)の差し歯だったのですが、それは裏側の付け根までセラミックで覆われていました。
それでも舌の当たり具合や発声などに何の支障もありませんでしたので、なぜ事前に説明してくれなかったのか、と思ってしまいました。
(その他、担当医はジルコニアには強度があるなどのメリットをあげていました。)
●また、今回付けた前歯2本のうち1本の裏側に歯茎との間に隙間があり、指や舌で触るとひっかかりがあったので、修正するようにお願いしたところ、担当医はプラスティックでその部分を埋めました。
担当医の説明は、<表側は歯茎に入れ込んでいるが、裏側は歯と歯茎の接点をぎりぎりにしている。裏側も歯茎に入れ込んでしまうと、炎症などの原因になる>というものでした。
私の疑問は、前歯2本のうち一方はそのような隙間やひっかかりはないので、一方だけこのような隙間やひっかかりがあるのは何らかのミスではないのかということと、プラスティックで埋めているが、変色や耐久性に問題があるのではないかということです。
そして、プラスティックで埋めてしまうと歯茎が「下りて」こないと聞いています。表側の歯茎の下がり方に影響しないのか不安です。と言いますのも、本歯ができる前の仮歯の成形で1年近くかかっており、その間ずっとプラスティックの仮歯をはめていたので歯茎が「上がって」しまっているのです。
●質問としては、以下の4点になりますが、とにかく「自然な見え方の歯になる方策」があれば教えて頂ければ幸いです。
1.ジルコニア露出部分を目立たなくする方法はありますか?
(担当医との話し合いでは、ステインをつけてわざと汚してみるという案が出ていましたが、逆に目立ってしまうということはないでしょうか?
また何もしなくても、時間の経過とともにある程度目立たなくなっていくという可能性はあるのでしょうか?)
2.目立たなくできないのであれば、作り直したいと思っているのですが、担当医の言うように厚みがでるとか、自歯への影響などデメリットはどのようなものがあるでしょうか?
なお担当医は、厚みを持たせるのは歯の周囲で、歯の中央部はへこませる形にすると言っていました。
このようにした場合、舌のひっかかりや発音、見え方への影響は大丈夫でしょうか?
また、作り直す際の注意点などがあればお訊かせ願えればと思います。
(ジルコニアとセラミックの組みわせによる現在の本歯の色合いは気に入っています。)
3.裏側にできた隙間について、担当医の説明および処置は妥当なものなのでしょうか?
4.費用の目安を知りたいです。[現在までの経緯]作り直す前は、前歯2本のうち1本はセラミックの差し歯で、一方はラミネートのべニアでした。
(※この差し歯は現在の病院ではなく、他の病院で作ったものです。)
差し歯の色とラミネートの歯の色が合っていなかったので、当初は差し歯の作り変えだけで色を合わすことができるというお話だったので、お願いしました。
しかしその後、ラミネートの歯との色合わせが難しいということになり、ラミネートの歯も差し歯にすることになりました。
これは当初の予定にはなかったことなので、材料費だけにしましょうというお話でした。この「材料費」がいくらぐらいのものなのか、ということが知りたいです。
以上、ご回答を頂けますでしょうか?
よろしくお願い致します。
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2012-02-06 03:12:18
こんにちは、私自身前歯の裏側は気にする場所ではないと思っていますが、気になるんですよね!?^^;
>1.ジルコニア露出部分を目立たなくする方法はありますか?
先生がおっしゃるようにレジンのステインで色付けをするかですね。
ただし、デメリットの方がはるかに大きいのでお勧めはしません。
>2.目立たなくできないのであれば、作り直したいと思っているのですが、担当医の言うように厚みがでるとか、自歯への影響などデメリットはどのようなものがあるでしょうか?
患者さんからしたら何度も被せ物は入れ替えが出来ると思われているかもしれませんが、セラミックを入れられる回数は決まっていますよ。
きれるカード枚数はそんなに多くはないですし、1回入れたものは10年は持たせたいところです。
裏の色が気になるレベルでの短期のやり代えはあまりお勧めできませんが、気になるならそのことを理解してやり直しされるかですね。
>材料費だけにしましょうというお話でした。
>この「材料費」がいくらぐらいのものなのか、ということが知りたいです。
その材料費と言うのがどこまでの材料を言うかですね。
また各歯科医院で技工料が異なります。
私の歯科医院で言えば技工師に支払う金額は大体35000〜40000円ぐらいです。
これはやり治す前に直接聞かれた方がいいと思いますよ。
おだいじに
>1.ジルコニア露出部分を目立たなくする方法はありますか?
先生がおっしゃるようにレジンのステインで色付けをするかですね。
ただし、デメリットの方がはるかに大きいのでお勧めはしません。
>2.目立たなくできないのであれば、作り直したいと思っているのですが、担当医の言うように厚みがでるとか、自歯への影響などデメリットはどのようなものがあるでしょうか?
患者さんからしたら何度も被せ物は入れ替えが出来ると思われているかもしれませんが、セラミックを入れられる回数は決まっていますよ。
きれるカード枚数はそんなに多くはないですし、1回入れたものは10年は持たせたいところです。
裏の色が気になるレベルでの短期のやり代えはあまりお勧めできませんが、気になるならそのことを理解してやり直しされるかですね。
>材料費だけにしましょうというお話でした。
>この「材料費」がいくらぐらいのものなのか、ということが知りたいです。
その材料費と言うのがどこまでの材料を言うかですね。
また各歯科医院で技工料が異なります。
私の歯科医院で言えば技工師に支払う金額は大体35000〜40000円ぐらいです。
これはやり治す前に直接聞かれた方がいいと思いますよ。
おだいじに
相談者からの返信
相談者:
aaa1さん
返信日時:2012-02-06 13:40:35
井野先生、ご回答ありがとうございます。
>レジンのステインで色付けをするかですね。
>ただし、デメリットの方がはるかに大きいのでお勧めはしません。
とのことですが、デメリットとはどのようなものでしょうか?
また、「時間の経過とともにある程度目立たなくなっていくという可能性」についてはいかがでしょうか?
なお、仕事上、歯の裏も自然な状態であることが必要なものですから、「自然な状態」にするための方策について可能な限り知りたいと思っています。
以上、よろしくお願い致します。
>レジンのステインで色付けをするかですね。
>ただし、デメリットの方がはるかに大きいのでお勧めはしません。
とのことですが、デメリットとはどのようなものでしょうか?
また、「時間の経過とともにある程度目立たなくなっていくという可能性」についてはいかがでしょうか?
なお、仕事上、歯の裏も自然な状態であることが必要なものですから、「自然な状態」にするための方策について可能な限り知りたいと思っています。
以上、よろしくお願い致します。
回答2
回答日時:2012-02-06 15:51:49
難しい問題ですね。
たぶん、ここで出来るとか出来ないとかを考えたところで、実際には担当の先生とaaa1さんとの話し合いで決めていくしかないと思いますよ。
ご覧になったご相談でも書かれている通りなのですが、かみ合わせの状態によっては仮にやり直すとしても対応が困難な場合があります。
>仕事上、歯の裏も自然な状態であることが必要
という状況がうまく想像出来ないのですが、例えば発音や舌触りに関してなら慣れてくる可能性は十分あると思いますよ。
でも色は変わってこないでしょうね。
他人の目に付くことも普通はないと思うのですが。
厚みの問題は、歯、もしくは土台を今よりも更に削り込むことが出来ればたぶん解決するのですが、かみ合わせの状態に依存するのでここでは判断出来ませんね。
あと型採りからやり直しになりますので、「サービス価格」で提供していると、心情的にためらわれる可能性はなきにしも?な気はします。
ステインでの色づけも、どこまでの自然感を求めているかによっては不十分だろうと思いますよ。
それと少し気になるのは、
>今回付けた前歯2本のうち1本の裏側に歯茎との間に隙間があり、指や舌で触るとひっかかりがあったので、修正するようにお願いしたところ、担当医はプラスティックでその部分を埋めました。
の部分で、この辺り、文章でのやりとりは思い違いもあるかもですが、現在のクラウンが元の歯よりも大きくて段差が出来ていたものを、レジンで埋めたのだとしたら良いことではないと個人的には思います。
(歯周ポケットの入り口を封鎖してしまい、歯周炎を引き起こす可能性があるので)
程度問題ではありますが、ここの問題も大きい様なら「見え方」は別として、もっと精度の高いものに作り変えた方がいい様な気もします。
ですがおそらく現在の先生にとっては「この程度」の範囲内なのですから、となれば再治療のリスクを思うと気軽にやり直しを・・とも言えないところですね。
(完全にぴったりとは無理なので、本当に"程度"問題ですが・・)
裏側を真剣に作り込んだ経験はないですが、、おそらく奥歯よりは前歯は難しいと思います。
(確保出来る厚みが違うので)
それとたぶん、ジルコニアでフルベイク(※根元付近までセラミックで覆う作り方)にするよりは、ジルコニアではないオールセラミックにした方が裏は綺麗に出来やすいのではないかと思います。
下の画像1はe.maxと言う作り方のオールセラミックの、前歯の場合と奥歯の場合です。
下手なだけかも知れませんけど、前歯の裏側に関しては”この程度”と思っていますが・・
画像2はジルコニアの場合の、普通の作り方のときの裏側です。
画像1 画像2
たぶん、ここで出来るとか出来ないとかを考えたところで、実際には担当の先生とaaa1さんとの話し合いで決めていくしかないと思いますよ。
ご覧になったご相談でも書かれている通りなのですが、かみ合わせの状態によっては仮にやり直すとしても対応が困難な場合があります。
>仕事上、歯の裏も自然な状態であることが必要
という状況がうまく想像出来ないのですが、例えば発音や舌触りに関してなら慣れてくる可能性は十分あると思いますよ。
でも色は変わってこないでしょうね。
他人の目に付くことも普通はないと思うのですが。
厚みの問題は、歯、もしくは土台を今よりも更に削り込むことが出来ればたぶん解決するのですが、かみ合わせの状態に依存するのでここでは判断出来ませんね。
あと型採りからやり直しになりますので、「サービス価格」で提供していると、心情的にためらわれる可能性はなきにしも?な気はします。
ステインでの色づけも、どこまでの自然感を求めているかによっては不十分だろうと思いますよ。
それと少し気になるのは、
>今回付けた前歯2本のうち1本の裏側に歯茎との間に隙間があり、指や舌で触るとひっかかりがあったので、修正するようにお願いしたところ、担当医はプラスティックでその部分を埋めました。
の部分で、この辺り、文章でのやりとりは思い違いもあるかもですが、現在のクラウンが元の歯よりも大きくて段差が出来ていたものを、レジンで埋めたのだとしたら良いことではないと個人的には思います。
(歯周ポケットの入り口を封鎖してしまい、歯周炎を引き起こす可能性があるので)
程度問題ではありますが、ここの問題も大きい様なら「見え方」は別として、もっと精度の高いものに作り変えた方がいい様な気もします。
ですがおそらく現在の先生にとっては「この程度」の範囲内なのですから、となれば再治療のリスクを思うと気軽にやり直しを・・とも言えないところですね。
(完全にぴったりとは無理なので、本当に"程度"問題ですが・・)
裏側を真剣に作り込んだ経験はないですが、、おそらく奥歯よりは前歯は難しいと思います。
(確保出来る厚みが違うので)
それとたぶん、ジルコニアでフルベイク(※根元付近までセラミックで覆う作り方)にするよりは、ジルコニアではないオールセラミックにした方が裏は綺麗に出来やすいのではないかと思います。
下の画像1はe.maxと言う作り方のオールセラミックの、前歯の場合と奥歯の場合です。
下手なだけかも知れませんけど、前歯の裏側に関しては”この程度”と思っていますが・・
画像2はジルコニアの場合の、普通の作り方のときの裏側です。
画像1 画像2
回答3
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2012-02-06 16:24:36
>デメリットとはどのようなものでしょうか?
色を付けた後にはレジンを1層盛らないといけないのでボリュームが大きくなり舌感が悪くなる。
その場所にレジンを詰めればプラークコントロールが難しくなる。
また前歯の裏側は非常に詰めにくい所なので段差が出来やすい。
などが上げられます。
>「時間の経過とともにある程度目立たなくなっていくという可能性」についてはいかがでしょうか?
ジルコニアの真っ白な色は変わらないですよ。
>なお、仕事上、歯の裏も自然な状態であることが必要なものですから、「自然な状態」にするための方策について可能な限り知りたいと思っています。
仕事上でその部分が気になる職業というのはあまり思い浮かびませんが、気になるようでしたら渡辺先生がおっしゃるようにジルコニアを使用しない形のオールセラミックにされた方が無難だと思います。
後ろ側を周りの歯に調和させるには私もしたことありませんし、色出しのスペースを考えると更に土台を削り込む必要も出てくることも考えられます。
すると、今度は強度的な問題が出てきてしまうことがあります。
実際被せ物は義足・義手と同じ類のものですから、全く天然の形、色、質感にはならないのが現状です。
オールセラミックにしても、暗いライトの下や極端に明るい場所などに行けば天然の歯とは色は違って見えてきます。
先生とよく話し合ってみてくださいね^^
おだいじに
色を付けた後にはレジンを1層盛らないといけないのでボリュームが大きくなり舌感が悪くなる。
その場所にレジンを詰めればプラークコントロールが難しくなる。
また前歯の裏側は非常に詰めにくい所なので段差が出来やすい。
などが上げられます。
>「時間の経過とともにある程度目立たなくなっていくという可能性」についてはいかがでしょうか?
ジルコニアの真っ白な色は変わらないですよ。
>なお、仕事上、歯の裏も自然な状態であることが必要なものですから、「自然な状態」にするための方策について可能な限り知りたいと思っています。
仕事上でその部分が気になる職業というのはあまり思い浮かびませんが、気になるようでしたら渡辺先生がおっしゃるようにジルコニアを使用しない形のオールセラミックにされた方が無難だと思います。
後ろ側を周りの歯に調和させるには私もしたことありませんし、色出しのスペースを考えると更に土台を削り込む必要も出てくることも考えられます。
すると、今度は強度的な問題が出てきてしまうことがあります。
実際被せ物は義足・義手と同じ類のものですから、全く天然の形、色、質感にはならないのが現状です。
オールセラミックにしても、暗いライトの下や極端に明るい場所などに行けば天然の歯とは色は違って見えてきます。
先生とよく話し合ってみてくださいね^^
おだいじに
相談者からの返信
相談者:
aaa1さん
返信日時:2012-02-06 21:11:13
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2012-02-06 22:28:47
ご相談ありがとうございます。
>歯と歯茎の間にわずかな隙間があり、プラスティック?(レジン?)で埋めたそうなのですが、取った方がよいのでしょうか?
この隙間という言葉がいくつかの状況を想像させるために、回答がよけい混乱をさせてしまうと思います。
隙間から単純に連想すると、クラウンが歯の切り株のような削った面まで僅かに届いていない隙間であれば、ポケットの入り口を塞ぐことはないと思います。
取らなくて良いと思います。
しかしクラウンはフィットが命ですから、その場合は作り直しがベストだと思います。
>1.ジルコニア露出部分を目立たなくする方法はありますか?
場合によってはジルコニを薄く削ってポーセレンを乗せれば可能ですが、口の外での作業となりますから、本付けしてしまうと無理です。
「舌の当たり具合や発声などに」、以前の歯とは違いを感じておられることがあれば、目立たなくするために足していくと、よけい違和感が強くなるはずです。
>2.目立たなくできないのであれば、作り直したいと思っているのですが、担当医の言うように厚みがでるとか、自歯への影響などデメリットはどのようなものがあるでしょうか?
厚みに関しては、とくにジルコニアだから厚くなることもないと思います。
しかし、先生方のご意見通りジルコニア以外のオールセラミックにかえれば解決することもありそうです。
再製する場合の歯への影響はゼロにはできませんが、他人が作った歯を壊して再製するときはダメージが大きめなるとすると、お作りになった先生がご自身で壊して再製する場合は比較的小さいダメージに抑えることは、慎重に治療すれば十分可能です。
>なお担当医は、厚みを持たせるのは歯の周囲で、歯の中央部はへこませる形にすると言っていました。
>このようにした場合、舌のひっかかりや発音、見え方への影響は大丈夫でしょうか?
これは個人差があります。
残っている左右の歯を参考にしたり、治療前の検査の模型を参考にして、できればラミネートであったときの裏側を再現すると一番近道かもしれません。
>また、作り直す際の注意点などがあればお訊かせ願えればと思います。
>(ジルコニアとセラミックの組みわせによる現在の本歯の色合いは気に入っています。)
注意はご担当の先生が十分配慮して治療していただけると思いますが、ご自身の心がけとしては、今うまくいっていることはそのままで困っていることが良くなると言う、全部うまくいくことを前提で計画すると当てが外れることを頭の隅に入れておかれると良いと思います。
今お気に入りの部分も一から作り直しになるからです。
>3.裏側にできた隙間について、担当医の説明および処置は妥当なものなのでしょうか?
隙間が、クラウンを外すための引っかかりとして刻みを入れる、ディンプルと呼ばれる細工をしてあった場合は、歯のフィットに何の影響もありませんから、気になるときは埋める治療は正しい方法となります。
>4.費用の目安を知りたいです。
材料費とは、ジルコニアの固まりだけならばとても安いと思います。
しかし、型取りや接着や麻酔など材料はいろいろ使います。
言葉遣いの問題もありますが、費用となると診療所の維持費全般に広がりますから、大きくなると思います。
それはご担当の先生とのご相談になります。
>歯と歯茎の間にわずかな隙間があり、プラスティック?(レジン?)で埋めたそうなのですが、取った方がよいのでしょうか?
この隙間という言葉がいくつかの状況を想像させるために、回答がよけい混乱をさせてしまうと思います。
隙間から単純に連想すると、クラウンが歯の切り株のような削った面まで僅かに届いていない隙間であれば、ポケットの入り口を塞ぐことはないと思います。
取らなくて良いと思います。
しかしクラウンはフィットが命ですから、その場合は作り直しがベストだと思います。
>1.ジルコニア露出部分を目立たなくする方法はありますか?
場合によってはジルコニを薄く削ってポーセレンを乗せれば可能ですが、口の外での作業となりますから、本付けしてしまうと無理です。
「舌の当たり具合や発声などに」、以前の歯とは違いを感じておられることがあれば、目立たなくするために足していくと、よけい違和感が強くなるはずです。
>2.目立たなくできないのであれば、作り直したいと思っているのですが、担当医の言うように厚みがでるとか、自歯への影響などデメリットはどのようなものがあるでしょうか?
厚みに関しては、とくにジルコニアだから厚くなることもないと思います。
しかし、先生方のご意見通りジルコニア以外のオールセラミックにかえれば解決することもありそうです。
再製する場合の歯への影響はゼロにはできませんが、他人が作った歯を壊して再製するときはダメージが大きめなるとすると、お作りになった先生がご自身で壊して再製する場合は比較的小さいダメージに抑えることは、慎重に治療すれば十分可能です。
>なお担当医は、厚みを持たせるのは歯の周囲で、歯の中央部はへこませる形にすると言っていました。
>このようにした場合、舌のひっかかりや発音、見え方への影響は大丈夫でしょうか?
これは個人差があります。
残っている左右の歯を参考にしたり、治療前の検査の模型を参考にして、できればラミネートであったときの裏側を再現すると一番近道かもしれません。
>また、作り直す際の注意点などがあればお訊かせ願えればと思います。
>(ジルコニアとセラミックの組みわせによる現在の本歯の色合いは気に入っています。)
注意はご担当の先生が十分配慮して治療していただけると思いますが、ご自身の心がけとしては、今うまくいっていることはそのままで困っていることが良くなると言う、全部うまくいくことを前提で計画すると当てが外れることを頭の隅に入れておかれると良いと思います。
今お気に入りの部分も一から作り直しになるからです。
>3.裏側にできた隙間について、担当医の説明および処置は妥当なものなのでしょうか?
隙間が、クラウンを外すための引っかかりとして刻みを入れる、ディンプルと呼ばれる細工をしてあった場合は、歯のフィットに何の影響もありませんから、気になるときは埋める治療は正しい方法となります。
>4.費用の目安を知りたいです。
材料費とは、ジルコニアの固まりだけならばとても安いと思います。
しかし、型取りや接着や麻酔など材料はいろいろ使います。
言葉遣いの問題もありますが、費用となると診療所の維持費全般に広がりますから、大きくなると思います。
それはご担当の先生とのご相談になります。
相談者からの返信
相談者:
aaa1さん
返信日時:2012-02-13 11:51:14
さがら先生、ありがとうございます。
大変参考になります。
さらに検討していこうと思っています。
大変参考になります。
さらに検討していこうと思っています。
相談者からの返信
相談者:
aaa1さん
返信日時:2012-02-16 14:42:17
渡辺先生、井野先生、さがら先生、ご回答感謝いたします。
先日担当医を訪れ、相談した結果、作り直すことになりました。
その際、歯の裏側の「ジルコニア露出部分の見え方」について、ひとつの方向性が出たのですが、それについてご報告します。
■現在、歯の裏側のジルコニア露出部分の形状が「下側に向かって凸状」になっており、それによって余計に目立ってしまっていると感じています。
それが、逆に「上側に向かって凸状」になっていれば、(言葉での説明が難しいので、図を添付しました。ご参照ください。)そして可能な限り露出部分の面積が少なければ、比較的目立たないのではないかと思ったのです。
そのような見え方・露出の仕方ならば、私としては許容範囲だと感じましたので、担当の先生にもそのように申し上げました。
私の場合、ジルコニアの部分がこれ以上削ることができない程の厚さだということで、ポーセレンを付加した分だけ厚みが出てしまうことになるようです。
ですので、上記の方法は、厚さや強度に関して「妥協点」であるように思いました。
(私にとっては滑舌が重要なので、舌の当たり具合や「厚さ」について敏感にならざるをえないのです。)
■担当の先生は、そのように設計することは可能だとおっしゃっていました。
そして、舌の当たり具合などを見て、厚さの修整(ポーセレン部分を削る)をおこなっても、「上側に向かって凸状」という形状を保つことは可能、というような話をしていました。
ただ、今回の診察の際、現在の歯の裏側を少し削り、(以前の質問でも触れましたが、前歯2本のうち一方の裏側が、舌が当たるなどの違和感があったため、削りました。)修整してもらったのですが、「すりガラス」のような「ざらつき感」が何日たっても消えず、とても不快です。
(削る前はガラスのようにツルツルとしていました。)
ブラシで磨いていればなくなると言われましたが、なくなりません。(ツルツルとしません。)
もし上記のように厚さの修整を行い、その後「ざらつき感」が残ってしまうのであれば、非常に困りますし、不安を覚えました。
何か防止策はあるのでしょうか?
今回、質問事項は以下になります。
1.上記のような「方向性」について、どのように思われますか?
2.厚さの修整(ポーセレン部分を削る)をしても「上側に向かって凸状」という形状を保つことは可能なものなのでしょうか。そして削って修整した後に、「ざらつき感」を残さないようにすることはできるのでしょうか?
3.「厚さ」に関して。私のもともとの歯はもっと厚かったそうなのですが、そのときは舌の当たり具合など、何も問題はありませんでした。
先生によれば、今回は可能な限り薄くしているので、それで当たり具合に違和感を感じるのであれば、逆に厚くしたらその違和感が解消されるかも知れないね、という話をされていました。
そのようなことはあるのでしょうか?
以上です。
言葉の使い方等、不適切な部分があるかも知れませんが、よろしくお願い致します。
画像1
先日担当医を訪れ、相談した結果、作り直すことになりました。
その際、歯の裏側の「ジルコニア露出部分の見え方」について、ひとつの方向性が出たのですが、それについてご報告します。
■現在、歯の裏側のジルコニア露出部分の形状が「下側に向かって凸状」になっており、それによって余計に目立ってしまっていると感じています。
それが、逆に「上側に向かって凸状」になっていれば、(言葉での説明が難しいので、図を添付しました。ご参照ください。)そして可能な限り露出部分の面積が少なければ、比較的目立たないのではないかと思ったのです。
そのような見え方・露出の仕方ならば、私としては許容範囲だと感じましたので、担当の先生にもそのように申し上げました。
私の場合、ジルコニアの部分がこれ以上削ることができない程の厚さだということで、ポーセレンを付加した分だけ厚みが出てしまうことになるようです。
ですので、上記の方法は、厚さや強度に関して「妥協点」であるように思いました。
(私にとっては滑舌が重要なので、舌の当たり具合や「厚さ」について敏感にならざるをえないのです。)
■担当の先生は、そのように設計することは可能だとおっしゃっていました。
そして、舌の当たり具合などを見て、厚さの修整(ポーセレン部分を削る)をおこなっても、「上側に向かって凸状」という形状を保つことは可能、というような話をしていました。
ただ、今回の診察の際、現在の歯の裏側を少し削り、(以前の質問でも触れましたが、前歯2本のうち一方の裏側が、舌が当たるなどの違和感があったため、削りました。)修整してもらったのですが、「すりガラス」のような「ざらつき感」が何日たっても消えず、とても不快です。
(削る前はガラスのようにツルツルとしていました。)
ブラシで磨いていればなくなると言われましたが、なくなりません。(ツルツルとしません。)
もし上記のように厚さの修整を行い、その後「ざらつき感」が残ってしまうのであれば、非常に困りますし、不安を覚えました。
何か防止策はあるのでしょうか?
今回、質問事項は以下になります。
1.上記のような「方向性」について、どのように思われますか?
2.厚さの修整(ポーセレン部分を削る)をしても「上側に向かって凸状」という形状を保つことは可能なものなのでしょうか。そして削って修整した後に、「ざらつき感」を残さないようにすることはできるのでしょうか?
3.「厚さ」に関して。私のもともとの歯はもっと厚かったそうなのですが、そのときは舌の当たり具合など、何も問題はありませんでした。
先生によれば、今回は可能な限り薄くしているので、それで当たり具合に違和感を感じるのであれば、逆に厚くしたらその違和感が解消されるかも知れないね、という話をされていました。
そのようなことはあるのでしょうか?
以上です。
言葉の使い方等、不適切な部分があるかも知れませんが、よろしくお願い致します。
画像1
タイトル | [写真あり] ジルコニアクラウン裏側根元部分が白く不透明な仕上がり |
---|---|
質問者 | aaa1さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
その他(写真あり) ジルコニアクラウン クラウンの下の虫歯(二次カリエス) クラウンの変色・着色・色の問題 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。