噛み合わせ治療、通常の歯列矯正と被せ物での治療を検討中
相談者:
SH3さん (29歳:男性)
投稿日時:2012-02-17 23:37:16
参考:過去のご相談
※歯科医院でフッ素洗口剤を取り寄せ予定。フッ素洗口剤の比較
他
現在噛み合わせに問題があり、通常の矯正で治療を行うか、被せ物を付ける治療を行うかで迷っているのでどちらがベターかご意見を御願い致します。
現在御世話になっている先生によると通常は矯正を奨めるが、私の場合は被せ物で噛み合わせを形成する選択肢も有りとの事。
その理由を伺ってきたので、その先生の仰られた意見に間違いや偏見がないかも含めて歯チャンネルの先生方のご意見をお願い致します。
しかし掲示板を拝読すると絶対に通常の矯正で治療すべきとの意見が大多数のようで、やはり通常の矯正になるのでしょうか。
なお、矯正専門医の先生にも初診の検査をして貰い大まかな治療方針を伺ってきております。
とりあえず現在の状態など詳しくは下記になります。
----------------------
現在の状態
・右上1番2番3番から左上1番2番3番にかけて上顎前突。
特に右上1番左上1番が酷い。
・上顎前突に伴い下の歯が内側に入り込んでしまっている
・そのため下の前歯が上の歯茎に当たってしまっている状態
・なのでこのままだと上の前歯の歯茎の壊死の可能性も高い
目的
・審美性と噛み合わせの改善
-----------------------
以下はそれぞれの歯科医院で受けた説明
@矯正専門医院での説明
・精密検査をしないと今の時点では何とも言えないが右上4番、左上4番は抜歯の可能性が高い。
・顎にずれ等があれば外科的処置を行うが、これは矯正では珍しい事ではない
・その後矯正に入る
A現在の医院(インプラント、歯周病、噛み合わせが主に専門で通常の矯正治療は行っていない)での説明
・本来なら通常の矯正を奨めるが、私の場合は被せ物を使った治療も選択肢に入ってくるとの事
・方針は出来る限り抜髄を避け、噛み合わせを形成する
・左上1番2番3番と右上1番2番3番を削り被せ物をつける
・左上2番右上2番は抜髄の可能性30%
・左上1番右上1番は抜髄の可能性ほぼ100%
・下の歯が上の歯茎に当たるので下の歯の先端を削り、被せ物をつけた上の歯の先端付近に当たるようにする
B現在の医院にて、「私の場合は何故被せ物の選択肢も出てくるのか?」という問いに関しての答え
・通常の矯正を行った後、特にずらす範囲の大きい右上1番と左上の1番は神経が死んでしまい結局被せ物をする事になってしまう可能性が有る
・左上の1番2番、右上の1番2番はレジンを用いたう蝕の治療箇所も多く、一般的に1〜2年位しかもたないレジンでは古くなったレジンを再度充填する度に噛み合わせが若干変化してしまう。
なのでセラミック等の強固な素材を用い一旦作った噛み合わせの変化を防ぐのが望ましい。(ここの掲示板にPudMedに掲載された論文からの引用があり「現在のレジンだと5年はもつ」とあったのですが)
・しかし、私の場合は被せ物を用いた治療がいいのか通常の矯正がいいのか判断し辛いとの事。
-----------------------
以上です。
宜しく御願い致します。
※歯科医院でフッ素洗口剤を取り寄せ予定。フッ素洗口剤の比較
他
現在噛み合わせに問題があり、通常の矯正で治療を行うか、被せ物を付ける治療を行うかで迷っているのでどちらがベターかご意見を御願い致します。
現在御世話になっている先生によると通常は矯正を奨めるが、私の場合は被せ物で噛み合わせを形成する選択肢も有りとの事。
その理由を伺ってきたので、その先生の仰られた意見に間違いや偏見がないかも含めて歯チャンネルの先生方のご意見をお願い致します。
しかし掲示板を拝読すると絶対に通常の矯正で治療すべきとの意見が大多数のようで、やはり通常の矯正になるのでしょうか。
なお、矯正専門医の先生にも初診の検査をして貰い大まかな治療方針を伺ってきております。
とりあえず現在の状態など詳しくは下記になります。
----------------------
現在の状態
・右上1番2番3番から左上1番2番3番にかけて上顎前突。
特に右上1番左上1番が酷い。
・上顎前突に伴い下の歯が内側に入り込んでしまっている
・そのため下の前歯が上の歯茎に当たってしまっている状態
・なのでこのままだと上の前歯の歯茎の壊死の可能性も高い
目的
・審美性と噛み合わせの改善
-----------------------
以下はそれぞれの歯科医院で受けた説明
@矯正専門医院での説明
・精密検査をしないと今の時点では何とも言えないが右上4番、左上4番は抜歯の可能性が高い。
・顎にずれ等があれば外科的処置を行うが、これは矯正では珍しい事ではない
・その後矯正に入る
A現在の医院(インプラント、歯周病、噛み合わせが主に専門で通常の矯正治療は行っていない)での説明
・本来なら通常の矯正を奨めるが、私の場合は被せ物を使った治療も選択肢に入ってくるとの事
・方針は出来る限り抜髄を避け、噛み合わせを形成する
・左上1番2番3番と右上1番2番3番を削り被せ物をつける
・左上2番右上2番は抜髄の可能性30%
・左上1番右上1番は抜髄の可能性ほぼ100%
・下の歯が上の歯茎に当たるので下の歯の先端を削り、被せ物をつけた上の歯の先端付近に当たるようにする
B現在の医院にて、「私の場合は何故被せ物の選択肢も出てくるのか?」という問いに関しての答え
・通常の矯正を行った後、特にずらす範囲の大きい右上1番と左上の1番は神経が死んでしまい結局被せ物をする事になってしまう可能性が有る
・左上の1番2番、右上の1番2番はレジンを用いたう蝕の治療箇所も多く、一般的に1〜2年位しかもたないレジンでは古くなったレジンを再度充填する度に噛み合わせが若干変化してしまう。
なのでセラミック等の強固な素材を用い一旦作った噛み合わせの変化を防ぐのが望ましい。(ここの掲示板にPudMedに掲載された論文からの引用があり「現在のレジンだと5年はもつ」とあったのですが)
・しかし、私の場合は被せ物を用いた治療がいいのか通常の矯正がいいのか判断し辛いとの事。
-----------------------
以上です。
宜しく御願い致します。
回答1
相談者からの返信
相談者:
SH3さん
返信日時:2012-02-18 00:12:20
回答2
回答日時:2012-02-18 08:14:48
>・そのため下の前歯が上の歯茎に当たってしまっている状態
>・なのでこのままだと上の前歯の歯茎の壊死の可能性も高い
どの程度かよくわかりませんが、歯茎の壊死の可能性が高いというのはちょっと言いすぎのような気がします。
だとすると、この状態を歯冠補綴(被せ物)で改善するのは困難だと思います。
深い咬み合わせを前歯部だけの処置だけで改善するのは困難で、歯列全体に手をつけざるを得ないと思います。
矯正治療をお勧めします。
>・なのでこのままだと上の前歯の歯茎の壊死の可能性も高い
どの程度かよくわかりませんが、歯茎の壊死の可能性が高いというのはちょっと言いすぎのような気がします。
だとすると、この状態を歯冠補綴(被せ物)で改善するのは困難だと思います。
深い咬み合わせを前歯部だけの処置だけで改善するのは困難で、歯列全体に手をつけざるを得ないと思います。
矯正治療をお勧めします。
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2012-02-18 08:57:00
>右上4番、左上4番は抜歯の可能性
下前歯が深く咬み込んでいる状態では、避けたいですね。
臼歯部咬合高径を失いがちです。
ということは、深く咬み込んでいる状態を改善しにくいということです。
SNA,SNB,顔面角、V字型歯列を拡大することなどについて、説明を受けるようにしてください。
下前歯が深く咬み込んでいる状態では、避けたいですね。
臼歯部咬合高径を失いがちです。
ということは、深く咬み込んでいる状態を改善しにくいということです。
SNA,SNB,顔面角、V字型歯列を拡大することなどについて、説明を受けるようにしてください。
回答4
あらきデンタルクリニック(香川県坂出市)の荒木です。
回答日時:2012-02-18 12:00:05
文面からだけですが、歯のポジションの問題と充填物の問題とが混在しているように感じます。
矯正+補綴処置の可能性もあるのではないでしょうか。
ただし、我々は文章からの推察で回答しておりますので、治療についてのアドバイスは、担当医に及ばない事は十分ご理解いただければと思います。
矯正+補綴処置の可能性もあるのではないでしょうか。
ただし、我々は文章からの推察で回答しておりますので、治療についてのアドバイスは、担当医に及ばない事は十分ご理解いただければと思います。
相談者からの返信
相談者:
SH3さん
返信日時:2012-02-19 09:17:51
先生方ご回答有難う御座います。
荒木先生のおっしゃられる「歯のポジションの問題と充填物の問題とが混在」というのは、恐らく上記のBからの印象でしょうか。
これは被せ物を奨められる先生に、「何故通常の矯正ではなく、被せ物の選択肢も出てくるのか?」という私の質問に対して、その先生の回答を書いたものです。
説明を聞いている時は一見理屈は通っているようにも思えましたが、おかしいと思える箇所が多かったので書きました。
その先生によると、最も前突の程度が酷い左上1番と右上1番(レジン充填でう蝕は治療済み)に関して、
@通常の矯正を行う → レジン充填がされており、なおかつ、矯正での移動が大きい有髄歯 → その有髄歯の神経が死ぬ可能性が高い。
Aレジンは耐久性が低い → レジン再充填の回数が増える→ レジン充填の度に噛み合わせが若干変化 → 噛み合わせを合わせ辛い。
という意見でした。
その話を聞いていた私は、これは話が若干おかしいと思ったのですが、どうなのでしょうか。
歯科医の先生方から見ると、この話は妥当なものなのかご意見を御願い致します。
荒木先生のおっしゃられる「歯のポジションの問題と充填物の問題とが混在」というのは、恐らく上記のBからの印象でしょうか。
これは被せ物を奨められる先生に、「何故通常の矯正ではなく、被せ物の選択肢も出てくるのか?」という私の質問に対して、その先生の回答を書いたものです。
説明を聞いている時は一見理屈は通っているようにも思えましたが、おかしいと思える箇所が多かったので書きました。
その先生によると、最も前突の程度が酷い左上1番と右上1番(レジン充填でう蝕は治療済み)に関して、
@通常の矯正を行う → レジン充填がされており、なおかつ、矯正での移動が大きい有髄歯 → その有髄歯の神経が死ぬ可能性が高い。
Aレジンは耐久性が低い → レジン再充填の回数が増える→ レジン充填の度に噛み合わせが若干変化 → 噛み合わせを合わせ辛い。
という意見でした。
その話を聞いていた私は、これは話が若干おかしいと思ったのですが、どうなのでしょうか。
歯科医の先生方から見ると、この話は妥当なものなのかご意見を御願い致します。
回答5
回答日時:2012-02-20 08:33:59
タイトル | 噛み合わせ治療、通常の歯列矯正と被せ物での治療を検討中 |
---|---|
質問者 | SH3さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 噛み合わせ(咬合)治療 クイック矯正(セラミック矯正、補綴矯正) 上顎前突(出っ歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。