矯正用ミニインプラント埋め込みの時期について
相談者:
sinaさん (37歳:女性)
投稿日時:2012-03-02 11:28:09
参考:過去のご相談
*不妊治療中、上顎前突・開咬のインプラント矯正について
出っ歯、開咬で矯正治療を始めたところです。
まず、上顎にインプラントスクリューを設置して、そこにパラタルバーを固定し、上左右6番にバンドを巻いて固定しアンカーとする処置を行いました。
今週中に、順次上左右4番を抜歯する予定です。
その後抜歯した4番の上に(唇側)ミニインプラントを設置し、その後、上顎にブラケット装着という流れになります。
そこで質問なのですが、
@ミニインプラントは前歯を引っ込めるときに使うようですが、初回の説明では実際に前歯(1から2番)を引っ込め始めるのは3番が動いた後になるので10ヶ月以上先になるとのことでした。
インプラントは必要に応じて着脱するものと考えていたので、ブラケットすらつけていない段階で必要なのか疑問です。
つける場所が4番の周囲なので笑うと見えてしまいますし、見た目もさることながら、感染、脱落、食べ物が引っかかるなど生活の不便もありますので、本当に必要な期間だけの装着にしたいのです。
早期の妊娠を希望している旨を主治医に話したので、観血的な処置を妊娠する前にと配慮されたのかもしれません。
妊娠中にはインプラントの処置はできないのでしょうか?
初回の説明ではこのインプラントについてのプランはなかったので、多少効率は悪くなっても、インプラントなしでは治療ができないということはないと思います。
どうしてもなら、出産後でも良いのではとも思います。
A矯正治療の流れで、3番と1から2番を同時に動かすということはアリなのでしょうか?
それなら早期にインプラントを設置するのも納得できます。
主治医に聞けばいいのでしょうが、次の受診でインプラントの予約になっているので聞くチャンスがありません。
どうぞよろしくお願いします。
蛇足となりますが、もう一つ質問させてください。
一般歯科で抜歯をしたのですが、抗生剤の処方がありませんでした。
抜歯後抗生剤無しということは普通なのでしょうか?
*不妊治療中、上顎前突・開咬のインプラント矯正について
出っ歯、開咬で矯正治療を始めたところです。
まず、上顎にインプラントスクリューを設置して、そこにパラタルバーを固定し、上左右6番にバンドを巻いて固定しアンカーとする処置を行いました。
今週中に、順次上左右4番を抜歯する予定です。
その後抜歯した4番の上に(唇側)ミニインプラントを設置し、その後、上顎にブラケット装着という流れになります。
そこで質問なのですが、
@ミニインプラントは前歯を引っ込めるときに使うようですが、初回の説明では実際に前歯(1から2番)を引っ込め始めるのは3番が動いた後になるので10ヶ月以上先になるとのことでした。
インプラントは必要に応じて着脱するものと考えていたので、ブラケットすらつけていない段階で必要なのか疑問です。
つける場所が4番の周囲なので笑うと見えてしまいますし、見た目もさることながら、感染、脱落、食べ物が引っかかるなど生活の不便もありますので、本当に必要な期間だけの装着にしたいのです。
早期の妊娠を希望している旨を主治医に話したので、観血的な処置を妊娠する前にと配慮されたのかもしれません。
妊娠中にはインプラントの処置はできないのでしょうか?
初回の説明ではこのインプラントについてのプランはなかったので、多少効率は悪くなっても、インプラントなしでは治療ができないということはないと思います。
どうしてもなら、出産後でも良いのではとも思います。
A矯正治療の流れで、3番と1から2番を同時に動かすということはアリなのでしょうか?
それなら早期にインプラントを設置するのも納得できます。
主治医に聞けばいいのでしょうが、次の受診でインプラントの予約になっているので聞くチャンスがありません。
どうぞよろしくお願いします。
蛇足となりますが、もう一つ質問させてください。
一般歯科で抜歯をしたのですが、抗生剤の処方がありませんでした。
抜歯後抗生剤無しということは普通なのでしょうか?
[過去のご相談]
回答1
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2012-03-02 12:36:02
一般歯科で抜歯をしたのですが、抗生剤の処方がありませんでした。抜歯後抗生剤無しということは普通なのでしょうか?
→小臼歯抜歯ぐらいなら、鎮痛剤は処方しても抗生剤までは処方しない歯科医院も多いと思います。
担当医の方針によって変わってきますので、不安があるのであれば、次回来院時に質問してみてください。
ミニインプラントについても、実際の口腔内の状況や矯正治療計画を立案した矯正担当医以外には、埋入時期の妥当性などは判断できません。
次回インプラント手術の予定ということであれば、まずは、その前に受診して、くわしい質問を求めるか、次回のインプラント手術は延期していただき、今後の治療予定について、じっくり相談したいという希望を電話などでお伝えしてみてはいかがでしょうか?
矯正治療は1〜2年ぐらいの長期治療になることが多くなります。
矯正担当医との良好なコミニュケーションが確立される前に、治療開始するのは、大きなリスクを背負うことになると思います。
担当医となんでも相談できる環境を構築した上で、治療を受けられることを、強くおすすめします。
ご参考にしてください。
→小臼歯抜歯ぐらいなら、鎮痛剤は処方しても抗生剤までは処方しない歯科医院も多いと思います。
担当医の方針によって変わってきますので、不安があるのであれば、次回来院時に質問してみてください。
ミニインプラントについても、実際の口腔内の状況や矯正治療計画を立案した矯正担当医以外には、埋入時期の妥当性などは判断できません。
次回インプラント手術の予定ということであれば、まずは、その前に受診して、くわしい質問を求めるか、次回のインプラント手術は延期していただき、今後の治療予定について、じっくり相談したいという希望を電話などでお伝えしてみてはいかがでしょうか?
矯正治療は1〜2年ぐらいの長期治療になることが多くなります。
矯正担当医との良好なコミニュケーションが確立される前に、治療開始するのは、大きなリスクを背負うことになると思います。
担当医となんでも相談できる環境を構築した上で、治療を受けられることを、強くおすすめします。
ご参考にしてください。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-03-02 14:06:01
堀内先生と同じ意見になりますが、矯正が開始する前に主治医となんでも話し合える関係を構築しておくことは、非常に大事なステップです。
矯正治療は経過が長いですから、このサイトに具体的な回答を求めるのではなく、疑問があれば毎回主治医に質問し、回答をもらい、納得することが一番大切です。
例えば、このサイトでsinaさんの具体的な治療計画もわからない誰かが、限られた情報から主治医と反対の意見で回答をした場合、主治医を信じて長期にわたる矯正治療を前向きに頑張ることが途端に難しくなるのではないかと心配します。
今回は、まず、主治医にお問い合わせされることをお勧めします。
矯正治療は経過が長いですから、このサイトに具体的な回答を求めるのではなく、疑問があれば毎回主治医に質問し、回答をもらい、納得することが一番大切です。
例えば、このサイトでsinaさんの具体的な治療計画もわからない誰かが、限られた情報から主治医と反対の意見で回答をした場合、主治医を信じて長期にわたる矯正治療を前向きに頑張ることが途端に難しくなるのではないかと心配します。
今回は、まず、主治医にお問い合わせされることをお勧めします。
相談者からの返信
相談者:
sinaさん
返信日時:2012-03-02 14:11:12
回答3
回答日時:2012-03-02 18:22:12
@
4番抜歯ということですから、3番を動かすときにも固定として使うためではないでしょうか。
4番部分でもほとんど見えません。
ただ4番抜歯でしたら5,6間にスクリューを挿入することが多いと思います
A
通常は、まず3番を後ろへ動かしてから前歯4本を後退させます。
状況によっては6前歯を一度に後方移動することもあります。
これらのことは次回の処置前にお話を聞いてみてください。
抗生剤に関しても処方されない場合も結構多いように思います。
妊娠中ということもお考えになったのではないでしょうか。
いずれにしても疑問があればその時点で担当医にお尋ねになってみてください。
4番抜歯ということですから、3番を動かすときにも固定として使うためではないでしょうか。
4番部分でもほとんど見えません。
ただ4番抜歯でしたら5,6間にスクリューを挿入することが多いと思います
A
通常は、まず3番を後ろへ動かしてから前歯4本を後退させます。
状況によっては6前歯を一度に後方移動することもあります。
これらのことは次回の処置前にお話を聞いてみてください。
抗生剤に関しても処方されない場合も結構多いように思います。
妊娠中ということもお考えになったのではないでしょうか。
いずれにしても疑問があればその時点で担当医にお尋ねになってみてください。
回答4
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2012-03-02 18:28:31
では、あくまで一般論として、
A矯正治療の流れで、3番と1から2番を同時に動かすということはアリなのでしょうか?
→可能です。
ただし、初診時の状態と治療ゴールをどのように設定しているかで異なります。力学的な問題です。患者さんの状態によって、
1)3番単独で動かしてから、1番2番を動かす
2)1番〜3番を同時に動かす
のどちらかを選択することになります。
また、担当医が採用している矯正テクニックによって、採用するメカニクスは大きくかわります。
妊娠中はインプラントの処置はできないのか
→一般的には、妊娠中は、外科処置を極力避けると思います。
ただし、虫歯で痛みが我慢できない等の緊急性が認められる場合にはその限りではありません。
本来、ミニインプラント埋入は、麻酔薬、鎮痛薬、ましてや抗生剤などが、ほとんど必要ない侵襲性の低い外科処置です。
しかし、確率は低くても外科処置には必ずリスクが伴います。
ミニインプラント埋入などの緊急性が低い外科処置については、妊娠中は行わないという方針の先生が多いと思います。
A矯正治療の流れで、3番と1から2番を同時に動かすということはアリなのでしょうか?
→可能です。
ただし、初診時の状態と治療ゴールをどのように設定しているかで異なります。力学的な問題です。患者さんの状態によって、
1)3番単独で動かしてから、1番2番を動かす
2)1番〜3番を同時に動かす
のどちらかを選択することになります。
また、担当医が採用している矯正テクニックによって、採用するメカニクスは大きくかわります。
妊娠中はインプラントの処置はできないのか
→一般的には、妊娠中は、外科処置を極力避けると思います。
ただし、虫歯で痛みが我慢できない等の緊急性が認められる場合にはその限りではありません。
本来、ミニインプラント埋入は、麻酔薬、鎮痛薬、ましてや抗生剤などが、ほとんど必要ない侵襲性の低い外科処置です。
しかし、確率は低くても外科処置には必ずリスクが伴います。
ミニインプラント埋入などの緊急性が低い外科処置については、妊娠中は行わないという方針の先生が多いと思います。
相談者からの返信
相談者:
sinaさん
返信日時:2012-03-03 15:04:11
タイトル | 矯正用ミニインプラント埋め込みの時期について |
---|---|
質問者 | sinaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 インプラント矯正 妊娠希望・不妊治療中 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。