C2が4本も。これからのケアとメインテナンス次第でどのくらい歯を残せる?
相談者:
でゅらすさん (21歳:男性)
投稿日時:2012-03-15 14:01:06
参考:過去のご相談
*前歯をぶつけた後から顎に違和感。顎関節症で受診しようと思います
タイトルにあるとおり相談と言うよりちょっとした疑問なんですが。
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注:投稿時のタイトルは
「虫歯についてのちょっとした疑問」
でした。
(歯科相談室:編集部)
----
私は毎日食後に歯磨きをし、歯磨き粉もフッ素入りのを使用しています。
しかし、プラークや歯石の存在をまったく知らず、歯科の方にかかるような状況にも長らくならなかったので、C2の神経を取る必要のなく処置できる虫歯が4本も出来てしまいました。
(ちなみに歯に痛みなどはなし)
そこで疑問なのですが、これからは定期的に(2〜3ヶ月)歯科でメンテナンスをして貰うと共に、上記の通り歯磨きとフッ素も利用していった場合、一般的にはこの先どれくらい歯を持たせることが出来るのでしょうか?
*前歯をぶつけた後から顎に違和感。顎関節症で受診しようと思います
タイトルにあるとおり相談と言うよりちょっとした疑問なんですが。
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注:投稿時のタイトルは
「虫歯についてのちょっとした疑問」
でした。
(歯科相談室:編集部)
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私は毎日食後に歯磨きをし、歯磨き粉もフッ素入りのを使用しています。
しかし、プラークや歯石の存在をまったく知らず、歯科の方にかかるような状況にも長らくならなかったので、C2の神経を取る必要のなく処置できる虫歯が4本も出来てしまいました。
(ちなみに歯に痛みなどはなし)
そこで疑問なのですが、これからは定期的に(2〜3ヶ月)歯科でメンテナンスをして貰うと共に、上記の通り歯磨きとフッ素も利用していった場合、一般的にはこの先どれくらい歯を持たせることが出来るのでしょうか?
回答1
川崎歯科クリニック(中野区大和町)の川崎です。
回答日時:2012-03-15 14:09:04
厚生労働省も、ひとつの、最低限の目標として、『8020』(80歳で20本の歯を残す)を目標にしています。
でゅらす さんのように、今から、予防に力を入れれば、8020以上の結果が得られるものと、推測されます。
生きた人間の体のことですので、はっきりと回答しにくいのですが、こらから、50年〜60年くらいは、もつのではないでしょうか?
予防、頑張って下さい。
でゅらす さんのように、今から、予防に力を入れれば、8020以上の結果が得られるものと、推測されます。
生きた人間の体のことですので、はっきりと回答しにくいのですが、こらから、50年〜60年くらいは、もつのではないでしょうか?
予防、頑張って下さい。
回答2
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2012-03-15 14:36:59
人により歯並び、生活習慣、唾液の性状等変わります。
ですから、個々に歯周病、むし歯のなり易さは違います。
ですから、何年というのは難しいと思います。
やらないよりやった方が断然差がつくと思います。
実はメンテナンスを受けていてもむし歯、歯周病になる方もおられます。
メンテナンスの時に自分のブラッシングの仕方、ウイークポイントを教えて貰うと良いですね。
メンテナンスに通う事を有効に使ってもらえると幸いです。
ですから、個々に歯周病、むし歯のなり易さは違います。
ですから、何年というのは難しいと思います。
やらないよりやった方が断然差がつくと思います。
実はメンテナンスを受けていてもむし歯、歯周病になる方もおられます。
メンテナンスの時に自分のブラッシングの仕方、ウイークポイントを教えて貰うと良いですね。
メンテナンスに通う事を有効に使ってもらえると幸いです。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2012-03-15 17:18:12
東京都歯科医師会のHPから引用します。
参考「あなたの将来の歯の本数」
・http://www.pref.shimane.lg.jp/life/kenko/kenko/chouju_info/8020kenko/ha_kenko.data/seijin_panf5.pdf
見慣れないグラフですね。
縦軸が歯の本数。
横軸が年齢。
左下がりの青、青、赤、グレー、グレーの5本の線は「100人中の順位」を表しています。
でゅらすさんは今21歳ですね。
親知らずを含め、永久歯を1本も抜いていないとすると、現在歯数は32本ですから、グラフの「20」「32」で、一番左上の所にいる事になります。
パーセンタイルは「10」と。
このままのペースであれば、80歳で26本以上残る事が予想されます。
しかし、30歳までに4本抜いてしまい、ケアをさぼり続けるとパーセンタイルが「75」となり、80歳では8本しか残らない可能性があります。
30歳までに4本抜いたとしてもケアを続けていればパーセンタイルは「50」となり80歳で14本残る事になります。
また、30歳で4本抜いたとしても、さらに頑張って45歳までその本数を維持できればパーセンタイルは「20」となり、80歳で22本残すことも可能です。
ちなみにパーセンタイルとは「同年代100人に対してのランキング」ですから、数字は少ない方が良いと言う事になります。
頑張ってください。
また、
>虫歯についてのちょっとした疑問
との事ですが、20歳を過ぎると虫歯のリスクよりも歯周病のリスクが高くなってきます。
参考「厚生労働省 歯の喪失の原因」
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-04-002.html
図の2を見ると50代では虫歯で歯を失うより歯周病で歯を失う人の方が多くなっているのが解ると思います。
歯周病は「サイレントキラー」と呼ばれ、「症状なく病気が進み、自覚症状が出た時には末期」と言う病気です。
つまり、50代で歯周病になるのでは無く、その前から歯周病は始まり、末期となるのが50代だと言う事です。
20歳を過ぎたら「歯周病ケア」が大切だと言えます。
参考「あなたの将来の歯の本数」
・http://www.pref.shimane.lg.jp/life/kenko/kenko/chouju_info/8020kenko/ha_kenko.data/seijin_panf5.pdf
見慣れないグラフですね。
縦軸が歯の本数。
横軸が年齢。
左下がりの青、青、赤、グレー、グレーの5本の線は「100人中の順位」を表しています。
でゅらすさんは今21歳ですね。
親知らずを含め、永久歯を1本も抜いていないとすると、現在歯数は32本ですから、グラフの「20」「32」で、一番左上の所にいる事になります。
パーセンタイルは「10」と。
このままのペースであれば、80歳で26本以上残る事が予想されます。
しかし、30歳までに4本抜いてしまい、ケアをさぼり続けるとパーセンタイルが「75」となり、80歳では8本しか残らない可能性があります。
30歳までに4本抜いたとしてもケアを続けていればパーセンタイルは「50」となり80歳で14本残る事になります。
また、30歳で4本抜いたとしても、さらに頑張って45歳までその本数を維持できればパーセンタイルは「20」となり、80歳で22本残すことも可能です。
ちなみにパーセンタイルとは「同年代100人に対してのランキング」ですから、数字は少ない方が良いと言う事になります。
頑張ってください。
また、
>虫歯についてのちょっとした疑問
との事ですが、20歳を過ぎると虫歯のリスクよりも歯周病のリスクが高くなってきます。
参考「厚生労働省 歯の喪失の原因」
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-04-002.html
図の2を見ると50代では虫歯で歯を失うより歯周病で歯を失う人の方が多くなっているのが解ると思います。
歯周病は「サイレントキラー」と呼ばれ、「症状なく病気が進み、自覚症状が出た時には末期」と言う病気です。
つまり、50代で歯周病になるのでは無く、その前から歯周病は始まり、末期となるのが50代だと言う事です。
20歳を過ぎたら「歯周病ケア」が大切だと言えます。
相談者からの返信
タイトル | C2が4本も。これからのケアとメインテナンス次第でどのくらい歯を残せる? |
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質問者 | でゅらすさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 虫歯その他 その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。