結局のところ糖類はどうすればいいのでしょうか?(虫歯予防)
相談者:
U.I.さん (36歳:女性)
投稿日時:2012-04-10 02:57:39
参考:過去のご相談
※ミラノールの消費期限とキャップについて
他
まず、一昔前によく言われていたような「虫歯の原因はショ糖である」という論理は、もう通用しなくなってきているようですね。
現在、歯チャンネルにおいても、虫歯の原因は単純に「糖」である、とされています。
もっと簡単に言えば「甘いもの」ということでしょう。
だから、そろそろ「砂糖の入ったものを控えましょう」という話では済まなくなってきていると思います。
しかし、「甘いもの」といっても色々あります。
一般的に「砂糖はよくない」とは言われますが、ではハチミツなら多少安全なのか、フルーツなら…メープルシロップなら…と、それについてもやはり情報が交錯しています。
「結局のところ糖分はどうすればいいの?」という疑問がまだ解消できませんし、それに対する一定の結論も、未だにまとまっていないのではないでしょうか。
歯チャンネルでも、一定の結論を載せていただけると嬉しいです。
また、今ここである程度の回答を頂きたいのですが…
よろしくお願いします。
※ミラノールの消費期限とキャップについて
他
まず、一昔前によく言われていたような「虫歯の原因はショ糖である」という論理は、もう通用しなくなってきているようですね。
現在、歯チャンネルにおいても、虫歯の原因は単純に「糖」である、とされています。
もっと簡単に言えば「甘いもの」ということでしょう。
だから、そろそろ「砂糖の入ったものを控えましょう」という話では済まなくなってきていると思います。
しかし、「甘いもの」といっても色々あります。
一般的に「砂糖はよくない」とは言われますが、ではハチミツなら多少安全なのか、フルーツなら…メープルシロップなら…と、それについてもやはり情報が交錯しています。
「結局のところ糖分はどうすればいいの?」という疑問がまだ解消できませんし、それに対する一定の結論も、未だにまとまっていないのではないでしょうか。
歯チャンネルでも、一定の結論を載せていただけると嬉しいです。
また、今ここである程度の回答を頂きたいのですが…
よろしくお願いします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2012-04-10 05:28:07
U.I.さまおはようございます。
むし歯の原因が、おさとうであるという論理は通用しなくなっているとの事ですが、個人的にはそのようなことは無いと考えています。
>それに対する一定の結論も、未だにまとまっていないのではないでしょうか。
少なくとも我々のグループでは結論は決着済みです。
>今ここである程度の回答を頂きたいのですが…
少々乱暴なお話ですが、もしおさとうが原因ではないと仰るのならお菓子を好きなだけ召し上がってみるといいと思います、何年か後には結論が出ると思います。
もうひとつ方法としてはご自身の周りの方で歯をたくさん失っている方の嗜好を尋ねてみるのがいいと思います、おそらく甘党という結論がでると思います。
>結局のところ糖分はどうすればいいのでしょうか…?
健康を損なうほど食べ過ぎないということになります、WHOが確か2003年に勧告を出しています、曰く「砂糖の量は総カロリー量の10%以下にすること」です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB%E6%8C%87%E9%87%9D
2003年、世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)は「食事、栄養と生活習慣病の予防[13] 」(Diet, Nutrition and the Prevention of Chronic Diseases) を報告している。これは、主に肥満、2型糖尿病、心臓病、がん、歯科疾患、骨粗鬆症と食事との関連についての調査である。砂糖業界によるロビー活動は目新しいものではないが、このガイドラインに対しても砂糖を10%未満にするという記述を撤回するよう圧力があった[14]。
参考になれば幸いです。
むし歯の原因が、おさとうであるという論理は通用しなくなっているとの事ですが、個人的にはそのようなことは無いと考えています。
>それに対する一定の結論も、未だにまとまっていないのではないでしょうか。
少なくとも我々のグループでは結論は決着済みです。
>今ここである程度の回答を頂きたいのですが…
少々乱暴なお話ですが、もしおさとうが原因ではないと仰るのならお菓子を好きなだけ召し上がってみるといいと思います、何年か後には結論が出ると思います。
もうひとつ方法としてはご自身の周りの方で歯をたくさん失っている方の嗜好を尋ねてみるのがいいと思います、おそらく甘党という結論がでると思います。
>結局のところ糖分はどうすればいいのでしょうか…?
健康を損なうほど食べ過ぎないということになります、WHOが確か2003年に勧告を出しています、曰く「砂糖の量は総カロリー量の10%以下にすること」です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB%E6%8C%87%E9%87%9D
2003年、世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)は「食事、栄養と生活習慣病の予防[13] 」(Diet, Nutrition and the Prevention of Chronic Diseases) を報告している。これは、主に肥満、2型糖尿病、心臓病、がん、歯科疾患、骨粗鬆症と食事との関連についての調査である。砂糖業界によるロビー活動は目新しいものではないが、このガイドラインに対しても砂糖を10%未満にするという記述を撤回するよう圧力があった[14]。
参考になれば幸いです。
回答2
回答日時:2012-04-10 10:03:38
>現在、歯チャンネルにおいても、虫歯の原因は単純に「糖」である、とされています。
それは山田先生だけですので、歯チャンネルの見解ということではないです。
学問的にはむし歯の原因は「糖質」を含んで多数あると考えられ、その様に教育も臨床もされています。
>歯チャンネルでも、一定の結論を載せていただけると嬉しいです。
当サイトは専門職の人がただ大勢集まっているだけのサイトですから、学会や学術団体ではありません。
もしも学会であれば複数の考え方や意見がある様な事柄については会議を行い、学会としてのガイドラインを作成したり現時点での考え方を公的に発言したりはします。
歯チャンネルの場合はそれはしない代わりに、ありとあらゆる意見を持った先生が自由に発言出来る様になっています。
ですからサイトユーザーの方は目にした複数の意見の中から自分で判断出来ると言う自由があります。
歯科の話はまだまだ発展途上ですし、何でも白黒はっきり区別出来る訳ではありませんから、個人的には今のスタイルでいいと思っていますよ。
ただ、例にあげては申し訳ないですけど、例えば今回の様な山田先生の糖質に関する発言は周囲がいくら(部分的に)否定しても発言回数が多すぎて否定しきれず、目にする人にとってはあたかも歯チャンネルという団体の統一見解の様に誤解されてしまうというのは事実だと思います。
管理人の田尾先生からの情報によれば、この発言について他の先生はどう感じているのか、もう少し分かりやすくなるシステムを導入予定とのことですので、そちらの方を期待しておかれて下さい。
ですが先述した様に白黒はっきりした分野ではありません。
多数決で正解が分かる訳でもなく、今は少数意見でも10年後には圧倒的大多数に支持される様になったりは今後も起き得ます。
最終的には情報を手に入れた方の判断力だと思いますよ。
・・で、本題に戻りまして、
>「結局のところ糖分はどうすればいいの?」
について、学術的に言われている考え方ですが、むし歯予防だけに絞って話せば他で予防できているなら特段注意する必要はありません。
「予防行動」と呼ばれる行動(習慣)が色々あるのですが、歯磨きとかフッ素とか食事の回数、内容(糖質)など・・の中で、必要に応じて、言い換えれば「リスクに応じて」行動を変容していきます。
それとその方その方のライフスタイルも考慮します。
例えばお菓子を作る仕事の人に砂糖を口にするな、というのは問題ありますからね。
そういった、色々なアプローチ方法がある中での「糖質制限」という方法は比較的変容が難しいとされています。
だんだんややこしくなって来てるので伝わっているか不安ですけど、例えば同じぐらい効果的な予防行動がいくつかあったとしても実行に移しやすいものと移しにくいもの、生活習慣の中に定着させやすいものと定着させにくいものがあるので、個人のライフスタイルに合わせて取り入れやすいものから順番に、必要な数だけ提案していく・・という考え方が一般的だと思います。
ですから
>「結局のところ糖分はどうすればいいの?」
というご質問に対して、一言で返事をするなら、
「ハイリスクな人では制限してもらわないといけない場合がある」
という、すっきりしない返事になります。
もちろん、山田先生がいつもおっしゃる様に、極端に糖質の摂取量を減らすことが出来るのなら誰に対してもいいことが多いと思います。
ただ、お分かりになると思いますが、実践することが困難です。
それに好きなだけ食べても(健康は損なうかも知れませんが)むし歯が出来ない人たちも一定数は確実にいますので、むし歯予防の観点から一律に「1日○○グラム以下」という目安を歯科から提示される様なことは今後もないと思いますよ。
もう一つ注意点ですが、ここまで書いたのはあくまでも「むし歯予防」の話です。
健康維持のため、となると話が異なりますので区別して下さいね。
それは山田先生だけですので、歯チャンネルの見解ということではないです。
学問的にはむし歯の原因は「糖質」を含んで多数あると考えられ、その様に教育も臨床もされています。
>歯チャンネルでも、一定の結論を載せていただけると嬉しいです。
当サイトは専門職の人がただ大勢集まっているだけのサイトですから、学会や学術団体ではありません。
もしも学会であれば複数の考え方や意見がある様な事柄については会議を行い、学会としてのガイドラインを作成したり現時点での考え方を公的に発言したりはします。
歯チャンネルの場合はそれはしない代わりに、ありとあらゆる意見を持った先生が自由に発言出来る様になっています。
ですからサイトユーザーの方は目にした複数の意見の中から自分で判断出来ると言う自由があります。
歯科の話はまだまだ発展途上ですし、何でも白黒はっきり区別出来る訳ではありませんから、個人的には今のスタイルでいいと思っていますよ。
ただ、例にあげては申し訳ないですけど、例えば今回の様な山田先生の糖質に関する発言は周囲がいくら(部分的に)否定しても発言回数が多すぎて否定しきれず、目にする人にとってはあたかも歯チャンネルという団体の統一見解の様に誤解されてしまうというのは事実だと思います。
管理人の田尾先生からの情報によれば、この発言について他の先生はどう感じているのか、もう少し分かりやすくなるシステムを導入予定とのことですので、そちらの方を期待しておかれて下さい。
ですが先述した様に白黒はっきりした分野ではありません。
多数決で正解が分かる訳でもなく、今は少数意見でも10年後には圧倒的大多数に支持される様になったりは今後も起き得ます。
最終的には情報を手に入れた方の判断力だと思いますよ。
・・で、本題に戻りまして、
>「結局のところ糖分はどうすればいいの?」
について、学術的に言われている考え方ですが、むし歯予防だけに絞って話せば他で予防できているなら特段注意する必要はありません。
「予防行動」と呼ばれる行動(習慣)が色々あるのですが、歯磨きとかフッ素とか食事の回数、内容(糖質)など・・の中で、必要に応じて、言い換えれば「リスクに応じて」行動を変容していきます。
それとその方その方のライフスタイルも考慮します。
例えばお菓子を作る仕事の人に砂糖を口にするな、というのは問題ありますからね。
そういった、色々なアプローチ方法がある中での「糖質制限」という方法は比較的変容が難しいとされています。
だんだんややこしくなって来てるので伝わっているか不安ですけど、例えば同じぐらい効果的な予防行動がいくつかあったとしても実行に移しやすいものと移しにくいもの、生活習慣の中に定着させやすいものと定着させにくいものがあるので、個人のライフスタイルに合わせて取り入れやすいものから順番に、必要な数だけ提案していく・・という考え方が一般的だと思います。
ですから
>「結局のところ糖分はどうすればいいの?」
というご質問に対して、一言で返事をするなら、
「ハイリスクな人では制限してもらわないといけない場合がある」
という、すっきりしない返事になります。
もちろん、山田先生がいつもおっしゃる様に、極端に糖質の摂取量を減らすことが出来るのなら誰に対してもいいことが多いと思います。
ただ、お分かりになると思いますが、実践することが困難です。
それに好きなだけ食べても(健康は損なうかも知れませんが)むし歯が出来ない人たちも一定数は確実にいますので、むし歯予防の観点から一律に「1日○○グラム以下」という目安を歯科から提示される様なことは今後もないと思いますよ。
もう一つ注意点ですが、ここまで書いたのはあくまでも「むし歯予防」の話です。
健康維持のため、となると話が異なりますので区別して下さいね。
回答3
回答日時:2012-04-10 10:06:31
それと余談ですが、前回のご相談
※ミラノールの消費期限とキャップについて
について、最近ミラノールに自分で混ぜる必要のない液体タイプが発売されました。
そちらの消費期限は、どういう訳か2年以上ありますのでご参考までに・・
※ミラノールの消費期限とキャップについて
について、最近ミラノールに自分で混ぜる必要のない液体タイプが発売されました。
そちらの消費期限は、どういう訳か2年以上ありますのでご参考までに・・
回答4
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2012-04-10 13:43:34
むしば歯の原因は、1:外的因子(むし歯菌)、2:宿主因子(生体、遺伝など)、3:環境因子(糖分、酸など)が複雑に絡み合って初めてむし歯ができます。
これに時間が加わります。
なので、糖分だけがむし歯に影響を与えているとは思えません。
大きな影響をあたえているとはおもいますが・・・。
昔に比べて蔗糖以外の甘味料が増えています。
天然の成分の物もありますし、人工甘味料もあります。
その一つ一つがどう影響しているかは私の記憶ではまだ、明らかになっていないと思います。
私自身は、少なくとも今ある情報の中でむし歯の予防になることをすればいいのではと思います。
塩分も糖分も味って一回濃くするとそれが当たり前になります。
多分脳がそう判断してしまうのでしょうか?
これだけ減塩、糖質削減、カロリー半分と言われていても外食するとその基準がおかしくなってしまいます。
私自身、血圧が高く塩分を気にして生活していますが、「一日の塩分許容量を考えたら一回の食事どうすればいいの?」となります。
家庭では自分一人でないので、(子供、妻)僕に合わせた味付けでは、物足りなくなるかもしれないでしょう。
ですから、自分できちんとコントロールするしかないというのが答えのような気がしています。
「粗食」に近づけるよう日々努力をしています。
参考にしてください。
これに時間が加わります。
なので、糖分だけがむし歯に影響を与えているとは思えません。
大きな影響をあたえているとはおもいますが・・・。
昔に比べて蔗糖以外の甘味料が増えています。
天然の成分の物もありますし、人工甘味料もあります。
その一つ一つがどう影響しているかは私の記憶ではまだ、明らかになっていないと思います。
私自身は、少なくとも今ある情報の中でむし歯の予防になることをすればいいのではと思います。
塩分も糖分も味って一回濃くするとそれが当たり前になります。
多分脳がそう判断してしまうのでしょうか?
これだけ減塩、糖質削減、カロリー半分と言われていても外食するとその基準がおかしくなってしまいます。
私自身、血圧が高く塩分を気にして生活していますが、「一日の塩分許容量を考えたら一回の食事どうすればいいの?」となります。
家庭では自分一人でないので、(子供、妻)僕に合わせた味付けでは、物足りなくなるかもしれないでしょう。
ですから、自分できちんとコントロールするしかないというのが答えのような気がしています。
「粗食」に近づけるよう日々努力をしています。
参考にしてください。
回答5
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2012-04-10 17:26:59
U.I. さん、今日は
他の先生方と回答が重複する部分が有りますが。
>まず、一昔前によく言われていたような「虫歯の原因はショ糖である」という論理は、もう通用しなくなってきているようですね。
「一昔前」ってな十年前のことでしょうか。
私が学生時代(約30年前)でも、すでに虫歯は多因子疾患で、原因は砂糖だけではないと教わっています。
今、私たちの勉強会で、1985年に発刊された、昔のヨーロッパの教科書を翻訳しながら輪読しているのですが、そこにも、砂糖だけではないと書かれています。
世界中で約30年前には既に、「虫歯の原因はショ糖である」という論理は、すでに通用しなくなっています。
ちなみに、砂糖が虫歯に良くないだろうということが解ってきたのが、1954年の研究の頃からです。
>現在、歯チャンネルにおいても、虫歯の原因は単純に「糖」である、とされています。
歯チャンネルで、虫歯の原因は単純に「糖」であると言っているのは、私の知る限りでは山田豊和先生のみです。
山田先生が誘導されるホームページにも、虫歯の原因は単純に「糖」であると思えるように書かれていますが、確かに良く書かれており、まさにそれがすべて正しいかのように思えてしまいますが、ネットに書かれたこと(歯チャンネルを含めて)を鵜呑みにされない方が良いでしょう。
カルト集団の原理と一緒で、たいした根拠がなくても、もっともらしい理論付けをして「こうだ」と言い切られると、一部の人たちは信じてしまいがちです。
実際、歯チャンネルの質問者の方の書き込みを見ていると、山田先生のホームページを見て、”信者”になったかのような方がみえるようにも伺えます。
砂糖は歯だけでなく、全身の健康にも大きく影響するので、控えた方が良いのは事実ですが、妄信的に「砂糖は悪」とするのはどうかと思います。
>だからそろそろ「砂糖の入ったものを控えましょう」という話では済まなくなってきていると思います。
歯科の立場から
ほとんどの人は「砂糖の入ったものを控えましょう」で良いと思います。
しかし、虫歯になりやすい人(おそらく全人口の1割程度だと思います)は、フッ化物の使用や、歯磨きとともに、飲食全体について個人の状況に合わせて、専門家の指導を受ける必要が有ると思います。
>しかし、「甘いもの」といっても色々あります。
>一般的に「砂糖はよくない」とは言われますが、ではハチミツなら多少安全なのか、フルーツなら… メープルシロップなら…と、それについてもやはり情報が交錯しています。
>「結局のところ糖分はどうすればいいの?」という疑問がまだ解消できませんし、それに対する一定の結論も、未だにまとまっていないのではないでしょうか。
歯科に限らず、ネット上では間違った情報が多量に流れ、交錯していますが、きちっとした情報源をもとにしていれば、そんなに交錯していることは有りません。
すべての糖類について一定の見解が有りますが、個々の説明は専門的になりすぎ、又、一冊の本になるぐらいの分量が有り、ネットの限界を超えています。
どうしても知りたければ専門書をお読みください。
どの糖類に対しても、ほとんどの人は「間食での炭水化物の入ったものを控えましょう」、しかし、虫歯になりやすい人は、「フッ化物の使用や、歯磨きとともに、飲食全体について個人の状況に合わせて、専門家の指導を受けるましょう」です。
>歯チャンネルでも、一定の結論を載せていただけると嬉しいです。
個々の先生がそれぞれの意見を載せる場なので、一定の結論は出ません。
どの先生の言っていることが正しいのか、それを見極めるのは、このサイトをみられる方の自己責任です。
>また、今ここである程度の回答を頂きたいのですが…
過去のスレッドにも、虫歯予防と糖についてある程度の回答はなされていますので、お読みになってください。
他の先生方と回答が重複する部分が有りますが。
>まず、一昔前によく言われていたような「虫歯の原因はショ糖である」という論理は、もう通用しなくなってきているようですね。
「一昔前」ってな十年前のことでしょうか。
私が学生時代(約30年前)でも、すでに虫歯は多因子疾患で、原因は砂糖だけではないと教わっています。
今、私たちの勉強会で、1985年に発刊された、昔のヨーロッパの教科書を翻訳しながら輪読しているのですが、そこにも、砂糖だけではないと書かれています。
世界中で約30年前には既に、「虫歯の原因はショ糖である」という論理は、すでに通用しなくなっています。
ちなみに、砂糖が虫歯に良くないだろうということが解ってきたのが、1954年の研究の頃からです。
>現在、歯チャンネルにおいても、虫歯の原因は単純に「糖」である、とされています。
歯チャンネルで、虫歯の原因は単純に「糖」であると言っているのは、私の知る限りでは山田豊和先生のみです。
山田先生が誘導されるホームページにも、虫歯の原因は単純に「糖」であると思えるように書かれていますが、確かに良く書かれており、まさにそれがすべて正しいかのように思えてしまいますが、ネットに書かれたこと(歯チャンネルを含めて)を鵜呑みにされない方が良いでしょう。
カルト集団の原理と一緒で、たいした根拠がなくても、もっともらしい理論付けをして「こうだ」と言い切られると、一部の人たちは信じてしまいがちです。
実際、歯チャンネルの質問者の方の書き込みを見ていると、山田先生のホームページを見て、”信者”になったかのような方がみえるようにも伺えます。
砂糖は歯だけでなく、全身の健康にも大きく影響するので、控えた方が良いのは事実ですが、妄信的に「砂糖は悪」とするのはどうかと思います。
>だからそろそろ「砂糖の入ったものを控えましょう」という話では済まなくなってきていると思います。
歯科の立場から
ほとんどの人は「砂糖の入ったものを控えましょう」で良いと思います。
しかし、虫歯になりやすい人(おそらく全人口の1割程度だと思います)は、フッ化物の使用や、歯磨きとともに、飲食全体について個人の状況に合わせて、専門家の指導を受ける必要が有ると思います。
>しかし、「甘いもの」といっても色々あります。
>一般的に「砂糖はよくない」とは言われますが、ではハチミツなら多少安全なのか、フルーツなら… メープルシロップなら…と、それについてもやはり情報が交錯しています。
>「結局のところ糖分はどうすればいいの?」という疑問がまだ解消できませんし、それに対する一定の結論も、未だにまとまっていないのではないでしょうか。
歯科に限らず、ネット上では間違った情報が多量に流れ、交錯していますが、きちっとした情報源をもとにしていれば、そんなに交錯していることは有りません。
すべての糖類について一定の見解が有りますが、個々の説明は専門的になりすぎ、又、一冊の本になるぐらいの分量が有り、ネットの限界を超えています。
どうしても知りたければ専門書をお読みください。
どの糖類に対しても、ほとんどの人は「間食での炭水化物の入ったものを控えましょう」、しかし、虫歯になりやすい人は、「フッ化物の使用や、歯磨きとともに、飲食全体について個人の状況に合わせて、専門家の指導を受けるましょう」です。
>歯チャンネルでも、一定の結論を載せていただけると嬉しいです。
個々の先生がそれぞれの意見を載せる場なので、一定の結論は出ません。
どの先生の言っていることが正しいのか、それを見極めるのは、このサイトをみられる方の自己責任です。
>また、今ここである程度の回答を頂きたいのですが…
過去のスレッドにも、虫歯予防と糖についてある程度の回答はなされていますので、お読みになってください。
相談者からの返信
相談者:
U.I.さん
返信日時:2012-04-11 01:14:04
>山田先生
念のため申し上げておきますが、砂糖が大きな原因のひとつなのは間違いないでしょう。
しかし「虫歯の原因は砂糖である」というと、砂糖以外の糖は問題ないかのように聞こえます。
そういう意味で単純に「虫歯の原因は砂糖である」という論調には違和感があるということです。
私の調べたかぎり、ハチミツ、フルーツ、その他シロップ類も特に安心できるわけではないようなので。
>渡辺先生
歯チャンネルにおける「虫歯」の定義ですが、「細菌が糖を利用して酸を作り、その酸によって歯が溶かされる病気」とされています。
「虫歯とは?」
もちろん糖だけが原因ではないのでしょうが、簡単に言えば「虫歯の原因は糖である」ということだと解釈しました。
「原因は"糖"である」と、あえて抽象的に定義しているのがポイントです。
糖といっても色々あります。
私自身、「甘いものを無秩序に食べない・飲まない」、「食後はすぐ歯を磨き、唾液をよく廻しておく」など、いくらか気をつけていることはありますが、それでも虫歯になってしまっているようです…
注意が足りないのかなと(だから最近ミラノールも始めました)…
もう歯がボロボロなので、もっと気をつけていかなければいけないのかと思っています…
念のため申し上げておきますが、砂糖が大きな原因のひとつなのは間違いないでしょう。
しかし「虫歯の原因は砂糖である」というと、砂糖以外の糖は問題ないかのように聞こえます。
そういう意味で単純に「虫歯の原因は砂糖である」という論調には違和感があるということです。
私の調べたかぎり、ハチミツ、フルーツ、その他シロップ類も特に安心できるわけではないようなので。
>渡辺先生
歯チャンネルにおける「虫歯」の定義ですが、「細菌が糖を利用して酸を作り、その酸によって歯が溶かされる病気」とされています。
「虫歯とは?」
もちろん糖だけが原因ではないのでしょうが、簡単に言えば「虫歯の原因は糖である」ということだと解釈しました。
「原因は"糖"である」と、あえて抽象的に定義しているのがポイントです。
糖といっても色々あります。
私自身、「甘いものを無秩序に食べない・飲まない」、「食後はすぐ歯を磨き、唾液をよく廻しておく」など、いくらか気をつけていることはありますが、それでも虫歯になってしまっているようです…
注意が足りないのかなと(だから最近ミラノールも始めました)…
もう歯がボロボロなので、もっと気をつけていかなければいけないのかと思っています…
回答6
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2012-04-11 05:14:16
ここの相談室には多くの先生が参加されていますので、様々な考え方がありますが、これは実際の歯科医院でも同じです。
山田先生は少々極端な書き方をされる時があるので、学術ベースの先生から見るとう〜ん…と思ってしまうこともあるのですが、
これまでに何十年も臨床をされてきて、お子さんも虫歯0を達成されているとのことですので、臨床的には決して間違いではないと思います。
山田先生は糖質制限に主眼を置いた説明をされることが多いですが、実際には糖質制限を行うことで間食も減ると思いますし、健康意識が高まったりもすると思いますので、結果的には多因子的な予防になっているのかもしれません。
(でも、こういった多くの人が参考にする掲示板では、なるべく学術ベースの回答をして頂けると本当はありがたいのですが^^;)
一応、学術的に正しいだろうと思われる情報については解説ページにまとめてありますので、こちらを参考にされてください。
参考⇒虫歯
よく読んで頂ければ、ご飯やパンも糖だと書いていますし、糖質制限以外の予防法についてもたくさん書いているはずです。
>歯チャンネルでも、一定の結論を載せていただけると嬉しいです。
もし理想的な予防を求めるのであれば、結論としては、
「虫歯についてある程度の知識を身につけて、その知識を元に予防に真剣に取り組んでいる歯科医院を探して、個別に管理・指導をしてもらってください」
となります。
ただ、いくらこれが理想だとわかっていても、時間も労力もお金もかかることですので、全ての人が実践できるものではありません。
また、歯に対する価値観も人それぞれですので、医学的に理想的な方法が必ずしも全ての人にとってベストではないかもしれません。
つまり結局のところ、結論というものは、個々人の価値観に基づいて判断されるべきもので、僕たちが強制するものではないと考えています。
ただ、判断するためには正確な情報が必要ですので、僕たちはできる限り正しい情報を伝える努力はしていきたいと思っています。
>もう歯がボロボロなので、もっと気をつけていかなければいけないのかと思っています…
多くの人はきちんとセルフケアができるようになれば大体予防ができるのですが、
小牧先生も書かれているように、約1割の人は、セルフケアだけでは不十分で、個人に合わせた専門家による指導が必要となります。
U.I. さんは、
「甘いものを無秩序に食べない・飲まない」
「食後はすぐ歯を磨き、唾液をよく廻しておく」
ということまで気をつけているにもかかわらず、歯がボロボロ?になってしまっているということは、
1.セルフケアができているようでできていない
2.専門家による指導が必要不可欠なタイプ
いずれかかもしれません。
いずれにしても、できることなら、予防に力を入れている歯科医院を探して、一度しっかりとチェック・指導してもらうとベストだと思います。
ミラノールも決して悪くはないと思いますが、U.I. さんのご年齢、経緯を想像すると、ミラノールだけで問題が解決する可能性は非常に低いのではないかと思います。
山田先生は少々極端な書き方をされる時があるので、学術ベースの先生から見るとう〜ん…と思ってしまうこともあるのですが、
これまでに何十年も臨床をされてきて、お子さんも虫歯0を達成されているとのことですので、臨床的には決して間違いではないと思います。
山田先生は糖質制限に主眼を置いた説明をされることが多いですが、実際には糖質制限を行うことで間食も減ると思いますし、健康意識が高まったりもすると思いますので、結果的には多因子的な予防になっているのかもしれません。
(でも、こういった多くの人が参考にする掲示板では、なるべく学術ベースの回答をして頂けると本当はありがたいのですが^^;)
一応、学術的に正しいだろうと思われる情報については解説ページにまとめてありますので、こちらを参考にされてください。
参考⇒虫歯
よく読んで頂ければ、ご飯やパンも糖だと書いていますし、糖質制限以外の予防法についてもたくさん書いているはずです。
>歯チャンネルでも、一定の結論を載せていただけると嬉しいです。
もし理想的な予防を求めるのであれば、結論としては、
「虫歯についてある程度の知識を身につけて、その知識を元に予防に真剣に取り組んでいる歯科医院を探して、個別に管理・指導をしてもらってください」
となります。
ただ、いくらこれが理想だとわかっていても、時間も労力もお金もかかることですので、全ての人が実践できるものではありません。
また、歯に対する価値観も人それぞれですので、医学的に理想的な方法が必ずしも全ての人にとってベストではないかもしれません。
つまり結局のところ、結論というものは、個々人の価値観に基づいて判断されるべきもので、僕たちが強制するものではないと考えています。
ただ、判断するためには正確な情報が必要ですので、僕たちはできる限り正しい情報を伝える努力はしていきたいと思っています。
>もう歯がボロボロなので、もっと気をつけていかなければいけないのかと思っています…
多くの人はきちんとセルフケアができるようになれば大体予防ができるのですが、
小牧先生も書かれているように、約1割の人は、セルフケアだけでは不十分で、個人に合わせた専門家による指導が必要となります。
U.I. さんは、
「甘いものを無秩序に食べない・飲まない」
「食後はすぐ歯を磨き、唾液をよく廻しておく」
ということまで気をつけているにもかかわらず、歯がボロボロ?になってしまっているということは、
1.セルフケアができているようでできていない
2.専門家による指導が必要不可欠なタイプ
いずれかかもしれません。
いずれにしても、できることなら、予防に力を入れている歯科医院を探して、一度しっかりとチェック・指導してもらうとベストだと思います。
ミラノールも決して悪くはないと思いますが、U.I. さんのご年齢、経緯を想像すると、ミラノールだけで問題が解決する可能性は非常に低いのではないかと思います。
回答7
回答8
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2012-04-11 09:03:44
文章だけからの判断では、僕も田尾先生の書かれた
「1.セルフケアができているようでできていない
2.専門家による指導が必要不可欠なタイプ」
を想像します。
(違っていたらごめんなさい)
従って、
「予防に力を入れている歯科医院を探して、一度しっかりとチェック・指導してもらうとベストだと思います。」
を推奨いたします。
「1.セルフケアができているようでできていない
2.専門家による指導が必要不可欠なタイプ」
を想像します。
(違っていたらごめんなさい)
従って、
「予防に力を入れている歯科医院を探して、一度しっかりとチェック・指導してもらうとベストだと思います。」
を推奨いたします。
回答9
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2012-04-11 11:43:29
ご相談ありがとうございます。
前回のご相談から読みましても、とても頑張っていることがよく分かります。
しかし、先生の回答通り、歯科の問題は、お一人で頑張っても結果は決して付いてきません。
たまたまうまくいっても、一生という長い間に、専門家でない故に、間違いを起こすことを防げません。
間違いを起こす度に、そのツケは残っていってしまいます。
予防とは欠点を最小限にする、専門家による治療とも言えます。
たとえば、歯みがき方法にしても、正しい歯みがきは一つではありません。
人生の節目で変えなければ、以前の正しい歯みがきはもう正しくなくなってしまうことがあるからです。
予防診療とは、歯科衛生士が予防のための検査をして、必ず記録を一生残して、検査結果を評価をした後、歯科医師が診断をして、いつ・何を・どうしたらいいかを決定する専門性が必要です。
薬に頼りすぎたり、自己診断をすることは、もし一生という長期を目標としているのであれば、だんだんリスクが高くなります。
いくつも壁に突き当たり、堂々巡りをして、あたら健康を損なってしまう人がいかに多いかを、我々はずっと目の当たりにしています。
努力をしながら、モッタイナイ、と思っています。
それが理由の一つで、田尾先生はこのサイトを立ち上げました。
きちんとした予防医療を提供していただけるところで相談しましょう。
専門家による、あなたお一人にあった予防プログラムだけが健康を守れます。
前回のご相談から読みましても、とても頑張っていることがよく分かります。
しかし、先生の回答通り、歯科の問題は、お一人で頑張っても結果は決して付いてきません。
たまたまうまくいっても、一生という長い間に、専門家でない故に、間違いを起こすことを防げません。
間違いを起こす度に、そのツケは残っていってしまいます。
予防とは欠点を最小限にする、専門家による治療とも言えます。
たとえば、歯みがき方法にしても、正しい歯みがきは一つではありません。
人生の節目で変えなければ、以前の正しい歯みがきはもう正しくなくなってしまうことがあるからです。
予防診療とは、歯科衛生士が予防のための検査をして、必ず記録を一生残して、検査結果を評価をした後、歯科医師が診断をして、いつ・何を・どうしたらいいかを決定する専門性が必要です。
薬に頼りすぎたり、自己診断をすることは、もし一生という長期を目標としているのであれば、だんだんリスクが高くなります。
いくつも壁に突き当たり、堂々巡りをして、あたら健康を損なってしまう人がいかに多いかを、我々はずっと目の当たりにしています。
努力をしながら、モッタイナイ、と思っています。
それが理由の一つで、田尾先生はこのサイトを立ち上げました。
きちんとした予防医療を提供していただけるところで相談しましょう。
専門家による、あなたお一人にあった予防プログラムだけが健康を守れます。
相談者からの返信
相談者:
U.I.さん
返信日時:2012-04-11 17:03:39
すみません、なんだかよくわからくなってきました…
渡辺先生や田尾先生の仰りたいことというのは、「糖質のことはあまり気にしなくていい」ということなのでしょうか。
「ケーキを食べることと、ご飯やパンを食べることはリスクとして大差ない」というように私には解釈できました。
まあ、ケーキであろうとご飯であろうとリスクには変わりありませんからね。
だから(これもよく言われることでしょうが)「甘いもの云々より、食べるタイミングや回数・歯磨きなどに気をつけましょう」ということなのでしょうか。
たとえば「甘いものは一日一回にしましょう」と言う人もいますよね。
ただこれはあくまで私の素人考えなのですが、たとえ毎食後にケーキを食べようが、すぐ歯を磨けばそれほどリスクにならないのではないかと…
だからむしろ「食事は最低3〜4時間程度の時間を開けて食べる」とか、「食後はすぐ歯を磨く」とか、そういったことに気をつけた方が現実的だと…
渡辺先生や田尾先生のお考えも、これに近いのではないかと思いましたが…
渡辺先生や田尾先生の仰りたいことというのは、「糖質のことはあまり気にしなくていい」ということなのでしょうか。
「ケーキを食べることと、ご飯やパンを食べることはリスクとして大差ない」というように私には解釈できました。
まあ、ケーキであろうとご飯であろうとリスクには変わりありませんからね。
だから(これもよく言われることでしょうが)「甘いもの云々より、食べるタイミングや回数・歯磨きなどに気をつけましょう」ということなのでしょうか。
たとえば「甘いものは一日一回にしましょう」と言う人もいますよね。
ただこれはあくまで私の素人考えなのですが、たとえ毎食後にケーキを食べようが、すぐ歯を磨けばそれほどリスクにならないのではないかと…
だからむしろ「食事は最低3〜4時間程度の時間を開けて食べる」とか、「食後はすぐ歯を磨く」とか、そういったことに気をつけた方が現実的だと…
渡辺先生や田尾先生のお考えも、これに近いのではないかと思いましたが…
回答10
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2012-04-11 18:26:32
>なんだかよくわからくなってきました…
答えはないと言うことですよ^^;
>「ケーキを食べることと、ご飯やパンを食べることはリスクとして大差ない」
食べ物を食べる限りリスクは存在しますよ。
指導の仕方は先生毎、患者さん毎に違ってきます。
(リスクの大きさが異なるのでひとくくりには出来ません)
私は特に虫歯のリスクのことでとやかく言いません。
「食べたいもの食べて、歯を磨いてください、ただずっと食べているのはお勧め出来ませんけどね」
ぐらいの指導しかしていません。
歯の為に生きる人生なんてつまらないと思いますし、明日何があるか分りませんからね。
(ただ極端に硬い物は破折のリスクがあるので避けるようには言います)
U.I.さんがお聞きになりたいのは、
>歯チャンネルでも、一定の結論を載せていただけると嬉しいです。
ですよね。
でもこの答えは渡辺先生がかかれたように
>当サイトは専門職の人がただ大勢集まっているだけのサイトですから、学会や学術団体ではありません。
なのでガイドラインなどは示せません。
というのが回答です。
色々な先生が色々なことを言っていますので、全て実践するも良し、信じる先生のものを信じるも良しではないでしょうか。
おだいじに
答えはないと言うことですよ^^;
>「ケーキを食べることと、ご飯やパンを食べることはリスクとして大差ない」
食べ物を食べる限りリスクは存在しますよ。
指導の仕方は先生毎、患者さん毎に違ってきます。
(リスクの大きさが異なるのでひとくくりには出来ません)
私は特に虫歯のリスクのことでとやかく言いません。
「食べたいもの食べて、歯を磨いてください、ただずっと食べているのはお勧め出来ませんけどね」
ぐらいの指導しかしていません。
歯の為に生きる人生なんてつまらないと思いますし、明日何があるか分りませんからね。
(ただ極端に硬い物は破折のリスクがあるので避けるようには言います)
U.I.さんがお聞きになりたいのは、
>歯チャンネルでも、一定の結論を載せていただけると嬉しいです。
ですよね。
でもこの答えは渡辺先生がかかれたように
>当サイトは専門職の人がただ大勢集まっているだけのサイトですから、学会や学術団体ではありません。
なのでガイドラインなどは示せません。
というのが回答です。
色々な先生が色々なことを言っていますので、全て実践するも良し、信じる先生のものを信じるも良しではないでしょうか。
おだいじに
回答11
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2012-04-11 18:57:13
>「糖質のことはあまり気にしなくていい」
ではなくて、糖質だけの問題ではないということだと思いますよ。
一生懸命ブラッシングしてもむし歯になる方もいるし、逆にブラッシングを適当にしていても、一向にむし歯にならない人もいます〔歯周病にはかかりますが・)。
>簡単に言えば「虫歯の原因は糖である」ということだと解釈しました。
なぜ、糖に話が行くのだろう?
むし歯菌のコントロールという発想はないのでしょうか?
いずれにせよ、必要なのはご自分がむし歯になりやすい歯質(宿主)、口腔環境にあると言うことを自覚していれば良いのでは?
ひょっとするとエナメル質が弱いのかもしれませんね。
さらに歯の再石灰化がおこりにくいのかもしれないですね。
唾液の問題かもしれない。
より一層わからなくなりますね。
それだけむし歯対策は複雑だと思います。
ではなくて、糖質だけの問題ではないということだと思いますよ。
一生懸命ブラッシングしてもむし歯になる方もいるし、逆にブラッシングを適当にしていても、一向にむし歯にならない人もいます〔歯周病にはかかりますが・)。
>簡単に言えば「虫歯の原因は糖である」ということだと解釈しました。
なぜ、糖に話が行くのだろう?
むし歯菌のコントロールという発想はないのでしょうか?
いずれにせよ、必要なのはご自分がむし歯になりやすい歯質(宿主)、口腔環境にあると言うことを自覚していれば良いのでは?
ひょっとするとエナメル質が弱いのかもしれませんね。
さらに歯の再石灰化がおこりにくいのかもしれないですね。
唾液の問題かもしれない。
より一層わからなくなりますね。
それだけむし歯対策は複雑だと思います。
回答12
回答日時:2012-04-11 19:37:30
井野先生が上手くまとめて下さいました^^
私と田尾先生だけでなくて、ほとんどの先生が似た様な回答をしていると思います。
>「結局のところ糖分はどうすればいいの?」
という問いに対して、「人それぞれ」というのが返答です。
むし歯は多因子性の疾患ですから、因子A、因子B、因子C・・とある中の一つが「糖質」で、これらが積み重なってどこかのラインでゴールが決まる(むし歯が出来る)訳です。
取り除ける因子を取り除く、あるいはいくつかを小さくすることでゴールされなくする、と言うのが予防ですね。
もちろん「糖質」の摂取量は因子として影響が小さくありませんから、絶食ならぬ絶糖が可能ならかなりのインパクトがあるのは確かです。(絶食でもいい訳ですが・・)
ですから山田先生の理論を全て否定している訳ではありません。
で、大事なことはここまでで、後は余談です。
>「ケーキを食べることと、ご飯やパンを食べることはリスクとして大差ない」
ということもありません。
(”大差”ってどれぐらいの差なのか?にもよりますけど)
多少自信ありませんが、おそらく
ケーキ>>>パン>ご飯
というイメージになるのではないでしょうか。
口腔ケアのことやフッ素のことが一般的になるより以前には、砂糖の消費量とむし歯の発生率はかなり強い相関が見られたのは事実です。
(今はそうでもありません。)
でそれ以前からパンやご飯というのは、主食として世界中で広く愛されてきている訳ですから、リスクの大きさは異なります。
もっともっと細かく説明すると、例えばフルーツでも新鮮でそのまま食べるフルーツよりもミキサーで潰したフルーツの方がリスクがわずかに大きくなるとか、生の芋はいいけどハッシュドポテトは良くないとか、色々ありますよ。
ですが簡単に言ってしまうと、「砂糖」がやはり大物中の大物であることは言えると思います。
「ブドウ糖」や「果糖」「ガラクトース」「マルトース」などでもそれぞれの大きさのリスクはありますが、「砂糖」と比較すれば小物?と言っていいかも知れません。
あと歯にくっついて停滞しやすい食べ物か、さらっとしている性状なのか?なども関連があると考えられていますし、頻度も超重要です。
・・という、非常に専門的な細かい、実践的でもない様な話が延々と続く訳ですが・・
思い切って大雑把にまとめると、むし歯予防と健康維持のためには、日本人の場合は和食中心の食事(できれば"粗食")にして、食間の飲食は必要以上に取らない様心がけるのが、誰にとっても良い様です。
私と田尾先生だけでなくて、ほとんどの先生が似た様な回答をしていると思います。
>「結局のところ糖分はどうすればいいの?」
という問いに対して、「人それぞれ」というのが返答です。
むし歯は多因子性の疾患ですから、因子A、因子B、因子C・・とある中の一つが「糖質」で、これらが積み重なってどこかのラインでゴールが決まる(むし歯が出来る)訳です。
取り除ける因子を取り除く、あるいはいくつかを小さくすることでゴールされなくする、と言うのが予防ですね。
もちろん「糖質」の摂取量は因子として影響が小さくありませんから、絶食ならぬ絶糖が可能ならかなりのインパクトがあるのは確かです。(絶食でもいい訳ですが・・)
ですから山田先生の理論を全て否定している訳ではありません。
で、大事なことはここまでで、後は余談です。
>「ケーキを食べることと、ご飯やパンを食べることはリスクとして大差ない」
ということもありません。
(”大差”ってどれぐらいの差なのか?にもよりますけど)
多少自信ありませんが、おそらく
ケーキ>>>パン>ご飯
というイメージになるのではないでしょうか。
口腔ケアのことやフッ素のことが一般的になるより以前には、砂糖の消費量とむし歯の発生率はかなり強い相関が見られたのは事実です。
(今はそうでもありません。)
でそれ以前からパンやご飯というのは、主食として世界中で広く愛されてきている訳ですから、リスクの大きさは異なります。
もっともっと細かく説明すると、例えばフルーツでも新鮮でそのまま食べるフルーツよりもミキサーで潰したフルーツの方がリスクがわずかに大きくなるとか、生の芋はいいけどハッシュドポテトは良くないとか、色々ありますよ。
ですが簡単に言ってしまうと、「砂糖」がやはり大物中の大物であることは言えると思います。
「ブドウ糖」や「果糖」「ガラクトース」「マルトース」などでもそれぞれの大きさのリスクはありますが、「砂糖」と比較すれば小物?と言っていいかも知れません。
あと歯にくっついて停滞しやすい食べ物か、さらっとしている性状なのか?なども関連があると考えられていますし、頻度も超重要です。
・・という、非常に専門的な細かい、実践的でもない様な話が延々と続く訳ですが・・
思い切って大雑把にまとめると、むし歯予防と健康維持のためには、日本人の場合は和食中心の食事(できれば"粗食")にして、食間の飲食は必要以上に取らない様心がけるのが、誰にとっても良い様です。
相談者からの返信
相談者:
U.I.さん
返信日時:2012-04-12 20:45:47
私がお聞きしたかったのは、「砂糖以外の糖はどの程度のリスクなのか」ということです。
「糖分を口にしない」などというのは無理ですし、そんなつもりもありません。
どうせ口にするならリスクの低い糖がいいのです。
だから「蜂蜜はこれぐらいのリスクである」、「メープルシロップはこれぐらリスクである」といった、ある程度のデータがあれば安心できます。
まあ不毛なようでしたら、これ以上回答していただかなくて構いません。
「糖分を口にしない」などというのは無理ですし、そんなつもりもありません。
どうせ口にするならリスクの低い糖がいいのです。
だから「蜂蜜はこれぐらいのリスクである」、「メープルシロップはこれぐらリスクである」といった、ある程度のデータがあれば安心できます。
まあ不毛なようでしたら、これ以上回答していただかなくて構いません。
回答13
回答14
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2012-04-12 22:47:11
メープルシロップの記述があるサイトでメープルシロップ、蜂蜜、上白糖の成分表示がありました。
http://www.nakagaki.co.jp/2_11.htm
このサイトは、メープルのサイトなのでメイプルが幅広く栄養があり良いものだという書き方です。
ですが、メープルの糖はショ糖と果糖です。
ハチミツの主な成分は糖類で、約80%を占めます。
残りの約20%のほとんどが水分です。
糖類は、花の蜜の主成分であるショ糖が分解したブドウ糖と果糖がほとんどを占めます。
これだけで判断することはできませんが・・・。
むし歯菌のエサとなる糖分には変わりありません。
参考にしてください。
http://www.nakagaki.co.jp/2_11.htm
このサイトは、メープルのサイトなのでメイプルが幅広く栄養があり良いものだという書き方です。
ですが、メープルの糖はショ糖と果糖です。
ハチミツの主な成分は糖類で、約80%を占めます。
残りの約20%のほとんどが水分です。
糖類は、花の蜜の主成分であるショ糖が分解したブドウ糖と果糖がほとんどを占めます。
これだけで判断することはできませんが・・・。
むし歯菌のエサとなる糖分には変わりありません。
参考にしてください。
回答15
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2012-04-13 09:38:15
>「蜂蜜はこれぐらいのリスクである」、「メープルシロップはこれぐらリスクである」といった、ある程度のデータがあれば安心できます。
「ある程度」とはどの程度なのか解りませんが、数値で表したデーターは有りません。
リスクを予測できるような基礎的なデータは有ります。
ただし、蜂蜜やメープルシロップを摂取する量や、単独で摂取するのか、他の食品と合わせて摂取するのか、加工するのか、1日に何回か、3回の食事との関係、ブラシングやフッ化物の使用状況によってリスクがかわってしまいます。
>どうせ口にするならリスクの低い糖がいいのです。
おそらく、砂糖も蜂蜜もメープルシロップも、ほとんどリスクはかわりません。
リスクの低い糖なら、キシリトールやマルチトース、還元水飴などの糖アルコール類が有ります。
但し、田尾先生の言われるように、摂取量に気をつけてください。
中間的なリスクの糖として、オリゴ糖の類が、単糖類や二糖類に比べやや低い。
「糖」ではなく、「甘味料」として考えれば、アスパルテームやサッカリンなどの、合成甘味料は、そのもの自体はリスク「ゼロ」です。
上記の内容は、虫歯のリスクの高低を述べただけですので、低いものを推奨すると言うものでもなく、また、全身の健康も考慮されていませんので、注意してください。
「ある程度」とはどの程度なのか解りませんが、数値で表したデーターは有りません。
リスクを予測できるような基礎的なデータは有ります。
ただし、蜂蜜やメープルシロップを摂取する量や、単独で摂取するのか、他の食品と合わせて摂取するのか、加工するのか、1日に何回か、3回の食事との関係、ブラシングやフッ化物の使用状況によってリスクがかわってしまいます。
>どうせ口にするならリスクの低い糖がいいのです。
おそらく、砂糖も蜂蜜もメープルシロップも、ほとんどリスクはかわりません。
リスクの低い糖なら、キシリトールやマルチトース、還元水飴などの糖アルコール類が有ります。
但し、田尾先生の言われるように、摂取量に気をつけてください。
中間的なリスクの糖として、オリゴ糖の類が、単糖類や二糖類に比べやや低い。
「糖」ではなく、「甘味料」として考えれば、アスパルテームやサッカリンなどの、合成甘味料は、そのもの自体はリスク「ゼロ」です。
上記の内容は、虫歯のリスクの高低を述べただけですので、低いものを推奨すると言うものでもなく、また、全身の健康も考慮されていませんので、注意してください。
回答16
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-04-13 10:31:25
誰でもご存知のように、人間の身体は、細菌と共生しています。
糖アルコールは、細菌が分解出来ない、あるいは分解しにくい甘みのようです。
ですから、虫歯を作る細菌も分解出来ないし、消化管に住みついて消化吸収を手助けしてくれている有益な細菌も上手に分解出来ません。
キシリトールなどの糖アルコールを多く摂取すると、お腹にとって負担が増え、お腹が痛くなったり便がゆるくなったりすることがあります。
虫歯が出来るのは、お口の中に取り込む糖によって出来るのではなく、細菌が糖を分解して(栄養として取り込み、代謝する)出す代謝産物である酸によって脱灰することでできるのだと言われています。
ですから、糖の有無や種類、摂取頻度も大事ですが、口腔内の細菌の有無(特に、ミュータンス菌などのように歯面にべたりと住みつき、糖を代謝して酸を作る細菌)、数の多さがとても重要になってきます。
砂糖はミュータンス菌(虫歯菌)の大好物です。
これがお口の中に長時間保持される状態は、ミュータンス菌に常に餌を与えてこの菌を特異的に増やしているようなものです。
そしてこの菌は単体ではさほど問題にならないどこにでもいる菌ですが、お口の中での増殖スピードは速く、糖(菌にとっての栄養)を分解して酸を作りだすとともに、ペプチドグルカンというネバネバした物を作りだすので、餌を与えて歯を磨かずに(あるいは歯ブラシが当たることなく)放置しておくと、ネバネバ城を作りだし、だんだんと落としにくくなってしまいます。
人間は色々なものをお口から取り込んで生きていますから、細菌をお口から完全に追い出すことはできませんし、砂糖を「完全に」排除することはナンセンスです。
また、歯の構造から見ると、エナメル質と象牙質では、虫歯の進行機序がかなり異なります。
エナメル質は水晶の鎧のようなものだと考え脱灰を防止すればいいのですが、象牙質内まで進行した虫歯は象牙細管が神経の近くまで続いているので脱灰とともに細菌感染も防止する必要性が生じてきます(感染象牙質)
「歯を大切にしよう!」「虫歯は早期発見・早期治療が大切」「歯はなるべく削らない方がいい」というのは、そういう感染防御の意味もあるのですね(*^_^*)
というように虫歯の発生機序はとても複雑なのです。虫歯予防に力を入れている歯科医院を受診してちゃんと診査診断を受け、あなたに合った食事指導、生活習慣指導、歯磨き指導を受けて、虫歯を新たに作りださない口腔環境を確実に整えられることをお勧めします。
歯周炎や歯周病はまた全く異なる機序で発生していますから、口腔内の健康を長期に保つためには十分な知識と技量をもった歯科医院で行う必要があるのですね(^_^)/
画像を添付していますので参考にして下さい。
(象牙細管の中を進行する細菌です=感染象牙質)
糖アルコールは、細菌が分解出来ない、あるいは分解しにくい甘みのようです。
ですから、虫歯を作る細菌も分解出来ないし、消化管に住みついて消化吸収を手助けしてくれている有益な細菌も上手に分解出来ません。
キシリトールなどの糖アルコールを多く摂取すると、お腹にとって負担が増え、お腹が痛くなったり便がゆるくなったりすることがあります。
虫歯が出来るのは、お口の中に取り込む糖によって出来るのではなく、細菌が糖を分解して(栄養として取り込み、代謝する)出す代謝産物である酸によって脱灰することでできるのだと言われています。
ですから、糖の有無や種類、摂取頻度も大事ですが、口腔内の細菌の有無(特に、ミュータンス菌などのように歯面にべたりと住みつき、糖を代謝して酸を作る細菌)、数の多さがとても重要になってきます。
砂糖はミュータンス菌(虫歯菌)の大好物です。
これがお口の中に長時間保持される状態は、ミュータンス菌に常に餌を与えてこの菌を特異的に増やしているようなものです。
そしてこの菌は単体ではさほど問題にならないどこにでもいる菌ですが、お口の中での増殖スピードは速く、糖(菌にとっての栄養)を分解して酸を作りだすとともに、ペプチドグルカンというネバネバした物を作りだすので、餌を与えて歯を磨かずに(あるいは歯ブラシが当たることなく)放置しておくと、ネバネバ城を作りだし、だんだんと落としにくくなってしまいます。
人間は色々なものをお口から取り込んで生きていますから、細菌をお口から完全に追い出すことはできませんし、砂糖を「完全に」排除することはナンセンスです。
また、歯の構造から見ると、エナメル質と象牙質では、虫歯の進行機序がかなり異なります。
エナメル質は水晶の鎧のようなものだと考え脱灰を防止すればいいのですが、象牙質内まで進行した虫歯は象牙細管が神経の近くまで続いているので脱灰とともに細菌感染も防止する必要性が生じてきます(感染象牙質)
「歯を大切にしよう!」「虫歯は早期発見・早期治療が大切」「歯はなるべく削らない方がいい」というのは、そういう感染防御の意味もあるのですね(*^_^*)
というように虫歯の発生機序はとても複雑なのです。虫歯予防に力を入れている歯科医院を受診してちゃんと診査診断を受け、あなたに合った食事指導、生活習慣指導、歯磨き指導を受けて、虫歯を新たに作りださない口腔環境を確実に整えられることをお勧めします。
歯周炎や歯周病はまた全く異なる機序で発生していますから、口腔内の健康を長期に保つためには十分な知識と技量をもった歯科医院で行う必要があるのですね(^_^)/
画像を添付していますので参考にして下さい。
(象牙細管の中を進行する細菌です=感染象牙質)
相談者からの返信
回答17
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2012-04-16 14:10:28
ご返信ありがとうございます。
解決済みですが、どうやら混乱させてしまったようで、すみませんでした。
混乱を招いてしまった背景は、我々がむし歯予防のため、本当に効果を上げる大事なお話を回答していましたが、少々ポイントがずれていたようです。
ご相談のポイントは、糖質という甘いものなどの危険な順番が知りたいと言うことでしょうか?
それならば、ざっくり言えば、簡単です。
砂糖がもっとも危険、蜂蜜や果物やメープルシロップや、デンプンなどはその後の順になりますが、かなり危険度は低い、となります。
砂糖を含めて、糖質はただちにむし歯になるわけではありませんから、止める必要はありません。
結論は、甘い物は上手に楽しんでむし歯予防もできる、です。
「糖分」という言葉をお使いになっていることからも、我々は、予防のことを良くご存じなくて自己流で解決されようと努力されていると感じられました。
そこで何とかお手伝いをしようと、予防の本質についての回答が多くなったわけです。
また、我々が考える予防の目標は身体のことまで入れていますから、糖質の取りすぎによる身体の病気予防まで頭に入れて回答しています。
しかし、もう一度回答いたしますが、長期的に見ると、自己流はもっとも危険です。
歯科医院での指導を受けましょう。
>歯磨き等での虫歯予防が現実的だと考えます。
歯磨き等が一番大事、との考えが世間で良くみられる、ふつうの自己流です。
危険です。
極端なことを言えば、むし歯は歯みがき等が一番では、予防はできません。
しかし、それだけ熱心であれば、正しいプログラムが身につけば、きっともうむし歯にならないようにできると思います。
解決済みですが、どうやら混乱させてしまったようで、すみませんでした。
混乱を招いてしまった背景は、我々がむし歯予防のため、本当に効果を上げる大事なお話を回答していましたが、少々ポイントがずれていたようです。
ご相談のポイントは、糖質という甘いものなどの危険な順番が知りたいと言うことでしょうか?
それならば、ざっくり言えば、簡単です。
砂糖がもっとも危険、蜂蜜や果物やメープルシロップや、デンプンなどはその後の順になりますが、かなり危険度は低い、となります。
砂糖を含めて、糖質はただちにむし歯になるわけではありませんから、止める必要はありません。
結論は、甘い物は上手に楽しんでむし歯予防もできる、です。
「糖分」という言葉をお使いになっていることからも、我々は、予防のことを良くご存じなくて自己流で解決されようと努力されていると感じられました。
そこで何とかお手伝いをしようと、予防の本質についての回答が多くなったわけです。
また、我々が考える予防の目標は身体のことまで入れていますから、糖質の取りすぎによる身体の病気予防まで頭に入れて回答しています。
しかし、もう一度回答いたしますが、長期的に見ると、自己流はもっとも危険です。
歯科医院での指導を受けましょう。
>歯磨き等での虫歯予防が現実的だと考えます。
歯磨き等が一番大事、との考えが世間で良くみられる、ふつうの自己流です。
危険です。
極端なことを言えば、むし歯は歯みがき等が一番では、予防はできません。
しかし、それだけ熱心であれば、正しいプログラムが身につけば、きっともうむし歯にならないようにできると思います。
タイトル | 結局のところ糖類はどうすればいいのでしょうか?(虫歯予防) |
---|---|
質問者 | U.I.さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 予防関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。