4年前に根管治療した歯に膿。再治療したら抜歯の可能性が大きい

相談者: きょういさん (51歳:女性)
投稿日時:2012-04-09 17:12:23
昨年の定期健診で、上の右6番、4年ほど前に別の病院で根幹治療を終え、かぶせてある歯の根っこが膿んでいると指摘されました。
まったく痛みがなければ、そのまま様子を見ましょうといわれていましたが、今年になって痛みが出始めました。

痛みでいじってクラウンが外れたので、治療を希望したところ、

・根幹治療を繰り返したせいか、歯が薄くなっている、
・コアもレジンで作ってあるが、これも歯に負担をかけないため、
・上6番なので外科的治療も出来ない、
・今度治療をすると抜歯しかない、

との事で、痛み止めをもらい、外れたクラウンをまた着けるにとどまりました。



確かに4,5年前に治療したとき、なかなか痛みが引かないので、何ヶ月も、しかも顕微鏡を使って、根幹治療していました。

食いしばりもあるのでたまにひどく痛みますが、我慢できないこともないので、現在は痛み止めに頼っています。


相談は、このまま膿があっても痛まなければ放っておいても大丈夫なのでしょうか。
健康に害はないのですか?

また、治療をして歯が割れたら、即抜歯、しなければならないのですか。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-04-09 17:34:55
>このまま膿があっても痛まなければ放っておいても大丈夫なのでしょうか。
>健康に害はないのですか?

場合にも依りますが、根尖病変は放置しても治りません、本当に保存不可能ならさっさと抜歯して次のステップに進むのほうがいいと思います。

ただ本当に保存不可能なのかはセカンドオピニオンなりして診断をする必要があると思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-04-09 18:02:58
細見先生のご回答に賛成です。

根尖病巣が原因だとして、その部分はご本人にとって今症状がなくても このままずっと症状が出ないとはどの先生にも言い切れないと思います。

さらに歯肉のなか すなわち骨の損失が大きいと患者さんが思っていたよりずっと複雑な治療を必要とすることもあると思います。

以上は、私の個人的な考えや経験でのお話です。



その歯を残すために最善を尽くし 万策尽きれば抜歯という方向のような気がいたします。

ですので、きょういさんが治療の必要性を感じて 何とか残したい、でも担当の先生は、治療をすれば抜歯の可能性が高い。という場合、セカンドオピニオンもあり と思います。


お大事になさってください。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-04-09 18:14:35
>このまま膿があっても痛まなければ放っておいても大丈夫なのでしょうか。
>健康に害はないのですか?
>また、治療をして歯が割れたら、即抜歯、しなければならないのですか。

基本的には腫れた原因をつきとめ、それに対する処置をした方が良いと思います。

ただ、そのためには土台を外すかもしれません。
その際にひょっとしたら歯の保存が不可能になることも考えられます。
そのためもう一度再着した物と考えられます。


今の状態から推察すると、保存するのは難しい様に思えます。
ですから、根管治療の最中に破折などが起きたら抜歯は避けられないように思えます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きょういさん
返信日時:2012-04-15 19:10:11
ありがとうございます。

主治医を信頼し続けたいという気持ちから、また、レントゲンの結果が画面上でしか見られないので、お借りすることも出来ず、セカンドオピニオンはなし、と思い込んでいました。

覚悟を決めて、治療に立ち向かおうと思います。



タイトル 4年前に根管治療した歯に膿。再治療したら抜歯の可能性が大きい
質問者 きょういさん
地域 非公開
年齢 51歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
回答者




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