歯周病なのに衛生上よくないレジンで虫歯治療をしてしまい後悔

相談者: myouchiさん (26歳:女性)
投稿日時:2012-04-27 23:30:35
1年前A歯科歯周病と診断され、これまでメンテナンスの為定期的に通院していました。

1年前の通院時に左下6番の虫歯銀のインレーで治療してもらったのですが、銀が目立つので気になり、最近B歯科でレジンに交換してもらいました。

しかしその後、歯周病にレジンは衛生上よくない、さらに虫歯の再発も時間の問題・・・と言った内容をNET上で知り、ショックを受けています。

B歯科には交換の為初めて伺ったのですが、B歯科の先生にも歯周病であることは伝えてありました。
正直、交換しなければ良かったと後悔しています。

銀歯の状態に問題は(おそらく)なく、先生は削って外してらっしゃいました。

このレジンのままでは、歯周病にどの程度悪影響があるのでしょうか。
早急に対応が必要でしょうか?

やはり不安なので、できることなら害のないものに再度交換したいと思っています。
軽はずみに交換してしまったと自分を呪っています・・・。

銀歯も必ずしも良いものではなく、様々な問題もあるとのことを
今回調べてみて初めて知りました。

今後は保険適用外の詰め物も検討したいと思っています。

調べてみて、セラミックオールセラミックハイブリッドセラミックなどがあることを知ったのですが、料金にずいぶん差があるように思います。

今度こそ歯にとって良い判断をしたいと思うのですが、あまりに高額なものは私にとって相当の覚悟が必要です。

料金も鑑みた上で、歯周病にも問題の少ない詰め物と、その詳しい理由を教えて頂きたいです。

ハイブリッドセラミックだけ価格が低いように思うのですが、これはレジンを含むようですので、やはり歯周病である場合は避けたほうが良いのでしょうか。

不安と後悔で頭がいっぱいです。
よろしくお願します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-04-27 23:47:30
はじめまして。カワサキです。

≫≫@ このレジンのままでは、歯周病にどの程度悪影響があるのでしょうか。早急に対応が必要でしょうか?

※ レジンは、吸水性があり、金属に比べると、プラークや細菌がつきやすいです。
だからといいましても、きちんと充填してあり、メンテナンスもしっかりしてあれば、ただちに交換する必要も、少ないと思います。


≫≫A 料金も鑑みた上で、歯周病にも問題の少ない詰め物と、その詳しい理由を教えて頂きたいです。

※ 私なら、『ゴールド インレー』を、勧めます。
・生体親和性がいい
・伸展性(ぴったりフィットする)
・適度な硬度(咬み合わせにもいい)
などが特徴です。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-04-28 00:13:24
こんにちは、

歯周病レジンは衛生上よくない、さらに虫歯の再発も時間の問題・・・と言った内容をNET上で知り、ショックを受けています。

どこに書いてありました!?^^;
ほぼ嘘ですよ。

ちょっと前のデーターですが、レジンと金属のインレーの予後には差はないですよ。

再発が時間の問題と言う先生であれば、その先生のレジンの腕が・・・
なだけです。

気にしなくていいですよ^^


>このレジンのままでは、歯周病にどの程度悪影響があるのでしょうか。

材質というより適合の方が大きく影響をすると思います。


ハイブリッドセラミックだけ価格が低いように思うのですが、これはレジンを含むようですので、やはり歯周病である場合は避けたほうが良いのでしょうか。

ハイブリット=レジンで考えてもらえばいいと思います。
また今の年齢でそこまで進行した歯周病なんでしょうか!?
それも疑問です。

特に材質で大きく歯周病の予後が変わることはないと思いますから安心してください。


>不安と後悔で頭がいっぱいです。

とりあえずネットで一方的に不安になるのは止めましょうね。

特に健康面は、不安を煽って行うビジネスもあるぐらいですから。

ネットの意見は丸読みしないようにしてください^^
(深読みする必要もありませんよ)

おだいじに

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-04-28 00:46:11
そんな話あるんですね、初耳です。

自分は歯周病科出身なのでどんな処置でも歯周病のことは第一に考えて行うのですが、詰め物はほとんど全てレジンですよ。

ただ一口にレジンと言っても、短時間でざっと、段や隙間が残る様なレジンで研磨も雑だとしたら不潔になるので、それが歯肉に近い部位ならプラークが溜まって炎症を引き起こすかも知れません。

でもそれは、適合の悪いメタルでもセラミックでもハイブリッドセラミックでも、雑だと結果は同じことです。

現実的ではないかも知れませんが、材質で比較するよりも丁寧さや精度なんかで比較が出来れば本当はその方がずっといいと思います。



詰め物が歯周病に関連するとすれば、詰め物の一部が歯肉に接するぐらいの時に、「プラークリテンションファクター」となった場合だけです。
歯肉から多少でも距離が離れていれば全く関係しませんよ。

プラークリテンションファクターとなり得る状況のときに問題となるのは、隙間や段(マージンフィット)と、素材そのもののプラーク付着性(つきにくさ)です。

相当に手間暇かけていい物を追求して作った場合なら、一般的にいいのはたぶん

マージンフィットに関しては
レジン>>ゴールド>>>>セラミック、ハイブリッドセラミック

プラークのつきにくさは
セラミック>>>ゴールド>レジン、ハイブリッドセラミック

と言うイメージを個人的には持っていますね。(感覚的な話です)

ただこれは相当ハイレベルな場合の話なので、担当の先生が得意で力を入れているものがあればそれを優先させた方がいいと思います。
本当に上手な先生が丁寧に行った処置なら、正直歯周病に対しての影響は差がないぐらいだと思います。
それよりはよっぽどセルフケアが影響しますよね。

一応この中で値段も比較すると、たぶんゴールドとセラミックは似た様なもので、レジン(自費の場合)とハイブリッドセラミックも似た様な感じのことが多いかなと思います。

値段が何かの決め手になることがあるとすれば、「妙に安い?」と感じる場合は自分なら避けると思います。
私の知り合いで根っから真面目で上手そうな先生は、大体皆さん「高め」設定の様な気がしますよ。

変える必要はない様な気がしますが・・




川崎先生>金もアレルギーが出ることが結構多いと思うのですが、生体親和性(?)は「いい」という表現で良かったでしょうか・・?
保険の銀に較べれば」、と言うことなら分かりますけど・・。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: myouchiさん
返信日時:2012-04-28 01:53:00
川崎先生、井野先生、渡辺先生、ご回答ありがとうございます。


川崎先生のお言葉に、今すぐ慌てなくてもよいようで少し安心しました。

井野先生の、予後は先生の腕次第・・・というお言葉にもっともだと思いました。
どんな良いものを使っても、そうですよね。

渡辺先生の詳細なご説明大変ありがたいです。
歯茎に接するまで大きなものではないようです。
見える範囲ではごく上部だけのような。


歯周病の状態は、1年前に歯肉炎軽度歯周炎のあたり、と説明を受けました。

しかし酷くなると歯を失う、部分的にでも悪化すると歯茎のなかではつながっているから・・・などなどの説明を受けてから、悪化を恐れる日々です。

これまで大きな問題もなかったため、ショックが大きかったのだと思います。


NET上で見た情報は、川崎先生の仰っている汚れのつきやすさや、歯と境界部分の封鎖性が低い、レジンはプラスチックである為、温冷差に弱く拡張収縮し、隙間に雑菌が繁殖する、結果虫歯になる・・・などでした。

あるサイトでは、レジンを推奨しているのは日本くらい、歯医者さんは、患者にはレジンを使っても、ご自身の治療は金属で行う・・・など散々な書かれようでした。


今回ご助言頂いて、私自身のケアが何より重要なのだと改めて感じました。

正直、A歯科の先生よりB歯科の先生の方が私が不安に思う方でしたので(歯科衛生士さんに怒られ、次は・・と指示されてました・・・)、余計に心配になってしまいました。

丁寧にケアしながら、詰め物のこともゆっくり考えたいと思います。
ありがとうございます。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-04-28 05:04:53
>歯と境界部分の封鎖性が低い、
>隙間に雑菌が繁殖する、

きちんとした接着操作がされていれば隙間は完全に0ですよ。
レジンはそれ自体が、歯の色をしたボンドみたいなものですから・・



>レジンを推奨しているのは日本くらい、

歯科治療においてはミニマムインターベーションと言う概念が出て来てもう久しく、それに否定的なドクターもまずいないはずなのですが、時代錯誤も甚だしいというか・・

参考→虫歯の治療方針の違いで悩んでいます・・・

現在のむし歯治療の第一選択肢は間違いなくレジン充填ですよ。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-04-28 09:20:53
渡辺先生の

>現在のむし歯治療の第一選択肢は間違いなくレジン充填ですよ。

だと思います。
海外を見ると、口の中に金属をなるべく使わない傾向にありますよ。


歯周病の状態は、1年前に歯肉炎軽度歯周炎のあたり、と説明を受けました。

毎日の歯磨きをしていれば、あまり気にしなくていいレベルですよ^^;
30代になれば殆どの方で自動的に付く病名です。

例えば30代私のレントゲンも、客観的にみれば初期(軽度)の歯周病です。



>NET上で見た情報は、川崎先生の仰っている汚れのつきやすさや、歯と境界部分の封鎖性が低い、レジンはプラスチックである為、温冷差に弱く拡張収縮し、隙間に雑菌が繁殖する、結果虫歯になる・・・などでした。

歯チャンネルのレジン大好き先生の前で、講義してもらいたいですね^^;

温度差に関していえば、金属の方が膨縮は大きいとイメージするのですが・・・



>NET上で見た情報は

先日ウチの歯科医院でも同じようなことがありましたが、もしかかったかかりつけがあったら、あまり他の歯科医院のHPは見ない方がいいですよ。

嘘っぽい情報、普段はしていないネットだけのアピール情報は多々あります。

歯チャンネルも同じですよ。
私見や科学的なことごちゃ混ぜですから気を付けてくださいね。

おだいじに

回答 回答6
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-04-28 11:22:45
ほぼ、悪くなった虫歯部分のみの’最低限の除去’で済み、(金属に比べて)’審美性’にも優れたレジン充填の優位は明らかでしょうね。
でも、同時に治療時間とスキルを必要とするはずです。

よって国内の実情からは、特に’適合性’の面から、インレー銀歯)が無難な選択となる場合も考えられますね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: myouchiさん
返信日時:2012-05-03 00:30:27
皆様、ありがとうございます。
おかげさまで、混乱が解けて安心しております。
ご相談させて頂いてよかったです。

ありがとうございました。



タイトル 歯周病なのに衛生上よくないレジンで虫歯治療をしてしまい後悔
質問者 myouchiさん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
歯周病(歯槽膿漏)治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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