アマルガムの除去後にレジンを充填するが二次カリエスが心配
相談者:
mahasamutさん (32歳:男性)
投稿日時:2012-06-08 23:10:23
参考:過去のご相談
*奥歯の歯磨きには1列の歯ブラシが有効ですか?
他
上の歯の6番(左右両方)にアマルガムが充填されています。
このたび、金属アレルギーなどの不安から、これを除去し、レジンで再充填することになりました。
アマルガムは、下の歯とかみ合う面に、ごくわずかに付着しているだけです。
左は、かみ合う面の約1/5程度、右は1/4程度です。
レジンでの充填ですが、天然の歯との接着が悪いと聞きました。
そのことを担当の先生に話してみると、心配ないとのことでした。
昔のレジンとは違い、今のレジンであれば、二次カリエスの心配もほとんどないというのが、その理由です。
@ 私のような症例では、天然の歯の上に直接レジンを充填するのでしょうか。
それでも、二次カリエスなどの心配はないのでしょうか。
A レジンを充填するにしても、二次カリエスのリスクをできるだけ下げるために、何か追加的な処置がありうるでしょうか。
合着セメントの崩壊を防ぐために、象牙質の最上層部に人工エナメル質をつくる方法があるとの記載を見ました。
B 接着性レジンセメントとコンポジットレジンというのは違うものなのでしょうか。
以上、ご回答よろしくお願いします。
*奥歯の歯磨きには1列の歯ブラシが有効ですか?
他
上の歯の6番(左右両方)にアマルガムが充填されています。
このたび、金属アレルギーなどの不安から、これを除去し、レジンで再充填することになりました。
アマルガムは、下の歯とかみ合う面に、ごくわずかに付着しているだけです。
左は、かみ合う面の約1/5程度、右は1/4程度です。
レジンでの充填ですが、天然の歯との接着が悪いと聞きました。
そのことを担当の先生に話してみると、心配ないとのことでした。
昔のレジンとは違い、今のレジンであれば、二次カリエスの心配もほとんどないというのが、その理由です。
@ 私のような症例では、天然の歯の上に直接レジンを充填するのでしょうか。
それでも、二次カリエスなどの心配はないのでしょうか。
A レジンを充填するにしても、二次カリエスのリスクをできるだけ下げるために、何か追加的な処置がありうるでしょうか。
合着セメントの崩壊を防ぐために、象牙質の最上層部に人工エナメル質をつくる方法があるとの記載を見ました。
B 接着性レジンセメントとコンポジットレジンというのは違うものなのでしょうか。
以上、ご回答よろしくお願いします。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2012-06-08 23:36:19
mahasamut さん、こんばんは
>レジンでの充填ですが、天然の歯との接着が悪いと聞きました
どなたに聞いたのでしょうか?
@天然の歯の上に直接レジンを充填するのではなく、歯表面の処理をしたり、ボンディング剤を塗布したりします。
いろいろな手法がありますので、お掛かりの歯科医院に直接お尋ねください。
A人工エナメル質・・・本物のエナメル質を人工的に作ったものではなく、多分、レジン修復の接着剤のことを言っているだと思います。
B・接着性レジンセメント
・コンポジットレジン
言葉は似ているかもしれませんが、同じものではありません。
ご参考まで。
>レジンでの充填ですが、天然の歯との接着が悪いと聞きました
どなたに聞いたのでしょうか?
@天然の歯の上に直接レジンを充填するのではなく、歯表面の処理をしたり、ボンディング剤を塗布したりします。
いろいろな手法がありますので、お掛かりの歯科医院に直接お尋ねください。
A人工エナメル質・・・本物のエナメル質を人工的に作ったものではなく、多分、レジン修復の接着剤のことを言っているだと思います。
B・接着性レジンセメント
・コンポジットレジン
言葉は似ているかもしれませんが、同じものではありません。
ご参考まで。
回答2
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2012-06-09 11:25:41
小林先生の補足です。
>A人工エナメル質・・・
人間の身体はなにがしかの表皮、上皮に覆われています。
歯にしてもしかりです。
一番外はエナメル質という固い組織に守られています。
ですが、むし歯になるとそのエナメル質が欠如します。
なので、罹患した感染象牙質を削除してその上に人工エナメル質を作ると言う考えが生まれています。
その人工エナメル質はいわゆるレジン修復の時に使うボンディング剤を使用します。
人工のエナメル質を作ることでいわゆるむし歯治療は終了するのですが(象牙質をキャッピングすると言う意味で)、実際は上下顎歯を咬むようにしないと機能の回復はできません。
その部分をレジン、あるいは金属等で回復しようという考え方です。
参考にしてください。
>A人工エナメル質・・・
人間の身体はなにがしかの表皮、上皮に覆われています。
歯にしてもしかりです。
一番外はエナメル質という固い組織に守られています。
ですが、むし歯になるとそのエナメル質が欠如します。
なので、罹患した感染象牙質を削除してその上に人工エナメル質を作ると言う考えが生まれています。
その人工エナメル質はいわゆるレジン修復の時に使うボンディング剤を使用します。
人工のエナメル質を作ることでいわゆるむし歯治療は終了するのですが(象牙質をキャッピングすると言う意味で)、実際は上下顎歯を咬むようにしないと機能の回復はできません。
その部分をレジン、あるいは金属等で回復しようという考え方です。
参考にしてください。
回答3
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2012-06-09 12:49:14
最近のレジンの接着力の進歩は素晴らしいものがあります。
口腔外であれば象牙質に接着させたレジンを引き剥がすとレジンと象牙質の接着面で剥がれず象牙質が破壊され象牙質内部から剥がれてくるそうです。
実際はそこまでの接着力はなかなか発揮されませんが最近のレジンはなかなかです。
口腔外であれば象牙質に接着させたレジンを引き剥がすとレジンと象牙質の接着面で剥がれず象牙質が破壊され象牙質内部から剥がれてくるそうです。
実際はそこまでの接着力はなかなか発揮されませんが最近のレジンはなかなかです。
回答4
回答日時:2012-06-10 19:18:35
アマルガムで二次カリエスが起こっていないのであれば、mahasamutさんの場合、レジンで二次カリエスになる可能性は低いです。
あくまでも可能性の問題で、絶対ではありません。
レジンで詰められたあと、予防を徹底されるのはいかがでしょうか?
あくまでも可能性の問題で、絶対ではありません。
レジンで詰められたあと、予防を徹底されるのはいかがでしょうか?
タイトル | アマルガムの除去後にレジンを充填するが二次カリエスが心配 |
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質問者 | mahasamutさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
レジン(白いプラスチック) 二次カリエス(2次的な虫歯) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。