根尖病変が治らず4ヶ月。上顎洞炎様の症状もあるが抜歯が適応?

相談者: okupanさん (32歳:女性)
投稿日時:2012-06-18 20:05:40
こんにちは。
初めて相談させて頂きます。
よろしくお願いします。

今年の2月にクラウンが外れ、15年程前に治療した右上7番の根管再治療をすすめております。

通院を始めた頃に1度フィステルを確認しました。
通院2〜3回目に

「もう右で噛んでもいいよ」

と言われましたが、治療を始めてから固いものは噛めない状態が続いており、頬側の歯茎を押すと痛みます。
(鎮痛剤、抗生物質等の使用はありません。)

5月末の通院時には

「膿が出てくる気配もないし、歯周ポケットを見ても今のところひび等の症状もない。」

との事でしたが、レントゲンでも病巣の大きさが変わっていないことと、症状の回復が収まらないことから6月中旬に抜歯を宣告されました。

主治医の提案は以下です。

@7番を抜歯し、ひびがなければ病巣を切除し再植
A7番を抜歯後、後ろの親知らずの移植

@もAももし上手くいかなければどうするのか?と伝えたところ「放置でも可」とのことでした。
ただ、上顎洞が近く抜歯の際に病巣部分を取り除くことで穴があき、上顎洞炎の症状が出るリスクがある。
今は手術をするケースも少ないので、そのような症状が出た時は抗生物質の服用で緩和させるとのことでした。


主治医の見解を元に他院に相談。

レントゲンとCTを確認したところ、以下の回答。
・膿が既に右側の上顎洞にあるように見える。既に併発している?
・膿が7番の根元を覆うようにある(高さ2.4mm幅1cmくらい)。
・主治医の治療は問題ないように見える。
 自院で治療しても抜歯になる可能性が高い。

CTの全体像を確認しましたが、私にも左に比べ明らかに右側に赤い影が見えました。

膿が根元を覆っているので、主治医の@Aの処置の定着は難しいのではないか?
インプラントのほうが確実性が高いとのことでした。

上顎洞炎の症状についてはよく知らなかったのであまり自覚症状が無かったのですが、治療を開始してからひどい頭痛肩こりを感じた時期がありました。
また、自転車で段差を乗り越えると頭に響く。
2週間程前には鼻水が喉元に落ちる。等・・・

ここでお聞きしたいのは、


@上顎洞炎を併発している場合、やはり抜歯適応となる可能性が高いのでしょうか?
5月末の治療から一切処置していない状況ですが、上顎洞炎と思われる上記の症状について今現在感じません。
また7番についても、全く痛みが引いた訳ではないですが、痛みが緩和されています。治療前の状況に似ています。

A抜歯となった場合、現在の7番の状況で、一般的に再植や移植の定着は不安かと思われますか?

B再植or移植が上手くいかなかった場合のリスクは?
インプラントに変更出来ますか?

以上です。
長くなりましたが、ご意見を頂けると幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-06-18 20:44:02
>@上顎洞炎を併発している場合、やはり抜歯適用となる可能性が高いのでしょうか?

上顎洞炎を併発しているから抜歯では無く、主治医の考えは根尖病変が治らないから抜歯だと思いますよ。



>A抜歯となった場合、現在の7番の状況で、一般的に再植や移植の定着は不安かと思われますか?

根尖の不良肉芽をしっかり除去すれば問題ないと思います。


>B再植or移植が上手くいかなかった場合のリスクは?
インプラントに変更出来ますか?

放置で良いのでは?

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-06-18 22:13:51
>@上顎洞炎を併発している場合、やはり抜歯適用となる可能性が高いのでしょうか?

根尖病変上顎洞粘膜の炎症を引き起こしている場合はたくさんあります。
ほってっおいてもよくはならないので、何らかの処置は必要だと考えます。

主治医の先生が言われている、再植、移植は、細身先生がご指摘されている通り、根尖病変が通常の根管治療で治らないので、という提案でしょう。
外科処置は最終手段ですが、治療が上手く行かなくてやっぱり抜歯になる可能性もあります。


>A抜歯となった場合、現在の7番の状況で、一般的に再植や移植の定着は不安かと思われますか?

細見先生に同意です。僕は抜歯後、歯根端切除を行い、歯根面に歯石等付いていればキレイにして再植します。
出来るだけ歯根面の歯根膜組織に損傷を与えないようにするのと、短時間で行うよう心がけています。

助かる可能性があるのであれば、再植や移植も検討する価値は十分あるのでは?と考えています。


>B再植or移植が上手くいかなかった場合のリスクは?
インプラントに変更出来ますか?

再植歯、移植歯が定着せず、やっぱり抜歯になることがリスクと言えばリスクです。
再植や移植の時点で、患歯にひびが入っていたり、上顎洞に大きく穴が開いていた場合などは処置を諦める場合もあると思います。
(そのまま抜歯となる。)

インプラントにはいつでも変更出来ると思います。

インプラントの方が確実だという意見は、インプラントを入れる事が確実である。
という事と、入れた後ずっと長持ちさせきれるかどうか?
という事を、別問題として捉えたほうがいいと思います。

インプラントは一生綿密なプラークコントロールが必要です。
最後方臼歯部は歯磨きが難しい部位でもありますので、インプラント部位にちゃんとしたプラークコントロールが出来るか?
メインテナンスに歯医者さんにずっと通えるか?
等はよく考慮した方がいいと思います。

その上で、インプラントが必要かどうか慎重に考えた方がいいでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: okupanさん
返信日時:2012-06-19 01:20:44
細見先生、岡先生、早々のご回答ありがとうございます。

外科的処置にしろ一度歯を抜くという行為が怖く(他にも既に欠損部分があるので)、実は未だに根管治療でトライできないか。
と他院の情報を収集中ですが、どうしても難しくなった時には先生方のご意見を参考にさせて頂きたいと思います。

尚、素人ながら親知らずの移植というより矯正で引っ張ってくるほうが予後はより確実なのでは?と思って主治医に問い合わせました。
主治医の話によると

「時間がかかるし、根の状態(形態?)によってはうまく動かず現実的では・・・」

とイマイチの反応です。

「時間がかかるし・・・」については、主人の転勤で今後半年〜1年で都内に戻る予定があるのでそれを考慮してのことだと思いますが、「根の状態(形態?)」で難しい場合もあるのでしょうか?

また、欠損部分を長く放置しておいた場合動かしにくくなるようなことはありますか?

右上についてもですが、実は右下が67欠損で8番が存在している状況です。
(欠損して15年になります。)
8番自体には今のところ大きな問題がないのですが、噛み合わさる面がすり減っているというか平らになっています。
67番がなかった分、8番に負担がかかっていた影響でしょうか?

下8番が下6番にも使えるようなら使いたいと思った次第ですが、現実的ではないでしょうか?
度々で申し訳ありませんがご意見を頂けたら幸いです。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-06-19 11:24:11
>「根の状態(形態?)」で難しい場合もあるのでしょうか?

あると思います。
これは、担当医の先生がおっしゃる通りだと思います。


>欠損部分を長く放置しておいた場合動かしにくくなるようなことはありますか?

抜歯すると大なり小なり、抜歯した部位の骨は吸収されていきます。
長く放置して骨がなくなってくると、その部位に矯正で歯を動かすのが難しい事もあります。


>67番がなかった分、8番に負担がかかっていた影響でしょうか?

これは、見ていないのでわかりませんが、8番同士が噛んでいると平らになることもあるかもしれません。


>下8番が下6番にも使えるようなら使いたいと思った次第ですが、現実的ではないでしょうか?

現実的ではないでしょうね、矯正で持ってくるのも非常に大変でしょうし、移植も6番を抜歯して15年経っているので厳しいでしょう。


>実は右下が67欠損で8番が存在している状況です。
>(欠損して15年になります。)

右上7番の治療(根管治療再植、移植)がうまくいったとしても、対顎の歯が欠損しているので、噛むという行為には役に立たないですよね?

なぜ右上7番の治療に拘泥しているのかわかりませんが、僕であれば、予後が悪い右上7番は抜歯して、右下6番にインプラントでいいので歯を作り、少しでも右奥歯で噛めるような状況を作る事を提案します。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: okupanさん
返信日時:2012-06-19 16:42:09
岡先生、ありがとうございます。

矯正については色々と条件が難しそうですね。
主治医の反応についても納得致しました。


>右上7番の治療(根管治療再植、移植)がうまくいったとしても、対顎の歯が欠損しているので、噛むという行為には役に立たないですよね?
>僕であれば、予後が悪い右上7番は抜歯して、右下6番にインプラントでいいので歯を作り、少しでも右奥歯で噛めるような状況を作る事を提案します。


おっしゃるとおりです。
右下は何とかしないといけませんよね。

歯についてはずっと悩まされており、今現在も総合的にやり直しの治療の必要があります。
その為、他にも色々お聞きしたいところもあるのですが、考えがまとまらない為にまた改めさせて頂きたいと思います。


先生方のご意見、大変参考になりました。
ありがとうございました。



タイトル 根尖病変が治らず4ヶ月。上顎洞炎様の症状もあるが抜歯が適応?
質問者 okupanさん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
上顎洞炎(蓄膿症)
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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