セラミックとメタルボンド、削る量の違いで神経を残せるかどうか変わるか?
相談者:
チロリンさん (35歳:女性)
投稿日時:2012-06-28 21:21:19
参考:過去のご相談
*上2番が先天欠損、ブリッジかインプラントかどちらがよいのでしょうか?
こんばんは。
この度、上顎中切歯から犬歯までの6本のブリッジを行うことになりました。
素材をメタルボンドかオールセラミックか悩んでいます。
金額の問題もありますが、【メタルボンドの場合は神経を残すことが可能】で【オールセラミックの場合は神経を抜くことになる】との説明を受けました。
見た目はオールセラミックの方が断然キレイなため、興味がありますが神経を抜くことに、抵抗があります。
先のことを考えると、神経を残した方がいいのでしょうか?
それとも気にせず、神経を抜いてオールセラミックにするべきでしょうか?
神経の有無が何に影響するか分からないため質問させて頂きました。
宜しくお願いいたします。
*上2番が先天欠損、ブリッジかインプラントかどちらがよいのでしょうか?
こんばんは。
この度、上顎中切歯から犬歯までの6本のブリッジを行うことになりました。
素材をメタルボンドかオールセラミックか悩んでいます。
金額の問題もありますが、【メタルボンドの場合は神経を残すことが可能】で【オールセラミックの場合は神経を抜くことになる】との説明を受けました。
見た目はオールセラミックの方が断然キレイなため、興味がありますが神経を抜くことに、抵抗があります。
先のことを考えると、神経を残した方がいいのでしょうか?
それとも気にせず、神経を抜いてオールセラミックにするべきでしょうか?
神経の有無が何に影響するか分からないため質問させて頂きました。
宜しくお願いいたします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-06-28 21:28:22
>先のことを考えると、神経を残した方がいいのでしょうか?
当然神経は残した方が良いです。
ただ
>金額の問題もありますが、【メタルボンドの場合は神経を残すことが可能】で【オールセラミックの場合は神経を抜くことになる】
両方ともそれほど切削量は変わらないと思いますが。
当然神経は残した方が良いです。
ただ
>金額の問題もありますが、【メタルボンドの場合は神経を残すことが可能】で【オールセラミックの場合は神経を抜くことになる】
両方ともそれほど切削量は変わらないと思いますが。
相談者からの返信
相談者:
チロリンさん
返信日時:2012-06-28 21:40:38
細見先生
ご回答ありがとうございます。
>両方ともそれほど切削量は変わらないと思いますが。
変わらないんですね!
担当医の話しですと、オールセラミックの場合は多めに削るような話しがあり…そのため神経も抜くと話しがありました。
その辺りも、もう一度詳しく聞いてみます。
ありがとうございました。l
ご回答ありがとうございます。
>両方ともそれほど切削量は変わらないと思いますが。
変わらないんですね!
担当医の話しですと、オールセラミックの場合は多めに削るような話しがあり…そのため神経も抜くと話しがありました。
その辺りも、もう一度詳しく聞いてみます。
ありがとうございました。l
回答2
岡歯科(宮崎市橘通西)の岡です。
回答日時:2012-06-29 00:05:21
こんばんは。
歯の神経を抜くことは極力避けた方がいいのですが、
抜髄(神経を抜く)が行われる時は、痛み(歯髄炎)の除去と被せる事(歯冠修復)の前準備(たくさん削ると凍みてくるので事前に神経を抜いてしまう。)として行われていると思います。
細見先生が言ってますが、オールセラミックもメタルボンドも形成量(切削量)はさほど変わりません。
オールセラミックの方が技工操作の関係上、土台の歯の形作りを丸っこく仕上げなければいけないので形成量は多く見えますが、歯髄に影響を与えるほどの差はさほどないと思います。
神経が生きている歯で差し歯にしなければならない時は、新しいドリルを用いて、十分に注水して歯を冷やし、慎重に削る事です。
それに1回で削らず、少し削って仮歯を入れてしばらく様子を見て、大丈夫ならもう少し削るというように、形成を2〜3回に分けて土台の形を整える必要もあります。
ただ、ブリッジの場合は、歯がはえている方向性の違いで抜髄せざるえない場合もありますし、どんなに慎重に削ったとしても歯髄炎を起こす事もあります。
それに、差し歯を装着してからしばらくたって、いつのまにか切削の影響で歯髄が死んでしまう事もあります。
歯を削るという事はリスクもあるという事です。
それだけ、歯の切削に対して気を使ってくれる先生かどうか?で変わってくると思いますが、せっかく自由診療を選択しますので、もう少し納得いくまで話を煮詰めて(どうしても事前に抜髄の必要があるのか?とか、もしあとで抜髄になった時はどうするのか?など。)からスタートしたほうがいいように思います。
ご参考にしてください。
歯の神経を抜くことは極力避けた方がいいのですが、
抜髄(神経を抜く)が行われる時は、痛み(歯髄炎)の除去と被せる事(歯冠修復)の前準備(たくさん削ると凍みてくるので事前に神経を抜いてしまう。)として行われていると思います。
細見先生が言ってますが、オールセラミックもメタルボンドも形成量(切削量)はさほど変わりません。
オールセラミックの方が技工操作の関係上、土台の歯の形作りを丸っこく仕上げなければいけないので形成量は多く見えますが、歯髄に影響を与えるほどの差はさほどないと思います。
神経が生きている歯で差し歯にしなければならない時は、新しいドリルを用いて、十分に注水して歯を冷やし、慎重に削る事です。
それに1回で削らず、少し削って仮歯を入れてしばらく様子を見て、大丈夫ならもう少し削るというように、形成を2〜3回に分けて土台の形を整える必要もあります。
ただ、ブリッジの場合は、歯がはえている方向性の違いで抜髄せざるえない場合もありますし、どんなに慎重に削ったとしても歯髄炎を起こす事もあります。
それに、差し歯を装着してからしばらくたって、いつのまにか切削の影響で歯髄が死んでしまう事もあります。
歯を削るという事はリスクもあるという事です。
それだけ、歯の切削に対して気を使ってくれる先生かどうか?で変わってくると思いますが、せっかく自由診療を選択しますので、もう少し納得いくまで話を煮詰めて(どうしても事前に抜髄の必要があるのか?とか、もしあとで抜髄になった時はどうするのか?など。)からスタートしたほうがいいように思います。
ご参考にしてください。
回答3
回答日時:2012-06-29 20:53:21
前述の先生方に賛成です。
メタルボンドもオールセラミックも削除量は変わらないので、オールセラミックだけ、神経を抜くということに関して疑問を感じます。
もちろん神経はあったほうがいいので、担当の先生とお話ししてみてはいかがでしょうか?
メタルボンドもオールセラミックも削除量は変わらないので、オールセラミックだけ、神経を抜くということに関して疑問を感じます。
もちろん神経はあったほうがいいので、担当の先生とお話ししてみてはいかがでしょうか?
回答4
M Dental Office(品川区東五反田)の三留です。
回答日時:2012-06-30 12:09:19
こんにちは。
〉【メタルボンドの場合は神経を残すことが可能】で【オールセラミックの場合は神経を抜くことになる】との説明を受けました。
自分も削除量に差はないと思います。
おそらくその先生のやり方なのかもしれませんね。
ただ神経は残っているに越したことのない組織であることは間違いはないと思います。
抜髄後の一番のデメリットは術後感染を起こす可能性があるということではないでしょうか。
どんなに綺麗なオールセラミックが入っていても根尖病変が形成さればクラウンを壊して再根管治療か根尖切除などの外科的なアプローチをしなければいけません。
天然の神経であれば感染を起こすことは可能性としてかなり低くできるのでなるべく保存を試みます。
参考にしてみてください。
〉【メタルボンドの場合は神経を残すことが可能】で【オールセラミックの場合は神経を抜くことになる】との説明を受けました。
自分も削除量に差はないと思います。
おそらくその先生のやり方なのかもしれませんね。
ただ神経は残っているに越したことのない組織であることは間違いはないと思います。
抜髄後の一番のデメリットは術後感染を起こす可能性があるということではないでしょうか。
どんなに綺麗なオールセラミックが入っていても根尖病変が形成さればクラウンを壊して再根管治療か根尖切除などの外科的なアプローチをしなければいけません。
天然の神経であれば感染を起こすことは可能性としてかなり低くできるのでなるべく保存を試みます。
参考にしてみてください。
タイトル | セラミックとメタルボンド、削る量の違いで神経を残せるかどうか変わるか? |
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質問者 | チロリンさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
オールセラミック(陶器の被せ物) メタルボンド ブリッジその他 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。