3件の歯医者で連続欠損歯のインプラントによる修復方法が異なり不安
相談者:
キリさん (34歳:女性)
投稿日時:2012-06-28 14:56:54
参考:過去のご相談
CT画像に膿の袋、歯にヒビが入っている?抜歯ですか?
先日、右上1番の破折による抜歯の相談をした者です。
回答してくださった先生方、お礼が遅れましたがどうもありがとうございました。
その後、他の歯医者さん2件にセカンドオピニオンを求めに回りました。
最初に検査してもらった歯医者と同じ意見で、レントゲンに写らないくらいのマイクロクラックが入っていると思われる為、抜歯するしかないでしょうと両歯医者にも言われました。
それについては仕方ないと納得したのですが、提示してもらった抜歯後の治療方法がそれぞれの歯医者で異なる為、どれを選択したらよいか混乱してしまっています。
現在の私の前歯の状態ですが、左上1,2は無髄歯、右上1は破折の為抜歯予定、右上2は欠損歯です。
今は左2-右2まで仮歯のブリッジです。
左上3と右上3の犬歯は健全歯ですが、これ以上健康な歯を削ることに抵抗がある為、ブリッジは避けたいと思っています。
A.最初に通っていた歯医者
左上1,2はファイバーコアに変えてオールセラミッククラウン。
右上1にGBR処置&3iインプラントを埋入。
右上2にはオールセラミッククラウンをジルコニアラミネートで右上3の犬歯に引っ掛けて裏から接着。
私は右上3の犬歯より右上7まで反対咬合の為、それを逆手に取った方法だそうです。
もし右上2が割れてしまっても犬歯は強いので大丈夫だろう、と。
右上1,2それぞれにインプラントを入れるとインプラント周りの歯茎が内側に凹む?痩せる?為、審美性を望めなくなるとのこと。
B.2番目に回った歯医者
総体的に見て、反対咬合をまず矯正した方がいいだろう、との事。
その後、左上1,2にジルコニアかオールセラミッククラウン、GBR後に右上2にストローマンインプラントを立てて右上1まで延長させる。
(将来的に右上1,2がダメになった時のことを考えて、インプラントをするのなら右上2に立てた方がいいだろう、との事)
矯正が金銭的・時間的に無理なのであれば、右上3を削りクラウンを下の歯より外側になるように被せて誘導歯の役割を持たせなければ残っている歯がまた割れるかもしれませんよ!と言われました。
私は夜食いしばり又は歯軋りがあるようで、左上7と左下7,6が磨り減ってしまっているようです。。
C.3番目に回った歯医者
GBR後、右上1,2にそれぞれインプラントを埋入。左上1,2にオールセラミッククラウン。
ここでは、インプラントを連続して埋入する事は問題無いと言っていました。
A〜Cの歯医者さんはどこもインプラントで20年ほどの実績がある歯医者さんですが、皆さん方法が大分異なるので一体何がいいのかわからなくなってしまいました。。
(私のケースは超難易度高いと皆さん口を揃えておっしゃってましたが)
反対咬合については、AとCの歯医者さんでも指摘はありましたが、AとCの歯医者さんは矯正はしなくてもいい、とおっしゃっていました。
出来ることなら矯正はしたくないのですが、Bの歯医者さんが言った前歯がまた割れるかもしれませんよ!を聞いてしまうと正直不安で。。
かと言って、右上3を削ってクラウンを。。という方法もあまり気乗りはしません。
また、インプラントについてですが、AでもBでも連続欠損歯に2本インプラントを立てることはしないのに、Cではそれをやると言っていました。
使用するインプラントで変わるのでしょうか?
それとも、その歯科医の腕でしょうか?
ちなみにCでは、左上1,2が将来的にダメになった場合、それぞれインプラントを立てると言っていました。
ということは、最終的には前歯に4本のインプラントが立つ事になります。
審美的にはどうなのだろうと少々不安になりました。
長々と綴りましたが、正直どの方法がベストなのか不安な為、皆様の所見をお聞かせいただけますでしょうか?
どの歯医者さんも、学会に毎週行っていたり、本を出版していたり、歯科医に対してインプラント講習を開くような方々なので、精通していると思うのですが、ここ数ヶ月歯の事でずっと悩んでおり、もう歯で失敗したくないと思っております。。。
CT画像に膿の袋、歯にヒビが入っている?抜歯ですか?
先日、右上1番の破折による抜歯の相談をした者です。
回答してくださった先生方、お礼が遅れましたがどうもありがとうございました。
その後、他の歯医者さん2件にセカンドオピニオンを求めに回りました。
最初に検査してもらった歯医者と同じ意見で、レントゲンに写らないくらいのマイクロクラックが入っていると思われる為、抜歯するしかないでしょうと両歯医者にも言われました。
それについては仕方ないと納得したのですが、提示してもらった抜歯後の治療方法がそれぞれの歯医者で異なる為、どれを選択したらよいか混乱してしまっています。
現在の私の前歯の状態ですが、左上1,2は無髄歯、右上1は破折の為抜歯予定、右上2は欠損歯です。
今は左2-右2まで仮歯のブリッジです。
左上3と右上3の犬歯は健全歯ですが、これ以上健康な歯を削ることに抵抗がある為、ブリッジは避けたいと思っています。
A.最初に通っていた歯医者
左上1,2はファイバーコアに変えてオールセラミッククラウン。
右上1にGBR処置&3iインプラントを埋入。
右上2にはオールセラミッククラウンをジルコニアラミネートで右上3の犬歯に引っ掛けて裏から接着。
私は右上3の犬歯より右上7まで反対咬合の為、それを逆手に取った方法だそうです。
もし右上2が割れてしまっても犬歯は強いので大丈夫だろう、と。
右上1,2それぞれにインプラントを入れるとインプラント周りの歯茎が内側に凹む?痩せる?為、審美性を望めなくなるとのこと。
B.2番目に回った歯医者
総体的に見て、反対咬合をまず矯正した方がいいだろう、との事。
その後、左上1,2にジルコニアかオールセラミッククラウン、GBR後に右上2にストローマンインプラントを立てて右上1まで延長させる。
(将来的に右上1,2がダメになった時のことを考えて、インプラントをするのなら右上2に立てた方がいいだろう、との事)
矯正が金銭的・時間的に無理なのであれば、右上3を削りクラウンを下の歯より外側になるように被せて誘導歯の役割を持たせなければ残っている歯がまた割れるかもしれませんよ!と言われました。
私は夜食いしばり又は歯軋りがあるようで、左上7と左下7,6が磨り減ってしまっているようです。。
C.3番目に回った歯医者
GBR後、右上1,2にそれぞれインプラントを埋入。左上1,2にオールセラミッククラウン。
ここでは、インプラントを連続して埋入する事は問題無いと言っていました。
A〜Cの歯医者さんはどこもインプラントで20年ほどの実績がある歯医者さんですが、皆さん方法が大分異なるので一体何がいいのかわからなくなってしまいました。。
(私のケースは超難易度高いと皆さん口を揃えておっしゃってましたが)
反対咬合については、AとCの歯医者さんでも指摘はありましたが、AとCの歯医者さんは矯正はしなくてもいい、とおっしゃっていました。
出来ることなら矯正はしたくないのですが、Bの歯医者さんが言った前歯がまた割れるかもしれませんよ!を聞いてしまうと正直不安で。。
かと言って、右上3を削ってクラウンを。。という方法もあまり気乗りはしません。
また、インプラントについてですが、AでもBでも連続欠損歯に2本インプラントを立てることはしないのに、Cではそれをやると言っていました。
使用するインプラントで変わるのでしょうか?
それとも、その歯科医の腕でしょうか?
ちなみにCでは、左上1,2が将来的にダメになった場合、それぞれインプラントを立てると言っていました。
ということは、最終的には前歯に4本のインプラントが立つ事になります。
審美的にはどうなのだろうと少々不安になりました。
長々と綴りましたが、正直どの方法がベストなのか不安な為、皆様の所見をお聞かせいただけますでしょうか?
どの歯医者さんも、学会に毎週行っていたり、本を出版していたり、歯科医に対してインプラント講習を開くような方々なので、精通していると思うのですが、ここ数ヶ月歯の事でずっと悩んでおり、もう歯で失敗したくないと思っております。。。
[過去のご相談]
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2012-06-29 09:30:43
単に受診された先生のキャラクター(考え方)の違いだけで、どれも間違いではないように思います。
ココで一番大切なのは「どこまで審美を求めるか?」です。
キリさんのリップラインが高く、話をしていると必ず歯茎がむき出しになってしまうようなら2歯連続でインプラントを入れない方がよろしいかと思います。
(必ずブラックトライアングルができます)
しかし、フルスマイルでも歯茎があまり見えず、または見えたとしてもあまり気にしないという事であれば力学的には2本埋入がよろしいかと思います。
ITIコンセンサスのSAC分類では最も難しい「Complex」に分類されるケースだと思います。
「どれが正解」では無く「どこに妥協点を求めるか」を担当の先生と詳しく煮詰めていく必要があると思います。
僕は矯正もしませんし、審美歯周外科もできません。
上述のようにキリさんがハイリップラインで無く、「あまり気にしない」と言う場合には、おそらく一番保守的な「Cの先生」と同じ事を言うと思います。
しかし、ディスカッションの結果、キリさんが審美的なと治療を望むという事であれば、矯正医、審美歯周外科医を紹介する事になるでしょうね。
ココで一番大切なのは「どこまで審美を求めるか?」です。
キリさんのリップラインが高く、話をしていると必ず歯茎がむき出しになってしまうようなら2歯連続でインプラントを入れない方がよろしいかと思います。
(必ずブラックトライアングルができます)
しかし、フルスマイルでも歯茎があまり見えず、または見えたとしてもあまり気にしないという事であれば力学的には2本埋入がよろしいかと思います。
ITIコンセンサスのSAC分類では最も難しい「Complex」に分類されるケースだと思います。
「どれが正解」では無く「どこに妥協点を求めるか」を担当の先生と詳しく煮詰めていく必要があると思います。
僕は矯正もしませんし、審美歯周外科もできません。
上述のようにキリさんがハイリップラインで無く、「あまり気にしない」と言う場合には、おそらく一番保守的な「Cの先生」と同じ事を言うと思います。
しかし、ディスカッションの結果、キリさんが審美的なと治療を望むという事であれば、矯正医、審美歯周外科医を紹介する事になるでしょうね。
回答2
回答日時:2012-06-29 10:17:06
実際見ているわけではないので、全くの推測でお話をさせていただきます。
櫻井先生と同じなのですが、3つとも間違いではないと思います。
僕もこの3通りを説明するかもしれません。
キリさんのケース、大変難しいです。
ただし、右上1・2にインプラントを1本だけ埋入する場合のベストは、右上1番の埋入だと思います。
櫻井先生と同じなのですが、3つとも間違いではないと思います。
僕もこの3通りを説明するかもしれません。
キリさんのケース、大変難しいです。
ただし、右上1・2にインプラントを1本だけ埋入する場合のベストは、右上1番の埋入だと思います。
回答3
やすひろ歯科クリニック(加古川市加古川町)の北野です。
回答日時:2012-06-29 22:50:56
こんばんわ
そうですね。僕もお二人の先生と同じくすべてあり得るかもと思いますね。
本人様が何を望むかにもよると思いますが、前歯のインプラントは審美面を取るとかなり時間等がかかります。
また、難しいのでよく先生とメリット デメリットを相談されてから決めてくださいね。
そうですね。僕もお二人の先生と同じくすべてあり得るかもと思いますね。
本人様が何を望むかにもよると思いますが、前歯のインプラントは審美面を取るとかなり時間等がかかります。
また、難しいのでよく先生とメリット デメリットを相談されてから決めてくださいね。
相談者からの返信
相談者:
キリさん
返信日時:2012-07-01 21:21:26
櫻井先生、橋本先生、北野先生、
ご回答ありがとうございました。
どの歯医者さんもあり得る方法なんですね。
そして、やはりすごく難しいケースなんですね。。。涙
櫻井先生がおっしゃっていた妥協点ですが、やはり前歯なので審美性については捨て切れません。。
Bの歯医者さんには技量以上のケースだ、と先日ちらっと言われ、Cの歯医者さんは機能性を重視するから審美はあんまり、、と言われてしまいました。
最初に行ったAの歯医者さんは審美歯科もやっているので、やはりその歯医者さんに落ち着こうか、または少し遠方にインプラントと審美でかなり有名な歯医者さんがあるのでそこにも相談に行こうか迷ってます。
あんまり色々行くと歯医者さんも気分悪いかなとも思いますが。。(^^;)
よく考えて決めたいと思います。
何かありましたらまた質問させてください!
どうもありがとうございました。
ご回答ありがとうございました。
どの歯医者さんもあり得る方法なんですね。
そして、やはりすごく難しいケースなんですね。。。涙
櫻井先生がおっしゃっていた妥協点ですが、やはり前歯なので審美性については捨て切れません。。
Bの歯医者さんには技量以上のケースだ、と先日ちらっと言われ、Cの歯医者さんは機能性を重視するから審美はあんまり、、と言われてしまいました。
最初に行ったAの歯医者さんは審美歯科もやっているので、やはりその歯医者さんに落ち着こうか、または少し遠方にインプラントと審美でかなり有名な歯医者さんがあるのでそこにも相談に行こうか迷ってます。
あんまり色々行くと歯医者さんも気分悪いかなとも思いますが。。(^^;)
よく考えて決めたいと思います。
何かありましたらまた質問させてください!
どうもありがとうございました。
タイトル | 3件の歯医者で連続欠損歯のインプラントによる修復方法が異なり不安 |
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質問者 | キリさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | インプラント治療法 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。