30年前の差し歯の根に膿。保険ですぐ治療するか余裕ができたら専門医か

相談者: molokiniさん (48歳:女性)
投稿日時:2012-07-19 22:13:49
前歯5本を30年前に差し歯にしました。

5本とも、金属のコアに表面だけセラミック、裏は金属で、30年経っているので歯茎が後退し、歯茎部分が黒く見えて見た目が気になってはいましたが、今回は別の歯に違和感を感じ受診し、レントゲンを撮ってもらったところ、その差し歯の2番の根っこに膿がたまっていると診断されました。

再根管治療し、新しくオールセラミックのクラウンを5本とも入れなおす事を勧められました。


そのクリニックはマイクロスコープラバーダムも使っていない様子で、再根管治療は保険内で、クラウン自費で、と言われました。
根っこの治療はどのような治療になりますか?と説明を求めたのですが、難しい事は分からないだろうと思われたと想像しますが、根管治療は時間がかかるという事と、クラウンの材質はどれを選ぶかという話のみでした。


審美的にも耐久的にも昔の差し歯は気になるのですが、今は余裕がなく、悪いところを先に治したいのと、根管治療は余裕が出来てから専門医に任せたいと思っています。

ただ本当に膿が溜まっているのなら、早急に治療した方がいいですよね?

こちらの情報によると、「根管治療から4年間、何も起こらなければ治療は成功」とあります。
何事もなく30年も経って、根っこに膿が溜まるという事はありますか?
またその場合、コアを取る際に抜歯になる可能性は高いですか?



アドバイスよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-07-19 22:40:59
>何事もなく30年も経って、根っこに膿が溜まるという事はありますか?

30年と云う経験は私には有りませんが10数年経ってのなら経験はあります。

講習会では20年以上たって症状が出たのは見せていただいた事が有ります。



>またその場合、コアを取る際に抜歯になる可能性は高いですか?

コアの除去特にメタルコアの除去には歯根破折の危険性は付いて回ります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: molokiniさん
返信日時:2012-07-19 23:28:27
細見先生 

回答ありがとうございます。

10年20年経て膿が溜まることはあるのですね・・・

根の膿の処置は他の気になる歯よりも優先的に治療すべきですか?

また、歯根破折したらどうなるのでしょうか?

よろしくお願いいたします。
回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-07-19 23:43:23
>根の膿の処置は他の気になる歯よりも優先的に治療すべきですか?

実際に診ていないので一般論で回答しますが。

根の膿(感染根管)は感染根管治療(或いは抜歯)を行わなければ治りません、自然治癒は望めません。

感染根管なら早めに治療した方が良いですね。




歯根破折したらどうなるのでしょうか?

抜歯になると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: molokiniさん
返信日時:2012-07-24 20:46:43
細見先生

返信できず、お礼が遅くなり失礼しました。

やはり根管治療の専門医を探して一度診てもらう事にしようと思います。

有難うございました。



タイトル 30年前の差し歯の根に膿。保険ですぐ治療するか余裕ができたら専門医か
質問者 molokiniさん
地域 非公開
年齢 48歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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