白金加金インレーの適合について
相談者：
シャクヤクさん (42歳：女性)
投稿日時：2012-08-01 17:50:53
参考：過去のご相談
＊インレー除去・作成にはマイクロスコープを使用しない場合が多いのか？
他
白金加金インレーに関して質問いたします。
爪や爪楊枝を軽くすべらせると、歯とインレーの間にカツっと抵抗を感じます。
（すごく段差があるわけではなく、軽い引っかかりといった感じです）
「ゴールドや白金加金は適合がよい」とこちらの相談室でもよく拝見いたしますが、この程度の抵抗（引っかかり）は普通なのでしょうか？
それとも、このインレーはそれほど適合がよくないのでしょうか？
よろしくお願いいたします。
＊インレー除去・作成にはマイクロスコープを使用しない場合が多いのか？
他
白金加金インレーに関して質問いたします。
爪や爪楊枝を軽くすべらせると、歯とインレーの間にカツっと抵抗を感じます。
（すごく段差があるわけではなく、軽い引っかかりといった感じです）
「ゴールドや白金加金は適合がよい」とこちらの相談室でもよく拝見いたしますが、この程度の抵抗（引っかかり）は普通なのでしょうか？
それとも、このインレーはそれほど適合がよくないのでしょうか？
よろしくお願いいたします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時：2012-08-01 18:20:50
＞それとも、このインレーはそれほど適合がよくないのでしょうか？
爪や爪楊枝が引っ掛かるようなら（インレーに段差が有り）適合が良いとは言えないと思います。
マイクロをおもちの医院の様なのでマイクロで適合を確認して貰ってはどうでしょうか。
爪や爪楊枝が引っ掛かるようなら（インレーに段差が有り）適合が良いとは言えないと思います。
マイクロをおもちの医院の様なのでマイクロで適合を確認して貰ってはどうでしょうか。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時：2012-08-01 18:32:30
ご相談ありがとうございます。
細見先生の回答通り、
＞＞それとも、このインレーはそれほど適合がよくないのでしょうか？
＞＞爪や爪楊枝が引っ掛かるようなら（インレーに段差が有り）適合が良いとは言えないと思います。
＞＞マイクロをおもちの医院の様なのでマイクロで適合を確認して貰ってはどうでしょうか。
ピッタリとは言えない可能性があります。
ただスキマが無くて、段差があるだけなら、磨きやすい場所ならばすぐに問題は出ないと思われます。
もっとも、そういう場所は例え肉眼で診ても、またバーニッシュするにしても、やりやすいはずです。
条件が合うとき以外は、後からバーニッシュすると、健康な歯を削る危険がありお勧めできません。
スキマがあったり、白金加金が足りなくて引っかかる場合は、どうしようもありませんが、もしスキマが無くて白金加金が多めの場合はこれからでもピッタリ合わせることができるかもしれません。
ピッタリ合えば、針で境目を横切ってもするするという感じで、引っかからないようにできれば理想的です。
細見先生の回答通り、
＞＞それとも、このインレーはそれほど適合がよくないのでしょうか？
＞＞爪や爪楊枝が引っ掛かるようなら（インレーに段差が有り）適合が良いとは言えないと思います。
＞＞マイクロをおもちの医院の様なのでマイクロで適合を確認して貰ってはどうでしょうか。
ピッタリとは言えない可能性があります。
ただスキマが無くて、段差があるだけなら、磨きやすい場所ならばすぐに問題は出ないと思われます。
もっとも、そういう場所は例え肉眼で診ても、またバーニッシュするにしても、やりやすいはずです。
条件が合うとき以外は、後からバーニッシュすると、健康な歯を削る危険がありお勧めできません。
スキマがあったり、白金加金が足りなくて引っかかる場合は、どうしようもありませんが、もしスキマが無くて白金加金が多めの場合はこれからでもピッタリ合わせることができるかもしれません。
ピッタリ合えば、針で境目を横切ってもするするという感じで、引っかからないようにできれば理想的です。
回答3
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時：2012-08-01 18:53:35
こんにちは、
＞＞それとも、このインレーはそれほど適合がよくないのでしょうか？
＞爪や爪楊枝が引っ掛かるようなら（インレーに段差が有り）適合が良いとは言えないと思います。
細見先生のおっしゃる通りですが、多くの場合で微妙な段差はありますよ。
またさがら先生のおっしゃる
＞ピッタリ合えば、針で境目を横切ってもするするという感じで、引っかからないようにできれば理想的です。
はかなり上手な先生＆技工士が組まないと難しいものです。
一般的に適合をよくするには金の含有率が８０％以上入っていた方が鋳造精度が高いとされますが、臨床的には材料というより術者の腕の方が何倍も影響します。
料理と一緒です。
極上の素材があれば誰もが上手に料理を作れる訳ではありません。
素材のことを熟知して、手間をかける方が良いものが出来やすいです。
自費で治療を受けることで保険治療より被せ物・詰め物に手間と時間をかけますので、適合が良くなる率が少し上がるということも言えるかと思います。
過去に何度も先生方が書かれていますが、結局は材料ではなく術者の腕に大きく依存するのが歯科治療です。
詰め物（インレー）の良し悪しはここでは分りませんので、あまり気になるようでしたら他の歯科医院で診てもらってください。
ただし、適合が良くないと言っても、それは次に見た先生の基準であり、初めの歯科医院でのやり直しの対象にはなりませんので、もしやり直しを希望されるようでしたら、次の先生に改めて治療してもらって下さい。
おだいじに
＞＞それとも、このインレーはそれほど適合がよくないのでしょうか？
＞爪や爪楊枝が引っ掛かるようなら（インレーに段差が有り）適合が良いとは言えないと思います。
細見先生のおっしゃる通りですが、多くの場合で微妙な段差はありますよ。
またさがら先生のおっしゃる
＞ピッタリ合えば、針で境目を横切ってもするするという感じで、引っかからないようにできれば理想的です。
はかなり上手な先生＆技工士が組まないと難しいものです。
一般的に適合をよくするには金の含有率が８０％以上入っていた方が鋳造精度が高いとされますが、臨床的には材料というより術者の腕の方が何倍も影響します。
料理と一緒です。
極上の素材があれば誰もが上手に料理を作れる訳ではありません。
素材のことを熟知して、手間をかける方が良いものが出来やすいです。
自費で治療を受けることで保険治療より被せ物・詰め物に手間と時間をかけますので、適合が良くなる率が少し上がるということも言えるかと思います。
過去に何度も先生方が書かれていますが、結局は材料ではなく術者の腕に大きく依存するのが歯科治療です。
詰め物（インレー）の良し悪しはここでは分りませんので、あまり気になるようでしたら他の歯科医院で診てもらってください。
ただし、適合が良くないと言っても、それは次に見た先生の基準であり、初めの歯科医院でのやり直しの対象にはなりませんので、もしやり直しを希望されるようでしたら、次の先生に改めて治療してもらって下さい。
おだいじに
相談者からの返信相談者：
シャクヤクさん
返信日時：2012-08-02 09:21:04
細見先生 さがら先生 井野先生
ご回答ありがとうございます。
やはり、適合のよいインレーとはいえないようですね。
完全自由診療の医院でしたので期待して伺ったのですが、インレー装着の際にバーニッシュは行われませんでしたし、マイクロスコープで適合を確認することもありませんでした。
井野先生のおっしゃる通り、材料や機材よりも先生の腕（治療への考え方）が影響するのですね。
「自由診療だから大丈夫！」と過信せず、もっと患者力をつけようと思います。
余談ですが・・
治療してくださった先生はご自身の治療に自信をお持ち（のハズ）のようですし、後からあれやこれやと質問（お願い）するのは少々はばかられます。
細見先生のおっしゃるように「マイクロで確認してください」とも言いにくいなぁと思ってしまいます。
今後歯科医院を選ぶ際は、事前に気になる事をすべて確認・納得した上で、治療を受けるかどうか決めたいと思います。
ご回答ありがとうございます。
やはり、適合のよいインレーとはいえないようですね。
完全自由診療の医院でしたので期待して伺ったのですが、インレー装着の際にバーニッシュは行われませんでしたし、マイクロスコープで適合を確認することもありませんでした。
井野先生のおっしゃる通り、材料や機材よりも先生の腕（治療への考え方）が影響するのですね。
「自由診療だから大丈夫！」と過信せず、もっと患者力をつけようと思います。
余談ですが・・
治療してくださった先生はご自身の治療に自信をお持ち（のハズ）のようですし、後からあれやこれやと質問（お願い）するのは少々はばかられます。
細見先生のおっしゃるように「マイクロで確認してください」とも言いにくいなぁと思ってしまいます。
今後歯科医院を選ぶ際は、事前に気になる事をすべて確認・納得した上で、治療を受けるかどうか決めたいと思います。
| タイトル | 白金加金インレーの適合について |
|---|---|
| 質問者 | シャクヤクさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 42歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
ゴールドインレー(金の詰め物) 詰め物、インレーその他 |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
