インプラントで骨を削って足りない部分に継ぎ足すと言われて怖い
相談者:
yuigahamaさん (34歳:女性)
投稿日時:2012-10-01 18:51:22
インプラントを右上の4番目に1本入れる予定です。
検査後の説明でインプラントは打てるが、骨の厚みが5ミリのところに3ミリのインプラントを打つので、骨の厚みが足りないので、周辺の骨を削って足りない部分に継ぎ足す説明を受けました。
とてもびっくりして、何割の方が厚みが足りずにそのような継ぎ足しをするのか聞いたところ、8割がやってる普通のことですと言われました。
そんなに一般的なことなのでしょうか?
削り取るので、切開の部分も大きく必要になるし、削った部分は3週間ぐらい青くなるかもと言われ、とても大きな手術になるような気がして怖くなってきました。
私は、インプラントする部分だけ、切開し打つだけと思っていたので、大がかりなことになりそうで不安です。
本当に8割もの方がそのような手術をしているのでしょうか?
よろしくお願い致します。
検査後の説明でインプラントは打てるが、骨の厚みが5ミリのところに3ミリのインプラントを打つので、骨の厚みが足りないので、周辺の骨を削って足りない部分に継ぎ足す説明を受けました。
とてもびっくりして、何割の方が厚みが足りずにそのような継ぎ足しをするのか聞いたところ、8割がやってる普通のことですと言われました。
そんなに一般的なことなのでしょうか?
削り取るので、切開の部分も大きく必要になるし、削った部分は3週間ぐらい青くなるかもと言われ、とても大きな手術になるような気がして怖くなってきました。
私は、インプラントする部分だけ、切開し打つだけと思っていたので、大がかりなことになりそうで不安です。
本当に8割もの方がそのような手術をしているのでしょうか?
よろしくお願い致します。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2012-10-01 19:15:57
yuigahama さん、こんにちは
>本当に8割もの方がそのような手術をしているのでしょうか
お掛かりの歯科医院では、そうなのかもしれません。
>私は、インプラントする部分だけ、切開し打つだけと思っていた
手術である上、不安材料は付き物です。
改めて、口腔内の状況について、また、治療について、よく説明を受けた方が良いかもしれませんね。
ちなみに、インプラントは打つものではなく、埋めるものです。
>本当に8割もの方がそのような手術をしているのでしょうか
お掛かりの歯科医院では、そうなのかもしれません。
>私は、インプラントする部分だけ、切開し打つだけと思っていた
手術である上、不安材料は付き物です。
改めて、口腔内の状況について、また、治療について、よく説明を受けた方が良いかもしれませんね。
ちなみに、インプラントは打つものではなく、埋めるものです。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2012-10-01 22:32:02
ご相談ありがとうございます。
>そんなに一般的なことなのでしょうか?
骨が少ない場合に、骨を足す治療は一般的な方法です。
ただし、
>周辺の骨を削って足りない部分に継ぎ足す説明を受けました。
この方法は骨を足す治療のなかでも、とても簡単な方法でそれほど負担はありません。
またその治療自体で、
>削った部分は3週間ぐらい青くなるかもと言われ、
ということはまずありませんし、
>とても大きな手術になるような気がして怖くなってきました。
とても簡単ですから、あまりご心配はありません。
>本当に8割もの方がそのような手術をしているのでしょうか
骨を作る治療が必要な場合は、少ない割合です。
またそのような骨の足りなさの場合は、その方法ではまず効果は長続きしないと言われています。
その骨の厚みはたしかに少々薄いため、ただインプラントを埋めるだけではなく、何らかの工夫が必要です。
CTスキャンで精密検査が必須の症例と言えます。
ご担当の先生にできる、他の方法はないか、お尋ねになると良いと思います。
>そんなに一般的なことなのでしょうか?
骨が少ない場合に、骨を足す治療は一般的な方法です。
ただし、
>周辺の骨を削って足りない部分に継ぎ足す説明を受けました。
この方法は骨を足す治療のなかでも、とても簡単な方法でそれほど負担はありません。
またその治療自体で、
>削った部分は3週間ぐらい青くなるかもと言われ、
ということはまずありませんし、
>とても大きな手術になるような気がして怖くなってきました。
とても簡単ですから、あまりご心配はありません。
>本当に8割もの方がそのような手術をしているのでしょうか
骨を作る治療が必要な場合は、少ない割合です。
またそのような骨の足りなさの場合は、その方法ではまず効果は長続きしないと言われています。
その骨の厚みはたしかに少々薄いため、ただインプラントを埋めるだけではなく、何らかの工夫が必要です。
CTスキャンで精密検査が必須の症例と言えます。
ご担当の先生にできる、他の方法はないか、お尋ねになると良いと思います。
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2012-10-02 09:14:05
>骨の厚みが5ミリのところに3ミリのインプラントを打つので
前歯部などでしたら直径が3ミリのものでしたら、フイクスチュアーの強度は何とか耐えられるかもしれませんが、それはとても一般的ではないでしょう。
ましてや小臼歯部では疑問に思います。
歯槽部を骨の内側から拡大する方法もありますので、もう少し調べてみたらいかがですか。
前歯部などでしたら直径が3ミリのものでしたら、フイクスチュアーの強度は何とか耐えられるかもしれませんが、それはとても一般的ではないでしょう。
ましてや小臼歯部では疑問に思います。
歯槽部を骨の内側から拡大する方法もありますので、もう少し調べてみたらいかがですか。
相談者からの返信
相談者:
yuigahamaさん
返信日時:2012-10-02 11:53:41
ご回答、ありがとうございます。
骨の厚みと、インプラントの太さ、記憶が曖昧かもしれません。
本日、最終説明の日ですので確認します。
先日、CTを撮った後の説明を受けました。
骨の幅が足りないので、ほかの骨を削って継ぎ足す方法です。
ほかに方法がないか、もう一度聞いてみます。
今日、確認すべき点はどんなことでしょうか?
歯槽部を内側から拡大する方法もあるのですね。
聞いてみます。
骨の厚みと、インプラントの太さ、記憶が曖昧かもしれません。
本日、最終説明の日ですので確認します。
先日、CTを撮った後の説明を受けました。
骨の幅が足りないので、ほかの骨を削って継ぎ足す方法です。
ほかに方法がないか、もう一度聞いてみます。
今日、確認すべき点はどんなことでしょうか?
歯槽部を内側から拡大する方法もあるのですね。
聞いてみます。
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2012-10-02 12:48:55
ご返事ありがとうございます。
>今日、確認すべき点はどんなことでしょうか?
ご心配な点は全てです。
一生に関わることですから、今日だけに限らず、納得できるまで何日でも治療前に時間をかけるべきです。
例えば初めに、
骨の足りないところはどこであり、何mm足りないか、そしてどれだけ増やす予定か、その方法は安定性の高い硬い骨の板を移植する方法か、削った骨の顆粒を乗せるだけの方法か、それを支える治療方法と材料は、移植した骨はその後どう減っていく見込みか?
次に、
それは長期的に安定する方法か?
他に方法がいろいろあるがそれと比較した、メリットとデメリットについて?
さらに、
これはインプラントについての基本的な重要事項で、骨の治療の前にぜひ確認すべきとても大事なことですが、
長期的に何十年の成功を目指しているか、成功の可能性、万一失敗した場合の対策とその後の成功の可能性、保証内容は、契約書に保証が謳ってあるか、治療前の歯周病管理は合格しているか、治療後のアフターケアのシステムは完備しているか、手術ですから他の治療とは隔離された手術室で清潔に行われるか、滅菌態勢など全身への感染対策は万全か?
などとなります。
意外と細かいものですが、何か起きてからよりも治療前の用心が成功の鍵です。
そうすればきっと良い結果が待っています。
>今日、確認すべき点はどんなことでしょうか?
ご心配な点は全てです。
一生に関わることですから、今日だけに限らず、納得できるまで何日でも治療前に時間をかけるべきです。
例えば初めに、
骨の足りないところはどこであり、何mm足りないか、そしてどれだけ増やす予定か、その方法は安定性の高い硬い骨の板を移植する方法か、削った骨の顆粒を乗せるだけの方法か、それを支える治療方法と材料は、移植した骨はその後どう減っていく見込みか?
次に、
それは長期的に安定する方法か?
他に方法がいろいろあるがそれと比較した、メリットとデメリットについて?
さらに、
これはインプラントについての基本的な重要事項で、骨の治療の前にぜひ確認すべきとても大事なことですが、
長期的に何十年の成功を目指しているか、成功の可能性、万一失敗した場合の対策とその後の成功の可能性、保証内容は、契約書に保証が謳ってあるか、治療前の歯周病管理は合格しているか、治療後のアフターケアのシステムは完備しているか、手術ですから他の治療とは隔離された手術室で清潔に行われるか、滅菌態勢など全身への感染対策は万全か?
などとなります。
意外と細かいものですが、何か起きてからよりも治療前の用心が成功の鍵です。
そうすればきっと良い結果が待っています。
回答5
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2012-10-02 23:26:02
>骨の厚みが足りないので、8割がやってる普通のことですと言われました。
そんなに一般的なことではないと思います。
また5mmの幅に3mmを入れるのであれば、骨はあるのではないでしょうか?
削り取るので、その削り取った骨も利用が可能です。
また、小さく穴を開けその穴を押し広げる方法では、骨移植が無くなるか量を減らすことが可能です。
通常は患者さんに負担が小さくなようにインプラントする部分だけ切開する事が好まれると思います。
先生によっては異なるのかもしれませんが、インプラントは手術ではリスクはありますので、納得いかれるまで何回も相談するかセカンドオピニオンとしてインプラント専門医に相談してみてはいかがでしょうか?
そんなに一般的なことではないと思います。
また5mmの幅に3mmを入れるのであれば、骨はあるのではないでしょうか?
削り取るので、その削り取った骨も利用が可能です。
また、小さく穴を開けその穴を押し広げる方法では、骨移植が無くなるか量を減らすことが可能です。
通常は患者さんに負担が小さくなようにインプラントする部分だけ切開する事が好まれると思います。
先生によっては異なるのかもしれませんが、インプラントは手術ではリスクはありますので、納得いかれるまで何回も相談するかセカンドオピニオンとしてインプラント専門医に相談してみてはいかがでしょうか?
回答6
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2012-10-04 08:41:44
5mmの厚みの部位に3mmのインプラントを植立して、それだとインプラント周囲の骨がど真ん中で植立できたとしても、骨の厚みは1mm程度という計算になります。
それだと、将来的な体の変化の中で骨が薄くなっていった時に心配だから厚みを足すと言うことではないでしょうか。
どう言う方法でやるのか、骨の増やす方法には簡単に周囲の骨を削って足せば良いと言うようなものではないので、先生からよくお話を聞いた方が良いと思います。
青あざが出るかも、と言うお話が出ていることからも、やや広めの術野で手術されることをお考えになっているのではないでしょうか?
その場合の治癒期間の長さ、手術の侵襲の程度を良く確認されることをお勧めします。
松山先生が掛かれているのは、多分骨を2枚に割って行って広げる方法のこと、専門用語ではリッジエクスパンジョンのことではないか、と思われますが、1本だけの狭い部位での施術は意外に難しく、難易度が高いので松山先生みたいに上手な先生でしたら良いでしょうが、そうでない場合骨の壊死、喪失を招きかねないので先生の腕をかなり選ばれると思います。
但し、非常に上手な先生に行って来ただければ、侵襲もかなり少なくでき、患者さんはとても楽だし、早く治りますので、結構お勧めはできます。
後、上顎の4番部位に3oのインプラントの選択は私ならしません。
将来的なことを考えて折れることが心配されますので。
中ネジが折れるか、インプラント体が折れるか、分かりませんが、私自身同じ部位で3.7oの太さのインプラントを、10年目に患者さんに噛み折られた経験がありますので、やはり標準的な4.1o径位のインプラントは使いたいです。
歯科用CTで5o幅があれば、ピンポイントに狙えば幅の広げながら4.1o径のインプラントが入るくらいのことは、上手な先生でしたら割りと易々とできることだと思います。
もう一つ気になるのが、犬歯と第2小臼歯の距離、幅ではなくて隙間の距離はどれ位あるのかです。
これも標準的インプラントを植立するのでしたら7oは欲しい所です。
世界的な潮流の中で、手術侵襲をどれだけ減らせるのか、早く綺麗に治せるのか、が大きな課題に成っています。
余りに時代の流れ、変化が激しくて、先生によってはそれぞれの信条、流派が違って手術侵襲の程度、治癒期間の長さが全然違う時代に成って来ています。
お口の中を具体的に拝見しないと正確な診断が下せませんが、状況次第では2ヶ月程度でセラミックの歯が綺麗に入るかも知れませんし、最初から綺麗に仮歯を入れられる治療もできるかも知れません。
又、長期的経過を考えると、インプラントの植立された後の歯茎と骨の状態、厚みとかの問題も非常に大きな問題です。
その辺の所をよくよく確認されて治療を始められることをお勧めします。
取り掛かってから、調べる患者さんが多いようですが、順番が逆で、取り掛かる前、事前に良く調べて、それからスタートされることを強くお勧めします。
残念ながら、アメリカの歯周病学会の報告でも、インプラントの長期的予後経過で、歯周病の問題がかなり大きな問題である、と強調されていましたが、このことを強く意識されている先生方がどれ位おられるのかがとても心配です。
インプラントは緊急を要する処置ではないのですから、良く調べてから取り掛かられることをお勧めします。
お大事に。
それだと、将来的な体の変化の中で骨が薄くなっていった時に心配だから厚みを足すと言うことではないでしょうか。
どう言う方法でやるのか、骨の増やす方法には簡単に周囲の骨を削って足せば良いと言うようなものではないので、先生からよくお話を聞いた方が良いと思います。
青あざが出るかも、と言うお話が出ていることからも、やや広めの術野で手術されることをお考えになっているのではないでしょうか?
その場合の治癒期間の長さ、手術の侵襲の程度を良く確認されることをお勧めします。
松山先生が掛かれているのは、多分骨を2枚に割って行って広げる方法のこと、専門用語ではリッジエクスパンジョンのことではないか、と思われますが、1本だけの狭い部位での施術は意外に難しく、難易度が高いので松山先生みたいに上手な先生でしたら良いでしょうが、そうでない場合骨の壊死、喪失を招きかねないので先生の腕をかなり選ばれると思います。
但し、非常に上手な先生に行って来ただければ、侵襲もかなり少なくでき、患者さんはとても楽だし、早く治りますので、結構お勧めはできます。
後、上顎の4番部位に3oのインプラントの選択は私ならしません。
将来的なことを考えて折れることが心配されますので。
中ネジが折れるか、インプラント体が折れるか、分かりませんが、私自身同じ部位で3.7oの太さのインプラントを、10年目に患者さんに噛み折られた経験がありますので、やはり標準的な4.1o径位のインプラントは使いたいです。
歯科用CTで5o幅があれば、ピンポイントに狙えば幅の広げながら4.1o径のインプラントが入るくらいのことは、上手な先生でしたら割りと易々とできることだと思います。
もう一つ気になるのが、犬歯と第2小臼歯の距離、幅ではなくて隙間の距離はどれ位あるのかです。
これも標準的インプラントを植立するのでしたら7oは欲しい所です。
世界的な潮流の中で、手術侵襲をどれだけ減らせるのか、早く綺麗に治せるのか、が大きな課題に成っています。
余りに時代の流れ、変化が激しくて、先生によってはそれぞれの信条、流派が違って手術侵襲の程度、治癒期間の長さが全然違う時代に成って来ています。
お口の中を具体的に拝見しないと正確な診断が下せませんが、状況次第では2ヶ月程度でセラミックの歯が綺麗に入るかも知れませんし、最初から綺麗に仮歯を入れられる治療もできるかも知れません。
又、長期的経過を考えると、インプラントの植立された後の歯茎と骨の状態、厚みとかの問題も非常に大きな問題です。
その辺の所をよくよく確認されて治療を始められることをお勧めします。
取り掛かってから、調べる患者さんが多いようですが、順番が逆で、取り掛かる前、事前に良く調べて、それからスタートされることを強くお勧めします。
残念ながら、アメリカの歯周病学会の報告でも、インプラントの長期的予後経過で、歯周病の問題がかなり大きな問題である、と強調されていましたが、このことを強く意識されている先生方がどれ位おられるのかがとても心配です。
インプラントは緊急を要する処置ではないのですから、良く調べてから取り掛かられることをお勧めします。
お大事に。
タイトル | インプラントで骨を削って足りない部分に継ぎ足すと言われて怖い |
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質問者 | yuigahamaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | インプラント治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。