歯周ポケットの深さ判定は実施者によって違う?

相談者: ホンさん (40歳:女性)
投稿日時:2012-11-10 11:32:10
先生方、お世話になります。

歯周ポケットの深さ判定のことで質問があります。


4ヶ月程前に歯科医院で軽度歯周病と診断されました。
ほとんどが4mm、2箇所くらい5mmのところがありました。

以後月に一度のペースでポケットの深さを測っていただいてきて今まで変化がなかったのですが、先日ほとんどが3mm、2箇所が4mmと言われました。
自分では「改善してきたのかな?!」なんて喜びかけたのですが、担当医師からは特になにも言われませんでした。



今までは歯科衛生士さんが判定を行っていたのですが、その日は先生でした。
ポケットの深さは器具を用いて測っているのは知っているのですが、人によって深さの判定は多少変わるものでしょうか?

私としては改善してきているなら嬉しいのですが、現在は歯周病治療ではなく、虫歯の治療で通院しているので忙しそうな先生方をみているとなかなか追及して聞けません・・・


歯周病改善のために自宅で出来る努力はしていますし、1mmでも浅くなったのならこの上なく嬉しいのですが。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-11-10 11:42:20
ご相談ありがとうございます。


>人によって深さの判定は多少変わるものでしょうか?

その通りです。
研究によっても明らかにされています。



>私としては改善してきているなら嬉しいのですが、現在は歯周病治療ではなく、

歯周病治療を受けていないのであれば、治るわけはなく、測定の誤差の範囲と思われます。




歯周病改善のために自宅で出来る努力はしていますし、1mmでも浅くなったのならこの上なく嬉しいのですが。

ご自身の努力についても、歯周病管理プログラムの中で計画された指導を受けなければ意味がありません。



虫歯の治療で通院しているので忙しそうな先生方をみているとなかなか追及して聞けません・・・

歯周病を治したいのであれば、はっきりとお話をして治療を開始していただくべきです。
言わないと、治りたい気持は決して相手には伝わりません。

検査だけをしていても、治療をしなければ、悪くなった検査結果が出るのを待っているだけです。
しかも毎月測ることはダメージが大きくなります。


とくに歯周病治療は複雑で、手間も時間もと手もかかりますから、本気で取り組む必要があります。
虫歯治療のついでに治るような、生やさしい病気ではありません。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-11-10 11:53:38
ご質問の件について回答させていただきます。

結論から申し上げますと、術者の間で1o程度の誤差は生じる可能性があると考えられます。

ポケットの深さを測る器具(プローブ)を正しい挿入角度と、20〜25gの適切な力で使用した上での誤差は特に問題ありません。


メンテナンス時のポケット検査で重要なことは、炎症部位と歯肉縁下歯石を見逃さないことですので、数字に一喜一憂するより、担当医に「歯周病の状態はどうですか?」と気軽に質問してみてください。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-11-10 13:24:57
過去に同じ質問きていますので、こちらも参考にしてください。

ポケットと誤差で調べた結果

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ホンさん
返信日時:2012-11-10 14:35:34
質問した者です。

ご回答いただいた先生方、お忙しい中ありがとうございました。

差異はあるのですね。
納得しました。
見た目には変わりはないようでしたので。


先生方のご回答を拝見する限り、どうも私は歯周病自体の治療は何も始まっていないようだ・・・と今さらながら気づきました。

約一ヶ月ごとにポケットの深さを測ったり、歯茎の写真を撮ったり、クリーニングを施してもらっていることで、治療は今はしていないにしても管理してもらっているものと勝手に思い込んでいたようです。虫歯の治療が優先なのかと・・・
人任せではいけませんね。

今後虫歯治療に通う際に自分が歯周病悪化を恐れていること、きちんと今のうちに治療を始めたいとの意志を伝えるようにします。


過去にも同じ質問が出ていたのですね。
気づかず同じ質問をしてしまい申し訳ありませんでした。

質問してよかったです。
どうもありがとうございました。



タイトル 歯周ポケットの深さ判定は実施者によって違う?
質問者 ホンさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病(歯槽膿漏)治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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