知覚過敏のために詰め物をしたが治らない

相談者: らんさん (40歳:女性)
投稿日時:2012-11-22 19:32:46
右上6番、7番の2本の知覚過敏が数年前からあり、定期的に染み止めをつける処置を行ってきましたが、最近特に染みるようになり、歯科をかえて受診したところ、1度染み止め処置していただきましたが、やはり効果がなく、2回目の受診の時には麻酔をし、詰め物をしていただきました。
しかし、それも効果はありませんでした。

以前と変わらず染みます。
詰め物をしても染みることがあるのでしょうか?



噛み合わせにも問題があるようで、知覚過敏の歯に力がかかってると言われました。

歯の磨き方については、歯茎に傷などもないので、特に強いということもないようだとも言われました。



このような場合、次の治療としては神経を抜くしかないのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-11-22 19:40:06
詰め物をしても染みることがあるのでしょうか?

睡眠時ブラキシズム等無いでしょうか?
先ずはそのような不良習癖に対する治療をなされてはどうでしょうか。

TCH是正はその様な事に効果があるようです。


ご参考になさってください。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: らんさん
返信日時:2012-11-22 20:44:34
回答ありがとうございます。

担当医からはマウスピースの話と力のかかってる歯を他の歯と同じ力になるように少し削るという話もありました。


詰め物ですが、歯を少し削って白いセメントのようなものが詰められました。
処置をして数時間後の食事の時には染みていました。

この処置をしても染みるというのはなぜなのかわかりません。
染みる部分を覆ったということと理解しているのですが。


今回の処置のように、歯の表面を削った場合、詰め物が取れると以前より刺激を受けやすくなり痛むというのは本当ですか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-11-22 22:49:06
こんばんわ。カワサキです。

噛み合わせにも問題があるようで、知覚過敏の歯に力がかかってると言われました。
>このような場合、次の治療としては神経を抜くしかないのでしょうか?

神経を抜く前に、

@咬み合わせを調整する。
ATCHを意識して、影響が少なくなるようにする。
B咬み癖の負担を軽減する。
C再度、詰めものを、やり直す。

などを、必要に応じて、行いましょう。


神経を取るのは、最後の手段です。


>歯の表面を削った場合、詰め物が取れると以前より刺激を受けやすくなり痛むというのは本当ですか?

詰め物が取れると、象牙質が、露出した状態になるので、一般的にしみやすいです。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: らんさん
返信日時:2012-11-24 18:10:07
カワサキ先生、回答ありがとうございます。

神経を抜く前に試す順番がよくわかりました。

ただ、腑に落ちないのが、詰め物をしたのに染みるということです。
これは技術的な問題でしょうか?

なんら変わりがないので、削るなんてことしなければよかったと後悔してます。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-11-29 11:45:49
らん さん、催促ありがとうございます。

神経を抜く前に試す順番がよくわかりました。

どうも@とAの順番が逆のように思います。

咬み合わせを調整する=不可逆的な治療を受ける前に、先にTCHの是正を是非お勧めします。


ちなみに、「B咬み癖の負担を軽減する。」が何を意味するのかは、???ですね。

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回答 回答4
  • 回答者
[2013/3/10]
当サイトのコンセプトにそぐわなかったため、
ご退会頂きました。
回答日時:2012-11-29 12:28:13
歯は、できるだけ削らないほうがよいようです。。

らんさんが、ご自分で、できることは、TCHに気をつけること等でしょう。

回答 回答5
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-11-29 14:25:17
個人的意見ですが。

余程の正当な理由がなければ、意図的に噛み合わせを変えないほうが無難だと思いますよ。

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回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2012-11-29 14:55:27
博多の児玉です。

マウスピースの話と歯を削るという話もありました。

器具を入れたり、歯を削る前に、不良習癖を改善することが大切だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: らんさん
返信日時:2012-11-29 19:31:44
小林先生 回答ありがとうございます。

TCHについてですが、噛み合わせを調べる際に、薄いペーパーを噛んで奥歯を左へまたは右へずらしていった際にいつまでも接触しているような状態のことをいうのでしょうか?
普段は口を閉じていても奥歯は接触しています。

上記のような状態だから、接触している面を少し削り、高さを調節する方法もあるとのことでした。
これが「噛み癖の負担軽減」に当てはまるのかはわかりませんが、このような治療はしないほうが良いでしょうか?




古川先生、回答ありがとうございます。

削られた歯は6番の内側ですが、元の形に戻すというのは今とは違う何かを詰めるということでしょうか???理解力がなくてすみません。



藤森先生、児玉先生、回答ありがとうございます。

知覚過敏で染み止め処置を長年してきても効果がないから、次は削って詰め物でというのは治療の段階としては早すぎということなんですね。

食べ物を噛むのはどちらかに偏っているということはないのです。
睡眠時の歯ぎしりなどは自覚がありません・・・。

ひとつ思い当たるのは、長年バイクに乗っていますが、寒い時期になると無意識に食いしばりはよくしていました。
これが原因と考えることもできますか?
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2012-11-29 19:50:15
らん さん、ご返信ありがとうございます。

>普段は口を閉じていても奥歯は接触しています。

奥歯でも前歯でも、どの歯だろうが、持続的な歯の接触が、さまざまな症状を惹起してしまうことがある、それがTCHです。

TCHについては改めて

参考:TCH、歯列接触癖

をお読みくださいね。


「噛み癖の負担軽減」はスプリントマウスピースの装着を意味しているものと考えますが、かえってTCHを助長するものと考えますので、個人的にはお勧めできません。

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回答 回答8
  • 回答者
[2013/3/10]
当サイトのコンセプトにそぐわなかったため、
ご退会頂きました。
回答日時:2012-11-29 20:44:45
らんさん、

僕も、小林先生と同じ意見です。
普段は口を閉じていても奥歯は接触している状態が、TCHの状態です。

普段、口を閉じても、上顎の歯と下顎の歯は、接触しないように、気をつけてください。
接触していると、顎にも、歯にも、良くないようです。

歯は、できたら、削らないほうがよいかもしれません。
お話からは、歯の接触癖を改善することが、必要のように感じます。


寒い時期に食いしばりを自覚されていたということで、食いしばりの傾向があるのかもしれません。
睡眠時は、食いしばりよりも、良い歯ぎしりをしたほうが、体にも歯にもよいのではないかと思います。睡眠中は、強い噛み合わせ力が働く可能性もあるので、良い歯ぎしりで、コントロールできたほうがよいとも思います。。

食いしばりがあると、歯の知覚過敏、歯の破折等が起こるかもしれません。
食いしばりは、知覚過敏の原因となる場合があると思います。

回答 回答9
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-11-29 21:26:16
>バイクを乗ってる夢を見た時等に、睡眠時に食いしばっているかもしれません。

健常なら、通常、夢を見ている時には、その内容によって筋肉が通常に反応することはないと思います。
(でも、一部には、様々な反応を起こす病気の方もおられるようです)

睡眠中に口をクチャクチャと動かしている人は、必ずしも何か美味しい物を食べる夢をみているとは限りません。




でも、古川先生の回答の一文はwitに富んだ素晴らしいものに思います。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2012-11-29 23:22:44
西山です

TCHの概念に誤解があるようですので訂正します。

上下の歯が、当たり続けている状態がTCHです。
どの歯が当たっているかは関係ありません。
誤解のないようお願いします。

あと、良い歯ぎしりというもについては、どの程度から良いのかについては、基準があるわけではありませんので、これについても誤解なさらないでください

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回答 回答11
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-11-29 23:44:33
’良い歯ぎしり’というものは、現段階では私も分かりません。
少なくとも、一般的なものではないと思います。




しかし、もしも、「歯ぎしりをなくす」という発想ではなく、「歯ぎしりを、より害の無い(或いは、少ない)ように変化(或いは減少)させる」とした発想でしたら、その考え方を支持したいとは思います。
生理的範囲内(?)の歯ぎしりは必要かもしれませんから。


今後、古川先生と意見交換出来る場があれば幸いです。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: らんさん
返信日時:2012-11-30 17:44:03
小林先生、回答ありがとうございます。

TCHについて勉強になりました。
マウスピースも治療として勧められていましたので、こちらで知ることができて良かったです。



古川先生、回答ありがとうございます。

歯の接触面はまだ削ってはいません。
削る前にアドバイスをいただけて良かったです。

歯ぎしりは睡眠中の無意識でコントールは無理なものだと思っていましたが、日中の意識によって減るのですね。


>歯の接触癖を改善することが、必要に思います。

ありがとうございます。
担当医師からは今は右奥だけの知覚過敏だが、いずれ左もなると思うので接触面を削るという話でした。

マウスピース装着や接触面を削るしか治療法はないと思っていたのですが、自分で意識することで知覚過敏も予防ができるのですね。




藤森先生、西山先生、回答ありがとうございます。

TCH、良い歯ぎしりについての補足をありがとうございます。
良い歯ぎしりというのは、普通言われる歯ぎしりとは違うということですね。


本当に有難い回答を多数いただき、先生方に感謝します。
しないほうが良い治療をしようとしていたことに驚きとしてあります。

知覚過敏の詰め物をする前に相談すればよかったという後悔は残りますが、次の段階に進む前で本当によかったです。
ありがとうございました。



タイトル 知覚過敏のために詰め物をしたが治らない
質問者 らんさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、知覚過敏の痛み
知覚過敏
回答者




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