顎関節症で噛み合わせ調整後に食事ができない

相談者: ゆーmaさん (26歳:女性)
投稿日時:2012-12-18 20:39:06
こんにちは。
現在、食事がとれない状況です。


顎関節症を発症し、噛み合わせが悪いとのことで治療をしています。
マウスピースをし、顎を正常な位置にもどし、その後、両奥歯のほてつ物を削って噛み合わせ調整をしていただいています。

数回通院し、噛み合わせが安定しない状態や、片方しか噛み合わなかったのがだいぶ両奥歯同時に噛み合うようになりました。


しかし、先日の治療で犬歯に付け足しをしてもらってから(高くしました)、食事が全くとれない程噛めなくなってしまいました。

違和感はすごくあるものの真っ直ぐ上下を合わすことはできます。
犬歯が最初に当たるため顎を横にずらす動きができないです。
オープンバイトの為、前歯では噛めません。

担当の先生からも違和感はあるけれど今の噛む位置が正常な噛む位置なのでと言われています。
確かに噛む位置は固定されどこで噛んだらよいか分からない状態はまったくないですが、食事ができず次の治療まで時間があるため辛い状況です。


今まで噛み合わせが悪かった為、噛み癖がつき今の噛み合わせが慣れていないだけなのかとも思っています。

犬歯が一番にぶつかり横にずらせない状況は良い噛み合わせなのでしょうか。
次の治療まで時間があるため不安になってしまい相談させていただきました。


よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-12-18 20:52:50
こんばんわ。カワサキです。

実際に診てみて、今までの経過も考慮しないと、ネット上では、なんとも回答しにくいです。


>食事ができず次の治療まで時間があるため辛い状況です。
犬歯が一番にぶつかり横にずらせない状況は良い噛み合わせなのでしょうか?

食事ができないのは、よくないと思います。
犬歯は、咬み合わせをガイドする歯なので、咬合を新たに作る時には、先に当たることは、あります。

ただ、横にずらせないのは、あまりよくないと思います。



慣れの問題か、犬歯への付け足しが多かったのか……はっきりとしにくいです。

やはり、担当の先生に相談してみましょう。

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-12-18 21:57:50
犬歯が一番にぶつかり横にずらせない状況は良い噛み合わせなのでしょうか?

慣れればレア・ステーキやハンバーバーなら支障ないかもしれませんが、ウエルダンやお漬物を食べるのは難しいように思います。




>担当の先生からも違和感はあるけれど今の噛む位置が正常な噛む位置なのでと言われています。

正常な噛む位置を決めるのは、担当の先生ではなく、ゆーmaさんご自身(の身体全体の内での機能分担)であるような気もします。






TCH研究会の先生方からの回答をお待ちください。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-12-19 07:33:32
西山です

顎関節症の初期治療として、噛み合わせの調整はガイドラインで推奨されていないのですが…(顎関節学会のHPに出ています)


少なくとも、犬歯への追加物は早いところ外したほうがよいと個人的には思います。



あと、できたら他の医療機関で可逆的な治療の可能性について相談してみた方が良いのではないでしょうか。

噛み合わせをいじらなくても改善する顎関節症は多いですよ。
事実、私がいるところでは、噛み合わせの調整やマウスピース治療はおこなっていません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-12-19 07:51:30
私も西山先生がおっしゃるように、犬歯への付け足したものははずされた方が良いと思います。

はずすことによって痛みは取れるのではないかと思うからです。


今後の治療に関しては、他の歯科医院で相談するのも1つの考えです。

早く症状が取れると良いですね。
お大事に。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆーmaさん
返信日時:2012-12-19 08:41:54
カワサキ先生
ご回答いただきありがとうございます。

犬歯が先に当たることもあるのですね。
次回の治療まで我慢ができれば様子をみてみようと思います。



藤森先生
ご回答ありがとうございます。

慣れたら食事をとることも可能なこともありそうですね。
正常な顎の位置はわからず体調も良くなったり悪くなったりを繰り返しています。
噛み合わせ調整後、唯一ひどかった肩凝りはなくなりました。



西山先生
ご回答ありがとうございます。

現在の病院で4件目になります。
マウスピース、噛み合わせ調整以外の治療法を調べてみます。
ありがとうございます。



加藤先生
ご回答ありがとうございます。

現在は関節の痛みはありません。
顎のずれとクリック音があるのと、首背中の懲り等があります。
関節の痛みが取れている状態でもつけたしは外した方がいいのでしょうか。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-12-19 08:54:31
西山です

>現在は関節の痛みはありません。
>顎のずれとクリック音があるのと、首背中の懲り等があります。

音があっても、痛みや運動制限がなければ余計な治療は通常行いませんよ。ましてや不可逆的な治療なんて。

首や背中の症状は姿勢や頚椎の異常など、様々な要因が考えられます。
噛み合わせで治せるという根拠は無いと思います。



>関節の痛みが取れている状態でもつけたしは外した方がいいのでしょうか

そもそも付け足す必要がないと私は思いますが。

以下は余談です。
3週間程前から、私自身も顎関節症症状があります。
左の顎関節に雑音と痛みがあります。
でも、全く生活の質は低下していません。
なんでも食べてます。

なぜなら、顎関節症について発症要因、仕組み、今何が起きているか、予後、対処法など全てを理解しているからです。
正しく病気を理解することはものすごく重要です。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2012-12-19 09:34:49
付け足したことによって症状が発症したのではないでしょうか?

であれば付け足さない方が症状が安定するような気がします。


また、付け足さなくても安定するのであれば付け足さなくても良いように思います。


TCHも可能性があると思います。

参考:TCH、歯列接触癖


回答 回答7
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-12-19 11:39:12
西山先生

>3週間程前から、私自身も顎関節症症状があります。

そうでしたか。
もっと以前からあるものかと思っていました。



>顎関節症について発症要因、仕組み、今何が起きているか、予後、対処法など全てを理解しているからです。

ご自身の’発症要因’をお教えください。
お庚申さん(?)の夜にでも・・。




ゆーmaさん

おそらく西山先生のケースも、噛み合わせが悪いから発症したものではないように思います。
したがって、一般的に、噛み合わせを変化させれば治癒するようなものには思えません。

一旦は軽減した肩懲りの行方も今後慎重に経過観察する必要があろうかと考えます。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2012-12-19 12:45:35
犬歯に付け足した物を取るのがいいのか? すこし削って調整するのがいいのか?
その辺りは、実際に口の中を拝見していませんし、あなたの顎の動きを見ているわけではないので

取れ!とも慣れろ! とも言えません。


一つ確かなのは、貴方にとって不快なのであればそれは改善を要求するべきです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆーmaさん
返信日時:2012-12-19 20:34:49
先生方、たくさんの返信ありがとうございます


本日気付いたことがあります。
下顎を無理やりかなり引くと噛み合わせがしっくりくることに気付きました。
頭を後ろに反らせて(首を後ろに倒す)顎を引くと噛むことができました。

今日は左こめかみが突っ張った感じが出てきてしまいました。
下顎を引く体勢は維持できずまたその体勢で食事をとることもできないので困りました。


顎関節症の治療は歯医者4件回っています。
なかなか良いと思える治療法がわからず…

早く顎を気にしない普通の日常生活に戻りたいです。
回答 回答9
  • 回答者
[2013/3/10]
当サイトのコンセプトにそぐわなかったため、
ご退会頂きました。
回答日時:2012-12-19 21:06:09
ゆーmaさん、


顎の正しい位置については、MRIかCTを撮影して、客観的な判断があると、安心できると思います。
この考え方は、1990年代に提唱されて以来20年間ほどの間、変わっていないので、信頼できると思います。

僕が言いたいのは、ご自分で顎の位置を決めることのできる患者さんではなくて、歯医者にかってに決められたと感じている患者さんに関してでございます。


食事ができないということは、よくないことなので、付け足したところは、担当医と相談して、早く調節してもらうとよいでしょう。

奥歯を削ったそうで、安易に、歯を削ることは、付け足すより、危ないかもしれません。

回答 回答10
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-12-20 00:01:42
古川先生が回答された

>顎の正しい位置については、MRIかCTを撮影して、客観的な判断があると、安心できると思います。


そのような考えの先生は大勢いらっしゃるようです。
しかし、’顎の正しい位置(?)’は歴史とともに変化し続けているように思います。
現在の最善と考えられる正しい位置は、将来また変わるかもしれません。

顎の正しい位置は、歯科医師が決めるのではなく、患者さんご自身の身体の都合の良い位置に、自らの力で決められるもののような気がします。(個人的意見)



ゆーmaさん

>頭を後ろに反らせて(首を後ろに倒す)顎を引くと噛むことができました。

この姿が、ゆーmaさんの本来の姿なら問題ないのですが、どうも、歯科医師が正しいと思って決めた顎の位置に、ご自身の生活習慣(姿勢を含む)を合わせておられるように思えます。

まず、ゆーmaさんの本来の生活習慣(活動時・休息時・睡眠時等を総括した)に合わせた噛み合わせ・顎の位置を、ご自身の力で作って欲しいと思います。時間はかかると思います。(個人的意見)



そして、そもそも、上下の歯同士が接触し合う時間は、そんなに長くないはずですから、細目に噛み合わせを確認されなくても良い様な気もします。


「木野先生 TMD」などで検索されると良い情報が得られるかもしれません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル 顎関節症で噛み合わせ調整後に食事ができない
質問者 ゆーmaさん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 噛み合わせに関するトラブル
顎関節症
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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