右下7番への抜歯宣告後の処置はどうしたらよいか迷っている

相談者: ボンさんさん (59歳:女性)
投稿日時:2013-01-16 23:09:36
初めまして。
治療に関しまして、どうすればよいのか迷路に入り込んでしまいましたので 質問させてください。
よろしくお願いします。


年末より右下7番の歯に痛みがあり、ワンタフト使用中に鏡をのぞくと、グラついているのがわかり、慌てて掛かりつけの医院に行ってまいりました。

写真を撮り、先生は これは抜くしかないとのことでした。
この歯は10年以上前に こちらの先生に治療していただいており、5年くらい前にも、時々痛む旨相談しましたところ、かなり深く削って治療しているので痛むことはあると、何も処置はしていません。



5番を抜歯して、4,5,6番でブリッジにしているため抜歯した後の治療について尋ねました。
 
1)抜歯したまま何もしない
 ・もともとこの歯はそれほど噛むことにかかわっていないので。
 ・ただし、この場合は上の歯が落ちてきます。

2)入れ歯

3)インプラント
  土台がここまでやられている(?)と無理かも。
  抜歯してみないとわからないけど。


とのことで、入れ歯から始めたらいかがですか とのことでした。


高額な医療費はためらいますが、保険の入れ歯ですとクラスプがあるため、ブリッジにしている6番に 更に負担がかかってしまうようで気がすすみません。


抜いたままというのは 最初は否定的に考えていましたが、6番の歯が早く傷んでしまうのか、上の歯が落ちてきて問題が起きるのか(上親知らずあり)、いずれ現在のブリッジを含めて入れ歯になるのかもしれないと考えると、そのまま なにもしないという選択もありかなとも思えてきます。

あるいはそれほど高額にならない範囲で、入れ歯で なにかいい方法がありますでしょうか?


できるかぎり抜歯しないで、自分の歯で生活したいと思っているのですが、抜くしかないと言われて、パニックになってしまい、何故抜くしかないのか(病名など)聞かずに帰ってきてしまい、状況説明がうまくできずに申し訳ありません。

また、7番抜歯の際には、横向きに生えてしまっている8番も一緒に抜く予定でいます。
今は抗生物質をいただいて飲んでいます。


長々と書き連ねてしまい申し訳ありません。
よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-01-16 23:18:23
七番の抜歯の際に八番の移植が可能かどうか聞かれたらいいと思います。

また五番にインプラントが可能かどうか聞かれたらいいと思います。ここがインプラントになれば四番六番への影響が少なくなると思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-01-17 03:23:21
ボンさんさまこんばんわ。

7番の状況が思わしくなく抜歯になるかもしれないとの事でパニックになってしまったようですね。

7番は個人的には重要な歯と考えているのでできれば抜歯せずに治せないか検討すると思います。


根管治療が不可能なら意図的再植という方法があります、引き受けていただけるDrを探されて相談なされば何とかなりそうな気がいたします、参考になれば幸いです。

意図的再植法 
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=189

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-01-17 05:35:48
おはようございます。

>あるいはそれほど高額にならない範囲で、入れ歯で なにかいい方法がありますでしょうか?

クラスプのない入れ歯はあります。


>何故抜くしかないのか(病名など)聞かずに帰ってきてしまい、

まずこの事をしっかり聞くべきだと思います。
もしかしたら保存できる可能性があるかもしれません。



>また、7番抜歯の際には、横向きに生えてしまっている8番も一緒に抜く予定でいます。

柴田先生がおしゃっているように8番の移植、、加えて矯正も可能かどうかお聞きすると良いと思います。


以上参考になさって下さい。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-01-17 08:17:44
ご相談ありがとうございます。


>また、7番抜歯の際には、横向きに生えてしまっている8番も一緒に抜く予定でいます。


今までも巷の症例では、7番が抜歯となってしまった原因の一つには、その8番の状況が深くかかわっていたと,いう症例が大多数でした。

そうなると8番の移植も簡単ではなさそうです。
とりあえず抜歯を検討しながら、その後の対策を練るべきの用に思われます。



歯科医療の進歩は著しく、思いもかけない治療が実現することがあります。
その一つが,歯の再生です。

現在ではネズミの完全な歯を生やすことはすでに成功しています。
iPSの開発により、歯の再生治療に弾みがかかり、5年から10年後くらいには自分の歯をはやすことが実現しそうです。

従って,その登場を待つという選択肢もあります。


もっとも、それには今から備えておかねばなりません。
我々歯科医師も、着々と準備を重ねていつでも、すぐに取り入れられる態勢を強いて待っていますが、皆さんも備えが必要です。

具体的には、今残っている歯をこれ以上悪くしないように歯止めをかけておくことは必須です。
今回も歯周病が関係していると思われますが、自覚症状の乏しい歯周病に普段から取り組むこと、虫歯などは根絶しておくこと、何か治療するときにはもうやり直さなくてもすむ治療を選んでおくことです。


なお再生医療は初めは費用が高く、数百万円といわれています。
何十年か経って普及すれば,数十万円まで下がると予想されています。
まだ先ですから,貯金しておきましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ボンさんさん
返信日時:2013-01-17 11:47:53
柴田先生

回答ありがとうございます。

 
親知らずの移植というものがあるのですね。

できるだけ抜歯しないで済むことができればと思いますので まずは抜歯しない方法・意図的再植等を検討してみてやはり抜歯になってしまうようであれば 、親知らずの移植を検討したいと思います。    

ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ボンさんさん
返信日時:2013-01-17 11:53:07
山田先生

回答ありがとうございます。

過去の治療の苦い経験(麻痺)から、なるべく自分の歯を保ちたいと、歯科医院へ通院しておりました。
  
意図的再植についてのHP拝見しました。
神経を抜いていてもできるようなので希望が見えてきました。
 
ほんの少しても自分の歯を残せる可能性があれば、 試してみたいと思います。
 

現在通院している先生は多分無理ではないかと思われます。
なんとか、諦めずにドクターを探してみようと思います。 

ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ボンさんさん
返信日時:2013-01-17 12:09:38
宇藤先生

回答ありがとうございます。


もっと詳しく聞くべきだったと後悔しています。
まずは保存できる方法を探してみたいと思います。

抜歯になってしまった場合、先生方のご意見を参考に決めていきたいと思います。

ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ボンさんさん
返信日時:2013-01-17 12:12:33
さがら先生

回答ありがとうございます。

抜歯を覚悟しつつ、まずは保存できるか否か相談してみようと思います。


先日も歯の再生医療についてテレビで放送しておりました。
早く身近なものになればと思いますが
その時まで我が身がもちますかどうか (W

いろいろと参考になりました。
ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ボンさんさん
返信日時:2013-01-20 16:01:17
お礼 と ご報告

先日は私の質問にたいして、迅速にご回答くださいました、
柴田先生、山田先生、宇藤先生、さがら先生
ありがとうございました。


お蔭様で、昨日別のお医者様にて治療をしていただきました。
その場で、別の歯の虫歯治療もしてくださいました。

今回の先生には、別のお医者様に「抜くしかない」と診断されたのですがまだ少し抜くことに抵抗がある旨お伝えしました。
先生は口中を見て

「ぐらついていますね、少し削りますよ」


と言いながら、坦々と治療をしてくださいました。

・歯が元気なうちに親知らずを抜くべきだったこと
・隣の親知らずも一緒に抜いて移植ができること
・今の段階で即入れ歯はないですよ、方法はいろいろとありますからと

私が質問するまでもなくおっしゃいました。


本当に救われた思いがしました。

今後もこちらの新たな先生に治療を継続していただくことになりました。



今回こちらで相談させていただいたのは、15年ほど通院していた先生に少なからず疑問をいだいてしまったからでした。

昨日虫歯治療をしていただいた歯も実は一年ほど前に、1ミリほどの歯のカケラを舌の上で見つけ掛かりつけの先のお医者様に行ったところ、もう少し大きくなれば食べ物がつまって気になるでしょうからそのときにインレーを新たに作り直して治療しましょうと言われ、そのままに なっていたものでした。


そして今回も写真を撮って、口の中を見ることもなく

「抜くしかないです、まずは入れ歯。
ウチでは抜歯は月に二回大学病院から先生が来て抜きますので今予約を取りましょう、そうでないと来月になりますから」

と矢継ぎ早に言われ取り敢えず抜歯の予約を断り、家に戻った次第でした。


思えば1年ほど前に、医院のドアをあけたときの違和感、内装が豪華になり、個室のような造り(完全個室もあり)HPを見ると一般歯科も掲げられてはいますがインプラント審美歯科に特化しているように思いました。

このままこの先生でいいのか?思い悩んだ末の質問でした。


返信くださいました先生方の言葉に背中を押され、別の先生に見ていただくことを決め通える範囲の中で色々と調べて、今回の先生めぐり会うことができました。

子供の頃から、歯科治療ではイヤな思い出ばかりでどのお医者様もあまり変わらないものと思っておりました。


でも今回の件で利益にもならないのにご親切に返信してくださるお医者様がいらっしゃること。

多くを語らなくても、優しく患者の気持ちを優先して治療をしてくださるお医者様がいらっしゃることも知ることができました。


写真を撮っただけで、口中を見ることもなかった先生と写真を撮ることもなく、二本の歯の処置をしてくださった先生にお支払いした医療費は大した差がありませんでした。
そこに今の医療保険制度の矛盾を少なからず感じました。
そして、そのことが私たち患者にとっても逆に不利益を生んでしまっているのではないかとも感じました。


本当にありがとうございました。

このサイトを運営してくださっている管理者の皆様にもお礼申し上げます。



タイトル 右下7番への抜歯宣告後の処置はどうしたらよいか迷っている
質問者 ボンさんさん
地域 非公開
年齢 59歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
親知らずの隣の歯(7番)への影響
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
意図的再植
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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