根分岐部病変の治療法と今後について

相談者: iiayuさん (34歳:女性)
投稿日時:2013-02-07 11:51:47
以前歯茎の腫れ(左下5、6番)で相談させていただいた者です。

抗生剤の投与でも良くならず、紆余曲折ありまして根分岐部病変であることがわかりました。

歯周病と就寝時の噛みしめが原因で、3度(針が貫通する状態)まで進んでいるそうです。
歯科では神経を取り、歯を二つに分割することを提案されました。
信頼している歯科なので二つ返事でお願いしましたが『神経を取る』『歯を分割する』ということについて、今更ながら怖くなってきました。


そこで質問なのですが、

(1)これらの治療に痛みはありますか?

歯科医院では

「しっかり麻酔をしますから大丈夫ですよ」

と言われましたが、処置後の痛みについても心配です。
特に痛みに弱いもので…

(2)これらの治療を施した後、この歯はどのくらい持ちますか?
可能な限り、抜歯はしたくないのですが…

(3)私の年齢(34歳)でここまで進行するのは珍しいのでしょうか?
歯周病に関しては、他の人よりもひどい気がしてなりません。

1年半ほど前に麻酔をかけて口全体の歯石を取り、一度徹底的にきれいにしてもらったにも関わらず、先月診ていただいた際にはもう奥歯のほうは軒並み歯周ポケット4mm〜6mmで、もう一度全部麻酔をかけて歯石除去のやり直しでした。
(今は腫れている場所以外は3mm以下くらいまで回復しています)

かなり丁寧につまようじ法を指導&チェックしていただき、

「とてもきれいに歯磨きできていますよ、すばらしいです」

といつも褒めてはいただけるのですが…
1年半、自宅で歯磨きだけで歯科に行かなかったのが相当まずかったのでしょうか。

今回の治療法を決定する際に、歯科医師が相当考え込んでいたのも気にかかります。
もしかして、とても難しい状態、あるいは治療法なのでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-02-07 11:57:50
>(1)これらの治療に痛みはありますか?
歯科医院では
>「しっかり麻酔をしますから大丈夫ですよ」
>と言われましたが、処置後の痛みについても心配です。

主治医の説明の通りだと思います。



>(2)これらの治療を施した後、この歯はどのくらい持ちますか?

これは実際の処解りません。



>(3)私の年齢(34歳)でここまで進行するのは珍しいのでしょうか?

頻度的には低いと思いますが、珍しいとは思いません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-02-07 12:28:28
そうですね…

>(1)これらの治療に痛みはありますか?

しっかり麻酔が効いていれば痛みはほとんど無いと思います。


>(2)これらの治療を施した後、この歯はどのくらい持ちますか?

ルートセパレーションの予後は個人的には長く無いと思います。
(もちろん、メインテナンス次第で長く持つケースもありますが)


>(3)私の年齢(34歳)でここまで進行するのは珍しいのでしょうか?

まあ、取りたてて珍しいとは思いませんが…。


>1年半、自宅で歯磨きだけで歯科に行かなかったのが相当まずかったのでしょうか。
>もしかして、とても難しい状態、あるいは治療法なのでしょうか。

難しい状態かどうかは実際に拝見しないと判断できませんし、とりたてて難しい治療法だとは思いません。

しかし、僕は「 1年半、歯科に行かなかった」と言う方にルートセパレーションをして良好な結果を出す自信は無いですね。

なので、そのような方にこの治療法は提案しないでしょうね…。

そのあたりが「相当考え込んでいた」原因ではないでしょうか。

回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-02-07 13:12:59
実際に診られた先生の提案ですから、それがベストかもしれません。
説明もしっかりとされていると思います。

少しだけ気になったのは、


歯周病と就寝時の噛みしめが原因で、3度(針が貫通する状態)まで進んでいるそうです。

小牧SD先生のコメントを期待します。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-02-07 15:56:19
iiayu さん、今日は


歯周病と就寝時の噛みしめが原因で、3度(針が貫通する状態)まで進んでいるそうです。

藤森先生のリクエストにお答えして。

噛み締めは関係ありませんね。



>(3)私の年齢(34歳)でここまで進行するのは珍しいのでしょうか?

珍しいように思います。
この歯以外の状況がわかりませんが、他にも進行している歯があるのなら、侵襲性歯周炎という可能性もあります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: iiayuさん
返信日時:2013-02-07 18:34:23
みなさま、回答ありがとうございます。

>細見先生

前回に引き続きありがとうございます。
痛みはなさそうとのことで安心しました。
歯がいつまで持つかはとても気になりますが…
予後は心配ですが、主治医を信じて治療していこうと思います。


>櫻井先生

予後についても、他の歯周病についても、きちんとしたメンテナンスが必要なんですね。
恥ずかしながら「歯医者は痛くなったら行けばいい。治ったらそれでおしまい。」と思っていました。
これからは主治医と相談しつつ、定期的に歯医者に通っていきます。
ルートセパレーションの歯、10年持ってくれればいいなぁと楽観的に思っていたのですが…


>藤森先生

説明はきちんと丁寧にしてくれる歯科医院だと思います。
歯科衛生士の方の指導もとても熱心です。
このまま、ルートセパレーションの方向で進めていこうと思います。


>小牧先生

え、噛みしめは関係ないのですね。
歯周病の原因にはならなくても、悪化要因であると思っていました。
自分の歯のことですし、もっと勉強しないといけませんね。

他の歯については、今回ご相談した部分以外は歯周ポケット3mm以下、BOP5%でこれだけ見れば良い状態のように思えるのですが…
(全ての歯のルートプレーニング終了後2週間の段階です)

ただ、歯石除去前は奥歯のほとんどがポケット4mm(6mmの部分も数箇所あり)、BOPは9%でしたので、かなり悪化した歯周病だったかもしれません。

今回の治療で歯周病が一段落してくれればいいのですが(実は虫歯の治療も控えています)、侵襲性歯周炎というのも心配です…



タイトル 根分岐部病変の治療法と今後について
質問者 iiayuさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病(歯槽膿漏)治療
根分岐部病変
歯根分割(ルートセパレーション)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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