妊娠の可能性、歯の治療時の笑気ガスや麻酔の胎児への影響は?

相談者: 利江子さん (32歳:女性)
投稿日時:2013-02-17 22:47:45
こんばんは。

以前にこちらでたくさんのアドバイスを頂いて、歯医者にかよいだしたのですが、妊娠しているかもしれなくて、月末に検査をすることにしました。


それで、歯の治療に笑気ガス麻酔をつかうことは胎児には影響はありますか?

ネットで調べたところ、笑気ガスは長時間(24時間以上)使わない限り大丈夫と書いてあったのですが、歯医者恐怖症の為、通院の度に笑気ガスを使用した治療を希望しているため不安です。


また、針でチクッと刺す麻酔も胎児に影響があるのかおしえていただきたいです。

よろしくお願いします


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-02-18 15:25:06
利江子さんは、妊娠している可能性がおありとの事。

歯の治療に関してもいろんな疑問が湧いてくる事とお察し致します。 



さて、妊娠の始めの時期においては『全てか無の法則』というものに従って妊娠(着床)するかどうかが決まるといわれています。

すなわち、笑気ガス歯科での麻酔の注射が受精卵に影響を与えていれば、着床せず妊娠自体が成立しません。

逆に、妊娠していれば、その妊娠(着床)は正常なものと判断して良いということになります。




次が妊娠している事がはっきりしている場合ですが、笑気ガスには胎児に影響を与えるという報告があります。
ただし、長時間(24時間以上)笑気ガスを吸い続けていた場合の話で、通常の歯科治療における笑気ガスの濃度や吸う時間を考えると、これも心配いらないという事になります。


歯科でおこなう局所麻酔の注射ですが、これも胎盤を通過して胎児に影響を与える事は考えにくいとされています。


歯の痛みの恐怖の方が胎児に与える影響が大きいとも言われますので、『針でチクッと刺す麻酔』も基本的には心配ないと考えて良いと思われます。

私がまだ若い頃、妊娠中の患者さんに麻酔をして処置を行った患者さんの赤ちゃんに何らかの影響があった事もありません。
また、現在その赤ちゃんだった青年・娘さんに麻酔をして治療を行っております。

ただ、この事は医療として安全であるという事です。



お腹の中の赤ちゃんの背後には、利江子さんとご主人、利江子さんのご両親、ご主人のご両親の6人が控えています。

なかなか、思い込みや、偏見をなくす事は難しいですので、この6人のうち、一人でも慎重論を唱える方がおられるのであれば、妊娠中の笑気ガス使用や局所麻酔の注射に関しては慎重に判断する必要があると思います。




タイトル 妊娠の可能性、歯の治療時の笑気ガスや麻酔の胎児への影響は?
質問者 利江子さん
地域 千葉
年齢 32歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 妊娠中の歯科治療
笑気麻酔
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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