抜髄後の4番の歯の補綴は硬質レジンジャケットか銀インレーか
相談者:
ようぞうさん (24歳:男性)
投稿日時:2013-02-28 17:36:11
先日は別の歯のことでご相談に乗っていただきどうもありがとうございました。
今回は、先日ご相談した歯よりも先に処置が始まり、並行して治療して頂いている左上4番の小臼歯につきまして、ご相談をお願いしたく思います。
抜髄した左上4番に関して、私が見た目のことを気にしていることを考慮してくださったのか、担当医の先生からは次の2つの選択肢を提示されました。
「1つ目」は、硬質レジンジャケットで被せるもの。
保険での治療可能な範囲内では、「銀歯」に比べてずっと審美性にはすぐれているものですから、私としては願ったりかなったりなのです。
が、こちらの掲示板での過去の質問においても、再三再四話題になっているとおり、耐久性の問題があり、これを担当医の先生に伺うと、咬む力次第で割れてしまう場合もあるというデメリットは担当医の先生も隠すことなく強調されていました。
それで、少し躊躇しているのが現状です。
(それでも、選択肢として提示されているということは、少なくとも「2年はもつ」と担当医の先生は考えていらっしゃるということでしょうか…
しかし、ここまで踏み込んで伺うのも、ここまで保険範囲内で審美性のことまで考えて丁寧に処置してくださっている担当医の先生に失礼だと考え、お聞きすることは出来ませんでした。)
「2つ目」は、いわゆる「銀歯」なのですが、クラウンのように完全に被せるのではなく、見える前の部分だけ元の歯を残すので完全に銀歯が露出するわけではないと仰っていました。
説明の際、私の方から
「被せものではなく詰めものというかたちになるのでしょうか?」
と伺うと、担当医の先生は若干渋い顔で
「うーん。
それでも、見えない内側の歯は完全に削って、4分の3以上を接着するわけですので…」
と仰っていましたので、イメージとしては、見える部分だけを残し、残りほとんどは銀歯となるようです。
担当医の先生も、
「『プラスチック』のものに比べれば安心だが、咬み合わせや歯と歯の間から金属がのぞくことになる」
と仰っていました。
それでも、銀歯のクラウンにしてしまうよりは、審美性にはすぐれているのかなと想像していますが、担当医の先生の口ぶりからは、私が想像している以上に、実際は金属の部分が露出してしまうようにも思われました。
明日のかたどりまでに、私の方がどちらかに決めるということになっていまして、審美性と耐久性のバランスからどちらにしようものかと悩んでおります。
単純に被せもの同士を比べますと、硬質レジンと金属では、審美性でははるかに前者、耐久性や歯そのものの予後を考えますとはるかに後者がすぐれていることは十分に承知したうえで、今回先生方にお伺いしたいのは、次のことです。
硬質レジンジャケット(上で「1つ目」として書いたもの)と、今回ののような見える部分だけは抜髄した元の歯を露出させ、残りの歯4分の3以上が金属になるという場合(上で「2つ目」として書いたもの)ですと、耐久性や抜髄した歯そのものの予後はどちらの方がすぐれていると考えられますでしょうか?
担当医の先生の説明を伺っていると、審美性では「1つ目」の選択肢が、耐久性では「2つ目」の選択肢が優れていると単純に受け取ってもいいように思われます。
しかし、以下のような素人考えですと、後者の方が、歯を削る部分も少なくて済みますし、金属で安心して咬めるというふうに思う一方で、たとえば、露出させているもとの歯の部分だけ、ひびが入ったり割れてしまったりする恐れがあるのではないかとも素人的には推測してしまいます。
そうなってしまった際に、金属のクラウンに変えれば済む問題なのだろうか?
こうした場合、最悪抜歯になってしまわないだろうか?などと、ぐるぐる考えを巡らせてしまっているのが現状ですので、この点に関しましても、一言添えて下されば幸いに思います。
以上、長々と分かりづらい説明文になってしまったように思われますが、ご回答をお願いしたく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、先日ご相談した歯よりも先に処置が始まり、並行して治療して頂いている左上4番の小臼歯につきまして、ご相談をお願いしたく思います。
抜髄した左上4番に関して、私が見た目のことを気にしていることを考慮してくださったのか、担当医の先生からは次の2つの選択肢を提示されました。
「1つ目」は、硬質レジンジャケットで被せるもの。
保険での治療可能な範囲内では、「銀歯」に比べてずっと審美性にはすぐれているものですから、私としては願ったりかなったりなのです。
が、こちらの掲示板での過去の質問においても、再三再四話題になっているとおり、耐久性の問題があり、これを担当医の先生に伺うと、咬む力次第で割れてしまう場合もあるというデメリットは担当医の先生も隠すことなく強調されていました。
それで、少し躊躇しているのが現状です。
(それでも、選択肢として提示されているということは、少なくとも「2年はもつ」と担当医の先生は考えていらっしゃるということでしょうか…
しかし、ここまで踏み込んで伺うのも、ここまで保険範囲内で審美性のことまで考えて丁寧に処置してくださっている担当医の先生に失礼だと考え、お聞きすることは出来ませんでした。)
「2つ目」は、いわゆる「銀歯」なのですが、クラウンのように完全に被せるのではなく、見える前の部分だけ元の歯を残すので完全に銀歯が露出するわけではないと仰っていました。
説明の際、私の方から
「被せものではなく詰めものというかたちになるのでしょうか?」
と伺うと、担当医の先生は若干渋い顔で
「うーん。
それでも、見えない内側の歯は完全に削って、4分の3以上を接着するわけですので…」
と仰っていましたので、イメージとしては、見える部分だけを残し、残りほとんどは銀歯となるようです。
担当医の先生も、
「『プラスチック』のものに比べれば安心だが、咬み合わせや歯と歯の間から金属がのぞくことになる」
と仰っていました。
それでも、銀歯のクラウンにしてしまうよりは、審美性にはすぐれているのかなと想像していますが、担当医の先生の口ぶりからは、私が想像している以上に、実際は金属の部分が露出してしまうようにも思われました。
明日のかたどりまでに、私の方がどちらかに決めるということになっていまして、審美性と耐久性のバランスからどちらにしようものかと悩んでおります。
単純に被せもの同士を比べますと、硬質レジンと金属では、審美性でははるかに前者、耐久性や歯そのものの予後を考えますとはるかに後者がすぐれていることは十分に承知したうえで、今回先生方にお伺いしたいのは、次のことです。
硬質レジンジャケット(上で「1つ目」として書いたもの)と、今回ののような見える部分だけは抜髄した元の歯を露出させ、残りの歯4分の3以上が金属になるという場合(上で「2つ目」として書いたもの)ですと、耐久性や抜髄した歯そのものの予後はどちらの方がすぐれていると考えられますでしょうか?
担当医の先生の説明を伺っていると、審美性では「1つ目」の選択肢が、耐久性では「2つ目」の選択肢が優れていると単純に受け取ってもいいように思われます。
しかし、以下のような素人考えですと、後者の方が、歯を削る部分も少なくて済みますし、金属で安心して咬めるというふうに思う一方で、たとえば、露出させているもとの歯の部分だけ、ひびが入ったり割れてしまったりする恐れがあるのではないかとも素人的には推測してしまいます。
そうなってしまった際に、金属のクラウンに変えれば済む問題なのだろうか?
こうした場合、最悪抜歯になってしまわないだろうか?などと、ぐるぐる考えを巡らせてしまっているのが現状ですので、この点に関しましても、一言添えて下されば幸いに思います。
以上、長々と分かりづらい説明文になってしまったように思われますが、ご回答をお願いしたく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
[過去のご相談]
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2013-02-28 18:19:19
見てみないとわかりませんが、直接レジンを盛る方法もあるかもしれませんね。
部分的な金属であると、形にもよりますがそこから割れるとともあります。
実際に処置する先生によく聞くことが一番分かると思います。
費用に問題がなければ、最初から自費の白い被せもの、あるいは今白い保険の被せもので将来お金が出来たら自費に替えるというのもありだと思いますよ。
部分的な金属であると、形にもよりますがそこから割れるとともあります。
実際に処置する先生によく聞くことが一番分かると思います。
費用に問題がなければ、最初から自費の白い被せもの、あるいは今白い保険の被せもので将来お金が出来たら自費に替えるというのもありだと思いますよ。
タイトル | 抜髄後の4番の歯の補綴は硬質レジンジャケットか銀インレーか |
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質問者 | ようぞうさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 24歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
保険のインレー(銀・金属) 詰め物、インレーその他 保険のクラウン(前歯:レジン) 根管治療後の詰め物・被せ物 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。