歯根嚢胞だと思われる歯の治療の選択肢、根管治療等について

相談者: ゴメスさん (34歳:男性)
投稿日時:2013-02-28 12:57:24
こんにちはゴメスと申します。
初めて投稿させていただきます。
よろしくお願いします。

先日詰め物が外れたため、近くの歯医者に行きついでにパントモグラフィーを撮ったところ、左下6番の歯根付近に膿が溜まっており、対応が必要との診断を受けました。

病名は言われておりませんが、レントゲンの映像+ネットで調べた限りでは、おそらく歯根嚢胞ではと思っています。
現在のところ自覚症状はありません。

6番は4,5年前に神経を取りクラウンを被せてありますが、その根管治療の際に、片方の根幹充填剤が神経を取ったルートから外れ、歯の外へ貫通しており、そこから炎症、膿が溜まっているとのことでした。

歯科医からは放っておいても治ることはないので、いずれにせよ以下の内から対応を選択肢する必要があると言われております。

歯科医からは@の抜歯を薦められています。

@抜歯する(歯科医お薦め)
再治療しても再発の可能性が高いことから、抜歯して以下の3通りから選択する

1.一本入れ歯
2.567のブリッジ
3.インプラント
※個人的にインプラントは失敗したときのリスクも大きいので、選択肢から除外しております。(土台の骨から作る必要があるみたいですし、先生もお薦めしないと言っていました)

A根管治療の再実施
被せものを外して、再度根管治療を実施する。
再治療しても再発の可能性が高い。

Bヘミセクション
6番の膿がたまっている片方だけを抜歯して、ブリッジする。

なってしまったものは仕方がないので、どうにかしないといけないとは思っており「最終的により多くの天然歯をできるだけ長く残せる方法」で治療したいと考えています。

当初は@-1か@-2のどちらかで考えていましたが、いろいろ調べてみると、どちらも隣接する歯に負担をかけるため、その隣接する歯の寿命を縮めると思いました。

逆に以下の回答にありますcase7のような場合もあり(可能性は低いとは思いますが)、Aの選択肢も有効なのでないかと思えてきました。

歯根嚢胞手術と根管治療について

さらにAであれば、再発したとしてもそれまでの期間は5番や7番の歯に負担をかけないので、結果的により多くの歯を長く残せるのではなかと思っています。

この考えが間違っていないものであればAを実施するため、根管治療専門の歯医者さんを探して相談しようと思っています。

Aを選択する上でのデメリットや、この選択に対する先生方のご意見を頂戴したく、よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-02-28 13:27:30
大学病院歯内療法科か、根管治療専門の歯医者さんで、実際にレントゲン写真などを基に判断してもらってください。
外科的な治療も選択肢の一つになる場合があります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-02-28 22:43:45
こんばんは。
カワサキです。

歯を残す努力をして、いよいよ、ダメな時に、部分抜歯、抜歯へと進みのがいいと思います。(私見)

ご質問の内容、具体的で、分かりやすいです。

ネット上では、診査・診断できないです。

このまま、プリント・アウトして、歯内治療専門医(自費)を受診して、診査・診断を受けて下さい。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-02-28 22:55:15
痛みや腫れが無いのであれば、そのままも選択肢かもしれませんね。

実際にみてみないと分からないので、Aを選択する場合は根の治療が上手くいくことが重要ですから、費用を問題にしないのでれば、根の治療の専門家にみてもらって相談する事だと思います。

参考までに。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2013-02-28 23:18:22
ゴメスさん、こんにちは。

>病名は言われておりませんが、レントゲンの映像+ネットで調べた限りではおそらく歯根嚢胞ではと思っています。

とのことですが、基本的に歯根嚢胞という病名は、外科処置で病変を取り除いて、それを顕微鏡で調べて、その結果初めて付けられる診断名です。

また、意外に一般の方の間でも歯根嚢胞という病名は有名なようですが、実際に歯根嚢胞まで進展しているケースは必ずしも多くありません。

歯根嚢胞の前段階である根尖病変歯根肉芽腫根尖性歯周炎といわれるもの)の場合も多いです。

ですから、ご自身で「自分の病名は歯根嚢胞」と思われて、歯根嚢胞の治療などをネット等で調べられると、それはゴメスさんのケースに該当しない場合も考えられます。

ですから、自分の病名は歯根嚢胞だという固定観念は持たれずに、根管治療の専門医を受診された方が良いと思います。

お大事にどうぞ。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゴメスさん
返信日時:2013-03-01 10:33:05
藤森先生、川崎先生、加藤先生、中本先生、貴重なアドバイス本当にありがとうございました。

中本先生のおっしゃる通り、病理検査はしていないので歯根嚢胞ではないかもしれません。
抜歯は最後の手段として専門歯科医を探して相談してみます。
本当にありがとうございました。



タイトル 歯根嚢胞だと思われる歯の治療の選択肢、根管治療等について
質問者 ゴメスさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
抜歯:6番(第一大臼歯)
根管治療の治療法
詰め物、インレーが取れた・外れた
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
ヘミセクション(トライセクション)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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