妊娠中の抜髄で失活剤を使うか使わないか、どちらが良いのですか?
相談者:
いたみさん (38歳:女性)
投稿日時:2013-03-05 21:28:14
先日も質問させていただいたばかりですが、やっと治療する決心がついたので、再度質問させていただきます。
よろしくお願いいたします。
妊娠16週の妊婦ですが、夏頃から経過観察していた治療後の歯の痛みが一度は弱まったものの、その後もどうしてもゼロにはならず、昨夜などはかなりの激痛になってきたのでおそらく神経の治療となる可能性があります。
お聞きしたいのは、神経を抜く治療では、失活剤というのを使う場合もあるようですが、妊娠中には危険なものなのでしょうか?
現在のかかりつけの歯科は歯内療法専門の先生で信頼しているのですが、失活剤は使うような話でした。
しかし、先日急に痛みが出て痛み止めをもらいに救急でかかった近所の別のクリニックでついでにちょっと質問してみたら
「うちでは失活剤は使わない。
全て手で丁寧に物理的に取り除きます」
と仰っていて、まるで失活剤を使うのは時間短縮の手段であってできれば使わないほうがいいもの、という口ぶりだったので少々不安になっています。
かかりつけの歯内療法の先生には妊婦であることもちゃんと言ってあるので信じたいのですが、どうしても不安で質問させていただきました。
(妊婦でも安全な失活剤というのも存在するのでしょうか?)
失活剤(特にペリオドン)で激痛になったという過去の記事も見てしまって余計に不安になっています。
素人判断で浅はかな質問をしているのかもしれませんが、アドバイスいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
よろしくお願いいたします。
妊娠16週の妊婦ですが、夏頃から経過観察していた治療後の歯の痛みが一度は弱まったものの、その後もどうしてもゼロにはならず、昨夜などはかなりの激痛になってきたのでおそらく神経の治療となる可能性があります。
お聞きしたいのは、神経を抜く治療では、失活剤というのを使う場合もあるようですが、妊娠中には危険なものなのでしょうか?
現在のかかりつけの歯科は歯内療法専門の先生で信頼しているのですが、失活剤は使うような話でした。
しかし、先日急に痛みが出て痛み止めをもらいに救急でかかった近所の別のクリニックでついでにちょっと質問してみたら
「うちでは失活剤は使わない。
全て手で丁寧に物理的に取り除きます」
と仰っていて、まるで失活剤を使うのは時間短縮の手段であってできれば使わないほうがいいもの、という口ぶりだったので少々不安になっています。
かかりつけの歯内療法の先生には妊婦であることもちゃんと言ってあるので信じたいのですが、どうしても不安で質問させていただきました。
(妊婦でも安全な失活剤というのも存在するのでしょうか?)
失活剤(特にペリオドン)で激痛になったという過去の記事も見てしまって余計に不安になっています。
素人判断で浅はかな質問をしているのかもしれませんが、アドバイスいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-03-06 00:54:14
もし、使用しなくても済む診療環境なら、使わない方が良いとは思います。(個人的意見)
只、保険診療で使用を認められた薬剤ですので、当然、多くの歯科医院で使っているはずです。
それはそれで問題はないと思います。
只、保険診療で使用を認められた薬剤ですので、当然、多くの歯科医院で使っているはずです。
それはそれで問題はないと思います。
回答2
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2013-03-06 01:41:59
>失活剤(特にペリオドン)で激痛になったという過去の記事も見てしまって余計に不安になっています。
問題はペリオドンという薬にあるのではなく、使用方法や使うべき症例だったのかなどが問題であっただけで、きちんと使用すれば然程の問題は少ないと思います。
私も以前は使用していましたが、藤森先生のお書きになっているのと同じく、
>もし、使用しなくても済む診療環境なら、使わない方が良いとは思います。(個人的意見)
の理由で今はほとんど使いません。
しかしコレという状況の時には使うこともたまにあります。
ちなみに歯の中にほんの少量のお薬なので、妊娠中であるという事は特に気にしなくてもよい場合が多いと想像します。
むしろ何もしないで強い炎症などが起こる方が問題でしょう。
きちんとした鎮静や消炎ができていないところに、「なんでもかんでも抜髄にはペリオドン」などという使い方をしたりすれば当然痛みが生じる事もあるでしょうね。
おかかりになっている先生が歯内療法専門医なのでしたら、ペリオドンしか使わないという事はまさかまず無いと思いますので、使用して欲しくない旨をお伝えしてもよいと思います。
問題はペリオドンという薬にあるのではなく、使用方法や使うべき症例だったのかなどが問題であっただけで、きちんと使用すれば然程の問題は少ないと思います。
私も以前は使用していましたが、藤森先生のお書きになっているのと同じく、
>もし、使用しなくても済む診療環境なら、使わない方が良いとは思います。(個人的意見)
の理由で今はほとんど使いません。
しかしコレという状況の時には使うこともたまにあります。
ちなみに歯の中にほんの少量のお薬なので、妊娠中であるという事は特に気にしなくてもよい場合が多いと想像します。
むしろ何もしないで強い炎症などが起こる方が問題でしょう。
きちんとした鎮静や消炎ができていないところに、「なんでもかんでも抜髄にはペリオドン」などという使い方をしたりすれば当然痛みが生じる事もあるでしょうね。
おかかりになっている先生が歯内療法専門医なのでしたら、ペリオドンしか使わないという事はまさかまず無いと思いますので、使用して欲しくない旨をお伝えしてもよいと思います。
相談者からの返信
相談者:
いたみさん
返信日時:2013-03-06 21:14:56
藤森先生
ご回答ありがとうございます。
「使用しなくても済む診療環境」とは具体的にはどのようなことでしょうか?
よろしくご教示くださいますようお願いいたします。
田中先生
前回に引き続きのご回答、誠にありがとうございます。
>もし、使用しなくても済む診療環境なら、使わない方が良いとは思います。(個人的意見
の意味がわからなかったのですが、(時間的制約があるとかですか?)田中先生のところでも失活剤はほとんど使わないのですね。
失活剤を使うのは今どきメジャーではないのでしょうか。。
歯の中で少量なので問題ないとのことで、ちょっと安心しました。なるべくやさしい薬を使って下さいとお願いして、あとは先生を信じて治療に挑むしかないですね。
ご回答ありがとうございます。
「使用しなくても済む診療環境」とは具体的にはどのようなことでしょうか?
よろしくご教示くださいますようお願いいたします。
田中先生
前回に引き続きのご回答、誠にありがとうございます。
>もし、使用しなくても済む診療環境なら、使わない方が良いとは思います。(個人的意見
の意味がわからなかったのですが、(時間的制約があるとかですか?)田中先生のところでも失活剤はほとんど使わないのですね。
失活剤を使うのは今どきメジャーではないのでしょうか。。
歯の中で少量なので問題ないとのことで、ちょっと安心しました。なるべくやさしい薬を使って下さいとお願いして、あとは先生を信じて治療に挑むしかないですね。
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-03-06 21:39:00
「使用しなくても済む診療環境」とは、’しっかり予約時間を確保してから抜髄を行うことが通常である歯科医院’の意味です。
一方、急患の方の抜髄をスピーディに行える歯科医院の存在も重要だと思います。
ぺリオドンが必要になるケースもあるかもしれません。
一方、急患の方の抜髄をスピーディに行える歯科医院の存在も重要だと思います。
ぺリオドンが必要になるケースもあるかもしれません。
タイトル | 妊娠中の抜髄で失活剤を使うか使わないか、どちらが良いのですか? |
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質問者 | いたみさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 妊娠中の歯科治療 根管治療関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。