丸山咬合について、一般的な治療なのでしょうか?

相談者: あいくさん (28歳:男性)
投稿日時:2013-03-24 13:23:44
大阪大学名誉教授 丸山剛郎氏が行っている治療について。

噛み合わせが全身の不定愁訴(全身の倦怠感や疲れ、精神状態にまで作用)などの原因につながるなどの理論は一般的なのでしょうか?


どういった治療をするなどの話や効果などの話がありましたら、お願いします。

一度、丸山咬合関連の歯科で検査だけでも受けたいと考えているので。


よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-03-24 15:20:05
西山です

噛み合わせが全身の不定愁訴(全身の倦怠感や疲れ、精神状態にまで作用)などの原因につながるなどの理論は一般的なのでしょうか?

一般的ではないと思います.

両者の関係を関連付ける信頼できる根拠がありませんので.ですから,噛み合わせを治したら全身症状が治るということについてもなんら保証はありません.

したがって,それらの治療を受けた結果,症状が改善しない代わりに”噛み合わせを変わってしまった”,”高額な出費だけが残った”という害が生じる可能性はあります.


自ら選んだ先生の診察を受ける,治療を受けるということについては本人の意思によるものですので,ご本人が決定したことであれば特に問題はないと思います.

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-03-24 19:16:45
こんばんは。カワサキです。

丸山先生は、僕の学生時代に、九州大学の非常勤講師も兼任していました。

講義はとても上手で、魅力ある先生です。


ただ、丸山先生の理論は素晴らしいと思いますが、一般的ではないと思われます。

百聞は一見にしかず。
カウウセリングを含めて、一度、相談を受けられてみて、あいくさんが、納得がいくようですと、治療を受けるのも一方法です。

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回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2013-03-24 22:16:56
>理論は一般的なのでしょうか?

一般的ではないと思います。

丸山先生は一般の方向けにも本を書かれていますが、確か御自身でも一般的ではないと断言していたと思います。
御自身が考え出した独自の理論とか、初めての…というような修飾語が多かったように思います。

ただし、丸山先生の理論を用いた治療法で救われた人も多くおられるように書かれていたと記憶しています。



>どういった治療をするなどの話や効果などの話がありましたら、お願いします

最終的には補綴の先生ですから、全顎補綴になるケースが多いのではないでしょうか?

つまり、成人ケースの咬み合せを大きく変えてしまう治療法ですから、長期にわたり装着物が必要となったり、全顎的な歯冠修復物のヤリカエが必要になる可能性があるのではないかと思います。
最近は矯正治療も併用されているのではないでしょうか。

いずれにしても費用と時間が、かなりかかる治療法になるように想像できます。



>丸山咬合関連の歯科で検査だけでも受けたいと考えているので

どういう治療法を選択されるかは個人の自由ですから、納得できる内容ならばされてもいいのではないでしょうか?




田舎の一開業医の私見ですが、咬みあわせに左右されるような身体にしないことのほうが大事だと思っています。
咬みあわせに健康を左右されてしまうような身体の癖を直していくほうが原因療法に近いのではないかという気がしていますし、それならば費用もさほどかかりませんし、予後も悪くないような気がします。。

補綴物で支えなければいけない身体は、歯にも悪いし、補綴物の寿命も短くなりがちのような気がします。


色々な考え方があり、いろいろなアプローチ法がありますから、ご自身がよく納得できる方法を選択してください。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-03-25 00:42:14
博多の児玉です。

新しいかみ合わせを設定して、そのかみ合わせで被せ物を作るようです。
ですから、かなり大がかりな治療になるようです。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-03-25 01:20:14
こんにちは。

全身の不定愁訴に対してはそれぞれの症状に対する検査や対症療法が行われます。

ひとまとめにして有効性が確認されることが多い治療法は三環系抗うつ薬と認知行動療法です。
自律訓練法、筋弛緩法、行動療法、抗不安薬、漢方薬、はり治療、ヨガなども試みられています。




タイトル 丸山咬合について、一般的な治療なのでしょうか?
質問者 あいくさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 噛み合わせ(咬合)治療
その他(歯科治療関連)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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