根管治療後、経年により欠けてしまった右上7番の措置 (ドイツ)
相談者:
こやまさん (32歳:男性)
投稿日時:2013-04-09 20:36:02
1年くらい前からドイツ在住です。
10年ほど前に日本で右上7番の根管治療を行いました。
その後、歯の残った側面というか周囲の部分が少しずつ欠けていき、その都度、欠けた部分をレジンで補填してするというやり方で対応してきましたが、最近ついに右上7番の側面の半分(頬側)が一気に欠けて、中に詰められていたインレーごとごっそりと取れてしまいました。
とりあえず現地の歯医者さんには、応急措置的に再度インレーを詰めていただきましたが、現状は(その治療の過程でさらに)削れてしまった頬側の側面部分よりも歯肉が盛り上がっているなど、少々の違和感があります。
自分で口腔内の写真を撮ることができずわかりづらい説明で申し訳ありません。
さて質問させていただきたいのは次の2点です。
1)あと1年弱で日本に帰国するのですが、それまで現在の状態で放っておく場合、どのようなリスクがありうるでしょうか?
2)措置が必要な場合、どのような可能性があるのでしょうか?
(クラウンかインプラントか、という選択肢になるのでしょうか?)
なお現地の歯医者さんからは早く対処しないと危険であるという示唆はなく、保険対象外の次の3つの方法を提案していただき、どれにするかは自分で決めてくださいとのことでした。
(1)周囲の歯肉を少し削って(?)クラウンの土台つくる。
(2)右上8番を利用して(?)クラウンの土台をつくる(右上8番はレントゲンで確認したのみで実際には生えていないので具体的にどうするかは不明です)。
(3)インプラントにする。
ドイツ語でのコミュニケーションなので正しく理解できているか若干の不安がありますが、実際に可能かどうかは、その方針で検査をしてみてから、ということなのかもしれません。
以上、何卒よろしくお願いいたします。
10年ほど前に日本で右上7番の根管治療を行いました。
その後、歯の残った側面というか周囲の部分が少しずつ欠けていき、その都度、欠けた部分をレジンで補填してするというやり方で対応してきましたが、最近ついに右上7番の側面の半分(頬側)が一気に欠けて、中に詰められていたインレーごとごっそりと取れてしまいました。
とりあえず現地の歯医者さんには、応急措置的に再度インレーを詰めていただきましたが、現状は(その治療の過程でさらに)削れてしまった頬側の側面部分よりも歯肉が盛り上がっているなど、少々の違和感があります。
自分で口腔内の写真を撮ることができずわかりづらい説明で申し訳ありません。
さて質問させていただきたいのは次の2点です。
1)あと1年弱で日本に帰国するのですが、それまで現在の状態で放っておく場合、どのようなリスクがありうるでしょうか?
2)措置が必要な場合、どのような可能性があるのでしょうか?
(クラウンかインプラントか、という選択肢になるのでしょうか?)
なお現地の歯医者さんからは早く対処しないと危険であるという示唆はなく、保険対象外の次の3つの方法を提案していただき、どれにするかは自分で決めてくださいとのことでした。
(1)周囲の歯肉を少し削って(?)クラウンの土台つくる。
(2)右上8番を利用して(?)クラウンの土台をつくる(右上8番はレントゲンで確認したのみで実際には生えていないので具体的にどうするかは不明です)。
(3)インプラントにする。
ドイツ語でのコミュニケーションなので正しく理解できているか若干の不安がありますが、実際に可能かどうかは、その方針で検査をしてみてから、ということなのかもしれません。
以上、何卒よろしくお願いいたします。
回答1
川崎歯科クリニック(中野区大和町)の川崎です。
回答日時:2013-04-09 22:55:45
こんばんは。カワサキです。
異国の地での、歯のトラブル。大変ですネ。
お気持ち、お察しいたします。
さて、想像ですが……
>1)あと1年弱で日本に帰国するのですが、それまで現在の状態で放っておく場合、どのようなリスクがありうるでしょうか?
@ 根破折
A 2次カリエス
>2)措置が必要な場合、どのような可能性があるのでしょうか?
>(クラウンかインプラントか、という選択肢になるのでしょうか?)
@ コアを作り、クラウンにした、咬合機能の回復・歯根を守る。のが、まずとられる治療でしょう。
A 根が悪くなれば、感染根管治療。
B いよいよ悪くなる・根破折のときに、抜歯⇒インプラント。
の順番だと思います。
個人的には、まずは、クラウンにするのがいいような気がします。
ご参考までに。お大事になさって下さい。
異国の地での、歯のトラブル。大変ですネ。
お気持ち、お察しいたします。
さて、想像ですが……
>1)あと1年弱で日本に帰国するのですが、それまで現在の状態で放っておく場合、どのようなリスクがありうるでしょうか?
@ 根破折
A 2次カリエス
>2)措置が必要な場合、どのような可能性があるのでしょうか?
>(クラウンかインプラントか、という選択肢になるのでしょうか?)
@ コアを作り、クラウンにした、咬合機能の回復・歯根を守る。のが、まずとられる治療でしょう。
A 根が悪くなれば、感染根管治療。
B いよいよ悪くなる・根破折のときに、抜歯⇒インプラント。
の順番だと思います。
個人的には、まずは、クラウンにするのがいいような気がします。
ご参考までに。お大事になさって下さい。
相談者からの返信
相談者:
こやまさん
返信日時:2013-04-12 03:45:44
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2013-04-12 04:06:38
こやま さまおはようございます。
10年ほど前に日本で右上7番の根管治療を行ったが頬側面が次第に欠けていき補修を繰り返してきたがいよいよ限界が迫ってきたようですね。
>1)あと1年弱で日本に帰国するのですが、それまで現在の状態で放っておく場合、どのようなリスクがありうるでしょうか?
一番のリスクはむし歯の進行でしょう、対処方法としてはお菓子を減らすあるいは全く食べないで我慢することです、そして磨きにくい場所ですが歯磨きでしょう。
>2)措置が必要な場合、どのような可能性があるのでしょうか?
>(クラウンかインプラントか、という選択肢になるのでしょうか?)
診察したわけではないので断定は致しかねますが意図的再植が可能性としては高そうです、この方法なら歯質の崩壊が歯肉縁下まですすんでいても十分可能です、又感染根管に対してもほぼ完璧に対応できるでしょう。
>(1)周囲の歯肉を少し削って(?)クラウンの土台つくる。
感染根管でなくう蝕が大きくなければ可能です。
>(2)右上8番を利用して(?)クラウンの土台をつくる(右上8番はレントゲンで確認したのみで実際には生えていないので具体的にどうするかは不明です)。
意味がよく理解できませんのでコメントいたしかねますが、8番を安全に抜歯できるなら8番の移植が一番良さそうです。
>(3)インプラントにする。
個人的には一番避けたい方法です。
参考になれば幸いです。
感染根管治療 http://yamadashika.jp/infection.html
意図的再植 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=189
歯牙移植 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=196
10年ほど前に日本で右上7番の根管治療を行ったが頬側面が次第に欠けていき補修を繰り返してきたがいよいよ限界が迫ってきたようですね。
>1)あと1年弱で日本に帰国するのですが、それまで現在の状態で放っておく場合、どのようなリスクがありうるでしょうか?
一番のリスクはむし歯の進行でしょう、対処方法としてはお菓子を減らすあるいは全く食べないで我慢することです、そして磨きにくい場所ですが歯磨きでしょう。
>2)措置が必要な場合、どのような可能性があるのでしょうか?
>(クラウンかインプラントか、という選択肢になるのでしょうか?)
診察したわけではないので断定は致しかねますが意図的再植が可能性としては高そうです、この方法なら歯質の崩壊が歯肉縁下まですすんでいても十分可能です、又感染根管に対してもほぼ完璧に対応できるでしょう。
>(1)周囲の歯肉を少し削って(?)クラウンの土台つくる。
感染根管でなくう蝕が大きくなければ可能です。
>(2)右上8番を利用して(?)クラウンの土台をつくる(右上8番はレントゲンで確認したのみで実際には生えていないので具体的にどうするかは不明です)。
意味がよく理解できませんのでコメントいたしかねますが、8番を安全に抜歯できるなら8番の移植が一番良さそうです。
>(3)インプラントにする。
個人的には一番避けたい方法です。
参考になれば幸いです。
感染根管治療 http://yamadashika.jp/infection.html
意図的再植 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=189
歯牙移植 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=196
相談者からの返信
相談者:
こやまさん
返信日時:2013-04-15 05:22:50
タイトル | 根管治療後、経年により欠けてしまった右上7番の措置 (ドイツ) |
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質問者 | こやまさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯が割れた・折れた・欠けた ドイツ 根管治療後の詰め物・被せ物 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。