X線でガッタパーチャが確認できない歯が7本。再治療すべきか

相談者: harumi-koさん (45歳:女性)
投稿日時:2013-05-03 18:02:03
前歯の上下6本ずつ 計12本差し歯です。
最後に治療したのは18年位前になります。

その中で 5本は根突病巣となり 再度根管治療をしています。
(4年前位〜現在)

お伺いしたいのは残りの7本についてです。

7本ともレントゲンガッタパーチャが確認できません。
根管充填もきちんとされていたのかわからない状態です。

担当の先生はガッタパーチャ、根管充填について

「入っていたのかもしれないけれど、長い年月の間に中でぐちゃぐちゃになったのかもしれない。きちんとは入っていなかった」

と言っていました。



私が気にしているのは根管治療を繰り返し行うと歯根の壁が薄くなり、歯根破折がおきやすくなるのではないかという点です。

歯根破折になれば抜歯になる確率が高くこれ以上 歯を失いたくありません。

ファイバーコアを使えば強い力が掛かった時に歯根より先にコアの方が折れてくれるのでそれ程 心配する必要はないのか

それでも 折れる時は折れるそうだしいずれは治療することになるとしても今するべきか 時間を稼いだ方がいいのか

その残り7本の中でも病巣があるものとないものがありますが例えば 今 せめて病巣のあるものだけはとりかかった方がいいのか様子を見るべきか


先生方の意見を聞かせて頂けますか?


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-05-03 18:05:53
先ず根尖病変が有るものは治療した方がいいです。

レントゲン的に根尖病変等が無く自覚症状がなければそのままでいいと思います。

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-05-03 19:19:15
担当の先生から、再治療しなかった場合のリスクの説明を受けて、話し合いの上で、治療を行う・行わないを個別に決められるべきかと思います。一般的なルールとかはないと思います。

今後、根管治療を何度も繰り返して行わないためにも、次回こそは、しっかりと質の高い治療を求めましょう。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-05-03 20:58:50
基本的には細見先生と同意見です。

病変がある物は治療する、無い物は経過観察というのが僕のスタンスです。

何度も根管治療を繰り返したく無いという事であれば、(自費になると思いますが)「根管治療専門医」に診てもらう事をお勧めいたします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: harumi-koさん
返信日時:2013-05-04 11:48:01
細見先生、藤森先生、櫻井先生
回答ありがとうございます。

現在は マイクロスコープラバーダムを使用して歯内療法専門の先生に診てもらっています。

その先生は「全て治療しなおした方がいいのでは?」という考えのようです。

理由は 残りの7本の歯が

根管治療がきちんと行われているとは言えないから」

ということです。

今後 また話し合いを続けて決めていきますがその上で抜歯になる可能性を 自分がどの程度気にするべきなのか疑問でしたので質問させていただきました。


先生方の意見は、とても参考になりました。
有意義なサイトに出会えてうれしいです。
ありがとうございました。


患者として診療台にのる時は治療してくれる歯科医師を信じて心も身体もあずけている状態だと思います。


前回の処置をした歯科でも同じように信じて治療を終わり、数年後、根管充填が不完全だったことを他の歯科医院で知らされる

その怒りと悲しみ、くやしさ は消えることはないでしょう。

患者の側も よく勉強してそして 良い歯科医を探して見つけるという努力は 必要だと思います。


歯科の側でも もっと システム的に例えば根管治療は専門医の歯科医院を紹介することを規則にしてしまうなど

近い将来今後、私のような悲しい思いをする人が1人でも減るようになるといいですね。


ありがとうございました。



タイトル X線でガッタパーチャが確認できない歯が7本。再治療すべきか
質問者 harumi-koさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
レントゲン写真
根管充填
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい