2歳児の打撲による根管感染。根管治療か抜歯か、麻酔のリスクは?(米国)
相談者:
igechiさん (2歳:女性)
投稿日時:2013-05-12 00:08:43
現在アメリカ在住。
2歳6カ月児です。
1ヶ月前転倒により打撲。
前歯1本(A)がグラつき、経過観察中のところ歯茎に膿がたまり、レントゲンの結果神経も死に感染を起こしている。
根に接する骨に少し浸潤している可能性もあるとのこと。
第一の歯科病院:抜歯。
その後は6ヶ月毎のチェックアップのみで他の対処(義歯など)も特にない。
セカンドオピニオン:根管治療と抗生剤の服用
その後6ヶ月毎のチェックアップ
@治療法について:
アメリカでは一般的とされる抜歯に抵抗があり、まずはセカンドオピニオンを採用したいと考えています。
この月齢での治療に少し不安がないとはいませんが。
A麻酔について:
セカンドオピニオンでは麻酔による体の負担を懸念し、本人は意識のある状態となる鎮静剤(midazolam)により治療をすすめられています。
本人が怖がって治療を全うできないかもしれない懸念と麻酔のリスクとどちらが優先か逡巡しています。
(20分程度の治療行為を2回<2週間のインターバル>の予定)
B治療後:治療後の経過観察を6ヶ月では長すぎるような気もしますがどのくらいが一般的でしょうか。
子供の負担及び永久歯に影響がないことが第一だと考えますが化膿が日に日に大きくなるのをみるにつけ迅速かつ適正な治療を受けるため、ご意見をお聞かせいただければ幸いです。
よろしくお願い申しあげます。
2歳6カ月児です。
1ヶ月前転倒により打撲。
前歯1本(A)がグラつき、経過観察中のところ歯茎に膿がたまり、レントゲンの結果神経も死に感染を起こしている。
根に接する骨に少し浸潤している可能性もあるとのこと。
第一の歯科病院:抜歯。
その後は6ヶ月毎のチェックアップのみで他の対処(義歯など)も特にない。
セカンドオピニオン:根管治療と抗生剤の服用
その後6ヶ月毎のチェックアップ
@治療法について:
アメリカでは一般的とされる抜歯に抵抗があり、まずはセカンドオピニオンを採用したいと考えています。
この月齢での治療に少し不安がないとはいませんが。
A麻酔について:
セカンドオピニオンでは麻酔による体の負担を懸念し、本人は意識のある状態となる鎮静剤(midazolam)により治療をすすめられています。
本人が怖がって治療を全うできないかもしれない懸念と麻酔のリスクとどちらが優先か逡巡しています。
(20分程度の治療行為を2回<2週間のインターバル>の予定)
B治療後:治療後の経過観察を6ヶ月では長すぎるような気もしますがどのくらいが一般的でしょうか。
子供の負担及び永久歯に影響がないことが第一だと考えますが化膿が日に日に大きくなるのをみるにつけ迅速かつ適正な治療を受けるため、ご意見をお聞かせいただければ幸いです。
よろしくお願い申しあげます。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2013-05-12 06:56:51
igechiさまおはようございます。
乳切歯が打撲で歯髄壊死を起こしたようですね。
現在2歳6か月とのことなので治療は難しいかもしれません。
この場合抜歯か経過観察になると思います。
抜歯に抵抗があるようなので経過観察をして治療ができるようになってから根管治療をするのがいいように思います。
それまでは急性炎症が起きたら消炎処置をするというのがいいのではないでしょうか。
参考になさってください。
乳切歯が打撲で歯髄壊死を起こしたようですね。
現在2歳6か月とのことなので治療は難しいかもしれません。
この場合抜歯か経過観察になると思います。
抜歯に抵抗があるようなので経過観察をして治療ができるようになってから根管治療をするのがいいように思います。
それまでは急性炎症が起きたら消炎処置をするというのがいいのではないでしょうか。
参考になさってください。
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2013-05-13 00:05:10
日本であれば、全身麻酔でも鎮静剤でもなくごく普通の局所麻酔で治療を行える医療機関がありますが、アメリカでは難しいようですね。
小児歯科に関しては日本は世界最高水準のようですから。
全身麻酔でも鎮静剤の投与でも局所麻酔でもそれなりのリスクは避けられませんので、その担当医の勧める方法で行うのが良いと思います。
永久歯のことを第一に考えるのでしたら、山田先生が書かれているような根管治療をせず経過観察するのが最悪で、抜歯してしまうのがもっとも安全と考えられます。
小児歯科に関しては日本は世界最高水準のようですから。
全身麻酔でも鎮静剤の投与でも局所麻酔でもそれなりのリスクは避けられませんので、その担当医の勧める方法で行うのが良いと思います。
永久歯のことを第一に考えるのでしたら、山田先生が書かれているような根管治療をせず経過観察するのが最悪で、抜歯してしまうのがもっとも安全と考えられます。
相談者からの返信
相談者:
igechiさん
返信日時:2013-05-17 08:39:36
返答遅くなり申し訳ありませんでした。
山田先生、森川先生さっそくにご回答ありがとうございました。
アドバイスを鑑みながらも、最終的には、セカンドオピニオンの医師のすすめる方法(局所麻酔+鎮静剤により根管治療および抗生剤の服用)を選択し昨日実施しました。
子供が嫌がり治療を中断されることを恐れていましたが、なんとか滞りなく第一段階の治療(歯髄内の掃除および薬剤を注入し仮止め)を終えることができまずはホッとしているところです。
次週穴をふさいで治療終了予定とのこと。
そこでもうひとつお伺いしたいのですが。
根管治療の確認について、最終的にはレントゲンによる確認などを通常行っておくべきでしょうか?
またその時期(根管治療施術からどのくらいの期間において行うものか)について一般的なことを御教示賜れれば幸いです。
よろしくお願い申しあげます。
山田先生、森川先生さっそくにご回答ありがとうございました。
アドバイスを鑑みながらも、最終的には、セカンドオピニオンの医師のすすめる方法(局所麻酔+鎮静剤により根管治療および抗生剤の服用)を選択し昨日実施しました。
子供が嫌がり治療を中断されることを恐れていましたが、なんとか滞りなく第一段階の治療(歯髄内の掃除および薬剤を注入し仮止め)を終えることができまずはホッとしているところです。
次週穴をふさいで治療終了予定とのこと。
そこでもうひとつお伺いしたいのですが。
根管治療の確認について、最終的にはレントゲンによる確認などを通常行っておくべきでしょうか?
またその時期(根管治療施術からどのくらいの期間において行うものか)について一般的なことを御教示賜れれば幸いです。
よろしくお願い申しあげます。
タイトル | 2歳児の打撲による根管感染。根管治療か抜歯か、麻酔のリスクは?(米国) |
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質問者 | igechiさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 2歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定 麻酔その他 アメリカ(米国) 根の病気(根尖病変・根尖病巣) 歯をぶつけた、歯が欠けた・抜けた 乳歯の抜髄、根管治療 歯をぶつけた(歯の打撲・外傷) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。