切端咬合の治療で矯正するか歯を削るか？
相談者：
ジョゼさん (29歳：女性)
投稿日時：2013-05-29 02:03:16
切端咬合とわかり、矯正歯科に相談にいきました。
その時、はやく治療しないと歯を早く失う、と言われました。
矯正を始めたほうがいいとのことでした。
歯があたるから前歯を削るのは、歯と歯の間に隙間ができるからおすすめしないとのことでした。
上前歯はもともと根が短く、こどもの時からぐらついていました。
上下の前歯があたったとき、上前歯が動きますが、ずっとそうだったので、あまり気にはしていませんでした。
でも、はやく歯を失うかもしれないと聞き、とても気になり別の矯正歯科にもいきました。
そこでは、矯正によって歯が抜けるかもしれないから、 矯正ではなく、歯を削って被せものをして、上の歯の角度を変えるのはどうか提案されました。
どうするのが良いか悩みます。
私は、前歯を削って問題が解決するなら、見た目は隙間ができてもいいので、そうしたいなと思ったりもしたんですが、質問です。
@前歯を削って上下のあたりを弱くしたらこの問題は解決するのでしょうか？
一件目の歯科では、歯と歯が強くあたると、歯の骨？（すみません、根かもしれません）のまわりのクッションのようなものが傷み、歯が抜ける、という風な説明をうけました。
A削っても歯がのびてきて、また削らなくてはいけないということは起こるのでしょうか？
よろしくお願いします。
その時、はやく治療しないと歯を早く失う、と言われました。
矯正を始めたほうがいいとのことでした。
歯があたるから前歯を削るのは、歯と歯の間に隙間ができるからおすすめしないとのことでした。
上前歯はもともと根が短く、こどもの時からぐらついていました。
上下の前歯があたったとき、上前歯が動きますが、ずっとそうだったので、あまり気にはしていませんでした。
でも、はやく歯を失うかもしれないと聞き、とても気になり別の矯正歯科にもいきました。
そこでは、矯正によって歯が抜けるかもしれないから、 矯正ではなく、歯を削って被せものをして、上の歯の角度を変えるのはどうか提案されました。
どうするのが良いか悩みます。
私は、前歯を削って問題が解決するなら、見た目は隙間ができてもいいので、そうしたいなと思ったりもしたんですが、質問です。
@前歯を削って上下のあたりを弱くしたらこの問題は解決するのでしょうか？
一件目の歯科では、歯と歯が強くあたると、歯の骨？（すみません、根かもしれません）のまわりのクッションのようなものが傷み、歯が抜ける、という風な説明をうけました。
A削っても歯がのびてきて、また削らなくてはいけないということは起こるのでしょうか？
よろしくお願いします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時：2013-05-29 05:25:40
ジョゼ さまおはようございます。
切端咬合で早く治療をしないと歯が抜けてしまうといわれたわけですね、実際の状況を拝見したわけではないので断定は致しかねますが歯周組織が健全ならそんなに簡単に歯が抜けてしまうことはないと思います。
個人的には脅かして治療を急がせる歯医者は避けられたほうがいいと考えています。
また別の歯医者さんで矯正によって歯が抜けてしまうといわれたようですがこれも少々疑問なように思いますす、もし矯正治療をして抜けるような状態ならたとえ被せてもいずれ抜けてしまうでしょう。
＞@前歯を削って上下のあたりを弱くしたらこの問題は解決するのでしょうか？
負担過重が原因なら解決方法の一つになります。
＞一件目の歯科では、歯と歯が強くあたると、歯の骨？（すみません、根かもしれません）のまわりのクッションのようなものが傷み、歯が抜ける、という風な説明をうけました。
簡単に抜けはしませんが動揺がひどくなってくるでしょう。
＞A削っても歯がのびてきて、また削らなくてはいけないということは起こるのでしょうか？
適切な咬合関係が確立しているのならそのようなことは起きえません。
状況がいまいちはっきりしませんが切端咬合ならあえて矯正治療の必要はないと思います、咬合状態を精査して咬合調整をすれば済むような気がいたします。
個人的には矯正治療も歯を削って被せ物をするのも過剰介入だと思います、参考になさってください。
歯根の短い症例その１ http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2610
歯根の短い症例その２ http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2075
切端咬合で早く治療をしないと歯が抜けてしまうといわれたわけですね、実際の状況を拝見したわけではないので断定は致しかねますが歯周組織が健全ならそんなに簡単に歯が抜けてしまうことはないと思います。
個人的には脅かして治療を急がせる歯医者は避けられたほうがいいと考えています。
また別の歯医者さんで矯正によって歯が抜けてしまうといわれたようですがこれも少々疑問なように思いますす、もし矯正治療をして抜けるような状態ならたとえ被せてもいずれ抜けてしまうでしょう。
＞@前歯を削って上下のあたりを弱くしたらこの問題は解決するのでしょうか？
負担過重が原因なら解決方法の一つになります。
＞一件目の歯科では、歯と歯が強くあたると、歯の骨？（すみません、根かもしれません）のまわりのクッションのようなものが傷み、歯が抜ける、という風な説明をうけました。
簡単に抜けはしませんが動揺がひどくなってくるでしょう。
＞A削っても歯がのびてきて、また削らなくてはいけないということは起こるのでしょうか？
適切な咬合関係が確立しているのならそのようなことは起きえません。
状況がいまいちはっきりしませんが切端咬合ならあえて矯正治療の必要はないと思います、咬合状態を精査して咬合調整をすれば済むような気がいたします。
個人的には矯正治療も歯を削って被せ物をするのも過剰介入だと思います、参考になさってください。
歯根の短い症例その１ http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2610
歯根の短い症例その２ http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2075
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時：2013-05-29 08:33:59
ご相談ありがとうございます。
歯の根が短くて寿命が短いのであれば、よけいな治療を加えることはさらに寿命を縮めます。
慎重に計画とその後の見通しを立ててもらいましょう。
急がせる歯科医では用心が必要です。
前歯の寿命は奥歯の働きにも影響を受けます。
全体の健康を診察してもらえるし会員を捜しましょう。
そのうえで、切端咬合のままでも大丈夫な場合もあり得ますし、歯の寿命を守れることが分かった上で，矯正治療で効果が出る場合もあり得ます。
大きく削って被せものにする方法はもっとも将来の危険性がありますから、最後の手段、人生最後の治療と思うくらいならば、始めても良いかもしれません。
まず削らないで、一生歯を残せる視界院を探して相談してみましょう。
歯の根が短くて寿命が短いのであれば、よけいな治療を加えることはさらに寿命を縮めます。
慎重に計画とその後の見通しを立ててもらいましょう。
急がせる歯科医では用心が必要です。
前歯の寿命は奥歯の働きにも影響を受けます。
全体の健康を診察してもらえるし会員を捜しましょう。
そのうえで、切端咬合のままでも大丈夫な場合もあり得ますし、歯の寿命を守れることが分かった上で，矯正治療で効果が出る場合もあり得ます。
大きく削って被せものにする方法はもっとも将来の危険性がありますから、最後の手段、人生最後の治療と思うくらいならば、始めても良いかもしれません。
まず削らないで、一生歯を残せる視界院を探して相談してみましょう。
回答3
天神デンタルクリニック(福岡市中央区)の児玉です。
回答日時：2013-05-29 13:02:42
博多の児玉です。
＞上前歯は根が短く、こどもの時からぐらついていました
切端咬合で根が短くても、ぐらつかない場合もあります。
歯を触る治療で問題が一時的にでも解決すればいいのですが。
歯がぐらつく原因が他にもあれば、その原因に対処することで歯の長持ちにつながります。
ちなみに舌や顎顔面周囲筋に問題がある場合にも起こることがあるようです。
ただこの方面の治療をされる先生が少ないので見落とされるケースが多いように感じます。
＞上前歯は根が短く、こどもの時からぐらついていました
切端咬合で根が短くても、ぐらつかない場合もあります。
歯を触る治療で問題が一時的にでも解決すればいいのですが。
歯がぐらつく原因が他にもあれば、その原因に対処することで歯の長持ちにつながります。
ちなみに舌や顎顔面周囲筋に問題がある場合にも起こることがあるようです。
ただこの方面の治療をされる先生が少ないので見落とされるケースが多いように感じます。
相談者からの返信相談者：
ジョゼさん
返信日時：2013-05-30 01:33:08
山田先生、さがら先生、児玉先生、お返事本当にありがとうございます。
ここ最近歯については、 今すぐどうにかしなければ日に日に歯がだめになるのかな、ととても不安な日々でしたので、先生方のご意見を色々聞くことができ、少し冷静になれました。
先生方の歯科医院に是非行かせていただきたい気持ちですが、少し遠方になるのでなかなか行けなさそうなのが残念です。
歯科医院はすごくたくさんあるので、どの歯科医院に行くかすごく迷うんですが、こちらのサイトで紹介されてある歯科医院を参考にする
などして、歯の寿命にとって最善のことができるようにしていきたいです。本当にありがとうございました。
山田先生→細かく質問に答えて下さり、本当にありがとうございます。
なぜか先生が貼ってくださったページがみられないんですが、また挑戦してみます。
ありがとうございます。
さがら先生→前歯の寿命は奥歯の働きにも影響を受けるのですね。
そういえば私は奥歯の噛み合わせ、とくに左奥歯の噛み合わせが悪いです。
あまり当たってないというか。
前歯に負担をかけているかもしれません。
前歯を大切にするなら奥歯の状態のことも考えなければいけませんね。
ありがとうございました。
児玉先生→切端咬合で根が短くてもぐらつかない場合もあるんですね。
顎顔面周囲筋というのをはじめ聞きました。
勉強してみます。
歯はとても奥が深いですね。
ありがとうございます。
ここ最近歯については、 今すぐどうにかしなければ日に日に歯がだめになるのかな、ととても不安な日々でしたので、先生方のご意見を色々聞くことができ、少し冷静になれました。
先生方の歯科医院に是非行かせていただきたい気持ちですが、少し遠方になるのでなかなか行けなさそうなのが残念です。
歯科医院はすごくたくさんあるので、どの歯科医院に行くかすごく迷うんですが、こちらのサイトで紹介されてある歯科医院を参考にする
などして、歯の寿命にとって最善のことができるようにしていきたいです。本当にありがとうございました。
山田先生→細かく質問に答えて下さり、本当にありがとうございます。
なぜか先生が貼ってくださったページがみられないんですが、また挑戦してみます。
ありがとうございます。
さがら先生→前歯の寿命は奥歯の働きにも影響を受けるのですね。
そういえば私は奥歯の噛み合わせ、とくに左奥歯の噛み合わせが悪いです。
あまり当たってないというか。
前歯に負担をかけているかもしれません。
前歯を大切にするなら奥歯の状態のことも考えなければいけませんね。
ありがとうございました。
児玉先生→切端咬合で根が短くてもぐらつかない場合もあるんですね。
顎顔面周囲筋というのをはじめ聞きました。
勉強してみます。
歯はとても奥が深いですね。
ありがとうございます。
回答4
相談者からの返信相談者：
ジョゼさん
返信日時：2013-05-31 00:29:25
大原先生、お返事ありがとうございます。
はい、もしかしたらあるのかもしれません。
最近前歯が、みてもらったら虫歯でも歯周病でもなかったのですが、ひりひりするというか、舌で触ってもぴりっとするような痛みがあり、歯のあたりすぎで知覚過敏みたいになってるのかな、と思いシュミテクトを使ったり、起きているときはなるべく歯をあてないように意識してるのですが、まだ痛みはあります。
寝起きの時などは、意識が鈍っているのかあまり痛みは感じないんですが、だんだん時間が経つとまた痛みがでてきます。
歯も削れてますので、眠っているときに食いしばっているのかもしれません。
その場合ナイトガードをしたほうがいいでしょうか？
ナイトガードをする場合、ナイトガードをして寝たら虫歯ができやすくなるということはありますか？
虫歯を防ぐには唾液が大事と聞いたので、ナイトガードをすると歯に唾液がいきわたらないような気がして、虫歯ができやすいのかな、と思ったのですが、全然検討違いでしたらすみません。
よろしくお願いします。
はい、もしかしたらあるのかもしれません。
最近前歯が、みてもらったら虫歯でも歯周病でもなかったのですが、ひりひりするというか、舌で触ってもぴりっとするような痛みがあり、歯のあたりすぎで知覚過敏みたいになってるのかな、と思いシュミテクトを使ったり、起きているときはなるべく歯をあてないように意識してるのですが、まだ痛みはあります。
寝起きの時などは、意識が鈍っているのかあまり痛みは感じないんですが、だんだん時間が経つとまた痛みがでてきます。
歯も削れてますので、眠っているときに食いしばっているのかもしれません。
その場合ナイトガードをしたほうがいいでしょうか？
ナイトガードをする場合、ナイトガードをして寝たら虫歯ができやすくなるということはありますか？
虫歯を防ぐには唾液が大事と聞いたので、ナイトガードをすると歯に唾液がいきわたらないような気がして、虫歯ができやすいのかな、と思ったのですが、全然検討違いでしたらすみません。
よろしくお願いします。
| タイトル | 切端咬合の治療で矯正するか歯を削るか？ |
|---|---|
| 質問者 | ジョゼさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 29歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
歯がグラグラする 噛み合わせに関するトラブル 噛み合わせ(咬合)その他 |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
