繰返す口内炎と水ぶくれ、耳下の痛みと張り。原因は何でしょうか?
相談者:
ひまわり畑さん (34歳:女性)
投稿日時:2013-06-12 22:48:02
今年3月頃から、唇や舌(側面や付け根)に直径1ミリ程で白くて痛みのある口内炎が一つずつ出来ては治り、また出来ては治り、を繰り返していました。
2ヶ月間常にある状態でしたが、ここ2週間は口内炎はありません。
現在、微熱などの症状から、自己免疫疾患の疑いがあって病院に通っているのですが、先日の診察で上顎に口内炎ができていたことが分かりました。
身体的な病気が原因ではなくても、痛みのない口内炎ができることはありますか?
2ヶ月続いた痛みのある口内炎は、心配のないものだったと考えられますか?
今、上唇(歯茎との境目辺り)に直径2ミリ程の透明に近い小さな水ぶくれのような物ができています。
痛みはないのですが、一体これは何でしょうか?
ここ2週間、耳の下が張って痛みがあります。
昨日はまた一時的に37.6℃の微熱が出ていたのですが、この水ぶくれと関係ありますか?
2ヶ月間常にある状態でしたが、ここ2週間は口内炎はありません。
現在、微熱などの症状から、自己免疫疾患の疑いがあって病院に通っているのですが、先日の診察で上顎に口内炎ができていたことが分かりました。
身体的な病気が原因ではなくても、痛みのない口内炎ができることはありますか?
2ヶ月続いた痛みのある口内炎は、心配のないものだったと考えられますか?
今、上唇(歯茎との境目辺り)に直径2ミリ程の透明に近い小さな水ぶくれのような物ができています。
痛みはないのですが、一体これは何でしょうか?
ここ2週間、耳の下が張って痛みがあります。
昨日はまた一時的に37.6℃の微熱が出ていたのですが、この水ぶくれと関係ありますか?
[過去のご相談]
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2013-06-12 22:58:31
ひまわり畑さん、こんにちは。
ご心配なことと思います。
口内炎(アフタ性口内炎)の大多数は原因のはっきりとしないものです。
ただ、まれに、ベーチェット病や血液の病気などの一症状として出現することがあります。
>己免疫疾患の疑いがあって病院に通っているのですが、
とのことですから、担当の先生に、繰り返し口内炎ができることをお伝えになられた方がよいと思います。
お大事になされてください。
ご心配なことと思います。
口内炎(アフタ性口内炎)の大多数は原因のはっきりとしないものです。
ただ、まれに、ベーチェット病や血液の病気などの一症状として出現することがあります。
>己免疫疾患の疑いがあって病院に通っているのですが、
とのことですから、担当の先生に、繰り返し口内炎ができることをお伝えになられた方がよいと思います。
お大事になされてください。
相談者からの返信
相談者:
ひまわり畑さん
返信日時:2013-06-12 23:43:32
回答2
アンドウ歯科クリニック(世田谷区世田谷)の安藤です。
回答日時:2013-06-13 02:07:18
ひまわり畑さん、こんにちは。
口内炎や水ぶくれ、その他にも全身的に症状が出ている事が心配なようですね。
中本先生がおっしゃるように、再発性アフタ性口内炎(頻繁に再発する口内炎)の原因は様々な要因が考えられていますが、はっきりとは分かっていません。
一般的には口内炎は10日程度で自然治癒しますので、痛みを抑えたり治癒を早める対症療法が行われる事もありますし、何もせずに治るのを待つ事も多いです。
現在口の中にできている水ぶくれに関しては、実際に診察してみないとなんだかわかりませんし、インターネットで診断をする事は法律で禁止されています。
ストレス過多や免疫機能が一時的に弱っている時にできやすいヘルペス性口内炎や、口唇粘膜内の小唾液腺が詰まって小さな水ぶくれを作っていたり、とにかく様々な事が考えられます。
微熱、耳下の痛みの二つは自己免疫疾患と関連しているかもしれませんね。
皮膚の赤みや、関節に痛みはございますか?
どちらにしろ、これについては、精査をすることでもう少し明らかになってくるでしょう。
ベーチェット病に関しては、再発性アフタ性口内炎は診断の一項目としてありますが、陰部に同様の再発性の症状が出ることと、眼にも炎症の症状が出ることが診断の決め手となります。
一般的にベーチェット病関連の口内炎は、同時に多数の口内炎(6個以上)ができたり、軟口蓋や咽頭部にできたりする事が多いのが再発性アフタ性口内炎と若干異なります。
さて、長くなりましたが、とりあえずは自己免疫疾患についてしっかりと診断をつけてもらいマネージメントをする事と、口腔内症状を定期的にかかりつけ医に診てもらうのがよいのではないかと思います。
お大事になさってください。
口内炎や水ぶくれ、その他にも全身的に症状が出ている事が心配なようですね。
中本先生がおっしゃるように、再発性アフタ性口内炎(頻繁に再発する口内炎)の原因は様々な要因が考えられていますが、はっきりとは分かっていません。
一般的には口内炎は10日程度で自然治癒しますので、痛みを抑えたり治癒を早める対症療法が行われる事もありますし、何もせずに治るのを待つ事も多いです。
現在口の中にできている水ぶくれに関しては、実際に診察してみないとなんだかわかりませんし、インターネットで診断をする事は法律で禁止されています。
ストレス過多や免疫機能が一時的に弱っている時にできやすいヘルペス性口内炎や、口唇粘膜内の小唾液腺が詰まって小さな水ぶくれを作っていたり、とにかく様々な事が考えられます。
微熱、耳下の痛みの二つは自己免疫疾患と関連しているかもしれませんね。
皮膚の赤みや、関節に痛みはございますか?
どちらにしろ、これについては、精査をすることでもう少し明らかになってくるでしょう。
ベーチェット病に関しては、再発性アフタ性口内炎は診断の一項目としてありますが、陰部に同様の再発性の症状が出ることと、眼にも炎症の症状が出ることが診断の決め手となります。
一般的にベーチェット病関連の口内炎は、同時に多数の口内炎(6個以上)ができたり、軟口蓋や咽頭部にできたりする事が多いのが再発性アフタ性口内炎と若干異なります。
さて、長くなりましたが、とりあえずは自己免疫疾患についてしっかりと診断をつけてもらいマネージメントをする事と、口腔内症状を定期的にかかりつけ医に診てもらうのがよいのではないかと思います。
お大事になさってください。
相談者からの返信
相談者:
ひまわり畑さん
返信日時:2013-06-13 07:43:37
安藤先生、ご回答ありがとうございます。
口内炎が治るのに、舌の側面は1〜5日、唇に出来たものは10日以上かかりますが自然に治りました。
教えていただいたような症状ではないので、ベーチェット病の可能性は低そうです。
安心しました。
小唾液腺が詰まって水ぶくれのようになることもあるのですね。
この可能性が高そうな気がします。
もしかしたら、今までも詰まって出来ていたかもしれませんが、あまり口の中のことに気をとめていませんでした。
口内炎が続いたり、上顎に口内炎が出来ていたと言われて、口の中のことに神経質になってしまっているかもしれません。
一時、担当の先生に顔が赤いことも言われました。
でも今は薄くなっています。関節と筋肉の痛みもあるのが、今困っている症状です。
1,2ヶ月おきに診察で口の中も診ていただいているので、もう少し通院してみたいと思います。
口内炎が治るのに、舌の側面は1〜5日、唇に出来たものは10日以上かかりますが自然に治りました。
教えていただいたような症状ではないので、ベーチェット病の可能性は低そうです。
安心しました。
小唾液腺が詰まって水ぶくれのようになることもあるのですね。
この可能性が高そうな気がします。
もしかしたら、今までも詰まって出来ていたかもしれませんが、あまり口の中のことに気をとめていませんでした。
口内炎が続いたり、上顎に口内炎が出来ていたと言われて、口の中のことに神経質になってしまっているかもしれません。
一時、担当の先生に顔が赤いことも言われました。
でも今は薄くなっています。関節と筋肉の痛みもあるのが、今困っている症状です。
1,2ヶ月おきに診察で口の中も診ていただいているので、もう少し通院してみたいと思います。
タイトル | 繰返す口内炎と水ぶくれ、耳下の痛みと張り。原因は何でしょうか? |
---|---|
質問者 | ひまわり畑さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
口内炎 ベーチェット病 (Behcet症候群) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。