奥歯に保険の白のクラウンはやっていないと言われた

相談者: けいけいなさん (43歳:女性)
投稿日時:2013-06-25 18:03:21
【状況】
現在、左上奥歯3本を虫歯治療をしています。
奥から2本は削り、銀でうめました。

奥から3本目は、神経を取り、神経に代わるものを詰め、蓋をしており、次回は土台を作り、仮歯となる予定とのこと。



【相談】
その左上奥3本目ですが、銀歯にすると言うので、銀が見えるので、白いのでお願いします、というとセラミックを勧められました。


実は、私は上前歯隣左右2本ずつ、オールセラミックです。

なので、セラミックに何の抵抗もないのですが、それらを今年、セラミックにしており、金銭的に余裕がないので、できれば、まずは保険範囲内のプラスティックにしてほしい旨を伝えました。

そうすると、先生はうちではプラスティックは一切やっていません、割れますから。の一点張り。


とりあえず、プラスティックにして、割れたらセラミックを検討(私としては猶予がほしく、また白でありたいという思い)したいと伝えると、どうしてもプラスティックはしたくないので、他院に行ってと言われました。



先生の主義や患者への思いは理解できます。
そこで知りたいのは、そんなに奥歯のプラスティックはイレギュラーでしょうか。

また、もしやってくれる歯医者さんがいたとして、現在、神経処理が終わり液が入って蓋している状況ですが、どこから他院にお願いすればいいでしょうか。
土台および仮歯がある状況で行った方がよいか、それ以前、現状の蓋状況で他院にお願いした方がいいか、悩んでいます。


よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-06-25 18:12:18
>そこで知りたいのは、そんなに奥歯のプラスティックはイレギュラーでしょうか。

大臼歯でしょうか小臼歯でしょうか?

大臼歯の場合は銀歯に成ります、小臼歯の場合は保険硬質レジンジャケット冠と云うのが出来ますが、これは歯科医が十分持つと判断した時に適応されるもので患者様の希望に添えない事も有ります。


主治医が、割れますから、と云っている以上主治医は適応ではないと判断したのだと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-06-25 18:32:55
けいけいなさんこんにちは

>その左上奥3本目ですが、銀歯にすると言うので、銀が見えるので、白いのでお願いします、というとセラミックを勧められました。

こちらは、神経の治療をされ保険被せものになるので細見先生のおっしゃるとおりに銀色の被せものになります。



>割れたらセラミックを検討(私としては猶予がほしく、また白でありたいという思い)したい

都合よくプラスチックだけ割れればよいですが、歯自体が割れたり根が割れたりすると歯を抜かなくてはいけなくなることがあります。
そうなると、ブリッジインプラントなどの治療が必要となります。

あくまでも推測ですが主治医さんは、今回は適応ではないと判断されて、もしプラスティックで治療した場合のリスクを考えられてのこのだと思います。



>他院にお願いした方がいいか、悩んでいます。

そういったディメリットも良く考えられて検討されたほうが良いと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-06-25 18:54:04
そうですね…。

>まずは保険範囲内のプラスティックにしてほしい旨を伝えました。

細見先生が書かれているように健康保険のルールでは

小臼歯は「適応であると判断された場合のみ」白い歯にできる
大臼歯銀歯にしなければいけない

です。

なので、健康保険適応の白い歯にすると言う事は大臼歯の場合は「イレギュラー」なのではなく「ルール違反」と言う事になります。



当院は保険診療をやっていないので、根管治療の経過観察を含めて1年くらい硬質レジンジャケットクラウンにする事もあります。
(それでも1〜2年後にちゃんとした歯に作り直すのが大前提です)


参考にされてください。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-06-25 19:26:00
こんにちは、先生方がおっしゃられる通りなんですが、

>まずは保険範囲内のプラスティックにしてほしい旨を伝えました。

これは見ばえを気にしてのことですかね?

小臼歯銀歯は目立ちますからね^^;


ただ、歯科保険に関しては見栄えというのは考えられておらず、「銀歯は嫌」というのは全て自費扱いで白く治すことになっています。

21世紀にもなってこれが日本の歯科保険の基準なのです。


医療費の殆どは医科に配分があり、歯科の場合ここ何十年も同じ費用で同じ治療基準で治療が行われています。

現代人にとって白い歯というのは極々当り前に治せる治療法だと思われがちなのですが、現状20年前、30年前の考え方の元今日も治療が行われています。

財源の多くは人の生死にかかわる方に優先的に使われます。


私の解釈なんですが。
歯科保険は現代人のニーズをくみ取って日々変わるものではなく、なるべく国民が痛みで困らなく生活をおくれるようにするものだと思います。。

ですので、現代人の見栄えよく長持ちして、なおかつ精度の良いものというのは残念ながら保険治療では対応しきれません。
(300円のハンバーガーにステーキは使用しないですよね^^;)

先生の思いというよりは制度上の問題が大きいとは思います。


今後歯科が保険から外れるようなことになれば、患者さんと先生の間での治療基準で治療法が選択されるのでもっと自由な治療選択ができるとはおもいますが、全て自費治療になるのでいままでのような数千円での治療は殆ど無くなり歯1本の治療が海外のように数万〜数十万かかる時代が来るかもしれません。

患者さんのニーズと制度には現状大きな開きがあることはご理解ください。



>現在、神経処理が終わり液が入って蓋している状況ですが、どこから他院にお願いすればいいでしょうか。
>土台および仮歯がある状況で行った方がよいか、それ以前、現状の蓋状況で他院にお願いした方がいいか、悩んでいます。

今のまま転院されてもなんら問題ないですよ。

ただ、個人的には審美的な理由での転院なので、当然歯科保険は使えないと私は解釈しています。

もし歯科保険を使用するにしろ、けいけいなさんが転院を繰り返す度に少ない国費も使用していることになるので次の歯科医院でも銀と言われたら・・・


あまり転院を繰り返さないようにしてくださいね^^


おだいじに

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-06-25 20:20:32
ご相談ありがとうございます。

蓋をしてあるということは、歯がだいぶ残っている状態でしょうか。
もしそうならば蓋を白いプラスチックで埋めるだけですむことがあります。

もちろんそれでは弱いこともありますが、ご希望のように時間稼ぎができることもあります。
でもきちんと治療できるまでは、予防医療で歯の安全を確認することは継続しておくべきでしょう。

治療方法はその歯だけでは決められず、全体の状況も関係します。
そのような可能性も相談してみてはいかがでしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: けいけいなさん
返信日時:2013-06-25 23:40:30
皆様。
お忙しいところ、お返事いただきまして
本当にありがとうございました。


私がご相談した歯は調べてみると小臼歯でした。
銀だと目立ちます。

確かに、皆様がおっしゃられていた通り個人的審美的希望です。

なので自由診療となるのだなぁ、と納得しました。
その場合、以前セラミックを行った医院に相談しようと思います。
今の治療の状態(土台&仮歯ではない状態)で。


すっきりしました。
ありがとうございました。



タイトル 奥歯に保険の白のクラウンはやっていないと言われた
質問者 けいけいなさん
地域 神奈川
年齢 43歳
性別 女性
職業 会社役員
カテゴリ 保険のクラウン(前歯:レジン)
審美歯科治療(人工の歯)
その他(保険と保険外)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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