審美のため前歯を差し歯に、知覚過敏と痛みがあり抜髄を薦められた

相談者: was601さん (49歳:女性)
投稿日時:2013-06-23 18:54:35
上下前歯12本(上下左右1−3番、内4本は10−20年前に虫歯で抜随済み)の見栄えを良くするために昨年9月、差し歯治療を行いました。


その際、削る量が多かったためか、4本(上左3番、下左右1−2番)で知覚過敏(冷たいものを食べると痛い)となり、下の歯では打痛(痛くてかめないし、フロスでも響く)にも悩まされています。

半年にわたるレーザー治療も甲斐なく、いよいよ抜随しか手がないと言われました。
このまま放置しておくと歯髄壊死がおこる可能性もあり、すっきり抜随した方がよいとのことらしいです。


言われるままに抜随した方がよいのでしょうか?
それとも、ほかに手だてはあるのでしょうか? 
できるなら、自分の歯を殺したくはないのです。

9ヶ月たった今も仮歯のままです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-06-23 23:31:22
was601 さん、こんばんは。

>見栄えを良くするために昨年9月、差し歯治療を行いました。

歯軸の向きを変えるなど、大きく切削すると、このようなことが起きてしまうことがあるようですね。


>抜随した方がよいとのことらしいです。

残念ですが、今となっては致し方ないかもしれません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-06-24 02:35:53
was601さん、こんにちは。
治療後に生じたの知覚過敏が消失せずに、悩んでいらっしゃるのですね。


現在の口腔内状況を実際に診察してみないと、詳しい状況を把握する事はできませんので、細かいアドバイスをする事はインターネットでは不可能です。


冷たいものが凍みるという症状が、生活に大きな支障を及ぼしている場合は抜髄の対象となると思います。
下の歯も同じような症状ならば、同じでしょう。

ただ、下のはは凍みないが、物を噛むと痛い、という症状ならば、歯髄の生死状態や歯周組織の状態をちゃんと診査・診断してもらってから治療に進んだ方が良いと思います。


お大事になさってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: was601さん
返信日時:2013-06-24 23:26:14
小林先生、安藤先生、

お忙しいところご意見をお寄せ下さりありがとうございます。


安藤先生にさらに質問です。
凍みるのではなく噛むと痛いのであれば(下の歯)どのような治療の選択肢があるのでしょうか? 
抜随以外に、やるべきことがあるのでしょうか? 

ちなみに歯髄が死んでいる場合、何をすべきで、生きている場合は、何をすべきなのでしょうか?


言葉尻をとるような質問で申し訳ありませんが、今一度ご説明いただけると幸いです。
回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の野田です。
回答日時:2013-06-25 18:32:53
was601さん こんにちは。

診査してみないと実際のところはわからないので歯髄のことのみに限定した一般論を書きます。

歯髄の診査の結果歯髄壊死(歯髄が死んでいる)・根尖性歯周炎になっていることが原因で咬むと痛いという症状が出ているのであれば、根管治療を行うことになります。


歯髄が生きている場合で、診査の結果不可逆性の歯髄炎(神経をとらなければ治らないほどの炎症)と診断できたならば抜髄を選択することになります。
このときも咬むと痛い症状が出ることがあります。

歯髄が生きていて不可逆性の歯髄炎でない場合は歯髄の保存は出来ます。
しかし、症状があまりにも強く、他の手段でその症状をとることが出来ない時に、抜髄を選択せざるをえないこともあります。
この場合安藤先生がお書きになっているように痛みが生活に支障を及ぼすかどうかということが一つの基準になるでしょう。


お大事になさって下さい。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: was601さん
返信日時:2013-06-26 11:01:48
野田先生

貴重な解説、有難うございます。
同じような痛みでも原因がいろいろあり、それによって治療法も代わってくるのだということが、分かりました。

担当医に相談し、もう少し詳しい診断と治療方針について解説してもらうよう依頼してみます。


有難うございました。



タイトル 審美のため前歯を差し歯に、知覚過敏と痛みがあり抜髄を薦められた
質問者 was601さん
地域 非公開
年齢 49歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯科治療後の歯の痛み
審美歯科治療(人工の歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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