ブリッチで健康な歯を削る事が惜しくない年齢

相談者: gonaさん (55歳:女性)
投稿日時:2013-07-07 23:24:39
ご相談宜しくお願いいたします。

奥歯、EDが欠損し現在部分入歯にしております。

新規で通院始めた歯科医院自費でのFCBを土台としたブリッジを提案されました。
(負担を軽減させるため)


FCは冠を被っていますがBは健康な歯です。
このBを削ることに抵抗があります。

しかし、55歳という年齢では削りダメージで犠牲になる可能性と余命を比較した場合はどうなのでしょうか?


インプラントはリスクを考えると積極的にはなれません。



ブリッジか入歯かで悩んでおります。
FCでの4連のブリッジではダメージが大きく、やはり無理でしょうか?

よろしくお願い致します。


                              


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-07-08 00:10:48
>新規で通院始めた歯科医院自費でのFCBを土台としたブリッジを提案されました。

まず一般的にF65Cでも保険給付のブリッジは出来ます。

ただ実際に支台歯の状態がはっきりしないので想像になりますが7番4番に長期の安定に不安が有るのではないでしょうか。


こればっかりは実際に診察した歯科医にしか判断出来ません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: gonaさん
返信日時:2013-07-08 00:19:37
細見先生、早速のご回答ありがとうございます。

Bの歯を支台にするのは欠損部分6,5の欠損範囲が若干長いとの事も先生はおっしゃっておりました。

Bを削ることに自分が納得できなければF65Cでお願いするか、入れ歯を選択するのがよろしいのでしょうか?


よろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-07-08 00:27:21
>Bを削ることに自分が納得できなければF65Cでお願いするか、入れ歯を選択するのがよろしいのでしょうか?

それで宜しいんではないでしょうか、ただ3番を支台歯に加えなかった場合のメリット、デメリットは確認された方が良いと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-07-08 08:38:59
ご相談ありがとうございます。

たしかに人生後半特有の治療計画が必要な時期にも思えます。
同じ治療内容でも人生の時期によって価値観が変わることは当然あるからです


そのときに健全な3番を含めるかどうかは、他のファクターをいくつか組み合わせないと決められないとても微妙なことです。

そもそも4番と7番だけでもブリッジが可能だからです。
3番を加えれば支えが増えて丈夫になることは想像できるでしょうが、支えの歯が増えるだけブリッジの適合精度が段違いに厳密になり、逆に早くダメになってしまうリスクも高まることも理由の一つです。

特に3番を使う場合は、歯並びの曲がり角であり、また3番の形が円錐形で支える力を発揮させるには精密な削り方と型取りと優れた技工士の腕前とが全部そろわないと効果が出ません。

もしうまくいけばブリッジの寿命も延びる可能性はあります。
治療内容次第です。



ちなみに当院で4番と8番だけで支えていたブリッジが腫れていたくなり、やり直しをしなければならなくなった一例があります。
つまり7番も失っていたもっと厳しいブリッジでした。

ちょうど同じくらいのご年齢でした。
当時はまだインプラントは怪しい物しか出回っていませんでしたから、私は手を出していませんでした。
とうぜんブリッジか入れ歯かの選択でした。


結果的に、根の治療をしてブリッジを作りその方は30年くらい無事使えました。

アフターケアを続ける中で、ブリッジには何の異常も見られずさらに長持ちしそうに見えましたが、患者さんは80歳代の半ばを過ぎて突然の事故でお亡くなりになりそれ以上フォローできなくなりました。

もしうまくいけばの仮定の話ですが、ブリッジもあり得ます。
一方、良い設計の入れ歯で30年くらいは長持ちしていますから、入れ歯を作り直すことも一案です。


他に、その部分だけに目をとらわれず、予防を含めて総合的に全体を見て決めることをお勧めします。
当院の症例の話も、歯のないところだけを治療したのではないことを添えておきます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: gonaさん
返信日時:2013-07-08 20:03:57
細見先生
さがら先生

ご回答ありがとうございました。
実は今週の土曜日が通院日で、早目に決断を下さなければならない状況です。

今回のご意見からC56Fでのブリッジをお願いしようと思いました。
あくまで自己責任のもとCFの歯がダメージを受けた場合はインプラントにするつもりです。



もうひとつ質問させてください。

今回のブリッジは自費でお願いするつもりです。
やはり強度等は保険より自費の方が少しでも優位あるのではと考えた上です。
この点についてはどうでしょうか?


このようなサイトがあり、本当にありがたいです。
患者の身としてはやはり担当医の先生に本音をぶつけるのは難しいです。
信頼はしているのですが、先生のご気分を損ねるのではと思ってしまいます。

素人は本当に分からず先生だけが頼りなのです。
ボランテァとのことですが本当に先生方のような存在に心から感謝いたします。

もう少しよろしくお願い致します。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-07-08 20:52:42
保険より自費に少しでも優位性があるかどうかとのご質問ですが、一般的に考えればそのようになろうかと思われます。

もっとも、自費治療でどこまでするかという先生の考え方と処置内容で優位性が大きくも小さくもなることはあります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: gonaさん
返信日時:2013-07-08 22:13:36
荒木先生
ありがとうございます。

担当の先生を信頼して自費でお願いするつもりです。

先生の提案されたBも支台するという方法をとらないことが少し気になるところですが、やはり自分で納得をすることが大切であり自分の歯ですから自己責任でいこうと思います。

どのような結果になったとしても後悔したとしても自分で決めたことと諦めがつくと思っています。



タイトル ブリッチで健康な歯を削る事が惜しくない年齢
質問者 gonaさん
地域 非公開
年齢 55歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ブリッジ治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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