若年性歯周病、歯磨き中に前歯が抜けてしまった

相談者：シレンさん (33歳：男性)

投稿日時：2013-07-11 04:38:33

投稿させていただきます。

4年前に若年性歯周病の相談で投稿させていただいたものです。

その時に、すでに手遅れに近い状態で、年齢的を考慮して暫定固定と投薬治療をし、定期的歯石取りをしてもらいました。
（投薬治療だけは、自由診療でした。）←他の患者さんへの補足。

しかし、その後３１の時、左の下顎６番（４５７でのブリッジにて処理、５も動き出していたので固定の意味合いもこめて）そして今年の６月下旬にに右の下顎６番も持たなくなり、抜歯しました。

こちらは、７番の動きが結構あるので部分入れ歯を選択して歯茎の落ち着きを見て形取りをしました。

その矢先・・・これを書いてるちょっと前ですけど前歯右の１番が歯磨き中に抜けてしまいました。
かかりつけに電話しても夜中の２時ではつながりません。

結果的には、どこに連絡したかどう処置したかを書いてしまうと、それを真似してしますまったり、迷惑をかけてしまう可能性があるので伏せますが。

状況により対応が変わるのでしょうが教えていただけないでしょうか？

[過去のご相談]

重症の歯周病と診断されました。どのような治療パターンがありますか？(09/10/05)

回答1

山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。

回答日時：2013-07-11 05:52:20

シレンさまおはようございます。

重症の歯周病で暫定固定と投薬治療をし、定期的歯石取りをしていたが歯磨き中に歯が抜けてしまったということですが個人的にはそのような治療方法では歯周病を治すことはできないと考えています。

歯周病の原因はプラークと歯にかかる過大な力です、この二つをコントロールできなければ治癒は望めません。

プラークコントロールはおさとうの過剰な摂取を是正することと歯磨き技術の向上です。

力のコントロールは咬合調整です、しかし重症の歯周病で歯に動揺を来たしていれば力のコントロールはかなり難しいと思います。

いずれにしろこの二つを抜きにして暫定固定と投薬治療や歯石除去をしたところで歯周病は治りません、この４年間がそれを証明しています。

歯周病の有効な治療手段を持っている歯科医を探されて診ていただくしかないと思います、参考になれば幸いです。

歯周病　http://yamadashika.jp/perio.html

タイトル	若年性歯周病、歯磨き中に前歯が抜けてしまった
質問者	シレンさん
地域	非公開
年齢	33歳
性別	男性
職業	非公開
カテゴリ	歯周病で抜けた・抜く予定抜歯：１番(中切歯) 侵襲性歯周炎(若年性の歯周病)
回答者	山田　豊和先生

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