歯列矯正中の奥歯(奥から2番目)の動揺について
相談者:
oblique-strokeさん (30歳:女性)
投稿日時:2013-07-25 16:57:29
前回、矯正中の歯の動揺について質問させていただいた者です。
上下顎前突の治療のため、現在上下左右の犬歯を奥歯側に引っ張っている状態です。
前回の調整時に、奥歯の動揺が大きい旨を伝えたところ、上の左右一番奥の歯からは、ワイヤーを外すことになりました。
しかし今度は、ワイヤーの両端である奥から二番目の歯が鏡で見て分かるほど上下に動揺するようになりました。(物を噛んだ時に上下に動く)。
前回質問させていただいた際、奥歯のかみ合わせを挙げる必要があり、一本だけが想定より大きく挙がってしまった場合に、このような動揺の原因になるとの回答をいただきました。
しかし私の場合、もともと奥歯のかみ合わせは非常に良いと言われており、奥歯のかみ合わせを挙げる必要があるとは言われていません。
そこで質問なのですが、
(1)今動かしているのは犬歯なのに、毎回ワイヤーの末端の歯が上下に動揺するというのは、なぜなのでしょうか。
(2)またこれは矯正中にはよくあるような、正常な状態なのでしょうか。(ほっといていいのでしょうか)。
特に右奥歯は、噛みあわせたときにミシッとかピシッとかいう音がする時があり、知覚過敏にもなっています。
治療が適当ではないのではないかと非常に不安を感じています。
説明が長くなってしまい申し訳ありません。
どうかよろしくお願いします。
上下顎前突の治療のため、現在上下左右の犬歯を奥歯側に引っ張っている状態です。
前回の調整時に、奥歯の動揺が大きい旨を伝えたところ、上の左右一番奥の歯からは、ワイヤーを外すことになりました。
しかし今度は、ワイヤーの両端である奥から二番目の歯が鏡で見て分かるほど上下に動揺するようになりました。(物を噛んだ時に上下に動く)。
前回質問させていただいた際、奥歯のかみ合わせを挙げる必要があり、一本だけが想定より大きく挙がってしまった場合に、このような動揺の原因になるとの回答をいただきました。
しかし私の場合、もともと奥歯のかみ合わせは非常に良いと言われており、奥歯のかみ合わせを挙げる必要があるとは言われていません。
そこで質問なのですが、
(1)今動かしているのは犬歯なのに、毎回ワイヤーの末端の歯が上下に動揺するというのは、なぜなのでしょうか。
(2)またこれは矯正中にはよくあるような、正常な状態なのでしょうか。(ほっといていいのでしょうか)。
特に右奥歯は、噛みあわせたときにミシッとかピシッとかいう音がする時があり、知覚過敏にもなっています。
治療が適当ではないのではないかと非常に不安を感じています。
説明が長くなってしまい申し訳ありません。
どうかよろしくお願いします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2013-07-25 17:41:20
oblique-strokeさまこんにちわ。
矯正治療中で大臼歯が上下に動揺しているわけですね、実際に診察したわけではないので推測にはなりますが、前後の歯より少し挺出しているのではないでしょうか。
このようなことはよくあることではありませんが、ブラケットポジションが低い場合挺出して強く当たるようになったとき動揺することがあります、とりあえず主治医に尋ねてみてください、お大事になさいませ。
矯正治療中で大臼歯が上下に動揺しているわけですね、実際に診察したわけではないので推測にはなりますが、前後の歯より少し挺出しているのではないでしょうか。
このようなことはよくあることではありませんが、ブラケットポジションが低い場合挺出して強く当たるようになったとき動揺することがあります、とりあえず主治医に尋ねてみてください、お大事になさいませ。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-07-25 17:54:55
強大な犬歯を移動させるには、それなりに大きな抵抗元が必要といわれています。
抜歯矯正と仮定すると、犬歯を第2小臼歯・第一大臼歯・第2大臼歯で牽引して同等か、それ以上の抵抗を示すと言われています。
第2大臼歯を参加させていなければ綱引きに負けて、臼歯側が動いてしまうことは当然考えられます。
水平に牽引していると仮定しても、メカニカル的には、大臼歯を浮かせてしまう分力が生じたり、大臼歯の傾斜により浮沈といえるような動揺は来してしまうものです。
そのために大臼歯同志をパラタルアーチで結合したり、もっと増強させた、ナンスのホールディングアーチを用いたりします。
ある程度大臼歯は動いてしまうのですが、最大級に加強固定するか、少し動いても良い、かなり動いても良いという概念を治療方針にして症例ごとに異なる方針になります。
抜歯矯正と仮定すると、犬歯を第2小臼歯・第一大臼歯・第2大臼歯で牽引して同等か、それ以上の抵抗を示すと言われています。
第2大臼歯を参加させていなければ綱引きに負けて、臼歯側が動いてしまうことは当然考えられます。
水平に牽引していると仮定しても、メカニカル的には、大臼歯を浮かせてしまう分力が生じたり、大臼歯の傾斜により浮沈といえるような動揺は来してしまうものです。
そのために大臼歯同志をパラタルアーチで結合したり、もっと増強させた、ナンスのホールディングアーチを用いたりします。
ある程度大臼歯は動いてしまうのですが、最大級に加強固定するか、少し動いても良い、かなり動いても良いという概念を治療方針にして症例ごとに異なる方針になります。
相談者からの返信
相談者:
oblique-strokeさん
返信日時:2013-07-26 17:44:06
山田先生、松山先生
回答どうもありがとうございました。
奥歯が上下する理由について理解できました。
奥歯が動揺していて違和感があり、不安を感じている旨を主治医に伝えたところ、
「矯正中は歯が動揺するもの。」
「ワイヤーを外せば揺れは収まるからこのままで大丈夫」
と言われました。
矯正終了まで、最短でも1年半はあります。
動揺し続けていて大丈夫なものなのでしょうか。
歯根吸収などの起こすのではないかと不安です。
また、ご自身が主治医であったとしたら、このような場合、やはり現状のまま治療をすすめますか。
主治医の先生以外の先生にもご意見を伺いたく、再度質問させていただきました。
どうぞよろしくお願いします。
回答どうもありがとうございました。
奥歯が上下する理由について理解できました。
奥歯が動揺していて違和感があり、不安を感じている旨を主治医に伝えたところ、
「矯正中は歯が動揺するもの。」
「ワイヤーを外せば揺れは収まるからこのままで大丈夫」
と言われました。
矯正終了まで、最短でも1年半はあります。
動揺し続けていて大丈夫なものなのでしょうか。
歯根吸収などの起こすのではないかと不安です。
また、ご自身が主治医であったとしたら、このような場合、やはり現状のまま治療をすすめますか。
主治医の先生以外の先生にもご意見を伺いたく、再度質問させていただきました。
どうぞよろしくお願いします。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2013-07-26 18:06:02
こんにちわ。
ブラケットポジションに間違いがなく、動揺が一時的なものならそのままにしておくと思います。
実際のところはわかりかねますが、動揺するようになった原因が何なのか調べておいたほうがいいように思います。
ブラケットポジションに間違いがなく、動揺が一時的なものならそのままにしておくと思います。
実際のところはわかりかねますが、動揺するようになった原因が何なのか調べておいたほうがいいように思います。
相談者からの返信
相談者:
oblique-strokeさん
返信日時:2013-07-28 00:50:08
動揺の原因を次回の調整時に聞いてみようとおもいます!!
わかりやすい回答で、とても納得できました。
どうもありがとうございました。
わかりやすい回答で、とても納得できました。
どうもありがとうございました。
タイトル | 歯列矯正中の奥歯(奥から2番目)の動揺について |
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質問者 | oblique-strokeさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯がグラグラする 歯列矯正の治療法 歯列矯正のトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。