有病者、なぜ歯根治療中に突然の痛み
相談者:
ちばかさん (40歳:女性)
投稿日時:2013-07-30 21:36:37
こんにちは。
以前、有病者(クローン病)で奥歯の歯茎に痛みを伴う白い口内炎のようなものができて質問した者です。
現在同大学病院内の歯科に通っています。
最初の歯科医師には、過去に神経を取って銀歯をかぶせていた歯の根っこに大きな化膿があり抜歯対象だと言われましたが、あまりにも対応が悪かったため先生を変えてもらい、抜歯せず歯根治療をしてもらっています。
本日数回目の治療(歯間ブラシのようなもので二つある神経を抜いたところを掃除する←なんという治療名かわかりません)中に、激痛がありました。
・数回目の歯根治療中で、神経のない歯なのにものすごい激痛があったのはどうしてですか?
・このままだと結局抜くことになりますか?
・本日も白いもので蓋をして終わりましたが、この後どういう治療になりますか?
・自宅に戻ってからも痛みが続き、口の中の変な味がいつもよりひどいです。
・歯が生えている歯茎のところが黒くなってきました。
先生は歯根のふたつある一つのほうの歯根にさわると痛がるのを確認してからレントゲンをとり、
「歯根が欠けて化膿に触れると痛くなるかもしれない」
と言っていました。
(レントゲンでは欠けているか確認できませんでした)
それって今まで2〜3回歯根治療してて痛くなかったのに、本日の治療中に欠けたと言うことですか?
次回の治療までに抗生物質やロキソニンでも痛みが取れないと、抜歯なのかと考えたりして不安です。
どうぞよろしくお願いします。
以前、有病者(クローン病)で奥歯の歯茎に痛みを伴う白い口内炎のようなものができて質問した者です。
現在同大学病院内の歯科に通っています。
最初の歯科医師には、過去に神経を取って銀歯をかぶせていた歯の根っこに大きな化膿があり抜歯対象だと言われましたが、あまりにも対応が悪かったため先生を変えてもらい、抜歯せず歯根治療をしてもらっています。
本日数回目の治療(歯間ブラシのようなもので二つある神経を抜いたところを掃除する←なんという治療名かわかりません)中に、激痛がありました。
・数回目の歯根治療中で、神経のない歯なのにものすごい激痛があったのはどうしてですか?
・このままだと結局抜くことになりますか?
・本日も白いもので蓋をして終わりましたが、この後どういう治療になりますか?
・自宅に戻ってからも痛みが続き、口の中の変な味がいつもよりひどいです。
・歯が生えている歯茎のところが黒くなってきました。
先生は歯根のふたつある一つのほうの歯根にさわると痛がるのを確認してからレントゲンをとり、
「歯根が欠けて化膿に触れると痛くなるかもしれない」
と言っていました。
(レントゲンでは欠けているか確認できませんでした)
それって今まで2〜3回歯根治療してて痛くなかったのに、本日の治療中に欠けたと言うことですか?
次回の治療までに抗生物質やロキソニンでも痛みが取れないと、抜歯なのかと考えたりして不安です。
どうぞよろしくお願いします。
[過去のご相談]
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2013-07-31 06:36:49
ちばか さん、こんにちは。
少なくとも一度は抜歯が相当と言われたようですから、状況は芳しく無いようですね。
受診なさっている「大学病院内の歯科」というのは、歯学部の病院の歯内療法科なのでしょうか、それとも医学部の病院の歯科口腔外科なのでしょうか。
どうしても抜歯を回避出来たらとお考えなのでしたら、前者で診ていただくか、自費なるかとは思いますが、歯内療法の専門医にご相談になってみてはいかがでしょう。
少なくとも一度は抜歯が相当と言われたようですから、状況は芳しく無いようですね。
受診なさっている「大学病院内の歯科」というのは、歯学部の病院の歯内療法科なのでしょうか、それとも医学部の病院の歯科口腔外科なのでしょうか。
どうしても抜歯を回避出来たらとお考えなのでしたら、前者で診ていただくか、自費なるかとは思いますが、歯内療法の専門医にご相談になってみてはいかがでしょう。
相談者からの返信
相談者:
ちばかさん
返信日時:2013-07-31 19:39:41
回答2
アンドウ歯科クリニック(世田谷区世田谷)の安藤です。
回答日時:2013-07-31 23:38:49
ちばかさん、こんにちは。
クローン病をお持ちで、ヒュミラを使用中なのですね。
この薬剤の免疫抑制効果により、炎症は抑えられているが、免疫力も低下している状態。
そこに歯からの感染症が起こり、なかなか納まりがつかない。
抜歯を勧められる程歯の状態は悪いが、なんとか歯根の治療によって残そうとしている。
現在は、上記のような状態と考えてよろしいでしょうか?
もともと、抜歯を勧められていた歯ですから、根幹治療(歯根治療)の甲斐なく、抜歯をする事になる可能性はあると思います。
しかし、実際の歯の状態を見てみないと、今が治療のどの段階なのかもわかりませんし、予後の良し悪しもわかりません。
歯が欠けているかどうかも、やはり実際に診察をしてみないとわかりません。
ちばかさんの痛みの原因としては、下記の理由が考えられます。
1.免疫状態が不安定なため細菌の活動が活発になり、治療と関係なく、炎症が強くなって痛みが生じている。
2.神経(歯髄)を抜いた歯は、歯髄から来る痛みは感じなくなります。
しかし、その歯を囲んでいる歯根膜や歯槽骨にある神経は残るため、ここから痛みが生じることがあります。
歯科治療による刺激や内圧の亢進により痛みが誘発されることもあれば、細菌の活動が活発になることにより炎症が強くなって痛みが生じることもあります。
さて、ちばかさんはヒュミラの他にも免疫抑制剤は使用しておりますでしょうか?
クローン病の状態によっては、歯の状態が改善するまで、免疫抑制剤の量を調節したり使用薬剤を変更する事も可能と思います。
1.根幹治療を行う事によって歯を残す事ができる可能性は、どの程度のものなのか。
2.現在のクローン病の状態、及び、免疫抑制剤を調節するリスク。
上記2点を、臨床的に吟味して、歯科医と医師が連携を取りながら治療をする必要があると思います。
お大事になさってください。
クローン病をお持ちで、ヒュミラを使用中なのですね。
この薬剤の免疫抑制効果により、炎症は抑えられているが、免疫力も低下している状態。
そこに歯からの感染症が起こり、なかなか納まりがつかない。
抜歯を勧められる程歯の状態は悪いが、なんとか歯根の治療によって残そうとしている。
現在は、上記のような状態と考えてよろしいでしょうか?
もともと、抜歯を勧められていた歯ですから、根幹治療(歯根治療)の甲斐なく、抜歯をする事になる可能性はあると思います。
しかし、実際の歯の状態を見てみないと、今が治療のどの段階なのかもわかりませんし、予後の良し悪しもわかりません。
歯が欠けているかどうかも、やはり実際に診察をしてみないとわかりません。
ちばかさんの痛みの原因としては、下記の理由が考えられます。
1.免疫状態が不安定なため細菌の活動が活発になり、治療と関係なく、炎症が強くなって痛みが生じている。
2.神経(歯髄)を抜いた歯は、歯髄から来る痛みは感じなくなります。
しかし、その歯を囲んでいる歯根膜や歯槽骨にある神経は残るため、ここから痛みが生じることがあります。
歯科治療による刺激や内圧の亢進により痛みが誘発されることもあれば、細菌の活動が活発になることにより炎症が強くなって痛みが生じることもあります。
さて、ちばかさんはヒュミラの他にも免疫抑制剤は使用しておりますでしょうか?
クローン病の状態によっては、歯の状態が改善するまで、免疫抑制剤の量を調節したり使用薬剤を変更する事も可能と思います。
1.根幹治療を行う事によって歯を残す事ができる可能性は、どの程度のものなのか。
2.現在のクローン病の状態、及び、免疫抑制剤を調節するリスク。
上記2点を、臨床的に吟味して、歯科医と医師が連携を取りながら治療をする必要があると思います。
お大事になさってください。
相談者からの返信
相談者:
ちばかさん
返信日時:2013-08-01 10:02:02
安藤先生、こんにちは。
コメントありがとうございます。
先生がおっしゃるとおり、現在免疫抑制剤としてヒュミラを使用しており、1.5ヶ月前からアザニンを飲み始めました。
その他ペンタサ、タケプロン、トランコロン、プロマック、ストロカイン等の薬も服用しております。
小腸狭窄の痛みはなかなか治りませんが、難治性痔瘻がアザニンを飲み始めてから劇的によくなっているので、こちらの薬は止めたくありません。
最初の先生は抜歯しかないと言われたのですが、現在の先生は病気を考慮していただき、なるべく歯を残す方法でまず治療してもらっていて、本当にだめなら抜歯になるかもしれないがまずは治療しようということで間違いありません。
(公費対象にはなっていませんが虫歯と炎症が多いです)
歯を囲んでいる歯根膜や歯槽骨による痛みというのは初めて知りました。
昨日の圧迫をとる治療で確かに痛みが少しやわらぎました。
しかしながら痛みはまだあるのでクラビットを飲みながら明日の受診待ち状態です。
先生がご指摘された2点を歯科医師とクローンの先生に聞いてみようと思います。
詳しくご説明いただきありがとうございます。
コメントありがとうございます。
先生がおっしゃるとおり、現在免疫抑制剤としてヒュミラを使用しており、1.5ヶ月前からアザニンを飲み始めました。
その他ペンタサ、タケプロン、トランコロン、プロマック、ストロカイン等の薬も服用しております。
小腸狭窄の痛みはなかなか治りませんが、難治性痔瘻がアザニンを飲み始めてから劇的によくなっているので、こちらの薬は止めたくありません。
最初の先生は抜歯しかないと言われたのですが、現在の先生は病気を考慮していただき、なるべく歯を残す方法でまず治療してもらっていて、本当にだめなら抜歯になるかもしれないがまずは治療しようということで間違いありません。
(公費対象にはなっていませんが虫歯と炎症が多いです)
歯を囲んでいる歯根膜や歯槽骨による痛みというのは初めて知りました。
昨日の圧迫をとる治療で確かに痛みが少しやわらぎました。
しかしながら痛みはまだあるのでクラビットを飲みながら明日の受診待ち状態です。
先生がご指摘された2点を歯科医師とクローンの先生に聞いてみようと思います。
詳しくご説明いただきありがとうございます。
相談者からの返信
相談者:
ちばかさん
返信日時:2013-08-04 11:44:58
六日経ちますが、まだ痛みが残ります。
次の受診までに痛みがなくなり治療できれば良いと思います。
どうもありがとうございます。
次の受診までに痛みがなくなり治療できれば良いと思います。
どうもありがとうございます。
タイトル | 有病者、なぜ歯根治療中に突然の痛み |
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質問者 | ちばかさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
神経の無い(神経を取った)歯の痛み 歯科治療後の歯の痛み 根管治療後の痛み 歯科と全身疾患その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。