補綴で出っ歯治療し後悔。歯列矯正したが歯が強く当たり根尖病変も

相談者: みにぃさん (30歳:女性)
投稿日時:2013-08-31 19:16:29
相談させていただきます。
よろしくお願いします。

歯並びを治すために11年前に上の前歯6本神経を抜き、差し歯にしてしまいました。

差し歯にしたことをとても後悔し、噛み合わせが深いのと出っ歯を治すために、4年前に矯正を始めましたが、噛み合わせが深いのが治らず、上の前歯の差し歯の裏に下の前歯が強くぶつかるようになってしまいました。

矯正したこともとても後悔しています。

矯正を終了し、仮歯からセラミックに作り変える段階なのですが、形、大きさ等を確認するために一度プラスチックの歯を技工所で作成中です。

10日前に仮歯を壊して型を取り、仮歯をつけたら、さらに上前歯に下前歯が強くぶつかるようになってしまいました。

5日前から強くぶつかる上左2番の歯茎が痛くなり、触ると少し腫れているような感じです。

ぶつかる下の歯も痛みがあります。

昨日、歯医者に行きみてもらったところ、強くぶつかることが原因だろうとのことで、仮歯の裏を少し削り、痛み止めと抗生物質を飲んでいますが、まだ痛みはひきません。

レントゲンはとらなかったので、根が割れてないか不安です。

以前レントゲンをとったら根の先が黒くうつる部分があり、炎症嚢胞がある箇所があります。

一度差し歯の土台を取り、治療してからセラミックにしたいと思いますが、土台が深く入っているので、外すと根が割れる危険があるからやめたほうがいいと担当の先生に言われました。

根管治療に力を入れている歯医者に一度相談に行ったところ、その先生にはできなくはない、自分だったら3本は根を再治療すると言われました。

今後炎症を繰り返し痛みが頻繁に出たり、骨が溶けてなくなったりしたら、土台をとるときに根が割れて抜かなければいけなくなったらとどちらにしても不安です。

土台が深く入っている差し歯の根の再治療はやはりむずかしいですか?
できるなら再治療したほうがいいのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-08-31 20:35:35
みにぃさまこんばんわ。

文面から推測すると感染根管のような感じがします、もし根尖病巣があるなら感染根管で間違いないと思います。

この場合はたとえコアを取るのが大変であろうと個人的にはコアを外して根管治療をしないと治ることはないと考えています。

大変ではありますが引き受けていただけるDrを探されて取ってもらって根管治療をやり直してもらったほうがいいと思います。

このまま再治療をせずセラミックを被せてもいずれ痛みが出てきてセラミックを壊して治療をするか抜歯になるかだと思います。

根管治療 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2855

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みにぃさん
返信日時:2013-09-04 22:00:48
山田先生
ご回答ありがとうございます。
すぐ返信させていただきましたが、消えてしまったようです。

今はだいぶ、落ち着き、炎症もひいてきました。

根管治療をしたほうがいいというご意見をいただき、治療してくれる歯医者を探したいと思います。

もうひとつ質問させていただきたいのですが、これから妊娠を考えておりまして、妊娠すると感染根管が胎児に悪影響を及ぼしたり、炎症しやすくなったりしますか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-09-05 06:16:26
みにぃさん、こんにちは。
リスクはあっても、ご自身が納得した治療を受けたいですよね。

>これから妊娠を考えておりまして、妊娠すると感染根管が胎児に悪影響を及ぼしたり、炎症しやすくなったりしますか?


炎症が拡大して、腫れるなどの症状が出た場合、痛み止めや抗生剤を使う可能性があるかと思います。

妊娠中には、薬の服用は控えたほうが良いので、炎症を起こしそうな歯は妊娠前に治療しておくほうが良いかと思います。

ご参考までに。

回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-09-05 08:18:23
残念ながら、非常に難しい状況かと推測します。

本当は矯正治療開始前に、意図的に角度を変えて装着されたコアを一旦除去し、クイック矯正差し歯)以前の状態を仮歯で再現してから行うべきだったかと思われます。
現在のコアが邪魔して歯を動かせなかったのではないかと推測されます。

これから再び大変かと思われますが、根管治療の必要性も含めて、まず、どうしても、そのコアを外さないと治療を進めるのが難しいかと考えます。


クイック矯正の際、担当の先生がまず適切に根管治療をされ、また、将来の矯正治療の可能性をも想定されて適切なコアを築造されると患者さんは勿論、その後を担当する先生も大変助かるように思っています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みにぃさん
返信日時:2013-09-05 09:50:19
黒岩先生
ご回答ありがとうございます。
やはり、妊娠前に治療したほうが良いですよね。

2日に近所の歯医者レントゲンとり、みてもらったところ、やはりこの土台を取るのは難しいと言われてしまいました。

自分の目でみても、土台が太くて深く、自分の歯は少ししか残っていないことがわかりました。

以前、相談に行った歯医者で、できるといってくれた歯医者があるので、もう一度そちらに相談にいってみたいと思います。

本当にありがとうございました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-09-05 10:18:16
みにぃさん、はじめまして。

先生方が回答されていることはもっともだと思いますので、それ以外のことについて触れたいと思います。

矯正をして、前歯が強く当たるようになったということは、後ろの歯があまり咬合していない状態だと思います。

前歯だけでかむと、根の治療をしたところに力が強くかかり、割れたりしやすくなると思います。
太くて長い土台ならなおさらです。

後ろの歯でもっと強く噛むように、相対的に前歯にあまり力がかからないようにしてもらうとよいと思います。

が、文面から推察するに、前歯のブラケットはすでにはずしている様子(矯正治療はすでに終了?)。
みにぃさん自身も矯正治療を受けたことを後悔されているご様子・・・

なので、矯正的な再治療を望まないのであれば、臼歯部の補綴(冠をかぶせなおす)などで咬合を挙上してもらうとよいのではないでしょうか。

担当の先生に、前歯のあたりが強い旨を伝えてみたらどうですか?

また、セラミックの前歯をご希望されていますが、今の前歯の状況はあまり良好とはいえないと思うので、予後が悪かった時の再治療を行いにくくする自費治療はなるべく避けたほうが無難かと思いますが、いかがでしょう。

みにぃさんの参考になれば幸いです。
お大事になさってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みにぃさん
返信日時:2013-09-06 08:03:32
藤森先生
ご回答ありがとうございます。

矯正を始める前にいくつかの矯正歯科に相談にいき、藤森先生と同じように、コアを作り直してから矯正したほうがいいとおっしゃる先生がおりました。

今の先生に、コアを変えてから矯正できないか聞いたところ、割れる危険性が高いから無理、このままでも過蓋咬合出っ歯は治ると言われ、仕上がり予想の写真も出され、こう治るならと矯正を始めました。

仕上がりは、過蓋咬合は治らず、下の歯は舌側に傾斜し、上の差し歯の後ろにぶつかってしまい、納得いくものではありませんでした。

藤森先生のおっしゃるとおり、被せ物を外してコアだけの状態でも、下の歯にぶつかりそうです。

若い頃に差し歯にしたこと、差し歯にしてから矯正したことをとても後悔していて、でも時間を戻すことはできないので、これからなるべく良い状態にしたいと思います。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みにぃさん
返信日時:2013-09-06 08:09:46
松本先生
ご回答ありがとうございます。

私は下の左6、7番が神経を治療している被せ物、右6番は詰め物で、右7番は神経を治療していない被せ物です。
被せ物や詰め物を高く作り直すということでしょうか?

今度は奥歯が強くぶつかって痛くなってしまう可能性はありますか?

矯正を後悔しており、もうこれ以上矯正で歯を動かすつもりはなく、前歯差し歯を作り直す最終段階です。

差し歯の土台が深く長いですが、歯茎から出ている部分は小さくて短く、取れやすいのと強度をもたせるために、2本ずつ連結でつくったほうがいいと言われました。

プラスチックの仮歯は厚みがあるけど、セラミックは薄く作れるから、なるべく下の歯があたらないように作ると言われましたが、薄く作ることは本当に可能なのか、薄いとすぐ割れてしまうのではないかと不安です。

松本先生のおっしゃるとおり、今の状態でセラミックにするのは不安です。

今、歯の形、大きさ等を確認するのに、技工所でプラスチックの仮歯を作成中で、作成中の仮歯は6本連結で、しばらく仮歯を仮止めで様子をみようと思うのですが、仮歯でしかも仮止めで長期間過ごすのは、差し歯の中で虫歯が進行しやすくなってしまったり、あまりよくないのでしょうか?

長文と度々の質問申し訳ありません。



タイトル 補綴で出っ歯治療し後悔。歯列矯正したが歯が強く当たり根尖病変も
質問者 みにぃさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療その他
歯列矯正の治療法
歯列矯正のトラブル
クイック矯正(セラミック矯正、補綴矯正)
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
上顎前突(出っ歯)
過蓋咬合(かみ合わせが深い)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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