歯科金属アレルギー、使用している金属の種類について
相談者:
りりいさん (30歳:女性)
投稿日時:2013-09-13 19:15:30
よろしくお願いいたします。
歯科金属アレルギーの可能性が高いとのことで、皮膚科にて検査をすることになりましたが、何の金属を使用しているのか、把握しておいてほしいとのことだったので、処置していただいた歯科に電話したところ、受付の方が出て、名前もまだお伝えしていませんでしたが、一般的なものなので金属の種類を教える必要はないと言われました。
複数の金属を化合して作られていて、種類も1種類とかではないと思うのですが、一般的なものだったら本当に何の金属か正確にわからなくても、皮膚科で歯科金属アレルギーかどうかわかるんでしょうか。
歯科金属アレルギーとなった場合除去しなければならないと思うのですが、もしこの歯医者さんが教えてくれない場合、別の歯医者さんが金属を見ただけで何の金属か正確にわかるものなのでしょうか。
歯科医師の先生が教えないと仰ったわけではありませんが、受付の方がとにかく強引で教える必要はないと何度も言うので、これ以上どう聞けばよいのかわかりません。
先生の方針で受付の方がそう言っているのか、何なのかわかりませんが、どういえば教えてもらえるのか、電話では先生にかわってもらえないので直接いって先生を出してくださいというのも何だか仰々しいですし、困っております。
装着されている金属が何の金属なのか、取り外す前に見ただけでわかるものなのでしょうか。
明細は保存してありますが、そういったものからもわかりますか?
ご回答いただけると助かります。
どうぞよろしくお願い致します。
歯科金属アレルギーの可能性が高いとのことで、皮膚科にて検査をすることになりましたが、何の金属を使用しているのか、把握しておいてほしいとのことだったので、処置していただいた歯科に電話したところ、受付の方が出て、名前もまだお伝えしていませんでしたが、一般的なものなので金属の種類を教える必要はないと言われました。
複数の金属を化合して作られていて、種類も1種類とかではないと思うのですが、一般的なものだったら本当に何の金属か正確にわからなくても、皮膚科で歯科金属アレルギーかどうかわかるんでしょうか。
歯科金属アレルギーとなった場合除去しなければならないと思うのですが、もしこの歯医者さんが教えてくれない場合、別の歯医者さんが金属を見ただけで何の金属か正確にわかるものなのでしょうか。
歯科医師の先生が教えないと仰ったわけではありませんが、受付の方がとにかく強引で教える必要はないと何度も言うので、これ以上どう聞けばよいのかわかりません。
先生の方針で受付の方がそう言っているのか、何なのかわかりませんが、どういえば教えてもらえるのか、電話では先生にかわってもらえないので直接いって先生を出してくださいというのも何だか仰々しいですし、困っております。
装着されている金属が何の金属なのか、取り外す前に見ただけでわかるものなのでしょうか。
明細は保存してありますが、そういったものからもわかりますか?
ご回答いただけると助かります。
どうぞよろしくお願い致します。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-09-13 19:41:08
歯科用金属として補綴物に使われる物は保険の金属では12%金銀パラジウム合金と云って、12%金を含んだ銀を主体とする合金です、それ以外に少量の金属が入っています、これはメーカーによってすこしかわってくるとおもいます。
* http://www.ishifuku.co.jp/dental/palladium/details.html#gpala-e12
既に装着してある金属が金銀パラジウム合金だとは分かりますがメーカーまでは分からないと思います。
検査されるなら上記のリンクに名前の乗ってる金属をされてはどうでしょう。
* http://www.ishifuku.co.jp/dental/palladium/details.html#gpala-e12
既に装着してある金属が金銀パラジウム合金だとは分かりますがメーカーまでは分からないと思います。
検査されるなら上記のリンクに名前の乗ってる金属をされてはどうでしょう。
回答2
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2013-09-13 22:37:18
>受付の方がとにかく強引で教える必要はないと何度も言う
そうですか、普通は秘密でも何でもない話なんですが。
>別の歯医者さんが金属を見ただけで何の金属か正確にわかるものなのでしょうか。
削れば下の3種類のどれかぐらいはある程度分かると思います。
細見先生の書かれたリンク先の下の方に銀合金もあります。
トータルでは 金、銀、パラジウム、銅、インジウム、イリジウム、錫、亜鉛ですね。
ごくまれにニッケルクロム合金を使う歯科医もいます。
* http://www.shikakin.com/products/nickel/nickel.html
これには ニッケル、クロム、モリブデン、銅が含まれます。
その他鉄マンガンケイ素等が含まれる場合もあります
そうですか、普通は秘密でも何でもない話なんですが。
>別の歯医者さんが金属を見ただけで何の金属か正確にわかるものなのでしょうか。
削れば下の3種類のどれかぐらいはある程度分かると思います。
細見先生の書かれたリンク先の下の方に銀合金もあります。
トータルでは 金、銀、パラジウム、銅、インジウム、イリジウム、錫、亜鉛ですね。
ごくまれにニッケルクロム合金を使う歯科医もいます。
* http://www.shikakin.com/products/nickel/nickel.html
これには ニッケル、クロム、モリブデン、銅が含まれます。
その他鉄マンガンケイ素等が含まれる場合もあります
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2013-09-14 21:33:00
受け付けの人が拒否すべき内容ではないですね。
歯科医または、院長に直接お尋ねになられたほうがいいと思います。
あるいは、皮膚科から問い合わせていただくように依頼されるとか…(依頼がなくてもちゃんと教えてくれると思うのですが・・・)
可能性のある成分はAu,Pt,Pd,Ag,Cu,Zn,Ir,Re,Sn,In,Ga,Ru,Fe,Mn,Ta,Ge,Al,Si稀にHg,Ni,Co,Crなどです。
口腔内の状況を見れば、歯科医ならばおおよその見当はつくと思いますが、同一歯科医院(同一技工所作製)ですべてを治療していないならば(メーカーごとに微量成分が異なる場合があるため)、正確なことはわからない場合もありそうです。
パッチテストで出ないアレルギーもあるようですが、陽性ならば除去してもらったほうがよいと言われるかもしれませんね。
歯科医または、院長に直接お尋ねになられたほうがいいと思います。
あるいは、皮膚科から問い合わせていただくように依頼されるとか…(依頼がなくてもちゃんと教えてくれると思うのですが・・・)
可能性のある成分はAu,Pt,Pd,Ag,Cu,Zn,Ir,Re,Sn,In,Ga,Ru,Fe,Mn,Ta,Ge,Al,Si稀にHg,Ni,Co,Crなどです。
口腔内の状況を見れば、歯科医ならばおおよその見当はつくと思いますが、同一歯科医院(同一技工所作製)ですべてを治療していないならば(メーカーごとに微量成分が異なる場合があるため)、正確なことはわからない場合もありそうです。
パッチテストで出ないアレルギーもあるようですが、陽性ならば除去してもらったほうがよいと言われるかもしれませんね。
回答4
相談者からの返信
相談者:
りりいさん
返信日時:2013-09-15 03:05:29
先生方、ご回答有難うございます。
とても参考になり、助かりました。
細見先生
メーカーによって少量の部分の配合が違ってくるのですね、とても勉強になりました。
リンク内に載っている金属を全てテストすれば網羅できますね。
わかりやすいサイトを教えていただき有難うございます。
柴田先生
削ってみればある程度は判別できるとのことで、安心しました。
ニッケルクロム合金を使用なさる先生もおられるとのこと、もしわからない場合はモリブデンなども検査してもらおうと思います。とても参考になりました。
船橋先生
そうなんです、もし金属アレルギーテストの基本的な17種類?しか受けず、それらが全て陰性でも、それに含まれない金属が使用されている可能性もあるということなので、やはり受付の方の段階で拒絶されてしまうのは困るなと思いました。
アレルギーがあってもパッチテストでは反応がでないものもあるとのこと、結果にかかわらず除去することも考えたほうが良いのかもしれないと思いました。
高田先生
歯科用金属の項目があるのですね、事前に問い合わせてそういった項目がある所に行きたいと思います。
もしメーカーによって少量使用されている金属のどれかに陽性反応があった場合、除去するかしないかの判断が、やはり使用されている金属を把握していなければ困るなと思ったのですが、どちらにしろ除去するという選択肢もあるなと思いました。
先生方のご回答を拝見して、落ち着いて考えると、先生に電話はつないでもらえませんが、先生ご自身までが教えてくれないということはないはずなので、歯の定期検査までまだ時間があるのですが早めに行って、その時に先生に聞いてみようかと思います。
受付の方にあまりに拒絶されたので、不安になり質問させていただきましたが、とても参考になり不安が解消されました。
先生方本当にありがとうございました。
とても参考になり、助かりました。
細見先生
メーカーによって少量の部分の配合が違ってくるのですね、とても勉強になりました。
リンク内に載っている金属を全てテストすれば網羅できますね。
わかりやすいサイトを教えていただき有難うございます。
柴田先生
削ってみればある程度は判別できるとのことで、安心しました。
ニッケルクロム合金を使用なさる先生もおられるとのこと、もしわからない場合はモリブデンなども検査してもらおうと思います。とても参考になりました。
船橋先生
そうなんです、もし金属アレルギーテストの基本的な17種類?しか受けず、それらが全て陰性でも、それに含まれない金属が使用されている可能性もあるということなので、やはり受付の方の段階で拒絶されてしまうのは困るなと思いました。
アレルギーがあってもパッチテストでは反応がでないものもあるとのこと、結果にかかわらず除去することも考えたほうが良いのかもしれないと思いました。
高田先生
歯科用金属の項目があるのですね、事前に問い合わせてそういった項目がある所に行きたいと思います。
もしメーカーによって少量使用されている金属のどれかに陽性反応があった場合、除去するかしないかの判断が、やはり使用されている金属を把握していなければ困るなと思ったのですが、どちらにしろ除去するという選択肢もあるなと思いました。
先生方のご回答を拝見して、落ち着いて考えると、先生に電話はつないでもらえませんが、先生ご自身までが教えてくれないということはないはずなので、歯の定期検査までまだ時間があるのですが早めに行って、その時に先生に聞いてみようかと思います。
受付の方にあまりに拒絶されたので、不安になり質問させていただきましたが、とても参考になり不安が解消されました。
先生方本当にありがとうございました。
タイトル | 歯科金属アレルギー、使用している金属の種類について |
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質問者 | りりいさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 歯科金属アレルギー |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。